2020年02月28日

コロナウイルスの影響 その3



何度か私のブログでご案内している新型コロナウイルスの影響ですが、これまで当社の直接関係するところでは、マイナスの要因はあまり出ておりませんでした。

参考まで他社や海外動向を簡単にまとめてご案内しますと

・中国縫製が多い販売店は納期が1〜2ヶ月と大幅遅れ
・万が一感染者が出たら工場の操業が止められるため納期の約束が出来ない
・当社は海外縫製が少ないため影響あまりなし。
・ また当社が出している海外工場は比較的影響が軽微)


といった感じでしたが、昨日総理大臣から全国小中学校の臨時休校の要請がされると事情が変わってきました。

それは、青森工場で小さいお子さんがいる若手スタッフが工場を休まざるを得ないスタッフが出てきたことです。

実際、当社青森工場は全国の他の縫製工場と比べると若手スタッフが多く、これまで手先が器用とか、これだけ若い娘が多い縫製工場は最近は見たことがない、と言われ、工場としては大変な武器でした。
(高齢化の進んだ工場ですと、目が利かなくなり、正確性や生産性が落ちてしまうのです)

なんということだ・・・

青森工場の武器だった年齢の若さが仇となるとは・・・

しばし絶句しておりました。

とはいえ全社員が未就学児を抱えているわけではなく20-30人ぐらいだけのようですので影響はそこまで大きくはありません。

日産310着のところが日産-20〜-25着になる程度。

とはいえ、こんなところに落とし穴があるとは・・・

残ったスタッフで、欠員者の穴は残業体制で埋めようと話したこの日の出来事でした。

お勤めになられている方には、皆さん、各社各様色々と影響が出てきていると思います。
さながら東日本震災直後の消費の冷え込みのようなネガティブな空気が流れていますが、誰に文句を言っても始まりませんから、頭を使ってこの危機を乗り越えましょう。

そういう点ではワイドショーで政府が悪い!どこどこが悪い!と言っている報道?を見ていると気分が悪くなります。(そんなことを言うヒマがあれば、解決策を自らで考えたら?という意)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月27日

ウォシュレットがない?



読者の皆さんの周りではそろそろ新型コロナによる仕事への影響が出てきておりますでしょうか?
当社の場合、業界の中で海外の縫製工場を使っているところが多いため、直接間接影響がいろいろ出ておりますが、そちらは別のところでご紹介しているので今日のブログでは割愛しますが、こんなところに新型コロナの影響が!というのをご紹介します。

それは、竣工まであと1か月を切った新社屋ビルの工事

新ビルは、昨年暮れに上棟を終え、年が明けてからは主として内装や外装のタイル・サッシなどの設置をしていたのですが、今日、業者からこんなことを言われました。
新型コロナの影響でウォシュレットの便座が入荷できず工事が遅れるかも?

えっ?ウォシュレットの便座で?

私、全然知りませんでしたがTOTOさんなどの衛生陶器のメーカーも中国に生産工場があるらしく新型コロナの影響で製造が滞っているそうです。
聞けばそれ以外でもユニットバスとか内装の装備でも結構中国頼みになっている備品は多く、これらが入荷しないとビルも一戸建てもマンションも工事がストップしてしまうんだそうです。
幸いなことに当社は建築も最終盤ですので事前に準備したもので何とかなりそうなのですが、いずれにしても便器が用意できないからビルの完成が遅れるなんてことにもなりかねないようで、あちこちで新型コロナの影響が出ていることを実感しました。

画像は足場&カバーを取り外し始めた新社屋。

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蛇足ですが、その昔、自身が銀行員だった時、INA●(現LI●L)を担当しておりました。
愛知県常滑市(中部国際空港のあるところ)に衛生陶器を作る工場があったのですが、その工場はどうなっちゃったのかな?とふっと思い出しました。
この25年で日本の製造業はかなり海外に製造拠点を移しましたが、新型コロナでそのこと改めて実感するというのは何かのご縁なのでしょうね。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 21:55| Comment(0) | ヨシムラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月21日

良い傾向



仕事に良い兆候が出るのは嬉しいことですが、逆に悪い兆候が出るとその傾向はなかなか好転しないものです。
まぁ、良いも悪いも勢いがありますからね。

何の話をしているか?というと、正に仕事の話。

私達のオーダースーツ業界は広義のスーツ業界で言えば既製服市場がメタメタの状態で、あの王者AOKI・青山ですらスーツセグメントでは赤字を計上しているぐらい、昨年秋以降は業績的に酷い状態です。

原因は何かと言えば

・スーツ離れ
・消費税増税
・10月の台風で電車が止まり連休の売上がパーに
・即位の礼で休日は増えたが皆さん自宅でTVを見てアウト
・暖冬


と小売、特にファッション業界はこの秋冬商戦は惨憺たるものでした。
コート業界の話など聞くのも恐ろしいです×××

そんなこんなでオーダースーツ業界も概してどこもかしこも今期の業績は芳しくありませんが、そんな中で当社も推して知るべしの状態でした。

そうなると皆さんグチグチ愚痴を言い、憂さ晴らしをするものですが、私は他人様のことにはあまり興味がなく、ただただ自分の仕事に邁進しています。

で、何をしているかというと、3年前からず〜っと、ぶれずに短納期の仕組みづくりをしていました。
そう、ビッグヴィジョンで昨秋から始めた7DAYSオーダーです。

これだけのために数億かけて青森工場を新設しましたし、ビッグヴィジョンもタブレット端末でご注文が出来るよう設備投資もしました。
スタッフもようやく慣れてきて、そう今年が本番なのです。

道具(設備)を揃え、スタッフも教育し、さぁ、これからが本番というのが正に今。

次は一番良いタイミングで効果的に広告宣伝をするのが常套手段でしょう。

ということで、先日は横浜エリアでちょっとだけお試しの駅動画広告を。
来週2/24からはJR山手線のトレインチャンネルで、7DAYSオーダーの動画
配信
をいたします。

折からの中国工場の操業低下で他社さんの納期がグッと長くなっている中(海外生産が中心の某社は今日のご注文で仕上がりが4月だそうです。)1週間できちんとできるのは魅力のようで、お陰様で今月はご新規のお客様が大変多くご来店なさっています。

丁度、2/20締の売上を見てみると、驚いたことにリピーターのお客様よりも新規のお客様のご来店が多い結果になっていて、こんなこと何年も見ていなかったので驚いています。

大変良い傾向です。

ご新規のお客様には、これから長くお付き合い頂けるようしっかりとした接客いたしたいと思います。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:22| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

ド派手なプリント柄裏地



井の中の蛙とは良く言ったもので、同じ事をず〜っと続けていると時々世の中が見えなくなることがあります。

これは仕事にも言えることで、長年オーダースーツの販売を自店で行ない、しかも自身が社長であったりするとついつい自分の会社(お店)のことだけになりがちで、“そうなってはいけない”と思いつつもそうなっている自分が良くあります。

変な書き出しになりましたが、私にとってヨシムラやビッグヴィジョンのオーダースーツの小売業は20年以上続けてきたライフワークですから、トレンドの流れやオーダーの仕組み(もちろん採寸・体型補正も)良く知っていたつもりでしたが、先日、青森工場を訪問した際に、ちょっと驚くことがありました。
(それが自分が井の中の蛙だったということなのですが)

それは、中小テーラーさんの自店差別化の方法です。

どんな事かというと、青森工場ではビッグヴィジョンの他、年間5,000〜1万着程度ご注文いただく大型販売店様が数件ありますが、
実はそれ以外でも年間500〜1,000着程度の中小テーラーさんからもご注文をいただいております。(まぁ、ヨシムラの規模ですかね?)

その中で大型販売店さんはスケールメリットを生かした価格戦略を出しているところもあれば、規模が大きいので独自の型紙を作成してオリジナリティーを出しているお店もあります。

しかしながら中小テーラーさんは資金面・人材面で独自開発を、というのはなかなか出来ないのが実情でしょう。

大型販売店はこれに加えて、広告宣伝なども可能ですからそうなると中小テーラーさんはますます独自色を出すのが難しくなります。

こういった時、中小テーラーさんはどうするかというと、技術力がある所は体型補正等で差別化することもありますが、これはなかなか消費者から見ると分かるような分からないようなで、評価が付かないところでもあります。

