2021年05月08日
座して死を待つか・・・
相変わらずのコロナ緊急事態宣言下の首都圏ですが、皆さんお変わりないでしょうか?
私は郊外から都心部(神田)まで電車通勤(時々車通勤)で通っていますが、正直なところ、今回の緊急事態宣言では電車も車もほとんど変わっていないように感じています。
GW期間中は、車で通勤していましたが、渋谷・新宿など山手線の内側に入ると急に車の数が減りますが、逆に下北沢・自由が丘・二子玉川・吉祥寺など住宅地に近い繁華街は緊急事態宣言前より混んでいるのでは?といった印象を受けました。
緊急事態宣言で都心に行くと批判されそうだから、地元の街に出よう!と言った感じでしょうか?
また、神田の飲み屋街(本社が神田なので、、、)を見てみると、中小を含めて居酒屋はほぼ全滅(休業)。数少ない営業店舗は、ランチ需要が取り込める業態のみ。
そんな中、中小の小さな居酒屋の中で数件だけが休業要請に反して営業しているといった状況でした。
でも、その反骨芯ある居酒屋が繁盛しているんです・・・
なんか世の中が歪(いびつ)になっている気がします。
こういった何か世の中が大きく変わった時、世の常として体制派(金持ち・大企業)は体制維持のために従順に行動します。
一方、体制に批判的な人たち(普通の人〜低所得者、中小零細企業)は変化に対して反対をします。
つまり、コロナの中で言えば、休業要請等に大企業は従うが、中小企業は従わないというのは良くあることですが、それは、大企業・お金持ちの方が経済力という体力があるからに他なりません。
でも、大企業とはいえコロナが1年以上も続くとその体力は失せ、危機的状況になります。
都内では当初の緊急事態宣言が延長された際に、高島屋がそれまで食品・一部生活用品以外は全て休業としていましたが、対象除外範囲を婦人服専門店やレストランといったところまで広げ、部分部分で営業を開始しました。
多分これは、もうこのままだと自身の身が持たないといった判断なのだと思います。
人の命は大切です。
ですが、コロナで死ぬのも命、経済が疲弊して倒産・リストラで路頭に迷い死ぬのも命です。
座して死を待つのを潔いと考えるのか、それともあがいて、もがいても生に執着するのか?
これは究極の選択でも何でもなく、当たり前の選択として後者を選ぶような気がします。
まずはとにかくワクチンですね。
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