というのも販売計画とかは既に春夏物は終了しているし、仕入れた生地の入荷もこの時期は現場作業なので、次にやるべき仕事は秋冬の販売戦略を練ることぐらい。
では、長いバカンスに行ける!と思いきや、実は私にはこの時期ならではの仕事があります。
1つは賞与の査定
⇒こちらは、今まさに素案を作っている段階ですので何とも言えません。
(意外と本ブログは社員も読んでいるのでうかつなことは書けません。)
もう1つ、この時期ならではの仕事は、社内資料の整備
⇒これは言うなれば社内マニュアルなのですが、今は特に工場のお取引の要領を作成しています。
縫製工場というのは、販売店さんの仕様に合わせて調整しなければならないことが多いのですが、だからといって全てを個別に作っていては工場側も効率が著しく低下します。
ですから、一定の基準としてのマニュアル(お取引要領)が必要なのです。
ということで、マニュアル作り。
表紙はこんなのを作りました。

最後にもう1つ今年ならではの仕事は、、、実は某ファッション系の団体様から7月に弊社工場の見学をしたいとのお申し出を頂いておりまして、工場案内の説明資料作りをしております。
縫製工場なんて見学してもそれほど際立ったものもなく、これまではあまり工場見学などご要望がなかったのですが、当社は3年前から実施している【7DAYSオーダー】がご好評ということもあり、どうやって運営しているか?にご興味があるようなのです。
で、どうして7Daysオーダーをやることになったのか?
そのポイントなどを教えて欲しいとのことでした。
本当は自社のノウハウなのであまりお見せしたくはないのですが、
これは私の持論なのですが、【<7DAYSオーダーは海外縫製では納期面で真似ができない、いわば国産商品の‟証”】になるものですし、
【納期が長いが故に販売のチャンスを失っていたオーダースーツが既製服に対抗できる‟鍵”】だと考えていますから、
縫製業界やオーダースーツ業界の価値を高めるためには業界を挙げて取り組むべき問題と考えています。
ですから積極的に参加者にはお話ししたいと思い、熱が入っているのです。
ということで、この夏もバカンスとはご縁がないようです。