2019年11月07日

定着するか?AI採寸



昨年のZOZOスーツ以来、オーダースーツ業界ではこれまで採寸者の“感覚”で行っていた採寸(体型補正判断)を機械という“客観”に置き換えるチャレンジをしているお店が大手を中心に増えてきています。

『そうだよな、時代はIT、AIだから当然だ!』とお思いの方も多いでしょう。

でも、実はこれって20年前から挑戦され続けていることなんです。

私が思い出すのは、丁度オーダースーツのヨシムラをやり始めた2000年頃。

当時、お店の名前は忘れてしまいましたが多分大手企業だったと思いますが、
筒状の試着室のような丸い小部屋に入り、採寸される方はTシャツ、下着姿で、それをぐるっと機械が回りながら立体的に採寸するという物でした。

当時の物を思い出すと、スーツ作るのに下着姿になっる人いるかなぁ?と懐疑的に思いましたが、案の定、定着はしませんでした

あの当時は私も若く、採寸や体型補正を見極める判断技術も今ほどは深く理解できていなかったため、『下着姿になるのが恥ずかしい⇒だから定着しない』といったロジックで見ていましたが、今思うと、機械による採寸には次のような問題があると思います。

採寸時点でリラックスした状態になっているか?
・・・長年採寸していると良く分かりますが、人は鏡を前にすると不思議なことにその時だけ背筋がピンとするものです。
健康診断で腹囲を測るとき、凹ますのと同じです。
そうなると自然な体型判断が出来なくなります。

試しにマッサージをする前後で写真を撮ってみてください。
多分、肩や背中の雰囲気が大きく変わると思いますよ。

ヌード寸法と仕上がり寸法の違い
・・・衣類は身体の裸のサイズ(ヌード寸法)に“ゆとり”を加えることで仕上げます。
ゆとりが大きくなればゆったり着れますが、見た目は悪くなります。
そしてこの“ゆとり”は身体の場所場所によって違いがあり、そこが見た目にも、デザイン性にも大きく影響します。
ですから、最低限のヌード寸法は必要ですが、ゆとりで外観が変わるため機械的に判断するというのは難しいのです。

●大切なことは良し悪しを理解した上で決めること
・・・前述の“ゆとり”の続きですが、ゆとりを減らせば見た目はシュッとしますが、反面、窮屈にもなります。
ご存知の方もいると思いますが007の映画でジェームスボンドが1本の映画で使うスーツは何10着にも及びます。
これは静止状態で見て格好良いスーツと、激しいアクションの中で格好良く見えるスーツが違うからで、シーンごとにスーツを作っているからです。

つまり、スーツはお客様がそのスーツをどう着用し、どう見られたいか、見た目も重視するし、着用感も重視する、そのバランスをどう判断するか?が大切で、こればかりはお客様に直接お話をするしか理解する手立てはないのです。
(まぁ、AIでここまで判断できれば負けちゃいますが)

だからこその“BESPOKE”(Be Spoke=しっかり話すという意から注文服を指し示す言葉)なのです。

だから、私はこの取り組みは、あまり上手く行かないのではないか?と思っています。

でも、人を批判するばかりでは進歩がありません。

もう1つ考えなければならないことが、この採寸技術力の低下です。
業界全体を見回しても、正直、これがしっかり出来ているお店、人は多くありません。

大変残念なことです。

昔であれば、注文を受けたテーラーが型紙を直接起こし、職人がそれに従って縫っていました。

が、昨今のイージーオーダー、パターンオーダーでは販売店のテーラーは型紙を引くことはもちろん、型紙自体も十分理解できていない人が多くいます
更に、その先の体型補正に至っては、本来は縫製工場ごとのやり方(型紙上の操作方法)を理解しないと正しく指示できないにも拘らず、いわば適当に対応しているのが実情で、これは正直嘆かわしいことだと考えています。

かくいう、ビッグヴィジョンでもそういう傾向が年々出てきているので出来るだけ指導するようにしているのですが、なかなかままなりません。

この点、ヨシムラの方はフルオーダーをやっておりましたのでそのノウハウが今生きていて、この辺は相当良い水準だと思いますが、それでも販売(ヨシムラ)と製造(工場)が物理的にも分離している以上限界があり、この技術面の習熟度合いが将来的な生き残りための最重要ポイントになってくるのではないかと思います。

いずれにしても、どの業界も日進月歩で、努力をして新しいことに挑戦することでしか生き残りは図れません。

当社(ヨシムラ、ビッグヴィジョン)は機械による採寸には反対の立場をとりますが、その判断が謝っていた時(あるいは期待に見合う装置?が出来た時)には前言を翻してでも追随するようにいたしたいと思います。

三越伊勢丹がAI採寸に挑戦するようですがエールを送りたいと思います。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:48| Comment(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

読書


皆さんは秋の夜長をどう過ごしていますか?

私はというと、もっぱら読書で過ごしています。

で、今、読んでいる本がコレ!会社の終活という本。

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内容はというと、タイトルからすると廃業でもするの?って感じですが、さにあらず、M&Aのお話です。

私のブログは結構お取引先さんやご同業の方も読んでいるようなので、M&Aの本など挙げると、今度は吉村がまた企業買収を企んでいる!と言われそうなので、先に申し上げておきますが、

実は、この著者の方がお客様というか、この方の部下だった人が私の親友で、そのお付き合いからヨシムラでいつもご注文いただいている方です。

で、本を書いたから上げるよ!と言われ、頂いたのがこの本です。

とはいえ、これは私の持論なのですが、少子高齢化や後継者不足の時代を迎える中では、会社を畳むのもエネルギーが掛かることですから、会社を畳みたい人、会社を興したい人、それぞれをマッチングするM&Aという手法はこれからの時代、とてもニーズがあるのでは?と考えていましたから自分の勉強にもなるので、読んでいます。

中を読むと、流石、M&A実務で名をはせただけのことはあり、ケーススタディーが具体的で分かりやすかったです。

よく言うデューデリジェンス(DD)が財務のDDもあれば法務のDDもあったり、何が売り手と買い手それぞれのオーナーの気持ちを動かしたのか?など、大変勉強になりました。

後は当たり前のことですが買収の成果は売り手側の従業員の理解と協力次第!ってところが、なるほど!と思ったところですかね。

秋の夜は長いですから皆さんも読書など是非♪

posted by オーダースーツのヨシムラ at 13:52| Comment(0) | 趣味(読書) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月01日

7Daysオーダー始まりました!



今日から10月、クールビズも終わり久しぶりにネクタイを手にした方も多かったのではないでしょうか?

いよいよ本格的な秋ですね!

さて、そんな物思いにふけることが多くなる秋ですが、今年の私はというと全然そんな風ではありません。
いつもなら、秋風に吹かれて少しのんびりと、、、なんて思うのでしょうが、今年はそうではないのです。

何故か?というと先日紹介したビッグヴィジョンの7Daysオーダー
これが今日から正式スタートとなったからです。
(先月までは試験的に行っていました。)

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この企画、実は丸々3年がかりで仕込んだ仕事でした。
仕事も、ビッグヴィジョンだけでなく、青森工場も絡めて、いろんな方にご助力いただき、もちろん社員にもTOYOTA式カイゼンの勉強会から始めて意識改革をして、、、ようやく今日に至ったんです。

オーダースーツは時間が掛かるから、待てない・・・
それでも昔は2〜3週間で仕立ててたのに最近は1ヶ月以上掛かる・・・


オーダースーツが身近な存在になったことは良いのですが、その弊害として、↑のように言われて、ここ数年、お客様に不便を掛けていたと思います。

それが今回の7Daysオーダーでは毎日着数の限定はありますが、それでもご注文からわずか1週間で商品をお届けできる体制を作りました。

手前味噌ですが、これって凄い画期的な試みなんです。

何故かというと、オーダースーツが既製服のマーケットに挑戦するんですから。

『えっ?どういう意味?』

と、疑問に思われると思います。

それは・・・
既製服を買う時、その場で物を受け取れるのが既製服の良い面ですが、実はその場で物を受け取れることは滅多にありません。

何故か?

既製のスーツを買う時には、必ずズボンの裾上げがありますし、希望者にはネーム刺繍などを施しますから、その場では受け取れないんです。

専門店や百貨店では週末の売り場では多分こういわれるでしょう。

『出来上がりは月曜日(1〜2日後)になります』と

でも、皆さんは、週末買い物をしたものを平日の月曜日に受け取りに行きますか?
確かに楽しみにしている方は月曜日に受け取りに行くかも知れません。

しかし、現実には次の週末ですよね?

そうなると1週間

でしたら、オーダースーツが7日間で出来れば、既製服を買うのと同じ期間で手に入るんです。
それなら、気に入った色柄の生地で、自分のサイズで作った方が良いですよね?

・・・ということは、オーダースーツが既製スーツのマーケットに進出できることになるんです。

聞くところに因れば、スーツの市場の中でオーダースーツが占める割合は1割程度と言います。

そう、これまでは全体の1割の小さな池にいたんです。
それが、10倍の大きな湖で勝負することが出来るようになるんです。

そう思うと、この7Daysオーダーに社運をかけて勝負したくなります。

7Daysオーダーはそんな思いを3年間温め、ビッグヴィジョンと青森のスタッフで作り上げた地と涙の結晶です。

納期は短くなりますが縫製の工程は減らさず、むしろ増やしてます。

機会があれば是非お試し下さい!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月26日

タブレット導入に向けて


ビッグヴィジョンでは毎月首都圏の店長を集めた店長会があり、今月は今日がその店長会の日でした。

店長会で何をするかというと、月々の売上報告に始まり、来月の施策(キャンペーンや新商品の説明など)の説明なのですが、その中の1つにファッション感度テストがあります。

これは、各店スタッフはもちろん自主的にファッション感度を挙げるべく日々努力はしていますが、自主的な努力となるとどうしても自分に合った世代のファッションや自分が好きなブランドに固執してしまうため、プロとして全世代型でファッションを理解するためには一定の範囲内で全員を対象とした教育(テスト)が必要だと考えているためです。

正直、これは社員から見れば不満なんでしょうけれど、スタッフがお客様に一定以上の均質なサービスを提供するためには必要不可欠と考えて、私が社長になって以降ずっと継続しております。

前置きが長くなりました。

その店舗会議とファッション感度テストが今日行われましたが、今月は会議も時間を普段の半分ぐらいにして、テストもいつものファッション関係のテストではなく、10/1から始まるタブレット端末の使用に関する質疑やテストが中心でした。

世の中のどの業界でもそうだと思いますが、昨今のIT化によって、色々な仕組みが変わってきています。

スーパー、コンビニなどが一番分かりやすいですが昔はレジで1点1点金額を入力していたものが今ではバーコードリーダーが当たり前ですし(←かなり昔のことを言っています)、ITにより社会その物が大きく変わってきています。

そんな中、私達オーダースーツ業界は手作業が多いこともあってか、こういうIT系の仕事が苦手な人が多く集まっているため、こういった新しいシステムを導入する時には、出来るだけ丁寧に、そして漏れのないように教えるようにしています。

が、、、人間、目先の仕事に追われ、先々の仕事を後回しにするもの

10/1から導入するよ!
タブレット端末のテスト環境は出来ているから、時間のある時店舗で練習してね!


・・・と言い続けてはいましたが8〜9月は決算セールや増税前の駆け込み対応などで店舗も慌しくしていましたからなかなかタブレットの練習が進んでいません。

ということで、改めて質疑の場習熟度確認のテストをしました。

テスト結果は予想通り、、、(イマイチの結果)

あと数日しかありませんが、突貫工事でレクチャー、練習、テストの繰り返しです。

私はというと、10/1からの7Daysオーダーの仕組み作り(工場側)が担当だったため、7Daysオーダーのご注文の元となる販売側のタブレット端末入力については、担当外で少々疎いのですが、いずれにしても全てが整わないとスタートできないため、ここ1週間少し焦っております。

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写真は習熟度確認テスト中の様子。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 21:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月16日

長い青森出張 その3



納涼祭りという嵐が過ぎ去った翌日、、、

この日はヨシムラのスタッフが工場見学にやってきました!
工場見学と言っても、この日は祝日で、前泊する形で、更に早い時間でしたので一日観光に付き合いました。

ヨシムラの方は古い体質の会社ですので、半分社員旅行のような感じでして、この日は、三内丸山遺跡(縄文時代の遺跡跡)に行ったり、八甲田ロープウエイで八甲田山を登ったりと、一日楽しく過ごしました。

三内丸山遺跡 縄文人の佐野君

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八甲田ロープウエイとその景色

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泊まりは秘湯として有名な酸ヶ湯温泉(混浴♪)

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工場の周りは収穫直前で黄金色の田んぼ

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夜は皆で田酒を飲んで!
昨日の疲れが吹き飛びます。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:00| Comment(0) | ヨシムラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月15日

長い青森出張 その2



今日は青森工場の納涼祭り当日です。

前日の日記では沢山の人が来られる予定です!と書きましたが、どんどん人がやって来ました。

村長さんに、銀行の常務さん、工事をやってくださった業者の社長さんに、近所の子供たち、もちろん社員や社員の家族も来てくれて大盛況になりました!

そんな中、色んなイベントを行いました。

工場見学ツアー
⇒社員の家族やお取引先さんに満遍なく紹介できるよう3回に分けて開催!
自動倉庫やCAM(自動裁断機)には皆さん感心してました。

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豚の丸焼き
⇒大阪伊丹空港から空輸。当日焼き立てを空港から直送してほかほか状態で!

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鮪解体ショー
⇒50kgサイズの鮪を解体。子供達が群がり、最後はじゃんけん大会に!

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くじ引き
⇒ビッグヴィジョン賞としてオーダースーツ1着協賛しました!
 子供用の福引の1等は任天堂スイッチだったかな?

とまぁ、そんなこんなで大変な一日になりました。

でも、更に凄いことがありました。

それは、メディアの取材

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地元メディアから東奥日報陸奥新報青森TVから取材を受けて、翌日にはこんな記事に!
更に一日経つと、青森TVがなんと!5〜6分も掛けて当社を放送してくれました!

画像は新聞の切り抜き。
TVの分は、動画掲載が出来ないためここでは掲載できずすみません。

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大変な一日で、これが工場の営業的にプラスになるとは思えませんが、従業員のモチベーションアップには貢献できたんじゃないかな。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月14日

長い青森出張その1


先週は5泊6日と長い青森出張に出ておりました。

何で長い出張になったかというと、通常の青森出張(営業や工場稼動の確認)の仕事のほかに、今回は納涼会という社員のイベントがあったためそれに参加したため、
また、そのあとヨシムラのスタッフが新工場を見学したいとやってくるのでそのアレンジのためでした。

通常業務のことはブログに書くようなことではないので、ここでは納涼祭りについて書きますが、

青森工場では、社友会という組合組織が主体となって、毎年夏と冬に納涼会・忘年会を行うのですが、お盆前に行う納涼会を工場移転後の落ち着いた時期に、やろうということになり、

どうせやるなら、折角なので新工場の広いグラウンド(駐車場)でBBQでもやろう!

ということから始まり、、、

それなら、今回は新工場だから社員の家族も呼ぼう!となり、

更には、新工場では色んな方からお世話になったからお世話になった方々を呼ぼう!となり、

最後には、ご近所さんや隣地の児童館の子供達も呼ぼう!

・・・となって企画がどんどん大きくなってしまいました。

事前にアンケートを取った当日来場予定者数・・・なんと350〜370名

『まぢかよ!社員より多いぞ!』とは思ったのですが後には引けず、食べ物は的屋さんにお願いし、的屋さんの飲食とは別にイベントをやらねばつまらない!ということで、豚の丸焼き鮪解体ショーくじ引きまでする羽目に

ということで、準備諸々で数日前から準備をしておりました。

とはいっても私が出来るのは、例によってワックス掛け程度ですので、ひたすらワックス掛けをしておりました。

納涼祭りは明日9/15です。
天気が心配なのと、来場者が喜んでくれるか?が心配です。

さて、どうなることやら

posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月02日

これからが大事



8月のブログの中で、3年がかりで計画した青森新工場のことを沢山書かせて頂きましたが、その青森工場も移転から2週間経ち、ようやく従前の稼働率に対して90-95%ぐらいの稼動となり、一安心しております。

ただ、この90-95%の稼動というのは実は大変微妙な数字で『おぉ、もう従前の9割か!』と好意的に受け止めることも出来ますし、『新しい設備になったのにまだ9割?』と否定的に取ることも可能です。

解釈というのはホント難しいものです。

これに対して私は

・8月中は(9割稼動で)万々歳!
・9月になったら移転で浮き足立つのはやめて早期に100%稼動にしよう!


と話しています。

まぁ、当たり前か?と、読者の皆さんからはそう思えると思いますが、総論は正しくとも各論では色んな問題が噴出しております。

新しい生産ラインになれば、、、当然ながら生産効率は上がる(そのように設計していますからね)

でも、人は新しい物をすぐ100%受け入れ、使いこなせる訳ではありません。

また流れ作業の製造ラインというのは、車でも何でも同じだと思いますが、例えて言えば“直列つなぎの電球”です。
つまり、どれか1つでもフィラメントが切れれば全部が消えてしまいます。

ですから、全てが100%にならない限りは全体が100%になることはないのです。

そんなこんなで90-95%までは順調に進んだ稼動も、意外なところで苦戦しているのが今の新工場のようです。
(“・・・ようです”というのは盆明け以降、新工場の現場を見ていないから)

だから、ここからが大事なんです。

よく仕事が上手く行かないことの言い訳として『ナニナニの使い勝手が悪いから』とか『売上が悪いのは立地が悪いから』とか出来ない時に言い訳を言いますよね?
子供の頃で言えば成績が上がらないのは『新しいシャーペンを買ってくれないからだ』とか、言った人も多いのではないでしょうか?

