2018年01月16日

教育・指導とは・・・

お客様にはまだ影響が出ていないことですが、実は当社の主力工場である青森工場の技術顧問に今年から新しい方が加わりました。

技術顧問と聞くと年配の技術者を皆さん想像すると思いますが、その方はなんと!私よりずっと若い30代の方です。

えっ?30代で?とお考えかも知れませんが、技術を伝えるのに年齢はない!と思い、昨秋からアプローチしてその結果今年から青森工場に来ていただくことになりました。

まぁ、このことははっきりした形で製品力に繋がるのは暫く先でしょうし、見えない部分でのことが多いためお客様が気付くことはあまりないのだと思うのですが、この方が来られたことで幾つか改めて教育・指導とはなんぞや?ということを改めて考えさせられました。

今年50歳になる私は実は2つの時代(価値観)を生きているのではないかと思っています。

1つは、昭和の時代の価値観
>>>私はバブル世代ですが、仕事を教えてくれた方は昭和世代の方。
つまり仕事は盗んで覚えろ!
営業は気合と根性で取って来い!飛び込み訪問なんのその
...といった価値観です。

そしてもう1つは、平成の?価値観とでも言うのでしょうか?
>>>仕事はマニュアルで覚える、システマティックに仕事を作ることでミスをなくし効率を上げる。
仕事は“仕組み”で取ってくる(顧客の側から欲しいといってもらえる)
...といった価値観。

個人的には、歳相応に昭和の価値観で生まれ育ち、平成の価値観で今を生きているというのが私自身なのですが、縫製工場という情報が遅れた地方の会社古い体質の青森工場ではこれまで昭和の価値観が横行していました。

今や欧米企業を中心に人の評価は360度評価と言われる中、立場が上の人が下の人を一方的に評価したり、論理で教育せず、経験で教えようとするやり方はやはり限界があると思います。

私の本業である生地屋(吉村株式会社)もそうでした。

若い頃「○○について教えて欲しい」と聞いても「それはアレでコレだから」みたいな、記録でなく記憶だけを頼りに教育がなされて、そこでマニュアルを書いてくれと言って、作られた業務のマニュアルが紙切れ1枚でしかなかったり、と散々苦労して来ました。

あっ、何か愚痴っぽくなって来ましたが、閑話休題

新しい技術顧問の方はその点では凄かったです。
まずは現場が目から鱗。
これまでは、不良品が出てこない限り業務改善をしなかったところを、『これは○○と重複した作業ですから割愛しましょう』とか『品質のためには△△にした方が上です』とか現場にぐいぐい入ってきます。

これまではどちらかというと、検品でハネられた商品をどう直すか?ということが中心だったため、不良品率が下がらなかったのですが、今回は元を正す方向に動いていることに感心しました。

製品精度が高まることが一番ですが、働く側としては前向きな気持ちが形になって表れることが何より嬉しいですね。

昭和が良いか、平成が良いか?はたまたその先がどうなるか?は分かりませんが、教育は、された人が一歩一歩前に進む気持ちになることが一番大切だと思いました。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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