この日やることは、というと、一番は開会式のセレモニーとファッションショー。
セレモニーの方は神戸市長やら議員さんやらお偉いさん達から祝辞を頂くのですが、開会式委員でない私の方は、ひたすら当日の
で、当社にとって今日一番の目玉はファッションショー。
当社から出す作品は5体
それぞれ紹介すると、、、
サイクリストスーツ(カジュアル版)
・・・こちらは過去にWebでも紹介したことがありますが、自転車に乗る際に着るスーツというコンセプトで製作いたしました。
最近はツィードランといって秋口にはツィードジャケットを着てサイクリングするのが流行っていますので、そのイメージです。
サイクリストスーツ(ビジネス版)
・・・こちらはサイクリストスーツをビジネスの場でも使えないかと考えたコンセプトスーツ。
素材はドーメルのアイコニックという高級素材をドーメルジャポン社さんよりご協賛頂きました。(ありがとうございます!)
それを、見た目はごくごく普通のスーツに仕上げ、
しかし!ファスナー1つ開ければ見たこともないようなサイクリストスーツに変身です!
というパフォーマンス性を持たせました。
一枚仕立て楽ジャケット
・・・こちらはビッグヴィジョンでもおなじみの楽ジャケット
販売しているものと違う点は、ほとんどありませんが、今回は秋冬物メインのファッションショーですから秋冬素材のバーガンディー色のジャケットにしました。
楽ジャケットは何も夏のクールビズ専用ではありません。
着ていてとても楽ですので、秋冬物でも結構人気があり、かくいう私はハリスツィードでジャケットを仕立てておりました。
ビジュアルエフェクトスーツ(ストライプ)
・・・こちらは参考出品したストライプ柄のスーツ。
何が凄いか?っていうとその柄の作り方。
実は、このスーツ、ストライプの幅が各場所によって微妙に変わります。
分かりやすく言うと、上着の肩やヒップ周りのストライプの間隔とウエストの間隔が違うのです。
肩や裾はストライプ幅が広く、ウエストは細い
そう、、、視覚的にウエストが細く見えるように柄に工夫しました。
でも、これって縦糸横糸の織物では絶対に表現できないもので、プリントだからこそ出来る柄だしの方法です。
加えて、これを生地にプリントするのですが、のちのちの縫製を考えて、型紙上でどこの場所がどのパーツになるか、事前に分析した上で、プリントを施すと言う、生地と縫製上のCAD・CAM操作のことまで一体的に考えてプリントした、
まぁ、ショーでは説明はしませんから、見ただけでは分からないんですけどね。。。
(この辺はブースにて説明です。)
ビジュアルエフェクトスーツ(格子柄)

・・・最後は、同様のプリント生地の格子柄(こちらは何故か写真のみ)
こちらの格子は、実は上から下にかけて、格子のサイズが変わっていき、上着の肩辺りの格子は正方形に近いですが、パンツの裾に行くと長方形になって倍のサイズぐらいになっています。
これがもたらすことは >>> やはり視覚効果で脚長に見えます。
スタンダードタキシード
最後は、フォーマルなものも!と思いスタンダードなタキシードを仕立てました。
モデルさんが着ると超格好良いですね!!!
とまぁ、そんな開会式ファッションショーでした。
この日はその他、ホールでのプレゼンテーションもありましたが、こちらは明日も行いますので明日改めてブログにあげますね。