2017年12月02日

日本型サービスの限界

そろそろ忘年会シーズンになってきました。
皆さんの会社では忘年会はどんな感じですか?

私はというと、この日は新潟にあるシャツ工場の忘年会に参加してきました。

都会の忘年会というと皆さん一般的には居酒屋などで行なうと思いますが、縫製工場は人数が多いためもあり、忘年会はちょっと贅沢にホテルの宴会場を借り切って行なっています。

この日は新潟の工場の忘年会でしたから、豊栄(とよさか)の近くの月岡温泉(の中の大型ホテル)で忘年会をすることになりました。

夕方16時開演の忘年会でしたが、私はその日直接ホテルに行くということ、忘年会で酔っ払う前に温泉に浸かりたいということで、私は上手く行けばアーリーチェックインが出来るかと思い13時過ぎにホテルに到着しました。

ドアーを開け、中に入ると、そこは、、、暗い???

なんと!ロビーはおろか、フロントの電気もついてませんでした!

171202.JPG

えっ?!ホテル間違った?

フロントのベルを鳴らすと事務所からおぢさんが怪訝そうな顔をしています。

『すみません。夕方から宴会予定の者ですが、一足早く温泉に浸かりたいと思い来たのですが、、、』と質問すると

ホテル「今、清掃中だから14:30にならないとダメです。」との回答

私『えっ?このホテル立ち寄り湯があるんですよね?

ホテル「えぇ、でも今日は予約者がいないので清掃してます

私『えっ?立ち寄り湯で予約する人なんていないんじゃないの?』

・・・この先は話になりません。用意できていないものはできませんから。

正直ビックリしました。
HPには立ち寄り湯についても表記がありましたし、24時間お風呂を使えるとも書いてあったのに・・・

それで思ったんです。
このホテル、ぎりぎりのところで頑張っているんだな、と。

ここの温泉は、新潟ではそこそこ知られていますが、首都圏の人から見れば知名度が高くありません。
また、近くに集客力のある施設がある訳でなく、温泉勝負の温泉街なのです。

小さな商店はお昼に行ってもシャッターは閉まり、幾つかの旅館は閉鎖していました。

今の時代、HPに金を使い良いイメージを作らないとお客は来てくれない。
でも、来る来ないか分からない立ち寄り湯の客を当てにして水道光熱費をかけられないのが実情なのではないでしょうか?

さびしいと思いましたが、地方の温泉街は、表面的なところだけでも格好つけないと、ただでさえ来ない客が全く来なくなるという、典型的な供給過多の産業だと痛感しました。

こういうことは、中国やアジアなどではごくごく当たり前に行なわれていますし、逆に『お客いないのに電気付ける必要ある?』って向こうでは言われてしまいます。

どんなお店でも一定品質以上のサービス

という日本型サービスはもう既に限界が来ているのだと改めて思いました。




posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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