2024年02月29日

株はどこまで伸びるかねぇ?

あまり話したことはないですが、、、
私には名刺に書かない肩書が2つあります。

それは
宅建士と証券アナリストの資格

それらは今から20ン年前の銀行員時代に資格を取得したのですが、実務で使っていないこともあり、お恥ずかしく自身の名刺の肩書からは消しております。
(厳密にいうと、宅建士は合格者研修を受けていないので正式に名乗ることはできません。が、証券アナリストは一応検定会員なので、名乗れるのですが名乗ってません。)

で、今日の話は証券アナリストの方というか日本の株式相場の今後についてです。

先に申しておきますが投資は自己判断ですから私のコメントなどで投資判断はされませんようお願いします!

どうでしょうか?日本株は?

個人的には多分3月中に一度日経平均が40,000円を付けた後、3か月位調整し、その後年末に向けて、伸び始めるのではないかと考えています。

根拠は?
1番は中国からのお金の回帰。ようは世界的なマネーがこれまでアジアでは中国に集まってきていましたが、これが今、中国から逃げようとしていてその受け皿が日本なので、外部要因で上昇すると思います。

2つ目は米国景気
日本の株は米国相場の影響が大きく、米国が伸びれは同様に伸び、米国がしぼむと米国以上にしぼむ傾向があります。
米国は引き続き世界経済をけん引して景気も良いのでこれはプラス。

3つ目は日本人の投資マインドの向上
これは新ニーサの影響もありますが、バブル崩壊以降、株式投資≒ばくち打ちみたいに忌避されていましたが、最近は若い人を中心に投資=必要なことと考える方が増え、新ニーサやインフレも追い風になって株式相場にお金が入ってきているのでプラスです。

でも一方で、一本調子に上がり続けるか?というと、私は今が天井ではなく暫く上がり続けた後、調整するだろうな。と思っています。
いつ?とまでは申せませんけどね。

ちなみに、今から30年前のバブル崩壊の直前の状況、もう記憶されている世代も減ってきましたが、あの時の社会状況で印象的なことを列挙するとこんな感じでした。

・シーマ現象
>>>日産の高級車シーマがバカ売れし、しかも高いグレードから先に売れていくという異常事態がありました。

・主婦が株式投資
>>>女性蔑視はしませんが、積極的に株式投資する女性は今でも珍しいですが、バブルのピークの時は百貨店で主婦向け投資セミナーを開催したり、百貨店に(主婦向け)証券会社の支店が出来たりしていました。

・タクシーが拾えない!
>>>最近はGOで呼べば良いのかもしれませんが、当時は夜の繁華街でタクシーを拾うことができませんでした。

こんな社会現象が出てきたら、バブルが弾ける直前だと思ったら良いのではないでしょうか?

最後に、証券アナリスト資格を取得して30年の投資家人生を一言で言うと


『 アナリスト、自分の株で、損をして 』

お粗末さまでした。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:32| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月21日

不毛地帯

ここ数年、三国志⇒水滸伝⇒ローマ人の物語と超長編歴史小説ばかりを読んでいた私ですが、最近はようやく歴史小説から卒業し、古典小説?に戻ってきました。

そんな私が今読んでいるのは、山崎豊子の代表作の1つ不毛地帯です。
まだ2巻なので先は分かりませんが、どうやら主人公は戦後最後の政商と言われた瀬島龍三氏をモデルにした小説で、第二次大戦中、陸軍幹部だった主人公が戦後、ソビエトに10数年抑留され、その後帰国。総合商社で勤務して、政商になるという物語です。

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ストーリーは山崎豊子作品らしく、辛酸を舐め、何度も地獄をみて、落ちるところまで落ちた主人公が、どん底から這い上がり成功するというストーリー。
特にシベリア抑留の話は、近代史を勉強していない私には非常に心打たれるものがありました。

ようやく今2巻目に入ったところですのでこれからどう展開するかは分かりません。

ただ、今こうして山崎豊子作品を改めて読むと、
自分自身が山崎豊子流の落ちて落ちて、更に落ちて、どん底まで落ちて、それから這い上がるというのが、好きなんだな、こんな生き方に強く魅かれるんだな。ということが分かりました。

私の人生も意外とそうかもしれません。

傍から見ると、慶応卒でお坊ちゃんに見えますが、意外と辛い思いもしていて、特に、父の他界を機に銀行を辞めてから何の引継ぎもないまま親の会社に入り、そこから15年位は、セミのように地中深く潜ってコツコツ仕事をしていました。

40代になり、縁あってビッグヴィジョンや縫製工場の社長になってから、ようやくそれっぽい立場になりましたが、私の人生も泥まみれで、山崎豊子作品の前半部分(主人公がひたすら辛い思いをするところ)と同じです。

自分もビジネスパーソンとして円熟期に入ってきましたが、まだまだ音を上げるには早く、もう一仕事二仕事やらねばいけないな!と山崎豊子作品に改めて教えられたような気がしました。
(なんか、こないだのユーミンコンサートのブログと同じような内容になってしまった。。。)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

不適切にもほどがある

私はNETFLIXで見つけたのですが、何でも今地上波で「不適切にもほどがある」というドラマがあるようで、休みの日にこれを見ていました。

俳優の阿部サダヲが主演で、昭和のバブル世代のおっさんが令和の現代へタイムスリップし、昭和的な価値観と今の価値観の違いをコミカルに批判するというドラマ。

私はあまりTVドラマは見ないのですが、今回は自身がバブル世代ということもありどっぷり浸かってしまいました。

何が面白かったかというと、現代が●●ハラ(パワハラ、セクハラ、モラハラ、カスハラetc)ハラスメントだらけで、それに対抗するため会社の中で機能不全になっていることを主人公の阿部サダヲが昭和の価値観でぶった切るという内容です。

しかし改めて昭和の時代を見てみると面白いですね。。。

あの時代はバスでタバコが吸えたり、職場の女性に「可愛いね!」「彼氏どう?」なんて気軽に言えたり、一方では学生の運動部ではバテるから練習は水飲み禁止とか、ミスがあれば連帯でケツバット(お尻をバットで叩く)なんかがあったり、ホント私から見るとそうだ!そうだった!の連発でした。

あぁ、あの時代から見たら現代は何でもハラスメントで息苦しくて何も発言できなくなってしまったものです。

きっと現代の若者が見れば、昭和の時代はあまりにナンセンスなんでしょう。

テレビ番組も「11PM」とかがありましたし、ドラマの「毎度お騒がせします」では毎度ドキドキしたものでした。

学生でお金がなくても2-3日徹夜でバイトすれば3-4万円にはなって、学生でもバイトをしまくって金を貯めて車を買えば、一緒に彼女も出来る、そんな時代でした。

あの頃を懐かしく思うとともに、バブル時代のイケイケ感こそが現代に足りないのではないかな?などと色々考えさせられました。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月04日

松任谷由実苗場コンサート

3連休だった週末、私にしては何年ぶりでしょうか?
松任谷由実(ユーミン)のコンサートに苗場プリンスまで行ってきました。

私のようなバブル世代は、映画“私をスキーに連れて行って”“セリカGT Four”“松任谷由実”“ホイチョイプロダクション”には青春時代の1場面として忘れがたいものがあるのですが、あれから30年経って初めてユーミンのコンサートに行ってきました!

行きがけの新幹線ではもちろんユーミンの曲を掛けながら上機嫌で乗り込んだのですが、早めに行き、久しぶりに滑ったスキーはボロボロ×××
技術面はまだそこまで酷くはなかったのですが、何より膝腰が弱まり、如何せん長距離を滑ることができなくなった自分に悲しくなります。
(そりゃそうです、下手すりゃ最近は一日3000歩程度しか歩かない日もあるんですから。)

そして、いざユーミンのコンサート(20:30〜入場開始)
入口に並ぶと、周りは同世代ばかり×××
コンサートってもっと若い人のイメージがありましたが、ジジババばかり。

あっ、そうか!俺もジジババの類だ。ということが分かり気分が落ち込む×××

そして、いざ開演。
1曲目からスタンディングになって、ユーミンのコンサート初心者の私は付いていけず、“立ちすくむ”のではなく“座りすくむ”・・・
それでもようやく雰囲気に慣れスタンディングしているが、ユーミンのコンサート位になると常連さんが多く、雰囲気にのまれ続ける・・・

といった感じで、実はあまりノリノリには慣れませんでした。
(まぁ、性格的に地味ですから、やむなしです。)

でもコンサートですから歌をじっくり聞かなくてはもったいない。
そこで歌を聞くと、更に残念なことが・・・
それは、往年の歌声ではなかった。
そう、声(キー)が低いんです。
大好きなノーサイドになった時も、あれっ、こんなにキーが低かったっけ?って感じ。

当たり前ですが若い頃の声量や声の高さは出ません。(特に女性は身体の関係で高音が出なくなるそうです。)
これも残念。。。

・・・と思っていたのですが、あることをきっかけにその考えが大きく変わりました

それは、、、(ユーミンは今年70歳らしいですが)

トークの時に、自分は<『苗場コンサートが終わったら、次はレコーディングに入り、それが終わったら全国ツアー、そして来冬の苗場コンサートです!』と語った時のことです。

(言葉が悪くファンの方から怒られるかと思いますがご容赦ください。)

正直なところ、これだけの財や知名度を高めた方が、齢70歳を過ぎ、まだまだ現役で頑張るといった宣言に心打たれました。

自分は今、55歳を過ぎ、ビジネスパーソンとしては円熟期に入っていますが、常に次を考え行動する中で、自身の引退も少しずつ考えるようにしています。

55歳で引退を考えているのにユーミンは70歳でも現役。
声は誰から見ても往年の力強さはなくなっても、現役宣言。
ご体型も若い頃と比べれば随分、年相応になりました。
ノースリーブの衣装が痛いぐらいです。
でも現役宣言。

死んだらそれまでの個人に依存する芸能人であるユーミンと違い、私はゴーイングコンサーンの企業経営者ですから少し違いはありますが、だとしてもまだまだやるべきことはあるんじゃないか。と思い知らされた週末でした。

ユーミンファンの方が読まれたらご不快かもしれませんが、私はユーミンコンサートで力を頂きました。
ありがとうございました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする