2018年05月02日

久しぶりの新潟出張


GW谷間の5/2は、翌日からのお休みを越後湯沢で過ごすということもあり、久しぶりに新潟工場(シャツ工場)まで出張してきました。

180502-1.JPG

ここのところ、青森工場が工場の移転、大改築を予定しているため、どうしても地方出張が青森中心となり、新潟工場へは暫くご無沙汰していただけに、久しぶりに工場長他とじっくり話が出来ると楽しみにしていました。

読者の皆さんは主として都会にお住まいかと思いますので、地方のこと(縫製)工場のことはご存知でない方が殆どだと思いますので、少しご案内しますと、実の所、今、“地方”のローテク“縫製工場”ではこんなことが起きています。(一般論として)


●少子高齢化で働き手が減っている(地域全体)
●その中で、低賃金の縫製業から他業態へ人の移動が起きつつある。(従業員純減)
●しなしながら、受注は国内景気回復で繁忙をきたしている。(オーダー人気)


180502-2.JPG

そういう状態で、当社に限らずですがオーダー関連の縫製工場は、注文は沢山あるけれど、縫う人が足りず、生産数量が上がらない状況が続いています。

当社関連の縫製工場は新潟も青森も比較的人は集まりやすい所に立地しているのですが、それでも両工場とも昨年は従業員数が純減、それ故、生産数が上がらず、一方ご注文が多いため納期遅れを起こしている状態です。

そこで、この春、従業員の待遇改善(給与のベースアップ)を実行しようと色々と画策しているのです。

4月に青森工場で実施し、今月は新潟工場、両工場とも多分、その地域の“縫製工場”としては良い水準になったと自負しています。

とはいえ、↑で指摘した人材が他業態に逃げている状況は、これは給与水準を縫製業界の水準だけを見てはいけないということで、もっともっと頑張らねばならないということです。

そして給与水準を上げるためにはそれだけ利益を上げなければならないということで、生産効率をどう上げるか?あるいはお客様に工賃という形でどうご負担いただくか、色々問題山積です。

一歩先を行っている青森工場では早速ベースアップの影響からか、人材の応募が増え、少し胸をなでおろしていますが、これからこういうことがもっと増えるのでしょうね?!

アベノミクスでいう働き方改革やインフレ目標(このための実質賃金up)というのはこういった形で地方に現れてきていますが、会社も社会の一員として歯を食いしばって付いていくしかありません。

ともあれ、社長としては社員の待遇を上げられることは幸せなことだと感じてます。

ご参考:新潟工場は日産350〜360枚
オーダーシャツの工場では日本で1・2の規模です。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする