2022年11月11日

そろそろ増税よりも支出の削減を。。。


毎年この時期になると来年度の税制改正の話題が取り上げられるようになりますが、今、議論されていることとしては、

・(個人)所得税の最高税率引き上げ
・自動車の走行距離に応じた課税

などが取りだたされています。

所得税の最高税率の引き上げは、格差是正が主目的なのでしょうが、かつて(確か昭和時代)は最高税率75%だったのだから、それに近づけるべく戻そう!
という話のようですが、当時を知る者として思い出すのは、

・頑張って稼いで25%しか手元に残らないなら誰も仕事しなくなる。
→働くインセンティブがなくなる!だから所得税率を下げるべきだ!

・日本の所得税率は欧米に比べ高すぎ、海外から人材が集まらなくなる、投資されなくなる

といった議論から税率が引き下げられたと記憶しています。

私個人としては、確かに会社の社長をしておりますので一般の方より給料は多いと思いますが、経営者は過労死しても労災一つ下りませんし(経営者はそもそも労働保険に入れない)、何より常に倒産のリスクを背負っていますからある程度給料が高くなければそれこそ誰も経営者はやらないと思います。
(一見、傲慢に聞こえるかも知れませんが、私個人の仕事の仕方をご存じの方はご理解いただけると思います。)

でも、一方では日本の財政はもはや破綻状態です。
確かに、税収は過去最高で68兆円と言われていますから、だから良いという人もいますが、実は支出は2021年度はなんと140兆円です。

つまり家計でいえば年収の倍以上の支出をしている訳です。

もちろん、支出の中には将来に渡ってずっと利用可能な道路や橋などの公共施設の建築コストなどもありますから、これらは利用可能な期間で公平に負担すれば良いでしょうけれども、だからといって2倍の支出はどうにもおかしいでしょう。

とはいえ、コロナのこの2年は経済の激変から雇用調整助成金や全国旅行支援などの消費喚起策、国が手配したワクチンなど国でなければ出来ない事案があったのは事実です。

ですが、雇用調整助成金は経済が復調になった今年になってからもいまだ続いていて国の財政の出血は止まりません。

当社も雇用調整助成金にはお世話になりましたので、全てを否定することはできませんが、もういい加減、支出を減らす方に注力しないと国の財政が破綻してしまいます。

読者の方の中には経済に強い人が多いと思いますので釈迦に説法ですが、
今、日本は為替が円安で苦労していて、その元凶は日銀のゼロ金利政策にあると言われていますが、為替を元の水準に戻そうと思うなら、ゼロ金利をやめれば良いはずで、何故、それが出来ないかというと、金利が上がれば国債の利払い費が巨額になり財政がさらに悪化するからです。(もちろん民間の設備投資意欲が下がるという面もあります。)

そうならないようにするためゼロ金利なのですが、これも多分来年には解除され、金利は緩やかに上がってくるでしょう。

そうなると、、、今度は日本の財政悪化からどこかのタイミングで日本売りが始まり、結局円安になる(少なくとも1ドル100円には戻らない)と思います。

その段階で、インフレが加速して、、、
インフレは物とお金の相対価値の中でお金の価値が下がることを意味しますから、逆に国の借金は相対的に縮小することを通じて、実質的な増税になっていくのだと思います。

あぁ、日本の経済を考えると悲観論一色です。
私はあと3−5年でこのような状態になるのではないかと危惧してます。

因みに、このような時代になった時の自己防衛は・・・
簡単に言うと昭和30年代に戻ること。
つまり、馬車馬のごとく働き、そして輸出主導で外貨を稼ぐことではないかと考えます。

その時代になると当社も海外進出をしなければならなくなるかもしれません。

長文、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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