2021年10月29日

名古屋・・・



今日は名古屋まで出張です。
実は週末にかけて友人と名古屋・岐阜でゴルフ・グルメ三昧をしようと誘われたのですが、私自身、どうしても名古屋で仕事があって金曜日のゴルフは欠席、その晩のグルメ晩御飯は出席!というスケジュールで一応、出張です。
(こんなこと書いて後で怒られないかしら・・・)

それはさておき、名古屋での仕事は、ずばり・・・

名古屋千種店の閉店への対応

閉店というとネガティブに聞こえてしまいますが、ご存じの方は少ないかもしれませんが、名古屋千種店は覚王山という東京で言えば世田谷区の高級住宅地に位置して、敷地面積約200坪の中に、平屋の店舗が建っているという大変、贅沢?無駄の多い?店舗でした。

自社物件ですから家賃もかからずそうするとついつい甘えが生まれやすく、
また建物そのものが自社の物なので老朽化しても簡単には立て直すことが出来ず(つまり内装工事だけなら良いですが建て替えは多大なコストがかかるので)、老朽化だけが進んでしまっておりました。

それを、いよいよ建替えることにしたのです。

とはいっても千種店の立地は、東京で言えば世田谷区の駒沢通沿いに建っているような立地(所得層の高い人が住むロードサイド立地)なのでわざわざビッグヴィジョンの店舗のために新築するのは贅沢すぎるのです。

そこで、建て替えを機に、移転をすることになりました。

新しい場所は、昭和区某所、こちらも高級住宅地として有名です。

この日は新店舗候補地の立地の確認もして、名古屋全店舗を訪問し、スタッフの意見を聞き、そんなこんなでアッという間の1日でした。

あぁ、疲れた〜

(でも、これからグルメ晩御飯なので気分は明るいです!!)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月19日

あぁ、縫製工場悲哀・・・



消費者の皆さんは国内にあるオーダースーツの縫製工場にはどんな会社があるか?ご存じですか?
縫製工場の業界は収益性が低いですから上場企業はほとんどないし、業界そのものが下請け的な業務内容ですから、縫製工場の社名、その実体を知る人などあまりいないと思います。

30年前でしたら、東の花菱、西のグッドヒルが両横綱と言われ、そこに日本ソーイング(銀座山形屋グループ)、東京クロージングなどが加わっていたと思います。

それぞれ小売り業態を持ち(グッドヒルはエフワン、日本ソーイングは銀座山形屋、花菱縫製はHANABISHI)一時は各社百貨店のオーダーサロンとも提携して随分な売上を計上し、業界での発言力も強かったです。

しかし近年、大規模工場は、【大規模に】海外縫製をする販売店がどんどん海外移転したため非常に劣勢で、厳しい状況です。
むしろ中小規模の縫製工場の方が特徴を生かして頑張っているぐらいです。

特に最近は、新型コロナの関係で百貨店が振るいませんから、大手程影響が大きいのかもしれません。
(ご参考まで:当社グループの縫製工場は専門店様のお取引が多く、百貨店様からのご注文は少ないです。)

実際、直近では新型コロナで業況が厳しくなっていますが、実はそれ以前から悪化していて、当社グループ不正工場が秋田・山形工場を5年前に設立しましたが、それも上述4社の内、1社が廃業するからという理由でお引き受けした工場でした。

さて、
前置きが長くなりましたが、今日スタッフから、ある報告を受けました。

それは、H縫製が縫製工場を閉鎖するという話。

先述の通りH縫製と言えば、東の横綱で当社から見れば雲の上の存在でした。

それが、10年ほど前にとあるファンドに売り渡してからおかしくなりました。
5年ぐらい前には三井松島産業という昔の三井炭鉱の後継企業が買取り、昨年はコロナで業績が悪化したため、オーダースーツ事業は多額の特別損失を出したかと思えば、今年は埼玉の工場を売却するといったNews※が流れ、、、
工場売却してどこか少し奥地に規模を小さくして再スタートするかと思えば、縫製工場を廃業するとのこと。
(オーダースーツ販売のHANABISHIは存続するそうです。)

※:工場売却のIR(外部サイト)
https://www.mitsui-matsushima.co.jp/pdf/other_60e3f4742d96f.pdf


経済的には、需要と供給で価格が決まりますが、新型コロナの影響で需要が冷え込めば、当然ですが海外品と比べ価格抵抗力がない国内縫製工場は、供給過剰で厳しくなります。

当社は、こうなりたくなかったため数年前から、低価格の海外製品に負けないためには【時間を味方】にするしかない!
(つまり、海外製品は大量生産型で時間がかかるし、何より物理的にどうしても物流時間は余計かかってしまう。)

こう考えて、7DAYSオーダーを当社の今後の切り札にしよう!として行動し、まずまずのご評価をいただいていますが、こういった臨機応変さがなければ生き残れないのかもしれません。

業界外の方から見れば、「あぁ、会社が潰れたの。へ〜っ」って話かもしれません。

でも、縫製工場は雇用する人の数が非常に多く、その影響は地域に深く、大きく影響します。

今月から最低賃金がまた大きく上がります。
廃業・倒産する工場はこれからもっと増えると思います。。。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:51| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

コンティンジェンシープラン




コンティンジェンシープランと書くと、カタカナでも読みにくく、まして英語では発音が出来ないのですが、意味は想定外の事が起きた時のプランを意味します。

想定外が起きる?

よく欧米の映画ではプランBは?なんて言いますが、コンティンジェンシープランというともうちょっと深刻で、全くの想定外のことという感じ(かな?)

そしてこのコンティンジェンシープランというのは実は日本人が不得手とするところ。

もう30年以上前の著書ですが、戸部良一他著の『失敗の本質』という名著がありますが、これは何故、旧日本軍が太平洋戦争で負けたのか?を分析した本ですが、その中で作者が指摘する1つに

『日本軍にはコンティンジェンシープランがなかったから』という指摘をしています。

つまり、日本軍は勝った時のことばかり考え、負けた時のことはおろか、想定外のこと(例えば食料・武器が届かない等)を考えなかったばかりに、想定外が起きた時、思考がフリーズして、まともな行動が出来なかったと言います。

戦争をするなら負けた時のことも考えて準備をすべきなのが、「神国日本が負ける訳がない!」「貴様、負けることなんか考えるのか!非国民だ!」ということでプランBを考えず、負けてしまったので大変な犠牲を払ったということです。

さて、
前置きが長くなりましたが、直前のブログで書かせていただきましたが、大学の同窓会(デジタル開催)での出来事。

大変なシステム障害を起こしてしまいました。

詳細は専門外なのと、詳述しても意味がないため割愛しますが、解消に時間を要するようなトラブルが起きてしまったのですが、、、

実は、しっかりとコンティンジェンシープランを考えていました。

障害が30-60分なら〇〇をして
2時間以内なら△△で
2時間以上は××で。。。

結果は最悪の2時間以上だったのですが、完璧に準備が出来ていました。

トラブルはトラブルで各所に大変な迷惑をかけてしまったのですが、事前にこれだけの最悪の想定をしていたため当日は慌てず、対応ができ、本当に役に立ちました。


大学の同窓会では、社会の各所で活躍する卒業生が集まり知恵を出して運営しますが、こういったことまで考えていることには脱帽です。

さぁ、コンティンジェンシープランに則り、今週末を目指して事態回収を図ろう!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 23:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大学の同窓会



週末は、大学の合同同窓会?でした。

(ヨシムラの方へはプロフィールも書いていますので)親しいお客様はご存じの方もいると思いますが、私は慶應大学出身です。
慶應では、全てのOBOGを対象とした同窓会を連合三田会と称して、例年神奈川県の日吉キャンパスでこの時期に開催しているのですが、
卒業30年目の私の代は今年その幹事の担当年度で、私も微力ながら委員を仰せつかっておりました。

その合同同窓会である連合三田会は、例年は10,000人以上が集まって模擬店やらイベントやらでわいわい楽しむのですが、
ところが、今年はコロナ禍でそれが出来ません。

でも、何かをやろう!ということで準備したのがデジタルでの開催。
イベントや同窓会をWeb上で行うという凄い企画です。

1年前から、イベントはタレントの誰々にMCをしてもらって、
〇〇の話題でやろうとか、
卒業50年の節目の先輩には記念式典を行おうとか、
卒業10年の若者たちは、卒業式が震災でできなかったから代わりのイベントを行おう!
各クラスやゼミ・サークルの同窓会は、ネット上の同窓会ルーム(スペーシャルチャット)を使ってやろう

とか、

イベントに限らず、これをメール・FBどう告知していこうとか、
企業協賛をどう集めようか?とか

1年がかりで本当に苦労しながら準備しました。
(因みに直前の1か月間は、毎晩ZOOM会議でした。)

そのイベントがようやく今日行われました。
リアル開催は、卒業50年と10年の方の式典だけで残りはNet上でしたが、沢山の人が参加してくれて本当に楽しく1日を過ごしました。

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でも、途中でデジタルトラブルがあり、、、
それはまた別の機会に書きますが、これはこれで大変でした。


生意気なことを書きますが、私も会社の社長をしていると会社の中では一番偉い存在ですから時として傲慢に振舞ったり、無理やり結論を動かすこともできます。

が、こういった組織ではそもそも皆がボランティアですし、
組織上、上下関係があり、私はトップでないので上が決めたことには意見は言えども、結論には従う立場です。

これもこれで、今の自身にとっては【謙虚になれ】ということを学ぶ良い機会と思っております。

慶應の三田会は、社会的な立場の高い人も多く、また大学の同窓という閉鎖性もあってか現代のフリーメイソンとも言われ批判されることもありますが、内実は、愛校心という共通意識の中、自己犠牲の精神で無償奉仕をしている者が殆どで、末席の私はいつも頭が下がる思いです。

20211017-2.JPG

画像は昨年厚労省に納品したアイソレーションガウンの一部(残り)
式典のコロナ対策で消毒時に使うよう、進呈しました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月12日

スーツ 消滅と混沌



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今回のタイトル、凄いタイトルですね。。。

もうヨシムラやビッグヴィジョンは潰れてしまうのか?と言わんばかりのこのタイトル。

実は、このネーミングは2021.10.9発売の週刊ダイヤモンド誌で特集2で採り上げられた記事のタイトルです。


記事を簡単にかいつまんで書くと、

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少子化、クールビズ、長引く不景気、コロナ下での在宅ワーク、SDGsの世の中の流れからスーツ業界は今ボロボロになっている。

特に既製服業界は市場規模が●割も減ってしまい、どこも青色吐息。
大手のAOKI、青山はスーツ以外の業界へ多角化し活路を見出しているが、それ以外はどこも厳しい状況。
にもかかわらず新規参入が多く、これがまた過当競争を生んでいる。

既製服スーツと比べるとまだオーダースーツ業界の方が良さそうだ。

そんな中、青森にあるとある縫製工場は注文から7日間で消費者の元へ製品を届けるといったサービスで頑張っている。

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とまぁ、こんな感じなのですが、ここの最後で紹介されているのが当社のグループ会社であるオーダースーツ縫製工場のオリジナルテクノロジー株式会社。

一昨年新工場に移転してから稼働した【7DAYSオーダー】システム

安い海外縫製に対抗するのはこれまで“日本の高い技術だ!”と言われてきましたが、技術という消費者から見て、はっきり分からない物よりも、より分かり易い【手元に届くまでの時間】を物理的距離のある海外製品との差別化に使いました。
(もちろん、品質面でも手は抜いていません。)

ただ今、書店で販売中ですので是非ご覧ください。

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posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:49| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする