週末の土曜日、青森出張でした。
でも、この日は工場がお休みの土曜日・・・
何故、私が、稼働しない土曜日の工場に居るのかというと、、、それは何と社内研修のため。
そう、私自身が講師となって営業スタッフを集めて社内研修を行ったのです。
『会社定休の土曜日に研修とは大変だな?』と思われるかもしれませんが、これには訳があって、今回は営業に携わる全員を前に『営業とはなんたるか?』を伝えたかったのです。
(つまり、営業日だと誰かしら留守番がいたり、途中で中断したりするため敢えて営業がない日に集中して行いたかったのです。)
行った内容を説明する前に、何故、営業会議にこんな力を入れるのかということから説明すると・・・
大企業に勤める方にとっては当たり前の従業員研修は【貧しい地方】や【儲からない業種業態】においては、何年も何10年も放置され、研修のケの字も行わない会社が世の中には多々あるのです。
残念ながら当社の縫製工場も同じで、経営的に厳しい業種業態である縫製工場では、バブル崩壊以降、最新設備等の設備投資はおろか、研修などの人材投資さえも出来ず、30年間そのままの状態になっています。
その間、時代は昭和・平成・令和と移り変わっているのにも関わらずです。
結果、当社工場も何10年も研修なんてやったことがありません。
ですが、今年のような苦難な時こそ研修を行い、個々人のスキルアップやチームとしての総合力を高めるべきと思い、10人ほど集め研修を行ったのです。
内容は、『営業とはなんぞや?』というところから始まり、今年2021年春夏シーズンの戦略目標とその戦術まで。
小学生から大学生位までのことを一気にやりますから、大変でした。
特に、驚いたのは、『会社とはなんぞや?(会社の目的)』という問いに対して「自身の生活のため」「地域への貢献」「社会貢献」という言葉が出るのに、<「会社が利益を上げること」というのが出なかったこと。
これじゃぁ、利益は上がらないわな。と思わず納得してしまいました×××
朝8:00〜夕方16:00ぐらいまでたっぷり研修を行いましたが、さて皆さんどう変わるのでしょうか?
楽しみです。