最近、東北地方を中心に熊の出現や被害が出ていますよね。
何でも秋田では子連れの熊を危険だからと言って射殺したところNETで凄い批判されてたりとか・・・
でも東京に住んでいるとどうにも現実味がなく、ピンときません。
ところが・・・
今日、写真と1通のメール(LINE)が共に秋田工場から・・・
出ました
栗(工場裏)食べてます。
警察向かってます。
驚き、「建物から出ないでくださいね!」と返信したところ。
はい、警察来たら指示に従います。
実は、つい先日、工場裏の栗の木で身が沢山なったからといって栗を送ってもらったばかりでした。
その時も、今年は熊が来るから取り残しや小さい拾わない栗も片付けて捨てます。と言っていたのに・・・
今日は仕事になりません×××
企業経営にはこんなリスクもあったのか
2023年10月31日
実習生を招聘します。
(今日は縫製工場の話です。)
11月も目前となり秋も深まってきました。
当社の工場のある青森(弘前)でも、岩木山は冠雪しはじめ、市内は紅葉で、今は紅葉祭りの最終盤で、こうなると縫製工場も秋冬物の縫製がピークを迎えます。
さて
そんな青森工場ですが、近年少し困った状況になっています。
それは、、、少子高齢化によって従業員の確保が難しくなっているのです。
実のところ、青森工場は中堅都市である弘前市や青森市の間に位置しているため、まだベッドタウン的要素から比較的人口は多いのですが、
当社の秋田工場(大仙市)や山形工場(新庄市)では、人口流出&自然減が止まらず、近年人材確保が大変になってきました。
縫製工場は雇用の少ない場所(=僻地)に立地することが多く、この傾向は全国どこの縫製工場でも似たようなものですが、当社にとっても大きな経営課題です。
そこで、青森工場は来年からベトナム人実習生を招聘すべく今、色々と準備をしています。
この外国人実習生制度、あまり評判良くありませんよね?!
現代の奴隷制度とか、過酷な労働環境とか、脱走する人が出るとか。
でも、地方の一次産業等では結構浸透していまして、当社の実習生制導入はむしろ縫製工場の中では遅いぐらいです。
正直、よく報道される評判の良くない部分は私(当社)には良く分かりません。
何故なら、目いっぱい、真面目に、誠実に彼らを招き入れようとしているからです。
本稿のタイトルに「招聘」という言葉を用いたのも招聘=礼を尽くして人を招くからに他なりません。
今、私がやっていることは住居の確保。
幸い、地方には空き家となった広い一軒家が手頃な値段で入手できますので、安く買わせて頂いて、その後、改装し、済みやすい環境を用意しています。
特に、住居は生活の要ですから、工場へ徒歩(自転車)で通えつつ、スーパーなどにも行けるような環境を手配するようにしています。
住居の確保は何とか10月中に契約に持ち込んだので、次は内装工事と備品の整備です。
一から住み始める訳ですから、食器から洗濯機・レンジにベッド、何から何までです。
そこは友人に協力してもらい、食器などは引き出物などで余った物や相続で余った物などを頂戴し活用することにしました。
年内に内装工事を終え、1月早々に備品を納品し、1月下旬に入居です!
文化が違うと色々お互いに戸惑うこともあると思いますが、真面目に、誠実に対応するしかありませんね。
〜おまけ 最近知ったベトナム文化〜
ベトナムでは何でも夜にお風呂に入るのは縁起が悪いそうです。
夜こそ温まった方が良いように思うんですけどね。。。
それ故、浴槽の他、シャワールームを作ることに。
11月も目前となり秋も深まってきました。
当社の工場のある青森(弘前)でも、岩木山は冠雪しはじめ、市内は紅葉で、今は紅葉祭りの最終盤で、こうなると縫製工場も秋冬物の縫製がピークを迎えます。
さて
そんな青森工場ですが、近年少し困った状況になっています。
それは、、、少子高齢化によって従業員の確保が難しくなっているのです。
実のところ、青森工場は中堅都市である弘前市や青森市の間に位置しているため、まだベッドタウン的要素から比較的人口は多いのですが、
当社の秋田工場(大仙市)や山形工場(新庄市)では、人口流出&自然減が止まらず、近年人材確保が大変になってきました。
縫製工場は雇用の少ない場所(=僻地)に立地することが多く、この傾向は全国どこの縫製工場でも似たようなものですが、当社にとっても大きな経営課題です。
そこで、青森工場は来年からベトナム人実習生を招聘すべく今、色々と準備をしています。
この外国人実習生制度、あまり評判良くありませんよね?!
現代の奴隷制度とか、過酷な労働環境とか、脱走する人が出るとか。
でも、地方の一次産業等では結構浸透していまして、当社の実習生制導入はむしろ縫製工場の中では遅いぐらいです。
正直、よく報道される評判の良くない部分は私(当社)には良く分かりません。
何故なら、目いっぱい、真面目に、誠実に彼らを招き入れようとしているからです。
本稿のタイトルに「招聘」という言葉を用いたのも招聘=礼を尽くして人を招くからに他なりません。
今、私がやっていることは住居の確保。
幸い、地方には空き家となった広い一軒家が手頃な値段で入手できますので、安く買わせて頂いて、その後、改装し、済みやすい環境を用意しています。
特に、住居は生活の要ですから、工場へ徒歩(自転車)で通えつつ、スーパーなどにも行けるような環境を手配するようにしています。
住居の確保は何とか10月中に契約に持ち込んだので、次は内装工事と備品の整備です。
一から住み始める訳ですから、食器から洗濯機・レンジにベッド、何から何までです。
そこは友人に協力してもらい、食器などは引き出物などで余った物や相続で余った物などを頂戴し活用することにしました。
年内に内装工事を終え、1月早々に備品を納品し、1月下旬に入居です!
文化が違うと色々お互いに戸惑うこともあると思いますが、真面目に、誠実に対応するしかありませんね。
〜おまけ 最近知ったベトナム文化〜
ベトナムでは何でも夜にお風呂に入るのは縁起が悪いそうです。
夜こそ温まった方が良いように思うんですけどね。。。
それ故、浴槽の他、シャワールームを作ることに。
2023年10月25日
書店からファッション誌が減った×××
読者の皆さんはどんな本を日頃読んでいますか?
私はというと意外と偏っていまして、いわゆる歴史物が一番多く、その後に昭和以降の有名作家の今では古典に近い小説を読むのが一番多いでしょうか。
(いわゆるビジネス図書は恥ずかしながらあまり読まず、どちらかというともう少し堅苦しい何とか理論とか教科書的な物も読みます。)
特に好きな歴史物はここ3年は塩野七海のローマ人の物語とか三国志、水滸伝などで、この3つをここ20年間ぐるぐる回りながら何度も何度も読んでいるかな。
有名作家の物は吉村昭とか山崎豊子あたりが好きですね。
さて
私の好みはさておき、最近本屋へ行って気づいたこと。。。
それは雑誌コーナーが昔と比べ随分取り扱いが少なくなったな、と思いました。
その中でも特に減ったのが、ファッション誌それと車関係の雑誌。
昭和世代の私としては、買う買わないは別として、ファッション誌ならMEN'S EXとかMEN'S clubなどが見当たらないのは本当に寂しい。
どうしてこんなになってしまったのでしょうか?
私の青春時代(バブル時代)は、車を買えば彼女が付いてくる!みたいなノリがあり、バイト掛け持ち&3食を2食に減らしてでもローンを組んで車を買う時代でした。
また、女の子にもてたくてファッション誌で随分勉強したものです。
そして、書店の雑誌コーナーはそれらの貴重な情報源でもありました。
それが・・・最近はファッション誌もかろうじて服以外の物を取り混ぜての情報誌として生き残っているだけ(例:LEONなど)で、純粋なスーツ着こなしなんちゃらとかそういった雑誌もなくなり、寂しい限りです。
個性の時代と言われて久しいのに、着ている物はみなユ●クロではあまりに寂しすぎるように思います。
追伸:↑だからなのか、最近下北沢の古着屋とか行くと、ワクワクした気分になります。
私はというと意外と偏っていまして、いわゆる歴史物が一番多く、その後に昭和以降の有名作家の今では古典に近い小説を読むのが一番多いでしょうか。
(いわゆるビジネス図書は恥ずかしながらあまり読まず、どちらかというともう少し堅苦しい何とか理論とか教科書的な物も読みます。)
特に好きな歴史物はここ3年は塩野七海のローマ人の物語とか三国志、水滸伝などで、この3つをここ20年間ぐるぐる回りながら何度も何度も読んでいるかな。
有名作家の物は吉村昭とか山崎豊子あたりが好きですね。
さて
私の好みはさておき、最近本屋へ行って気づいたこと。。。
それは雑誌コーナーが昔と比べ随分取り扱いが少なくなったな、と思いました。
その中でも特に減ったのが、ファッション誌それと車関係の雑誌。
昭和世代の私としては、買う買わないは別として、ファッション誌ならMEN'S EXとかMEN'S clubなどが見当たらないのは本当に寂しい。
どうしてこんなになってしまったのでしょうか?
