2021年12月24日

私らしくないのですが、、、

私らしくないのですが、今日のNYタイムズの記事になぜか私の写真が載っております。。。

https://www.nytimes.com/2021/12/23/business/japan-taxes.html
※:本文はメルアドを登録しないと見れません。全文英語です。


実は、数日前、同紙の記者から取材の依頼を受けました。

『えっ?NYタイムズ紙が?』

それもそのはず、だってNYタイムズですよ?
繊維関係の専門紙の取材とはワケが違います。

「俺、そんなに有名?」もちろんそんな風には思いませんから、取材の依頼を受けた時は訳が分かりません。

で、記者さんに『なんで私?』と伺うと、何でもこのブログをご覧になって興味を持たれたのだそうです!

お〜っ、そんな数奇なお方もいらっしゃるんだ・・・(素直な驚き!)

で、取材内容はというと、
「日本の総理大臣が代わって数カ月経ち、新政権が次々と経済政策を立てているが、企業オーナーとしてどのように感じているのか伺いたい!」とのことでした。

で、でしたらZOOMとかでしたら「良いですよ〜」と軽く返事したら、すぐZOOMで取材を受けることに。
このスピード感、これがアメリカなんでしょうね、、、見習わなければ!

で、1時間ちょっと取材を受けて「ありがとうございました〜」となるかと思いきや、『後でカメラマンを向かわせていいですか?』と言われ、写真掲載が決定!

なんと取材から3時間でプロのカメラマンが現れ、パシャパシャ撮影です。

いや〜、全てが早い早い!驚きの連続でした。

取材の内容に戻しますと、主として縫製工場の社長の立場で発言したのですが、

岸田政権の掲げる賃金アップの政策が、(収益性の低い)労働集約的な地方の縫製工場ではメリットが少ない。という話をしました。

もっと具体的にいうと・・・

・賃金アップをしても消費が冷え込んでいるので価格転嫁が難しい
⇒会社収益が悪化する。

・岸田政権は、賃上げすれば法人税を減税すると言っているが、利益が出ない=法人税を払わない(払う額が少ない)のに減税されても意味がない。

・設備投資の補助金・助成金も賃上げがなされなければ受けられない。

⇒1,000万円の補助金のために1,500万円の賃上げを将来に渡って行うのは本末転倒(事実上、設備投資の助成金が資本集約産業に限定されてしまっている)

なんてことを、お話ししました。

が、記事にはあんまり書いてありません。(ちゃんちゃん)

まぁ、写真は素晴らしく格好良く撮られていますので、それをたんとご覧ください。

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※3枚目はお客さんも参加。Sさん、たまたま居合わせただけなのにご協力ありがとうございました!
結構楽しんでましたよ ね?


〜少し真面目な補足〜

上記、軽く書いていますが、実のところ経営者として今非常に悩んでいます。
それは、縫製工場での大型設備投資と、東京の販売スタッフの待遇改善問題です。

工場の大型設備投資は、地域の最低賃金+30円を当該事業所の最低賃金にしないと、補助金(ものづくり補助金)にエントリ―すら出来ません。
因みに、当社工場で今年の最低賃金改訂で、会社全体で17-18百万円の減益ですが、それをもう1度しないと助成金を受けられないのです。

ですが、従業員の待遇改善は社長の使命でもあると考えているので、賃金を上げたくないから補助金を諦めるといったロジックには陥りたくないと考えています。
⇒苦しみながらもやる方向で検討中

販売店側の待遇改善は、、、こちらは正直に言うと販売者がもっと勤勉にプロとしての日々の研鑽をすればどんどん出来る問題だと思います。
ですが、これは当社に限りませんが、今の時代、努力して何かを勝ち得て上に上がっていくという、少年ジャンプ的な野心・向上心を持つ人が少なく、これまたいつも葛藤しているところです。

経営者は賃金を上げたくないのではないのです。
仕事の質や結果が上がるのであれば、賃金に見合った働きをしてくれれば、賃金をすぐにでも上げたいと思っている経営者も多いと思います。
だって、どんな経営者でも年齢には勝てず、いつかは後継者に譲らなければならないからです。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:36| Comment(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月21日

人を殺すということ・・・



今日は何でも1年以上ぶりに死刑囚の執行がされたそうです。
私は死刑廃止論じゃでも賛成論者でもなく、このことに意見をするつもりはありません。

ただ、この報道を目にして、報道機関自身が毎日毎日死刑執行をしていることを誰も議論しないことが不思議に思います。

何が言いたいかというと、いつも全てのマスコミがほぼ同じ方向で、絶えずお金持ちや地位の高い人、成功した人を報道という名の元に、執拗に攻撃し続けているからです。

例えば、この報道

> 北陸道の「あおり」JR西社員に懲役6年

出典元:Yahoo News 北国新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88753c018de3ae864c7713197d025bd53533982

この報道は、JR西の社員が、職務上ではない時間に、車で危険運転をし、
事故を起こし人を死亡させたという事件ですが、このタイトルに何故「JR西社員」が必要なのか全く分かりません。

JR西社員 ⇒ 特権階級 ⇒ だから許せないというのがアリアリと出ているからです。

事件は、重大な事件だと思います。
ですが、そこは一般人だろうが一流企業だろうが同じ話であって、何故ここでその人の全く関係のない氏素性(勤め先)を出す必要があるのでしょうか?

私にはどうしても前述 『JR西社員 ⇒ 特権階級 ⇒ だから許せない』の構図が見え隠れして仕方ありません。

その他にも色々あります。
例えば、先の衆議院選挙です。
石原伸晃氏が残念ながら落選しましたが、あの報道は執拗かつエンドレスだと思いませんか?
選挙後無職になった同氏が政府から参与職を受けた後、どうしてあそこまで必要に追い落とす必要があったのでしょうか?
批判の向きがあるのは、報道の自由ですから著名人ですから仕方のないことだと思います。
しかしながら誰も肩を持つ意見が出てこないのが異常です。

皆さんは、お隣韓国で慰安婦批判をしたり、徴用工を批判したらバッシングをされて大変なことになることについてきっと批判的でしょう。
特に文政権でのある種の言論統制について批判的だと思います。

だけど、日本でやっていることも同じに思えて仕方ありません。

私は、選挙区は違うのですが石原氏の選挙区の近くに住んでいたため選挙運動を時々見ていました。
読者の皆さんは、石原氏がご子息を含め、今回の衆院選で過激派に妨害を受けていたことをご存じでしょうか?
時に、暴力を振るわれ、被害届も出していることをご存じでしょうか?

この事ってどこのメディアも報道しません。

そう、メディアが石原氏を抹殺しているのです。

人を殺すのは、物理的に殺す以外にも、やり方はいくらでもあります。
不謹慎な発言かもしれませんが、本当に殺すよりももっと残酷な生殺しです。

大切なのは報道を盲目的に信じず、自分の信念で考えることではないでしょうか?

石原氏がケチだ?参与の仕事日当2万円が欲しい?
コロナ給付金60万円もらった?
要らないでしょう?もっとお金はあるでしょう。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月20日

仲間内の忘年会



師走も20日にもなると忘年会もピークになります。
今年は、コロナの影響で表立って大々的に忘年会はまだ憚られますが、この日は大学の仲間内でこじんまり忘年会をすることになりました。
(今年は大学の同窓会の幹事年度だったため、同期が中心となり、Webイベントを開催したのですが、打合せは全てTV会議でしたからリアルで仲間と会うことが出来ず、今回はイベント終了後の最後の打ち上げでした。)

で、詳細はプライベートのことなので割愛しますが、私はとあるパートを任されていたので今日の小打ち上げは私のパートで手伝ってくれた方への慰労もあっての会合です。

1年間色んな人に協力いただいたし、、、
パートの責任者として何かお礼を、、、

と考えた時、思い浮かんだのは、簡単なプレゼントをしよう!ということでした。

良くありますよね、クリスマスに皆で500円以内でプレゼント交換しよう!なんて企画。
今回は私からの一方的なプレゼントですが、それぐらいの予算なら皆、負担に感じず気軽に受け取ってもらえるかと思い、プレゼントを用意しました。

で、その中身がコレ!

折角だから、吉村らしさを出し面白おかしくしたかったので、青森名物だけを集めてプレゼントを用意

20211220.JPG

中身を紹介すると

青森ニンニク
 青森はニンニクの生産量日本一。中国産と比べると高額ですが、地元に行くと意外とお手頃価格

カップ麺(カレー味噌牛乳ラーメン)
 これが美味いんです!

カップ麺(煮干しラーメン)
 これも美味い!青森県民は朝からラーメンを食べてます!(朝ラー)

ニシンの切り込み
 ニシンの麴漬けですが、お酒のアテにぴったり!

どうですか?
青森はリンゴやホタテだけではなく、色々名産品があるんですよ。

好評だったら次回は山形版、秋田版、新潟版でお土産を準備したいと思います。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月07日

価格改定×××



巷ではこの秋から色んな物が値上げになっています。
特に食料品が良い例ですが、小麦から牛肉などの食料品のみならず、石油が上がっているからガソリンから石油精製品まで殆どの世界では物価が上がってますね。
コロナで苦境に陥っていた飲食業界も、営業再開した際には結構値上げをしている店も多いように思います。

でもまぁ、その分給料が上がれば問題なしか・・・という鷹揚な方もいるかも知れませんが、実は私の知る限り上がっていない業界が・・・

そう、ファッション業界です×××

実際のファッション業界は、どうかというと、

輸入品は、、、、円安(105円⇒115円)に加え、海外縫製の工賃上昇、物流コスト増で海外製品もコストアップ

国内製品は、、、最低賃金上昇、物流コストアップ、石油製品価格アップによりこちらもコストアップ

されど、どこも値段を上げられない。

競合他社が上げていないからということもあるのでしょうが、それにしても厳しいです。
当社もまたしかりで、今年最低賃金は793円から822円に3.7%もアップ(青森県)しました。
実のところ、当社(縫製工場)ではこの上昇だけで年間15百万円の利益が吹き飛びます。

縫製工場は設備産業でもありますので、このコスト1年間設備投資を全くしなければ凌ぐことはできます。

でも、それをすると将来の成長力をそぐことになりますから短絡的には出来ません。
そうするとどうしても値上げが必要になってきます。

う〜ん、どうすれば良いか?

価格を改訂するとすれば、シーズンの変わり目に行わざるを得ず、多分これは来年の3月からの春夏物になると思います。

セールの時にオーダースーツがセールで(税抜き)1着2万円以下で手に入るというのは、この冬が最後になるかもしれません。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:05| Comment(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする