今日もニュースから。
採用面接のNG質問「愛読書は?」急増、不適切な質問を調べている県教委「個人の自由だ」
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20211114-OYT1T50066/?from=yhd&ref=yahoo
採用の面接のときに聞いてはいけないNGワードがあることはご存じの方も多いと思います。
私も立場上、面接をすることがありますので気にはしています。
ですから、宗教とか政治とか思想に関することは聞かないようにしています。
ですが今日のニュースで流れた愛読書については必ず聞くようにしていた質問でした。
確かに読む本によって思想が出ることもあるでしょう。
それが政治家の本だったら政治色も出ると思います。
ですが、愛読書というのは幅の広いものです。
この質問でよもやオ●ム真●教の〇▽経典を読んでます。なんて答えは想像していません。
ただただ、普通に夏目漱石でも良いですし、坂の上の雲でも良いんです。
聞きたいことは、文字から知識を吸収することが出来るかどうか、
読書という傍から見るとツマラナイ行為、地味な行為を最後までやり遂げることが出来るかどうか?
そしてそこから何か学ぶことが出来たか?が知りたいのです。
これに加えてひょっとしたら自分が知らない知識を教えてもらえるかもしれないという儚い期待もありますが。
それにしてもこんなことまで国に規制されてしまったらこれから何を聞けば良いのでしょうか?
因みに他のNGワードの中で、NGから外してもらいたいのは【親の職業】を聞くこと。
このフレーズがNGワードなのは大変よく分かります。
が、【親の職業】が自営業と言われて、それが八百屋さんでも魚屋さんでもその人が身近にお客さん(他人)と接する環境にあった人だと分かったら、私は営業としては即採用ですね。
なぜなら、子供の頃から人と接する経験がある人は、一定の社交性があり営業として非常に有能だからです。
これは偏見ではなく、実体験に基づいてますし、理論的にも間違ってないと思うんですけどね。
(ただ、親の職業への質問は他の意味合い(差別偏見)が強いので、そちらの面から聞くべきでないと思います。)
差別や偏見はいけないことですが、あまりに周りから規制される過ぎるのも考えものだと思います。
『白河の 清きに魚も すみかねてもとのにごりの 田沼恋しき』
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