私はというと、こんな時期ですから外出の際にはありったけのコートを着回してフル活用しております。
それはさておき、こんな寒い時期ですが私共仕立屋・生地屋の世界では今は春夏物入荷のピークを迎えています。
今日もぞくぞくと生地の反物が入ってきました。
(昨年末ぐらいから、商品管理部門はず〜っとこんな感じです。)


読者の皆さんはあまりご存じないと思いますが、反物が入荷しますとこんな感じに業務が流れます。
・反物の入荷
・サンプル帳掲載用の生地をカット → サンプル帳作成
・店頭用の1着分の生地をカット(1マークにつき15〜30着分
・バーコード作成
・店舗へ配布
この内のどの仕事も実はかなり手間の掛かる仕事で、これを毎シーズン人海戦術でこなしていきます。
私の場合、↑の仕事はしませんが、同時進行でホームページ用の画像撮影、説明文作り、Web原稿作りとこっちはこっちで大変な作業です。
こうして2月末頃には、店頭、ホームページ、サンプル帳それぞれに新柄の商品が出揃って、いざ春夏物スタート!となるのですが、今年はこの流れにちょっと困ったことが起きております。
それは・・・消費税引き上げ前の駆け込み需要 の存在
最近同業者の方や既製服業界の方のお話を伺うと、今年の春夏物は例年より1月以上早くスタートするとのこと。
私も、社内的には
今年の春夏物商戦は2〜3月が主戦場になる!
と皆に話しておりましたが、どうやらこれが業界全体でそんなムードになりそうなのです。
(つまり、どうせ春夏物を買うなら消費税引き上げ前に!ということです。)
そうなると、、、
商品はもっと早く投入しなければなりませんし、また工場の稼働状態を気にしなければなりません。
生地の準備として反物カットの手伝いをしながら、頭では3月の販促を考えているこの頃です。
あ〜っ、忙しい・・・
