2022年01月25日
オミクロン感染者
最近でこそ、コロナ陽性者が出ても差別をする/されたという話は減ってきましたが、一昨年の流行当初は「石を投げられた」とか「東京からの人はお断り」とかありましたよね。
(当社の工場のある山形(某市)では、早い時期に感染者が出て、人口が少ない都市だけに感染者が村八分になったという事がありました。)
あれからかれこれ2年近く経とうとしていますが、読者のみなさんの周りでは感染者はどうでしょうか?
私個人では、これまで累計で友人で数名、知人で10名程度がコロナ患者になりましたが皆、問題なく回復しております。
で、会社の方はどうか?というと、
ヨシムラの方は、人数が少ないこともありゼロ。
BVは昨年の早い時期に1名。(無事生還)
縫製工場の方は、青森2名、秋田・山形・新潟ゼロといった状況です。
でも、オミクロンが出るまでは青森もゼロでしたし、何分にも青森工場は大規模(従業員250名)ですから、結構頑張っているのではないでしょうか。
しかし、このオミクロン、感覚的にはこれまでのコロナと違って地方での感染の広がりが大きいような気がします。
もちろん、東京など首都圏は人口が多いですから絶対数は圧倒的に多いですが、今回はこれまでマンボウの対象とならなかった、青森が初めて要請するなど、相対的に地方に広がっているようです。
このため工場のスタッフが怖がってしまい大変です。
生産効率を高めなければならない工場では、本質的には人と人の感覚は密”にならざるを得ません。
それは、分業の中で1工程目から2工程目に物を運ぶ時距離があるだけで非効率になるからです。
それだけに沢山の工程のある縫製工場は構造的に密”状態が多く、席を間引くとか間隔を開ける、アクリル板を置く、などいう措置は容易には出来ません。
今できることは、会社を含めた日常生活における個人の基本的な密回避の行動と家庭内での感染をしない努力だと思います。
このため今工場では、家庭内で発熱者がいた場合は、原則休んでいただくことにしています。(もちろん家庭内に濃厚接触者が出た場合も、同様です。)
縫製工場は今が繁忙期。
今、稼がないと7〜9月の夏枯れの時期に死んでしまいます。
アクセルを吹かしつつ、無理をさせない、微妙なかじ取りが必要な難しい局面を迎えています。
※起こらないように最大限努力しますが、万が一工場内でクラスターが生じた場合、納期が1〜2週間想定より掛かることが起こり得ると思います。
その際には、即座に情報公開いたしますが、どうか明日は我が身ということでご理解・ご容赦ください。(そうならないよう努めるのが私の責務ではありますが)
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