ではどうするか?
そこが悩み処ですが、先日工場の縫製現場を歩いていると、あることに気付きました。

それは派手な柄物の裏地を持ち込んでくるテーラーさんが多いこと、多いこと。

イメージとしてはエルメスのスカーフみたいな柄を持ち込み、これを裏地に使用して仕立てるのです。

裏地というのは、図柄を印刷のようにプリントしたプリント柄や織りで柄を表現した織り柄がありますが、近年はプリント柄が不人気でしたのであまり取り扱っていませんでした。

まして、大柄の派手な裏地などは柄で好き嫌いがはっきり分かるため、また職場などで派手すぎるという批判もあるでしょうからヤ○ザさんやバブリーな不動産屋さんを除いてはニーズはあまりないと思っていました。

だからこそ商業ベースには乗る訳もなく取り扱う価値なしと考えていました。

それが!
前述の中小テーラーさんは、小回りの良さを生かして派手な大柄プリント柄を積極的に自店の差別化として使用していたのです。

一見すると超〜派手ですが、これぞまさしく一点もの。

昨今、表地の色柄の動きが無地中心に動いている中、外見は没個性的な流れがありますが、そんな中に、裏地がド派手というのは消費者の方にも受け入れられているようです。

蛇足になりますが、派手な裏地というのは実は!日本人に特に顕著に出てくる特徴です。

何故かというと、一説によるとそれは徳川吉宗の倹約令に遡るようで、
江戸時代、倹約令で派手な着物を着れなくなった商人たちが、自らの豪奢ぶりを見せるために裏地をド派手にしたのが由来ということも言われておりまして、そういうことからも派手な裏地が受け入れられるのかも知れません。

長くなりましたが、ということでただ今ド派手なプリント柄を取り扱うべくごそごそ動いております。

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posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:36| Comment(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月09日

鹿児島旅行


久しぶりにプライベートの投稿です。

直前の投稿(2/5付)は青森出張の話(取材の話)でしたが、この出張は2/5-6でした。

で、実はその翌日から平日2日お休みを頂き、鹿児島旅行に行ってきました。
まぁ、暮れは大晦日まで、年始は元旦から仕事をしていましたから、これぐらい年末年始休みの代わりです。

出張先の青森は-5度東京に戻って+5度、翌日鹿児島では+15度と体調管理には厳しい日程でしたが、久々の家族と行くプライベート旅行は楽しいものでした。

鹿児島では、天文館近くに泊まり鹿児島料理を堪能。
翌日は、レンタカーで桜島に渡り、大隅半島を南下、根占から対岸の薩摩半島へ再度フェリーで渡り、指宿へ。
指宿からは神風特攻隊が飛び立った知覧(ここには旧日本軍の軍服がありとても勉強になりました!)
あとは、指宿の砂蒸し風呂を堪能。
翌日には坂本竜馬が池田屋事件で負った怪我を治しに湯治しにきたという霧島温泉へ。
その後は、宮崎へ渡り、観光を。


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噴煙を上げる桜島

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知覧(特攻機の残骸は心が痛みます)

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宮崎の繁華街

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宮崎の居酒屋(地鶏が有名)


いや〜っ、堪能しました。

因みに、仕事もしてきました。

仕事というか、実は九州は東北と同じように縫製工場が多いのですが、九州の縫製工場さんの方とも情報交換をしてきまました。

時期的に、中国の縫製工場が稼動する?しない?で業界が騒然としていた時期でしたので、とても有益な情報を頂きました。





posted by オーダースーツのヨシムラ at 21:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月05日

取材


記事が出る前に書いてしまうことは良くないと思うのですが、、、
と前置きして書きますが、実は今日は業界新聞さんによる青森工場の取材の日でした。

私は恥かしがり屋ですので取材は緊張して好きではないのですが、年明けに知人の記者さんに青森新工場の話をして、『良かったら取材に来ない?』と伝えたところ、是非!ということになり、それが今日だったのです。

新工場は業界的にも珍しいため、近いうちに取材に来てくれるだろうと思っていましたが、立ち上げから数ヶ月経ち安定稼動になり、また業界では初となる7日間でオーダースーツを仕立てるという新システムが機能し始めたため丁度良いタイミングだったのではないかと思います。

取材のポイント
・IT、IoTの部分
・自動倉庫などの機械化
・規模感


でしたが、色々と話せてよかったと思います。

掲載は2/20過ぎとのことで、記事が出ましたらまた掲載させて頂きますね!

(掲載前なので説明が少なくスミマセン)

posted by オーダースーツのヨシムラ at 13:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする