2020年05月18日
マスク第2弾
気が付けばGW前にブログをアップしたっきりしばらくご無沙汰しておりました。
この期間は丁度コロナの緊急事態宣言でどこにも行けず、
商品も売れず、私をはじめ多くの経営者は頭を抱えて、現実逃避していた時期ですが、実は私は大変忙しくしておりました。
GWも休めたのは2日間だけで後はほぼ全日仕事。
まぁ、都内は緊急事態宣言で車も空いていたので仕事という点では人もいないしはかどったんですが。
それはさておき、私が今やっているのは。。。
『マスクのお客様対応』と『マスクの次なる商品について』
お客様対応の方は、当社本部のNETスタッフは数名おりますが、実はマスクのご注文だけで1000件近く受けておりまして、とてもじゃないが人手が足りず、一番コストがかからず(固定給)、数をこなすのは⇒私ということで、GWはほぼ出ずっぱりで対応していました。
これだけ数が多くなると、誤って二重に出荷してしまったりと、色々お客様にはご迷惑をおかけしました。
そして、もう1つが『マスクの次なる商品』です。
こちらは、4月下旬から販売した今回のマスクは、当時の状況(ドラッグストアでマスクが買えなかった状態)から突貫工事でマスク企画をしたため、SMLのサイズ展開や、生地の色柄を選べる対応などが出来ませんでしたので、
次なる商品では、SMLのサイズ展開と選べる色柄で展開していこうと思います。
⇒こちらは現在の受注が落ち着いてきたら、タイミングを見て切り替えます。(概ね5月下旬)
で、さらにその先まで考えていて、これは自分がマスクをしていて気になったのですが、
『マスクは暑い!熱い!』ということ。
当たり前と言えば当たり前なのですが、これから夏場になると暑くてたまらないのではないでしょうか?
で、それなら!と考えたのが冷感素材のシャツ地を使ったマスク作り!
「おぉ、さすが仕立て屋さんだ!」という声が聞こえてきそうですが実はこれがなかなか難しい。
何故、難しいか?
読者の皆さんは、冷感素材がどういう原料を使っているかご存じない方も多いと思いますが、冷感素材などのハイテク素材というのは、そのほとんどが、化学繊維です。
化学繊維というとポリエステルに代表される素材ですが、スーツの裏地で考えると分かり易いと思いますが、ポリエステルは『ムレる!』
ということで、それをマスクにすると肌触りはヒヤッとするが、息が前に出ず、横に出るためつけ心地がイマイチになってしまいます。
加えて、マスクの口に当たる部分を従来のガーゼにすべきか?
(ガーゼは目の粗い繊維なので通気性が良い)
それとも冷感素材の表地を使い、ヒヤッと感を感じてもらうか?
(ヒヤッとはしますが前述のように蒸れる。)
この辺で今色々と悩んでおります。
こうしてマスクのことを考えていると、どんどんアイデアが出てきて、今度はシャツをオーダーする際に、同じ生地でマスクのオーダーもできるようにしたらどうだろう?とか。
こちらも近日製品化する予定なんですが、ストライプの柄だと、従来の型紙で作ると柄合わせが必要になり、手間を考えると柄合わせまでは不可で、そのためには型紙を変えないといけないとか。
とにかく、社員は一時帰休していますが、私はなぜか?忙しいのです。
業績悪いし、仕事は忙しいしで、苦行の毎日です。
この記事へのコメント
コメントを書く