私の青春時代(バブル時代)は、車を買えば彼女が付いてくる!みたいなノリがあり、バイト掛け持ち&3食を2食に減らしてでもローンを組んで車を買う時代でした。
また、女の子にもてたくてファッション誌で随分勉強したものです。
そして、書店の雑誌コーナーはそれらの貴重な情報源でもありました。
それが・・・最近はファッション誌もかろうじて服以外の物を取り混ぜての情報誌として生き残っているだけ(例:LEONなど)で、純粋なスーツ着こなしなんちゃらとかそういった雑誌もなくなり、寂しい限りです。
個性の時代と言われて久しいのに、着ている物はみなユ●クロではあまりに寂しすぎるように思います。
追伸:↑だからなのか、最近下北沢の古着屋とか行くと、ワクワクした気分になります。
2023年10月20日
講演会
最近出張がちだったので久しぶりの投稿です。
先日、ある集まりで講演会があるからというので参加してきました。
社長業をやっているとこういった講演会は時々あるのですが、夜に行われる講演会なら良いのですが、日中行われる講演会は仕事の都合で参加できないことが殆どです。
講演会というのは、概して、●●業界で有名な△△氏による「****戦略について」とか最先端の話題や積極的な話題が多く、今風には“ChatGPT”とか“生成AI”なんかが話題としては良いのでしょうけれど、一見するととても魅力的に感じます。
でも、実は私はあまり参加しないようにしています。
正直あまり魅力を感じないのです。
というのも、もし講演会の内容が極めて重要なノウハウのような物だったら・・・
それを教える人はいないでしょう。(自分だけのものに秘匿するはずです。)
では、どんな内容が講演会に出ているか?
確かに時代にマッチした魅力的な物でしょう。
でも、それは物の本を読んだり、自分で考えることです。
もし、自分で考えていることの延長線上にその話題があるのであれば、確かに話を聞く価値はあります。
でも、その場合に必要なのは、お話を伺った後、質問をする時間です。
もちろんそのためには準備も必要です。
それは事前の勉強。
質問をするにも、予習をしていない人からくだらない質問をされても講師に失礼ですからね。
先日、参加した講演会は非常に著名な方でした。
(名前を言うとどの講演か特定できてしまうので言えません。)
講演慣れしているのか、話も非常に面白く、魅力的でした。
でも、講演終了後、質疑応答なしに、スタスタ帰っていしまったのには閉口しました。(こっちは、事前準備もしていたのに・・・)
一方的な主張だけを聞くのであれば、本を読めば良いだけです。その方が深い理解が得られます。
本を読むのが面倒で、聞き流しが出来る講演会で有益な情報を得よう?世の中そんな甘くないですよ。
その場にいた多くの年寄り経営者がこの日聞いた俄か知識を、後日それで人に講釈垂れると思うと、思わず、クスっと笑ってしまいます。
今日は毒を吐いてしまった・・・
2023年10月06日
百貨店のコンプラ部長
私は結構友人が多く彼らと飲みに行くと時に色んなことを教えてくれます。
それは、今、自分自身が50代半ばとなり年齢的に社会や会社の中で実権者に近い年齢だからかもしれません。
さて
今日は私の友人の一人、某百貨店に勤務するS君から得たお話です。
先日、S君と飲んだ時に「今月は全国の最賃が上がり大変なんだよ!」という話をしていた時の話です。
その際に私がふとしたタイミングで
「百貨店は都心立地が多いから最賃の影響なんて大してないだろ!
●●百貨店は給料が高いからなぁ(羨ましいよ)」
なんて話をした時のことです。
S君『何言ってるんだよ!仕事柄最賃UPの話は大変なんだよ!
吉村、下請法知ってるよね?』
私「もちろん知ってるさ。だけど元請けに文句言ってもその時は勧告が出ても翌年取引切られるだけなんじゃないの?」
「また、百貨店は納入業者と取引があってもその下(下請け・孫請け)の工場のことなんて知らないだろ?」
と言ったところ、
『とんでもない!!!』と言われてしまいました。
何でも政府は、最低賃金をこれだけ毎年上げているため、中小企業が価格転嫁できないことを考えて、以前よりずっと厳しく下請法を適用しているそうで、百貨店ぐらいになると、直接取引している納入業者はおろか、直接取引のない納入業者の仕入先や工場まで、百貨店としてヒアリングを行うとのことでした。
S君『だから、自分の百貨店が直接取引のない仕入先や工場で万が一、コンプラに違反するようなことがあったら責任を問われちゃうんだよ!』
『だから、今月最賃が上がると、取引先に「最賃が上がりましたが、納入価格引き上げなくて大丈夫ですか?」と百貨店から質問しなければならないんだよ』
私「そんなことになってるんだ!」
ちょっと驚きました。
S君に因れば、百貨店と直接取引のない工場やメーカーで不払い残業や劣悪な環境下での労働等コンプラ問題があれば、相当自分の(コンプラ担当としての)立場が危うくなるとのこと。
時代は少しずつ変わってきているみたいです。
やれやれ!どんどんやれ!(縫製工場社長の声にならない声)(笑