実は、今回の衆院選でヨシムラの方ですがお客様が1人立候補されています。
その方は、鈴木隼人氏
新人で、37歳、元経産相のお役人
...というと、まぁ、ありがちな新人立候補者ですが、実は自民党の比例区東京ブロックで重複候補を除く比例単独では1位の順位で比例名簿に掲載されています。
HP:http://www.suzukihayato.jp/
で、そんな彼と私は、もうかれこれ12〜13年の付き合いになるでしょうか?
ある先輩からの紹介で彼が経産省に入省したばかりの新人時代からのお客様です。

写真(選挙用HPより転載)は画像の通り凄いイケメンで、学歴も筑波大付属駒場→東大→経産省と間違いなくピカイチです。
でも普通これだけのキャリアのある人は、人から紹介されてもどこか人を見下すようなところがあるのですが、彼の場合はお世辞抜きで良いヤツでした。
(キャリアはサラブレッドですが、実は苦学生で、そういう点では人の痛みが分かる人でした。)
ですから、政治身上等は社用ブログですので説明しませんが、一友人として応援したいと思います。
堅苦しい話はここまでにして、ちょっと脱線しますが、
この鈴木隼人氏、、、スーツ観がとてもユニークです。
鈴木氏にお仕立てしたこれまでのスーツは、正直とても一般人がお役人が着るスーツとは思えないようなスーツでした。
どこが変わっているかというと、そのサイジングや素材など
読者の皆さんの持つ国家公務員や金融機関勤務の人といいうと、紺かダークグレイで目立たない色柄、サイズ感も内ポケットに手帳などを沢山入れるからダボダボ。
イメージ的にもファッション感度はあまり高くない、そんなイメージかと思います。
でも、鈴木君は違いました。
仕事に使うスーツなのに、素材はストレッチ性のあるレディース素材だったり、色合いもライトグレイやシ明ネイビーなど結構目立つ色。
サイズ感もスポーツをやっていて締まっている事もありますが、それを最大限に生かすようなタイトフィッティング
そう、ファッション誌にそのまま出てくるような色柄・スタイルだったのです。
いつも注文のとき、コンサバな私から
『鈴木君、これで仕事、本当に大丈夫なの?』
なんて、アドバイスならぬ不安な言葉を発したものです。
そんな彼も、今回の選挙では(実は公示前に選挙用のスーツの注文を受けてました)彼にしては非常に地味な色柄でした。
この注文は私が承りましたが、その時彼は何も語りませんでしたが、納期で焦っていたことや、色柄で『今度の選挙出るな・・・』と確信したものでした。
だからあえて注文の時、こんなアドバイスをしました。
「スーツはTPOで使い分けた方が良いですよ。
多くの一般の人に、誠実さや親近感を持ってもらうならそんなに高い物は着るべきではないですし、
逆に、偉い立場になった時は、それなりのものを着ないと、スーツで人を見られます。
偉くなった時は一度仮縫い付きのフルオーダーやってみましょうね。」と。
さてさて、衆院選まで1週間ちょっと。
鈴木君にとっても人生の大きな節目です。
大きな節目に役立てるスーツを仕立てていると思うと身が引き締まります。
鈴木君、がんばれ!