2024年03月05日

困った、困った、、

半年前からいつか来るかも、来たらどうしよう、と悩んでいたことがあります。

それは物流の2024年問題
ご存じの方も多く私以上に詳しい人もいらっしゃると思いますが、物流業界の働き方改革の一環として今年から運転時間等に制約が加わり、その関係で物流が大きく変わります。(具体的には1日で配送できる範囲が狭まります。)

当社でいうとそれは縫製工場から各店舗への物流問題
(店舗からお客様への個宅配送には殆ど影響なし)

でも工場から店舗への配送はほぼ全ての物流に影響するだけにインパクトが大きいのです。

それがとうとう青森工場に物流会社から、4月から首都圏への配送が中一日掛かるようになりますとの連絡が・・・

『いよいよ来たか・・・』

配送時間が1日余計かかっても、お客様にはこの1日分を含めた納期連絡をしていれば殆どのケースで問題は出ません。

ただ、唯一大きな問題が・・・それが7DAYSオーダー

こればかりは1日の猶予もなりません。死活問題です。

ここで3つ対応策を考えました

1つは、中一日の問題は集荷時間で解決できるかもということ。
つまり、これまでは夕方集荷してもらっていた物を昼までに集荷してもらうことで、何とか翌日配送が出来ないか?というアイデア。

しかし、これは運送業者の当社以外の集荷が同様に協力しない限りNGということになりました。⇒出荷業者が一枚岩になって出荷時間を早めるなんて難しいです。

2つ目は、出荷量の多い力のある縫製工場とタイアップして専用便を構築すること。
当社の工場がある青森県弘前市周辺は縫製工場が多く、縫製物はハンガーに吊るして運搬するなど少々特殊なところがあり、大手縫製工場とタイアップ出来れば専用便も可能か?と。
青森工場は日産200着程度なのでスペース的にトラック半分位になるので同規模の工場とタイアップ出来れば意外といけるかも、ということ。
⇒こちらは検討中ですが、こちらの想いと合うかどうかは分かりません。

3つ目の手段。これは出来ればやりたくないことですが、実は7DAYSオーダーには当初企画段階で馬鹿正直で損をしている面がありました。

それは7Daysのカウント方法の変更
他工場で同様サービスをしているところは、工場ベースで7Daysを考え、販売日の翌日を1日目としています。
一方、当社は販売日を1日目としているため実は他社よりも更に一日短く商品提供をしているのです。

これを販売日の翌日を工場での縫製開始ということでこの日を初日にすれば、7Daysは維持できます。
とはいえ、これは出来ればやりたくないこと。

あぁ、困った、困った、、、

4つ目の手段?
今の納期を維持するよう、生産サイクルを更に早める???
これも検討しないとな・・・

物流問題はそろそろ来るか!と思っていましたが予想以上に大きな津波がやってきて困っています。

雅隆!それを何とかするのが社長だろ?
墓参りしたら亡父に怒られそうです。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:17| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月29日

株はどこまで伸びるかねぇ?

あまり話したことはないですが、、、
私には名刺に書かない肩書が2つあります。

それは
宅建士と証券アナリストの資格

それらは今から20ン年前の銀行員時代に資格を取得したのですが、実務で使っていないこともあり、お恥ずかしく自身の名刺の肩書からは消しております。
(厳密にいうと、宅建士は合格者研修を受けていないので正式に名乗ることはできません。が、証券アナリストは一応検定会員なので、名乗れるのですが名乗ってません。)

で、今日の話は証券アナリストの方というか日本の株式相場の今後についてです。

先に申しておきますが投資は自己判断ですから私のコメントなどで投資判断はされませんようお願いします!

どうでしょうか?日本株は?

個人的には多分3月中に一度日経平均が40,000円を付けた後、3か月位調整し、その後年末に向けて、伸び始めるのではないかと考えています。

根拠は?
1番は中国からのお金の回帰。ようは世界的なマネーがこれまでアジアでは中国に集まってきていましたが、これが今、中国から逃げようとしていてその受け皿が日本なので、外部要因で上昇すると思います。

2つ目は米国景気
日本の株は米国相場の影響が大きく、米国が伸びれは同様に伸び、米国がしぼむと米国以上にしぼむ傾向があります。
米国は引き続き世界経済をけん引して景気も良いのでこれはプラス。

3つ目は日本人の投資マインドの向上
これは新ニーサの影響もありますが、バブル崩壊以降、株式投資≒ばくち打ちみたいに忌避されていましたが、最近は若い人を中心に投資=必要なことと考える方が増え、新ニーサやインフレも追い風になって株式相場にお金が入ってきているのでプラスです。

でも一方で、一本調子に上がり続けるか?というと、私は今が天井ではなく暫く上がり続けた後、調整するだろうな。と思っています。
いつ?とまでは申せませんけどね。

ちなみに、今から30年前のバブル崩壊の直前の状況、もう記憶されている世代も減ってきましたが、あの時の社会状況で印象的なことを列挙するとこんな感じでした。

・シーマ現象
>>>日産の高級車シーマがバカ売れし、しかも高いグレードから先に売れていくという異常事態がありました。

・主婦が株式投資
>>>女性蔑視はしませんが、積極的に株式投資する女性は今でも珍しいですが、バブルのピークの時は百貨店で主婦向け投資セミナーを開催したり、百貨店に(主婦向け)証券会社の支店が出来たりしていました。

・タクシーが拾えない!
>>>最近はGOで呼べば良いのかもしれませんが、当時は夜の繁華街でタクシーを拾うことができませんでした。

こんな社会現象が出てきたら、バブルが弾ける直前だと思ったら良いのではないでしょうか?

最後に、証券アナリスト資格を取得して30年の投資家人生を一言で言うと


『 アナリスト、自分の株で、損をして 』

お粗末さまでした。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:32| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月21日

不毛地帯

ここ数年、三国志⇒水滸伝⇒ローマ人の物語と超長編歴史小説ばかりを読んでいた私ですが、最近はようやく歴史小説から卒業し、古典小説?に戻ってきました。

そんな私が今読んでいるのは、山崎豊子の代表作の1つ不毛地帯です。
まだ2巻なので先は分かりませんが、どうやら主人公は戦後最後の政商と言われた瀬島龍三氏をモデルにした小説で、第二次大戦中、陸軍幹部だった主人公が戦後、ソビエトに10数年抑留され、その後帰国。総合商社で勤務して、政商になるという物語です。

20240221.jpg

ストーリーは山崎豊子作品らしく、辛酸を舐め、何度も地獄をみて、落ちるところまで落ちた主人公が、どん底から這い上がり成功するというストーリー。
特にシベリア抑留の話は、近代史を勉強していない私には非常に心打たれるものがありました。

ようやく今2巻目に入ったところですのでこれからどう展開するかは分かりません。

ただ、今こうして山崎豊子作品を改めて読むと、
自分自身が山崎豊子流の落ちて落ちて、更に落ちて、どん底まで落ちて、それから這い上がるというのが、好きなんだな、こんな生き方に強く魅かれるんだな。ということが分かりました。

私の人生も意外とそうかもしれません。

傍から見ると、慶応卒でお坊ちゃんに見えますが、意外と辛い思いもしていて、特に、父の他界を機に銀行を辞めてから何の引継ぎもないまま親の会社に入り、そこから15年位は、セミのように地中深く潜ってコツコツ仕事をしていました。

40代になり、縁あってビッグヴィジョンや縫製工場の社長になってから、ようやくそれっぽい立場になりましたが、私の人生も泥まみれで、山崎豊子作品の前半部分(主人公がひたすら辛い思いをするところ)と同じです。

自分もビジネスパーソンとして円熟期に入ってきましたが、まだまだ音を上げるには早く、もう一仕事二仕事やらねばいけないな!と山崎豊子作品に改めて教えられたような気がしました。
(なんか、こないだのユーミンコンサートのブログと同じような内容になってしまった。。。)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

