2022年10月28日

全国旅行支援はありがたい!


先週は後半、大阪・名古屋へ出張しておりました。
最近は工場の立地の関係から東北出張が多いのですが、珍しく大阪&名古屋。

出張内容は、大阪では仕入れ先表敬訪問の他、BV・ヨシムラとも社員の面談。
名古屋では旧千種店跡地でマンション建設をしている関係から、進捗状況確認と定例打合せ。
間には、お取引先さんとの会食や大学同期の岐阜県メンバーとの会食など。盛りだくさん!

そんな中、今回大変ありがたかったのは全国旅行支援

ツアー会社を使えば新幹線代まで割引対象になるのですが、私はそれを使わなかったとはいえ、とても安く上がりました。

前回のGOTOでも感じましたが、クーポン良いですね!

普段は買わないお土産をたくさん買えて、周りも喜び、消費による支援にもなる!
クーポンによって普段買わない価格帯の(ちょっとお高め)土産を買えるのが何より良いです!

全国旅行支援は、平日の旅行客を増やそうということで平日のクーポンは多めに頂けるとのことで、これは実は出張族にはドンピシャ!
遊びの旅行ではありませんが、何よりありがたい!

聞けば会社によってはこのクーポンを受け取ることを許さないお堅い会社もあるようですが、これぐらいの私的流用は許してあげた方が、世の中上手く回るような気がします。

この旅行支援は何でも12/20まで、だそうで、丁度これからの時期地方出張が多くなる私にとっては何よりの政策です。

いっぱいお金を使うことにしよう!
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2022年10月19日

インフレはつづく?

今日、Newsを見ていたのですが、日銀の黒田総裁が衆院予算委員会で、来年はインフレが落ち着くという発言をしたことにメディアが非常に批判的に書いていました。

・黒田氏は来年3月任期切れだから「来年のことは知ったこっちゃない!」という感じだ
とか、
・足許のインフレで庶民が苦しんでいるのが分からないのか!
などでした。

まぁ、相変わらずワイドショー的な庶民の味方を語るようなメディアが総じて厳しく書いていますが、どうなんでしょうね・・・

私は、個人的にはメディア(あるいはその視聴者)は何を求めているのか?
どうして欲しいのか?良く分かりません。

誰だか忘れましたが、海外に住んでいる元芸能人の人が「日本に戻ると何でも安くてありがたい!」と語っていましたが、その通りなんだと思います。
つまり日本の物価が安すぎるのです。

しかし日本人はそれに慣れてしまった。
バブル崩壊以降は、インフレではなくデフレ(物価下落)社会が長く続いていましたからね。

でも、本当はそっちの方が異常な世界です。

何故なら、明治の初期に通貨はそれまでの“両”から“円”に変わりました。
その時の、1両は現在でいえば7-8万円相当の価値だったらしいですが、それが1円です。
つまり、1両というお金に対して物の値段は70,000〜80,000倍になっている訳ですから、歴史の経過とともに物の価値が上がっていく(通貨価値が下がる)というのは必然なんでしょう。
だって、1円の下の“銭”なんて現在では存在しないですし、1円硬貨ももう皆さんにとっては無くても良い通貨でしょうから。

つまり年月とともに物価は少しずつ上昇していくものなのです。

歴史、そして世界はそれを受け入れてきたのに、何故日本人は受け入れないんでしょうね。
ガラパゴスと言われるのも無理はないと思います。

またこういった無知な大衆(←失礼な言い方だと思います。すみません)に迎合する形で、インフレを過度に悪者扱いする政治家も間違っていると思います。

インフレは急激なものは良くありませんが、適度なインフレはむしろ経済にはプラスです。

何故なら、
インフレが見込まれれば、人はタンス預金をしてお金の形が下がるぐらいだったら、将来有望な物に投資するでしょうし、投資しないまでも、来年値段が上がるならといって物を買い、消費が進むでしょう。
そうすれば、企業は儲かり、それが人に分配されるから
です。

それを値上げ=悪、値上げをする企業は悪い、価格維持をする会社は正しいみたいに報道し、これが社会ムードを醸成してしまうと、皆が我慢する、欲しがりません勝つまでは!になってしまい、一億総清貧社会になってしまいます。

それで良いのでしょうかね?
資本主義である以上は、努力して立身出世し、財を成すことは正しいこと、素晴らしいことではないでしょうか?

だから私は経営者としてはインフレ以上に稼ぎ、従業員へはインフレ以上に給与を与えられれば、緩やかなインフレには大賛成です。

ところで、このインフレ、ファッション業界ではどうなっているでしょうか?

実のところ、この秋冬から殆どのブランドが価格改定をして値段が上がっています。
上がっていなくても、例えば今まで10万円のスーツはゼニアの生地を使っていたところが、従来1ランク下の生地だったキャノニコを使ったりと実質値上げをしています。(残念ながら当社もそのような対応をしています。)

これは生地が好きな慣れた人ですと見ればわかるかと思います。

ただ、難しいのがこの業界でのステルス値上げ

どういうことかというと原材料の混紡率目付を変える方法

混紡率というのはウールやポリエステル等の原材料の内容で、目付というのは生地の重量(つまり原料の使用量)です。

目付の方はシーズン性がありますからあまりごまかしは利きませんが、見落としがちなのは混紡率です。

特に、安さを売り物のしているメーカーの商品は要注意です。

なぜ要注意かというと、安さを売りにする会社は従来この価格帯の商品を中国やインドネシアなどで縫製することでコストを下げてきました。

ですが、これらの海外縫製こそが昨今のインフレの影響と円安の影響を強く受けているからです。
つまりインフレで20%<コストが上がり、更に為替で30%上がれば1.2×1.3=1.56倍のコストアップになっているからです。
物には、原価というものがあり、値下げをするにも限界があります。
原価を無視して下げることはできませんからどこかで無理をします。

その無理の行きつく先が、混紡率です。

読者の皆さんも調べてみてください。
安いスーツの内ポケット裏についている品質表示や原産国表示を。

従来一番安いスーツは、ウール50%ポリ50%ぐらいでした。※
(※:昨今、ハイテク繊維として高価なポリエステルもあるためこれは例外)

それが来年あたりからはウール30%、ポリ70%になりますから。

実のところ、当社でも最廉価商品は海外縫製ですし、ウール50%ポリ50%です。
そして、今、コストを下げるためにウール30%の提案を生地メーカーから受けています。
誘惑は甘く、一時の快楽をもたらします。
どうするかはもう少し熟考しますが、私としてはウール50%は維持したいと考えています。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月11日

かっぱ寿司とはま寿司

最近、見たニュースで驚いたのはかっぱ寿司の社長(今は元社長)による前職はま寿司の仕入情報を漏洩した事件

私がこの事件に注目するには実は訳があります。
それは、過去によく似たケースで裁判をした経験があるからです。

裁判というネガティブな情報を書き込むことには少なからず抵抗がありますが今後このような事件がないことを祈る上でも敢えてその時のことを書きたいと思います。

今回のかっぱ寿司のケースは直接的には不正競争防止法違反ですが、この法律の意図としては「本来自由な競争であるべき経済活動に不正なやり方で競争をしてはいけませんよ!」というのがその趣旨ですが、具体的には不正な手段で企業秘密を入手したケースなどを罰する法律です。

本件は「はま寿司」からすれば、自社の社外秘である仕入情報を盗られた訳ですから、窃盗と同じな訳です。

ですが、この法律、実はこの20-30年ぐらいでようやく認知されてきた、まだまだ実効性の少ない法律です。

というのも、先述の当社の例でいえば、当社でも約25年前に退職者に顧客リストを持ち逃げされ、同業の会社(生地の卸売販売部門)を起業され大打撃を受けたことがあります。

ですが、当時は不正競争防止法という法律はあっても厳しい刑罰に至らず、勝訴したものの賠償金は雀の涙でした。(警察には動いてもらえず、民事のみ)

またその時も情報の窃盗(当社の例では顧客リストの持ち逃げ、かっぱ寿司の例では仕入情報)を立証するのは、原告側ですから大変でした。※

※:当時は刑事事件にはならず民事オンリーでしたから、恥ずかしい話ですが、盗みを行った退職者の事務所に深夜行き、そこのゴミから当社顧客情報を見つけ出し、裁判所へ提出、ようやく当社顧客情報を持ち出したことを立証した次第でした。これが、はま寿司のケースでは警察が動いていますから、はま寿司側は楽で羨ましいです。

まぁ、時代が25年を経過し、また企業規模も大きかったこともあるのでしょう。
そう考えると時代の変化を感じざるを得ません。

とはいえ、私がとても残念に思うのは、東証プライム市場に上場する企業の、しかもトップである社長がこのようなことをしていたという事実
なんという、コンプライアンス意識の低さでしょうか。

人の物を盗んで良い?
情報というモノではなく形のなモノだから盗んで良い?

こんなことを考えている人が企業のトップでいるというのはなんと不幸なことかと思います。

確かに、会社の代表となると色んな誘惑があります。
チヤホヤする人はいくらでもいる訳ですから。
そしてそのチヤホヤされた結果、愚行をする人は大いにいると思います。
でも、自分から率先して犯罪を犯す人はそうはいないでしょう。

かっぱ寿司と比べれば、我が社は小さい会社ですし、私がどんなに頑張っても東証プライムに上場は出来ないでしょう。
でも、だからといって、心まで卑しくはなりたくはありません。

出来るか出来ないかは別にいつも心の中に留めているのはノブリスオブリージュ(高貴なる者の務め)。
人より上の立場で日頃から偉そうに話をして、他の人よりも少なからず高い報酬を得ている以上は、だからこそ背負うべき責任があると思うのです。
稲盛和夫氏のような人は珍しいのでしょうね。。。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月10日

全国旅行支援

いよいよ明日から全国旅行支援が始まります!

実は、ワタクシこの旅行支援には大変期待しています。
前回のGOTOでもそうでしたが、私の場合、仕事で東北の各工場や、ビッグヴィジョンの名古屋・大阪エリアを定期的に回る仕事があると、これが本当にありがたいのです。
前回のGOTOでも随分安くいかせていただき、クーポンはそのままお土産に使えたので皆から喜ばれました。

加えて今回は平日の割引が大きいと聞きます。
そうなると仕事で行く私には尚更ありがたく、1泊延泊して私的旅行に使おうとすら考えています。

ということで、明日から全国旅行支援ということで、早速、年内に出張予定の各県の県庁HPを見てみました。

青森県、秋田県、山形県、新潟県、、、

ど、どこも記載がない。

唯一、秋田県だけ「全国旅行支援についてはこちら→」となっていたものの、(現在準備中)とのことでした。
https://aki-tabi.com/ 
※ご覧頂くときにはもうUPされているかも知れません。

これじゃぁ、ねぇ、、、

まぁ、色々あるのでしょうね。
前回のGOTOの時は、国主導だったため、自治体から使い勝手が悪いとか酷評されましたから。
だから国としても、じゃぁ、予算だけ上げるから自分達で企画してみ?って感じなのかもしれません。

国や県が何かイベントを企画するとなると、何かミスがあったら許されないという観点からどうしても慎重に慎重に、となってしまいます。

世の中には悪用する悪い人がいますから、仕方がないのだと思いますが、漏れがない仕事というのは大変です。(ミスればメディアに必要以上に叩かれますし)

でも折角決めたイベントですから関係される方にはご苦労ですが頑張っていただきたいと思います。

コロナで色んな業界が打撃を受けましたが、その中でも旅行業界は壊滅的な打撃を受けた業界の1つです。
何とか早く支援策を決め、復活する兆しのあるインバウンドを含めて、コロナ前の観光業を取り戻しましょう!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月07日

青森工場へ出張

今週は後半に青森工場まで出張で来ています。

私の場合、1月に1度は青森工場へは出張するようにしているのですが、そこで何をしているかというと、定例的には営業の会議や工場の設備投資関連の問題、人事などですが、今回は結構重要な案件目白押しでした。

どんな内容だったかというと、、、

●最低賃金改定による給与改定
⇒近年の最低賃金の急激な上昇は毎度書いていることですが、縫製工場のような従業員数が多く、また残念ながら賃金水準の低い業界には、本当に死活問題です。
青森県は最低賃金が31円上がりますが、これによる影響は年間で25百万円にも及びます。

とはいえ、最低賃金が上がったから賃金を上げる(≒最賃が上がらなければ賃金を上げない)は誤りですから、当社としては積極的に行っています。

ただ、そこには一人一人の能力に応じた評価も必要になり、個別の案件となると相当デリケートにきめていかなければなりません。

●工賃交渉
⇒最低賃金上昇の反動は縫製工賃に反映しなければ会社は倒産してしまいます。

ご参考まで、当社のようなオーダースーツ縫製工場の生産性はざっくりいうと、1人の従業員が一日1着縫製している勘定です。(本当はもう少し悪い)

時給換算で31円上がると、31円×8時間労働=2483円 ≒300円(社保等を考慮)のコストアップです。

これが最低のコストアップで、昨今の物価上昇は裏地やボタン、芯地、電気代、運送費全てが上がっていますから実際にはもっともっと厳しいです。

そこでお取引先様へ工賃改定のお願いをしているのですが、一番の難敵がグループ内のビッグヴィジョン

どちらも私が代表をしていますから内々に決めてしまえば良いと言えばその通りですが、どちらにも従業員がおり、それぞれの立場がありますからなかなか簡単にはいきません。

とはいえ、難産の末、何とか形になるようにいたしました。

●来年の設備投資
⇒青森工場では来年、更にパワーアップするため大型の設備投資を行います。

今ある自動裁断機(生地を型紙に合わせて切る装置)は現在5台ありますが、これに更に2台追加することに。(このほか新潟は3台)
そして、7Daysオーダーで大活躍の自動倉庫の増設
現在は1500種類の生地を自動倉庫に保管していますが、これが3200種類に増えます。
加えて、省力化のためのシステム変更もあってスタッフも大変です。

縫製工場は手作業が多くローテクと言われていますが、最新の工場は意外とハイテクなのです。

そんなことを、2日間の出張でやっておりました。

あ〜っ、疲れた×××

おまけ:青森県はリンゴの産地!リンゴの出荷が最盛期に入りつつありました!
機会があれば、読者の皆さんも青森工場へご招待したいです。

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posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月02日

訃報


人が亡くなられたことをブログで書くのが良いかどうか、批判があるかもしれませんが、最近、自分にとって大きな存在感のある方が随分亡くなられたような気がします。

1番はアントニオ猪木氏であり、それ以外にも新党さきがけをを立ち上げられた武村正義氏、笑点で誰もが知る三遊亭円楽師匠などなど、最近は寂しいことが多すぎます。

武村氏は、自民党政権が続く中、新党さきがけ、日本新党とで非自民党政権が誕生させた立役者の1人で、自分が社会人なり立ての頃で、日本の行く末について考えることが多かったからかもしれませんが、その時の高揚感をよく覚えています。

三遊亭円楽師匠は、笑点は好きでしたが正直そろそろ後進に笑点の席を譲ってあげないといけないなぁ、と最近考えていただけに正直微妙でした。

そして何より存在感が大きかったのはやはりアントニオ猪木氏。

第何次かのプロレスブームで中高生時代を過ごした私にはアントニオ猪木氏がハルクホーガンと闘う姿が脳裏に残っていますし、何よりプロレスを引退した後、政治家になるとは思いもしませんでしたし、何故あそこまで北朝鮮に固執したのかも分かりませんでしたが、とにかくすごかった。
燃える闘魂、最後まで煌々と燃えていました。

こう考えると、人の死というのは残された人の記憶にどれだけ色濃く残るかに尽きるのではないでしょうか。
私は小さい世界に住まう者ですが、小さい世界だからこそ深い世界であり、その小さく深い世界の中では存在感を残せるようになれれば、と改めて考えました。

ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする