2021年07月15日

あぁ、間違ったな・・・



私もそこそこの従業員のいる会社の代表ですので、あまりブログに政治的なことは書きたくないのですが、先日の新型コロナがらみの飲食店に対する金融機関からの圧力(←既に撤回されてます)に引き続き、今朝の報道にあった最低賃金の大幅引き上げについては、タイトルのごとく、菅政権あぁ、間違ったな・・・と思いました。

初めに、私の立場から言えば、企業経営者ですから最低賃金の引き上げは、人員を多く抱える縫製工場においては死活問題になりますから、基本的には反対とまでは言わなくても【慎重派】であることは間違いありません。
(ですからその点では多少割り引いてお読み下さい。)

ですが、私の経営方針としては、従業員と会社における関係は双方が幸福になることが大切だと考えていますので、従業員を労働強化(低賃金)で搾取すれば会社が儲かる的な発想は極力しないようにしています。

それ故、当社グループ内の縫製工場での(社内の)最低賃金は地域の最低賃金より一定金額以上、上にするよう努めておりますし、コロナ禍で会社が利益を大幅に減らす中でも、僅かでも賞与を支払う努力をしています。

注:全国の縫製工場では、企業内最低賃金は地域最低賃金か、地域最低賃金の5円程度の上乗せで経営している所が圧倒的に多いです。
縫製工場が九州や東北などの僻地に多いのは、従業員を数多く抱えるため人件費を抑えるためには最低賃金の安い地方に出ざるを得ないのです。

さて
本題に戻しますが、今回の最低賃金引き上げがなぜ『あぁ、間違ったな・・・』と思ったかですが、

それは、今現在、新型コロナで飲食業・観光業(そして縫製業)諸々給料が下がり、時に雇止めに合い皆さん苦労していると思います。

その点で言えば、最低賃金引き上げは一見すると良い政策と思います。

しかしながら、今、苦しんでいる皆さんは低賃金で労働搾取されて苦しんでいるのではなく、仕事そのものがなくて苦しんでいるのではないでしょうか?

つまり、お給料=時給×労働時間 だとすると

単価を上げて欲しいのではなく労働時間を増やして欲しいのです。
そう、働きたいのです。

私は、縫製工場の経営者の立場で、新型コロナ禍で受注が減る中、経産省・厚労省が旗振りで国内縫製業支援の意味合いのあるアイソレーションガウン縫製で随分仕事をさせていただきました。

この点では国の政策には大変感謝し、従業員にもその旨、国に感謝するように日頃から申しております。(多分、このブログにも記載したと思います。)

でも、今回のは間違いだと思いますよ。

これはあくまで私人としての吉村の一意見です。
当たり前ですが、読者の皆さんは、それぞれの立場で考え、ご自身の判断をなさって下さいね。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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