不適切にもほどがある

私はNETFLIXで見つけたのですが、何でも今地上波で「不適切にもほどがある」というドラマがあるようで、休みの日にこれを見ていました。

俳優の阿部サダヲが主演で、昭和のバブル世代のおっさんが令和の現代へタイムスリップし、昭和的な価値観と今の価値観の違いをコミカルに批判するというドラマ。

私はあまりTVドラマは見ないのですが、今回は自身がバブル世代ということもありどっぷり浸かってしまいました。

何が面白かったかというと、現代が●●ハラ(パワハラ、セクハラ、モラハラ、カスハラetc)ハラスメントだらけで、それに対抗するため会社の中で機能不全になっていることを主人公の阿部サダヲが昭和の価値観でぶった切るという内容です。

しかし改めて昭和の時代を見てみると面白いですね。。。

あの時代はバスでタバコが吸えたり、職場の女性に「可愛いね!」「彼氏どう?」なんて気軽に言えたり、一方では学生の運動部ではバテるから練習は水飲み禁止とか、ミスがあれば連帯でケツバット(お尻をバットで叩く)なんかがあったり、ホント私から見るとそうだ!そうだった!の連発でした。

あぁ、あの時代から見たら現代は何でもハラスメントで息苦しくて何も発言できなくなってしまったものです。

きっと現代の若者が見れば、昭和の時代はあまりにナンセンスなんでしょう。

テレビ番組も「11PM」とかがありましたし、ドラマの「毎度お騒がせします」では毎度ドキドキしたものでした。

学生でお金がなくても2-3日徹夜でバイトすれば3-4万円にはなって、学生でもバイトをしまくって金を貯めて車を買えば、一緒に彼女も出来る、そんな時代でした。

あの頃を懐かしく思うとともに、バブル時代のイケイケ感こそが現代に足りないのではないかな?などと色々考えさせられました。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月04日

松任谷由実苗場コンサート

3連休だった週末、私にしては何年ぶりでしょうか?
松任谷由実(ユーミン)のコンサートに苗場プリンスまで行ってきました。

私のようなバブル世代は、映画“私をスキーに連れて行って”“セリカGT Four”“松任谷由実”“ホイチョイプロダクション”には青春時代の1場面として忘れがたいものがあるのですが、あれから30年経って初めてユーミンのコンサートに行ってきました!

行きがけの新幹線ではもちろんユーミンの曲を掛けながら上機嫌で乗り込んだのですが、早めに行き、久しぶりに滑ったスキーはボロボロ×××
技術面はまだそこまで酷くはなかったのですが、何より膝腰が弱まり、如何せん長距離を滑ることができなくなった自分に悲しくなります。
(そりゃそうです、下手すりゃ最近は一日3000歩程度しか歩かない日もあるんですから。)

そして、いざユーミンのコンサート(20:30〜入場開始)
入口に並ぶと、周りは同世代ばかり×××
コンサートってもっと若い人のイメージがありましたが、ジジババばかり。

あっ、そうか!俺もジジババの類だ。ということが分かり気分が落ち込む×××

そして、いざ開演。
1曲目からスタンディングになって、ユーミンのコンサート初心者の私は付いていけず、“立ちすくむ”のではなく“座りすくむ”・・・
それでもようやく雰囲気に慣れスタンディングしているが、ユーミンのコンサート位になると常連さんが多く、雰囲気にのまれ続ける・・・

といった感じで、実はあまりノリノリには慣れませんでした。
(まぁ、性格的に地味ですから、やむなしです。)

でもコンサートですから歌をじっくり聞かなくてはもったいない。
そこで歌を聞くと、更に残念なことが・・・
それは、往年の歌声ではなかった。
そう、声(キー)が低いんです。
大好きなノーサイドになった時も、あれっ、こんなにキーが低かったっけ?って感じ。

当たり前ですが若い頃の声量や声の高さは出ません。(特に女性は身体の関係で高音が出なくなるそうです。)
これも残念。。。

・・・と思っていたのですが、あることをきっかけにその考えが大きく変わりました

それは、、、(ユーミンは今年70歳らしいですが)

トークの時に、自分は<『苗場コンサートが終わったら、次はレコーディングに入り、それが終わったら全国ツアー、そして来冬の苗場コンサートです!』と語った時のことです。

(言葉が悪くファンの方から怒られるかと思いますがご容赦ください。)

正直なところ、これだけの財や知名度を高めた方が、齢70歳を過ぎ、まだまだ現役で頑張るといった宣言に心打たれました。

自分は今、55歳を過ぎ、ビジネスパーソンとしては円熟期に入っていますが、常に次を考え行動する中で、自身の引退も少しずつ考えるようにしています。

55歳で引退を考えているのにユーミンは70歳でも現役。
声は誰から見ても往年の力強さはなくなっても、現役宣言。
ご体型も若い頃と比べれば随分、年相応になりました。
ノースリーブの衣装が痛いぐらいです。
でも現役宣言。

死んだらそれまでの個人に依存する芸能人であるユーミンと違い、私はゴーイングコンサーンの企業経営者ですから少し違いはありますが、だとしてもまだまだやるべきことはあるんじゃないか。と思い知らされた週末でした。

ユーミンファンの方が読まれたらご不快かもしれませんが、私はユーミンコンサートで力を頂きました。
ありがとうございました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月29日

季節感

アパレル業界は、今シーズンの業況について『この秋冬物は暖冬でダメだった』と口を揃えて渋い顔をしていると思いますが、読者の皆さんから見て季節感ってどのように分けていますか?

メンズだったら春夏物秋冬物の区分?
それともオールシーズン
ちょっと業界的には3シーズン物(合い物)?10マンススーツ
色んな表現がありますが、メンズの場合、業界的には春夏物と秋冬物で2分するのが一般的です。

ですがそれが最近少しずつ崩れてきているように思います。

特に昨冬は11月上旬まで夏日があり、その後急に寒くなったりと秋がなく、夏から一気に冬になった感じで、四季ではなく、二季ではないかとも言われています。
そうなるとアパレル業界としては大打撃です×××

それはさておき、この季節感ですが、昔はどんなだったか?ご存じの方いらっしゃるでしょうか?

春夏秋冬の四季。

確かにその通りですが、ファッション業界では春夏秋冬にプラスして、厳冬期向け(名称不詳)、と梅春物がプラスされて存在していました。

厳冬期向けというのは、メンズでいえばフラノ地やコート地などの肉厚素材が中心になる季節感。

そして梅春物というのは、年始〜2月初旬までの年始の華やかさを持つ春物(時期的に肉厚な素材が求められつつ、明るい色目の素材感)

この2つがありました。
ですから昔のファッション業界は四季ならぬ六季ですね。
ですから、季節感には華がありました。
それが今や二季ですから寂しい限りです。

読者の皆さんはこの季節感をどうご自身に取り入れていますか?

今の時期ならではの梅春物はスーツで表すと短い時期だけに高くつきますが、ネクタイやシャツ位はサーモンピンクとか薄グリーンなどを取り入れると季節感がアップしますよ。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月26日

TAKA−Qの行方


タカキューというと50代位より上の人から見ると、一世を風靡したファッション企業と思う方が多いと思います。

私の場合は、丁度中学生になった位ですから昭和50年代半ばぐらいでしょうか。
当時は子供だったのでファッションなんて分からず、親か兄に連れられてトラッドのお店に連れて行かれたものです。
(まぁ、自宅が仕立て屋ですからジャケットなどは自社製品でしたけどね)

その時のお店が、VANジャケット三峰、そしてタカキューでした。

私のイメージではブルックスブラザーズなどはその後の時代なのでタカキューというと本当にお世話になったブランドでした。

それが、、、
今日のニュースでタカキューが昨年の決算で債務超過にていて、資本提携していたイオンが資本関係を解消し、代わりに官民再生ファンドが出資するという内容で報道されていました。

既製服業界ですから日頃からタカキューをウォッチしていた訳でなかった私は、あのタカキューが債務超過して、イオン傘下だったということも知らなかったですし、更にはイオンに見限られ(事実上破綻に近づき※)、事業を再生するに到ったことも驚きでした。
※:事実上破綻:間違ってはいないと思うのですが言葉の重さの責任は持てませんので、事実関係は読者の皆さんのご判断で、理解ください。

VAN、三峰も既になく、さらにはタカキューまでか・・・

栄枯盛衰。
ブランドというのは余程の努力をしない限り陳腐化していってしまうものなのですね。

明日は我が身。
自社の価値を高める努力を続けなくては・・・

追伸:今回の官民ファンドの出資ですが、個人的にはどうして“官”民ファンド』なのか?理解できません。
何故、一私企業を国が間接的に助ける?官製ファンドが資本注入するのは半導体とか最先端業界だけだと思っていただけにオドロキました。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月24日

性上納システムって凄い言葉だな。

最近話題の芸能人による性被害の報道、凄いですよね。
タイトルの性上納システムって名前からして凄いです。

特にすごいのは、上納システムの頂点にいる人の考え(欲望)とそれを支える中間の人(今回では上納品を探し、捧げる中堅芸能人の頂点の人への忖度です。

私は“勝手にやっとれ!”という感じですが、実はどんな組織にもこういった素地はあるのではないか?と思い、上に立つものとしては日々自制的に行動しなければならないと思っています。

というのも、今回の構図はコンプラ的に大いに問題がありますが、でもその本質は会社で上司にゴマするのと本質的には変わらないからです。
芸能界という生き馬の目を抜くような環境で、実力者に可愛がられたい!これは当然の気持ちでしょう。

だから実力者(上司)が関心のあることを先回りして準備する。
これは何も悪いことではありません

ただ、悲しいのはその実力者(上司)と部下に遵法意識がなかっただけの話。

ここまで酷いケースは極めて稀でしょうがどこの組織にも、このケースを薄めたようなケースはあるはずです。

実のところ、小さいケースなら私の身の回りでも毎日のように起こります

例えば、それは会議で意見を出し合っている時に、社長が何か意見を言うと日和見的に意見を変えるケース。
これだって、忖度であり、今回の上納システムへのきっかけになるものだと思います。(気にしすぎかも知れませんが)

ですから、まともな経営者はいつもこういった忖度と戦っていると言っても過言ではありません。

当社には1つ社是とは言いませんが重視している言葉があります。

それは、『是々非々』という言葉。

つまり、良い事(是)は良い是。悪い事(非)は非。
社長であっても非(悪い事)は是(良い事)にならない、といつも言っています。

それでも忖度は日々行われるのでそこが難しい所です。

会社では、考える力がない人や考えることを面倒くさく思う人は、上司に忖度し、ゴマをすることで効率よく出世しようと思う人がいます。
芸能人も、自分で芸事を磨くよりも忖度してゴマをする方が楽で得を取れるのかもしれませんね。

残念なことです。

でも、これって日本に限った事ではありません。
欧米人だって、休日はニコニコ楽しくファミリーパーティに参加しているような映画のシーンを見ることがありますが、これはファミリーパーティに呼ばれない人はそもそもアウトですし、呼ばれても気の利いたこと(つまり忖度)をしなければ出世は望めないから皆必死なんです。

そう考えると、忖度をするのは日本人だけの問題ではなく、人間の本質かもしれません。

ただ、日本は儒教的な教えが強く、その善悪の価値観を押し付けがちなのと、島国のムラ社会故に、組織に留まりたいという願望が強すぎるからエスカレートしてしまうのでしょうね。

いずれにしても、人の振り見て我が振り直せです。

おまけ:
最近、不倫とかに対して過敏な報道が多いですが、こういった方は山崎豊子の初期の頃の作品『ぼんち』を読まれると良いと思います。

愛人として囲われる女性の幸せについて書かれていて、当時は2号さんも大切にされ、本妻の人からも含め社会的に認められていたことが良く分かる本です。
(私には愛人はおりません。念のため)

posted by オーダースーツのヨシムラ at 07:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月17日

元気になりたいとき



年始から初売りでばたばたしていたからか最近ちょっと疲れているのかな?

あまり弱音を吐くタイプではないのですが、ちょっと最近グロッキー気味です。

まぁ、こんなことは誰でもあると思いますが、そんな時皆さんはどう気持ちの切り替えをしますか?

休みの日に郊外に出てリフレッシュ?スポーツ?色々あると思いますが、今日はそんな息抜きをする時間がない時のヨシムラ流息抜きを紹介(?)します。

私の場合は、通勤時間に読む本を代えます。

どんな本に変えるかというと、ワクワクするような、躍動感ある、そんな内容の本ですね。
何もこれまで呼んだことのない新しい本である必要はありません。
私の場合は、既に何回も読んでストーリーが分かっている本の中からワクワクするような本を選んでいます。
(ですから、こういった時に山崎豊子のような本はダメですよ。)

で、この1週間私が読んでいる本は水滸伝(北方謙三著)

特に、前半の梁山泊に各地の英傑が集まるところなんかが良いですよね。

林冲、武松、史進、李逵、楊志...

仕事でもなんでもそうだと思いますが、どんなに肉体的に疲れていても達成感や向上心がある時って疲労感が少ないじゃないですか。
でも、達成感を得られるようになるまでには長い下積みが必要だったりと、そう簡単に達成感は得られません。

だからこそ小説を読んで疑似体験をして、がんばるんです。

さぁ、108人の水滸伝の英傑から力を貰いました。
また元気に頑張ります。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:56| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月12日

能登地震の影響

元旦に起きた能登の大地震、寒い時期だけに大変です。

大地震があってもその後震度5程度の余震が何度も続いていますから影響を受ける地区の方は気を抜く間もなく、被災された方には心より同情いたします。
私も出来ることは何かないか?と考え、工場の備蓄用食料・飲料水を送るぐらいしか頭に浮かぶものがなく手をこまねいています。

それはさておき、今回の地震で私達の業界(オーダースーツ、アパレル業界)にどんな影響があるか?考えてみました。

実のところ、石川県というと繊維業ではピンとくるものがありませんでした。
昔は、お隣の福井県(その隣の京都を含む)が水戸黄門の『“丹後”のちりめん問屋』のとおり、婦人物のちりめん(シボのある伝統的な婦人用の生地)の産地だったことや、昭和の時代には、化学繊維系メーカーの工場が過去にありましたが、それも過去30年で海外移転等によりあまり繊維業の産地としては存在感が薄くなっていました。

ところが色々調べてみるとそうではないことが分かりました。

どこに影響がありそうか?というとどうやらキュプラ裏地の生産に影響が出そうです。

どういう事かというと、皆さんもご存じのように服地(裏地含む)などの織物は縦糸と横糸を交差することで反物を作りますが、縦糸は横糸と比べて長さが非常に長いため、それ専用で糸を作ります。
(イメージとして、色違いの生地というのは、縦糸を同じにして横糸だけ色を変えて生地を織るケースがあり、縦糸というのは汎用性が高いのでロットが大きくなるのです。)

そして、この縦糸を作る工場が能登半島を中心に多いようなのです。(仕入れ業者さんから教えて貰いました。)

ご存じの方は余程の業界人だと思いますが、実はキュプラ裏地はここ数年受難続きです。

というのもキュプラという素材で一番有名なのは旭化成のベンベルグですが、その旭化成ベンベルグ工場が2022年に火災を起こし、(同社は過去にも火災を起こした事があり)消防がなかなか工場再開の許可を出さないのだそうで、今現在完全な供給力不足に陥っています。
(旭化成は技術の海外流出を防ぐためベンベルグは海外工場では生産していないことも、供給不足に追い打ちをかけています。)

そこに今回の縦糸成形工場が被災してしまったとすれば大変なことです。

聞くところによると今現在はまだ工場の被害状況すら見えていないようなので、詳細はこれからの後報を待たなければなりませんが、世の中は色んな所で複雑にかみ合っているものです。

当社も何かお役に立てれることがあれば微力ながら協力いたしたいと思います。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする