2018年07月09日

宴の後



先日ご紹介した旧吉村ビル(本社)の解体工事

7月から解体と聞いていましたので、素人の私はすぐ大型機械でばりばり壊すのかと思えば違っていました。
業者さんによれば、これから2〜3ヶ月掛けて、まずは内装のゴミを分別しながら出し、その後、天井・床を順次落しながらゴミを捨てて、最後に壁を取り壊すのだそうで、現状の外見は6月末の時点と殆ど変わりありません。

が、、、中はというと、こんな感じ

旧吉村ビルは仕立て屋としての店舗のイメージが強いと思いますが、実は2階以上は生地屋の倉庫だったり事務所でもありました。
画像は2階事務所のあと
7月に入るや否や、第2回ボーリング調査のため、床を抜いてしまいました。
廃棄用の事務机が物悲しいです。

180709-1.JPG

こちらは3階倉庫部分
反物を保管する生地棚は市販の棚だと重量に耐えられないので、鋼鉄製で要所要所を溶接してある特注品

180709-2.JPG

次は4階の倉庫
4回は倉庫というかサンプル帳用に生地を小さいサイズに裁断する裁断場
写真の機械は生地を小さくカットする機械(の一部)ですが本当はアーカイブとして倉庫に移設する予定だったのですが、あまりにも大きくて分解できず急遽解体・鉄くず屋さんに売ることになってしまいました。

180709-3.JPG

生地屋の仕事はファッション業界全体が2月8月の閑散月になり停滞する頃、逆に納品のピークを迎え忙しくなり、アッという間にこの棚が溢れんばかりに一杯になります。

それが、シーズン中に少しずつ在庫がなくなり、シーズンオフのセールが終わる頃には期初の3割ぐらいの在庫まで減ってしまいます。
あ〜っ!今期も頑張って売ったなぁ・・・と思うのもつかの間、また次のシーズン向けに反物がどんと入荷する。
生地屋はそんなことの繰り返しでした。

でも、こうやって生地がなくなってしまうと、、、やはり寂しいもの。

須田町で60年を過ごした宴の後はこんな感じでした。

やはりこの写真も寂しいですね、、、
せめて写真だけは記録に残しておきたいと思います。




posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。