仕事でそんなことを言う部下に私がよく言うのは、
“仏像作って魂入れず”ではダメだよというフレーズ

どんなに最新の物を使っても使う人がそれを大切にして情熱を注ぎ一所懸命使いこなす努力をしなければ成果は上がらないと思うのです。

キンキラキンの仏像よりも毎日拝む仏像の方がありがた味があるという事です。

折角多額の投資をしたのですから、大切に大切に魂を入れるように接していきたいものです。



posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月21日

次への始動



ようやく青森新工場が私の手を離れはじめましたので、そろそろ今度はビッグヴィジョンの社長に戻らなければなりません。

そう!ワタシ、ビッグヴィジョンの社長でもあったんです。
(加えてヨシムラの社長も)

いや、本当にここ数ヶ月青森にかかりっきりでBV及びヨシムラ関係者に迷惑を掛けておりました×××

そこで、お盆明けからはBVの社長に戻りますが、今、BVでどんな事をしているかというと、これも青森工場との連動になりますが、オーダースーツを7日間でお客様の手元にお届けしようという、7Daysオーダー】プロジェクト


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以前もブログに掲載しましたが、これはビッグヴィジョンの店頭でご注文を受ける際に、IPAD等でデジタルで受注を受けることで、人の手を介さず、一気に縫製工場のCAMにまでデータを送り、縫製開始までをスピーディーにしようという発想です。

詳細のイメージは、この秋のファッションカタログ(R1.9発行予定)で見開き1ページで紹介する予定ですのでそちらをご覧頂きたいのですが、7日間でオーダースーツが出来るということは、既製服と比べ納期面で不利なオーダースーツが、その弱点を克服する!、そう思っているのです。

つまり、百貨店や専門店で既製スーツを買う場合も、メンズの場合、ズボンの裾上げやネーム刺繍があるため、購入初日にそのまま受け取れることは殆どありません。
裾上げやネームに1日2日掛かるのが一般的です。

でもお求めになる方は、土日に既製スーツを買っても月曜・火曜に出来るからといっても、平日は忙しく、取りに行けるのは翌週末。

・・・ということは、結局1週間掛かってしまうのです。

それがオーダースーツで7日間で受け取れるのであれば、既製スーツと実体的に同じになるのです。
それで、自分の身体にあったオーダースーツなんですから、絶対に需要はあると思います。

・・・という企画を改めて今日から力を入れて頑張ります!

こちらは稼動開始(予定)は10月下旬

安定稼動は12月から。
需要のピークになるのは来年2-3月を見込んでおります。

さぁ、次の仕事だ!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:37| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月19日

今日が初日

私の10日間に渡る青森出張もいよいよ最終日となりました。

最終日になるということは、そう!新工場が立ち上がるのです!

これまで旧工場で引越し荷物を作り、業者さんが運搬し、設置・試運転etcやってきましたが、ようやく今日から全社員が出社してきます。
(といっても、今日は片付けや微細な調整で縫製作業は殆ど出来ませんが、、、)

とはいえ、今日から全社員が改めて勢揃いです。

新工場の記念となる初日は、やはり全社員を集めての朝礼で始まります。

となると私や青森側役員から挨拶をするのですが、日頃は行き当たりばったりで話をしている私もこの日だけはしっかり考えて、朝礼に臨みました。

話した内容は・・・

@ 感謝
まずは、全社員・役職員に感謝です。
そして、新工場の情報を下さった金融機関の方、新工場稼動まで携わってくれた工事業者さん、アドバイスを下さった地元自治体や県職員の皆さん、移転のため長い夏休みに協力して下さった取引先さん
とにかく色んな方のお世話になりました。

これは偽らざる本音で、移転とかイレギュラーな事は凄まじいエネルギーが必要になりますが、私一人では何も出来ませんでしたから、本当に大感謝です。

A 20年先を見据えた投資
これは従業員向けのメッセージですが、日本の縫製工場は過去30年、業況が悪かったことで将来に向けた大型の投資を出来ませんでした。
その中で、当社が今回大型投資をしたことは、今後20年先を見据えたことで、ひいてはあと20年、30年、未来永劫この地で頑張っていこう!という気持ちの表れで、いわば第2の創業期を迎えたことになる(だから皆で頑張ろう!)、と話しました。

とまぁ、どこにでもある社長の訓話なのかも知れませんが、私としては万感の思いで皆に語りました。

そして、これが終わると、今度は折角なので記念写真をぱちり!

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今日から新しい歴史が始まります。


最後に・・・
新工場完成ということで、この日、お取引先様から沢山のお花等お祝いを頂戴しました。
個別にお礼を差し上げておりますが、ブログでも改めて御礼申し上げます。
工場の玄関に飾らせて頂きました。

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posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする