今日はヨシムラのお話をします。
ヨシムラは6月決算ですので、7月下旬ともなると1年の決算報告書がある程度まとまってきます。
この日はヨシムラの社長としてその決算書を分析しておりました。
ヨシムラのお客様はよくご存じだと思いますが、ヨシムラはオーダースーツのヨシムラ事業の他、生地屋部門、不動産部門、投資部門とありますが、過去1年で言いますと、神田の新築ビルの入居率が高いこともあって、今の収益は不動産部門が全体を大きくけん引していて業績全体は皆様のおかげもあって安定的に収益を上げています。
で、オーダースーツのヨシムラはどうか?というと実のところ過去1年芳しくありませんでした。
業績が良くないとついつい口から出てくるのは新型コロナを理由とする言い訳。
その言い訳が最近あまりに酷く、かつ悪くなっている過去の業績を基に新年度の予算組をするものだから改善する傾向が見えなくなっています。
過去の亡霊を追うのは現役のスタッフには厳しいことかもしれませんが、私がSHOPMASTERをしていた頃と比べると東京店も大阪店も随分売上が落ちています。
私もいけないのです。
最近はビッグヴィジョンや縫製工場のオリテックの方に時間を多く割いていますし、別会社でマンション建設をしたりと慌ただしくしているのでヨシムラの店舗の方をかまってあげていないのも事実で、それは自身の反省ですが、それにしてもテコ入れをしなければならない状況にまで落ち込みました。
そこで改めてヨシムラの店舗、Webサイトを見てみるとこんなことが分かりました。
店舗:あまりに綺麗すぎる
⇒語弊があるかもしれませんが、私は店舗のクレンリネスはお客様に不快感を与えないレベル+α位で良いと思います。
ヨシムラは銀座の目抜き通りの店ではありませんし、ちょっと汚れている位の方が人気(ひとけ)があって良いと思っています。
昔のお店をご存じの方は、そう思われますよね?
(大昔、2CHで「あの店は倉庫みたい」と書かれ、これを誇らしく思ってました。)
それに比べると今の店舗は綺麗すぎます。※
※:新築の店舗を綺麗なまま維持してくれている現スタッフの気持ちには感謝しています。
Webサイト:サボりすぎ
⇒ヨシムラは本来HPの情報を通じ、お客様にオーダーの楽しみを疑似体験してもらうことで信用に繋げていました。
ですからリアリティーが大切で、私が原稿を書いている頃は、リアリティーの追求からお客様のメールをそのまま掲載することを頻繁に行っていました。
でも、これは相手があることですからなかなか自分の都合で良いことを書いて貰える訳ではありません。(だからこそリアリティーの追求なのですが)
楽な方法はもっとあります。それは作文をすること。
ある時、こんなデザインを希望するお客様が来ました・・・
その方に、こんな提案をしました・・・
それが、こう仕上がりました。格好良いでしょ・・・
お客さまにお店したら、大変喜んでもらえました・・・(自画自賛)
その時の写真がこれです。(これだけリアル)
私から見るとこれはリアリティーの追求ではなく、自画自賛、マスターベーションに思えます。
ですが私も一度SHOPMASTERを譲った身。
過度に介入すべきではないとも思います。
ですからスタッフへは過去の実績数字を示したうえで、私の考え、過去のアーカイブを見るようにだけ指示をしました。
さてさてどう受け止めたかな?
そう、Webサイトで言えばブログのことも言いました。
あまりに更新頻度が低すぎると。
ブログは何もカッコいいことばかり書く必要はありません。
時には悩みを書けば良いし、嬉しかったこと、自分が学んだこと、どんなことでも良いと思います。
だからこその日記なのですから。
(ただ、私自身はというとBV、オリテック、ヨシムラ3社の代表という立場でそれなりの方から見られるため昔のように自由には発言できなくなりましたが)
以上のことをヨシムラのスタッフへは大阪のスタッフを含めて話をしました。
彼らのブログ https://www.vightex.com/blog/index.php を見る限り、今この瞬間はピリッとしたと思います。
ここから先は自分との闘い。
日々の誘惑に負けず、コツコツ継続すること。
まさに継続は力なりです。
2022年07月28日
2022年07月27日
日本は買い負ける・・・
季節は夏真っ盛りですが、ファッション業界の裏方(仕入)をやっている所では7月は来年春夏物発注のぎりぎりの時期。
もちろん当社もほぼ全ての発注を済ませていたのですが、ここにきて色んな問題が出てきています。
1つは以前もブログに書きましたが中国ロックダウンの影響で物流に遅れが出て、生地の生産が遅れているところが多いというところですが、(この件は中国反物をあまり購入しなかった当社には影響はありませんでした。)
が、ここにきて別の影響が出てきました。
それは欧州系の生地メーカーから発注のお断りが入ってきたこと。
厳密にいうと、当社からの発注を受けて現地に伝える生地商社がなんと伊のビッグブランドから発注を断られてしまいました。
その生地商社はどことは言いませんが、専門商社としては業界で知らぬ人はいない程の規模の会社で、当社も30-40年ぐらいは付き合いのある日本有数の会社です。
そこがなんと現地メーカーから断られるとは・・・
聞けば、確かに発注が若干遅れたそうなのですが、それでも従来だったら十分許容範囲の中での発注だったのに、他国からの注文で生産キャパが超えてしまったので「もう作れない!」のでお断り、だそうです。
今、世界では日本の経済力低下がよく取りだたされていますが、普通遅れているなら「そろそろ発注してもらわないとダメですよ!」ぐらいは長い付き合いの中で言ってくれるものですが、それすらなく断られるとは、、、やはり日本の経済力低下なのでしょうね。。。
ということで、日本のアパレル業界全体で2023年の春夏物で扱う某イタリアブランドは数量が大幅に減りそうです×××
2022年07月22日
7DAYSオーダーの将来
ここのところバタバタしていてブログ更新を怠っていました。すみません。
その言い訳ではありませんが、先週末ちょっとしたイベントが青森であってその仕事をしていました。
そのイベントというのは業界の中で、特に縫製技術者を中心とした国際的組織があり、その組合の方が弊社工場(オリテック青森)へ工場見学したいという申し出あってその準備をしていたのです。
国際的な組織(とは言ってもその日本支部ですが)どうしてまた青森までわざわざ、、、とも思いましたが、取りまとめの方に伺うと、7DAYSオーダーのことを知りたいのだとのこと。
ご同業の方から注目されるとは、身に余る光栄です。
で、参加者(参加企業)の詳細を聞くと、なんと20人以上の方が来工を希望され、参加する方も大手アパレルの方、縫製工場の技術者、関連付属品メーカーの方と多種様々。
メンバー20人の半数ぐらいは直接間接お取引や面識のある方でしたが、改めて工場を紹介するとなると話は別でいろいろ準備が大変でした。
こんな表紙の資料を作ったりして。。。

私はというと前日に青森入りしてお迎えする準備。
人数が多いので1回で工場見学を済ませることができず2班に分けるとか、概略を会議室で話すためにプロジェクターを用意したりとか、バタバタやっておりました。
で、実際の工場見学は、、、まぁ、成功と言ってよいのでしょう。
当社は他の縫製工場と比べると夜間に動くRPAとか、在庫管理を簡単にする自動倉庫などが優れているのですが、それらをご覧いただいて7DAYSのスピード感を実感してもらいました。(実は自動倉庫が途中ダウンして焦りましたが、、、)
一通り工場内を見学いただいた後は、私がちょっと詳細の説明
当社がなぜ7DAYSに傾倒していったのか、真意を説明しました。
読者の皆さんは↑の真意は何だと思います?
それは一言でいうと【海外縫製に勝つための秘密兵器】だからです。
日本の縫製業は過去30年以上ずっ〜〜〜と安い工賃の海外縫製にコテンパンにやられています。
日本のアパレル製品(小物含む)の国内生産比率はなんと!2-3%です。
スーツはそこまで低くはありませんが、それでもこの数値から国内工場がボロボロなのはお判りいただけると思います。
ビッグヴィジョンでも一部の廉価品は海外縫製に出しておりますが、オーダーに限らず国内で販売されているスーツで3万円以下のスーツはほぼ全て海外製と言っても過言ではありません。
そんな低価格スーツに対抗するのは、【納期】以外にないと考えての7DAYSオーダーなのです。
物流時間がかかり、通関が必要な海外製品は注文から7日間ではさすがに納品できませんからね。
その辺を皆さんに強くアピールしました。
でも、よく考えてください。
なんで吉村は当社にとっての虎の子の7DAYSオーダーを、ライバルであるアパレルさんや他の縫製工場の方に見せたのでしょうか?
実はそこが今回のミソなのですが、
この7DAYSオーダーはビッグヴィジョンでも狭い了見では、自社でその技術を独占して競合相手に対する差別化商品にすることが善策だと思いますが、私は違った考えを持っていまして、この7DAYSオーダーはAll Japanで海外縫製に対抗するための武器だと考えています。
ですから来年以降、この7DAYSオーダーのノウハウを他社へ提供すること(またこれをビジネスとすること)を検討していて、All Japanで『オーダースーツが7日間でできるのは【国産の証】』となることを広く世の中に知らしめたいのです。
良いと思いませんか?
世の中に7DAYSオーダー=品質基準の優れた国内縫製の証になれば。
そういうことを考えるとビッグヴィジョンだけでは世の中へ知らしめるにはちょっと小さいのです。
まぁ、そんな野心?もありつつ日々色々と戦略を考えています。
今日はとりあえずは業界の方々に認めてもらって良かったです。
その言い訳ではありませんが、先週末ちょっとしたイベントが青森であってその仕事をしていました。
そのイベントというのは業界の中で、特に縫製技術者を中心とした国際的組織があり、その組合の方が弊社工場(オリテック青森)へ工場見学したいという申し出あってその準備をしていたのです。
国際的な組織(とは言ってもその日本支部ですが)どうしてまた青森までわざわざ、、、とも思いましたが、取りまとめの方に伺うと、7DAYSオーダーのことを知りたいのだとのこと。
ご同業の方から注目されるとは、身に余る光栄です。
で、参加者(参加企業)の詳細を聞くと、なんと20人以上の方が来工を希望され、参加する方も大手アパレルの方、縫製工場の技術者、関連付属品メーカーの方と多種様々。
メンバー20人の半数ぐらいは直接間接お取引や面識のある方でしたが、改めて工場を紹介するとなると話は別でいろいろ準備が大変でした。
こんな表紙の資料を作ったりして。。。

私はというと前日に青森入りしてお迎えする準備。
人数が多いので1回で工場見学を済ませることができず2班に分けるとか、概略を会議室で話すためにプロジェクターを用意したりとか、バタバタやっておりました。
で、実際の工場見学は、、、まぁ、成功と言ってよいのでしょう。
当社は他の縫製工場と比べると夜間に動くRPAとか、在庫管理を簡単にする自動倉庫などが優れているのですが、それらをご覧いただいて7DAYSのスピード感を実感してもらいました。(実は自動倉庫が途中ダウンして焦りましたが、、、)
一通り工場内を見学いただいた後は、私がちょっと詳細の説明
当社がなぜ7DAYSに傾倒していったのか、真意を説明しました。
読者の皆さんは↑の真意は何だと思います?
それは一言でいうと【海外縫製に勝つための秘密兵器】だからです。
日本の縫製業は過去30年以上ずっ〜〜〜と安い工賃の海外縫製にコテンパンにやられています。
日本のアパレル製品(小物含む)の国内生産比率はなんと!2-3%です。
スーツはそこまで低くはありませんが、それでもこの数値から国内工場がボロボロなのはお判りいただけると思います。
ビッグヴィジョンでも一部の廉価品は海外縫製に出しておりますが、オーダーに限らず国内で販売されているスーツで3万円以下のスーツはほぼ全て海外製と言っても過言ではありません。
そんな低価格スーツに対抗するのは、【納期】以外にないと考えての7DAYSオーダーなのです。
物流時間がかかり、通関が必要な海外製品は注文から7日間ではさすがに納品できませんからね。
その辺を皆さんに強くアピールしました。
でも、よく考えてください。
なんで吉村は当社にとっての虎の子の7DAYSオーダーを、ライバルであるアパレルさんや他の縫製工場の方に見せたのでしょうか?
実はそこが今回のミソなのですが、
この7DAYSオーダーはビッグヴィジョンでも狭い了見では、自社でその技術を独占して競合相手に対する差別化商品にすることが善策だと思いますが、私は違った考えを持っていまして、この7DAYSオーダーはAll Japanで海外縫製に対抗するための武器だと考えています。
ですから来年以降、この7DAYSオーダーのノウハウを他社へ提供すること(またこれをビジネスとすること)を検討していて、All Japanで『オーダースーツが7日間でできるのは【国産の証】』となることを広く世の中に知らしめたいのです。
良いと思いませんか?
世の中に7DAYSオーダー=品質基準の優れた国内縫製の証になれば。
そういうことを考えるとビッグヴィジョンだけでは世の中へ知らしめるにはちょっと小さいのです。
まぁ、そんな野心?もありつつ日々色々と戦略を考えています。
今日はとりあえずは業界の方々に認めてもらって良かったです。
2022年07月14日
友情
先日、安倍元総理が凶弾に倒れました。
このことについてコメントは他の皆さんも沢山されていますので控えますが、私もアベノミクスで会社経営が上向いた立場として、安倍元総理には深い感謝とご冥福をお祈りいたします。
さて
一連の安倍元総理の出来事ですが、私は麻生元総理の弔辞に心を打たれました。
麻生元総理は、安倍総理の時代の副総理。
年齢的には安倍総理より年上です。
その麻生氏の弔辞は、歴年のライバル、戦友、部下、上司であった安倍元総理に対し「友人代表」として弔辞を述べられ、その言葉には苦難を共にした仲間への尊敬・愛情・くやしさ等に満ちた言葉でした。
中でも弔辞の最後に
『私の弔辞を安倍先生に話して頂くつもりでした。無念です。』という言葉を読んだ時、涙を流しそうになると共に、自分が死ぬときこんな仲間が一人でもいてくれたら生きていたという足跡になるなぁ。そうなりたいな。羨ましいな。と率直に思いました。
人はいつかは死んで土に還りますが、何でもよいので誰かの記憶に残るような生き方をしたいものです。
話は変わりますが、昔、ある方の結婚式で森元総理とお話をする機会があった時のことです。(そういえば、その席に麻生元総理もいたな・・・)
丁度、安倍氏が総理大臣の時だったのですが、森元総理曰く
「安倍総理は人使いが荒くて困る!
退任した総理大臣は、現職総理が外遊する前の下準備で諸外国を事前に回る時、私(森元総理)は後期高齢者なのに、0泊3日で出張させる!」
補足:行き帰りは政府専用機を利用するんですが、そこだけが寝泊りの場という意)
こんなお話をいただきました。
そう、総理大臣を辞めたからといって仕事がない訳ではないのです。
(某民主党の元総理は除くと思いますが)
皆さん、お国のことを思って、粉骨砕身頑張ってるんです。
そう思うと、世界に顔が売れている安倍元総理が亡くなられたこと、本当に残念です。
私が力になれることは現実的にはないでしょうが、気持ちだけはお国を良くすることに協力します。
否、気持ちだけでなく微力でも協力したいです。
生地が仕入れられない×××
前回のブログでキュプラ裏地の工場が火災の影響で生産できない!という話題を書きましたが、今度は生地が問題になりました。
それは、、、
国内では最有力の某生地商社から某イタリアの有名生地メーカーの春夏物が仕入れることが出来なかったということ。
この影響は確実に来年の春夏シーズンに日本中に影響が出ます。
もちろんビッグヴィジョンも。。。
どうしてこうなったかというと、色々複合要因があるのでしょうけれど、
一番は、日本が買い負けているという事実でしょうか。
日本は何を決めるのも時間がかかり意思決定が遅く、このため先に手を上げた欧米企業に取られてしまう。
それだけならタイミングの問題だから諦めもつきますが、それ以外でも日本は@価格に厳しい Aロットが少ない B品質にうるさい ですから先方さんから見れば『面倒な客』なのです。
それでもこれまではJAPANブランドの信用力でお付き合いしてくれていたのですが、ここに来て中国のバイイングパワーに負け、更にはコロナで消費が疲弊し、簡単にいえば二等国に落ちたってことですね。
あぁ、悲しいことです。
でも、私(50代前半)と同世代(以上)の方ならお分かりいただけると思いますが、子供の頃はインポート品は車でも服でも靴でも高価で背伸びしないと手に入らない物でした。
ませた私は、高校生の時にバーバリーのコートを買うので親にねだったのを思い出します。
それが1$100円時代に、欧米輸入品でも普段使いで買える時代になってしまいましたが、単に昔に戻るだけのことです。
それにしても、コロナ以後の日本は、ウクライナの問題もあるのでしょうけど、散々な状況です。
生地が仕入れられないなんて×××
2022年07月03日
工場の火災
わが社の工場で火災が起きた訳ではありません!
最近、話題になった工場火災の例では、新潟の三幸製菓の例がありますが、実はこの工場火災事故の常習犯だったそうです。
出展:https://news.yahoo.co.jp/articles/98eff528df7a7414d5c48661083ef16edc45484d
三幸製菓と言えば、松平健がCMに出ているほどの大手煎餅メーカー。
私も甘い砂糖を塗った「雪の宿」は大好きです。
ですが、この工場、火災事故の常習犯で今年2月火災が起きた後、なかなか消防から業務再開の許可が下りなかったのだそうです。
(上記URLでは過去に8回火災を起こしていたとのこと)
確かに、煎餅屋さんは米粉が飛び散りますから粉塵火災を起こしやすい職場環境なのだと思いますが、とはいえ、過去8回は多すぎ、消防が起こるのも無理はないです。
・・・と、ここまでは私の仕事には関係のない異業種の話なのですが、、、
実はここに来て、私共の業界でも同じようなことが起きていてこれが大問題になりつつあります。
(まだ殆どの人が気づいておりませんが)
旭化成IRより
https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2022/ze220409.html
ご存じの方も多いと思いますが、サラッとした触感、通気性の良さ、発色の良さで人気のある【キュプラ裏地(ベンベルグ)】は旭化成の独占商品です。
このご時世において、中国等の国外での生産を一切行わず、日本国内の門外不出の技術としている所は、頭が下がる思いですが、実はこのベンベルグの工場が4月に火災を起こし、その後、復旧が出来ていないのです。
というのも、旭化成は宮崎の延岡市に工場を複数持っておりますが、同社は2020年にも半導体工場で火災を起こしていたため、法人としての旭化成に消防がなんらかの疑念を持ってか、再開の許可が下りていないとのこと。
このため少しずつですがキュプラ裏地の在庫が厳しくなってきているようです。
まぁ、原糸の工場ですから糸や生地での流通在庫はある程度あるため大丈夫とは思いますが、たった1工場の火事で商品供給が滞る(滞りそうになる)なんて少し驚きました。
縫製工場も、先ほどの三幸製菓や旭化成のようにホコリが多く発生しやすい工場ですから火の手には十分気を付けないといけません。
社内喫煙はないですが、タコ足配線などからの引火などは厳に注意しないといけませんね。