2023年01月01日

年頭にあたり


読者の皆さん、新年おめでとうございます。

新しい2023年はどんな一年になるのでしょうか?

昨年を振り返ってみると、、、

前年2020年から引き続いてのコロナで経済が沈滞しているところに、追い打ちをかけるようなウクライナ危機。
ウクライナの問題は直接的には影響がないかと思えば、原油価格が上がり石油製品や光熱費の値上がりを通じて家計に打撃が。。。
加えて、米国金利が上がったことによる円安によって、我々の身の回りの物が全て値上がり、社会全体がインフレになりました。
これは個人の生活でも会社の仕入や販売にも大きな影響を及ぼしましたが、法人でいうと更に厳しく、最低賃金の大幅な引き上げの継続や賃上げ要請。。。

これだけでみると本当に散々な1年でした。

でも、後半はコロナも第7波8波もそれ以前と比べると弱毒化しているようで少し落ち着き経済はどん底の2020・2021年と比べれば回復
といったところではないでしょうか。

そこで今年2023年は?となるのですが、
経済は少しずつですが確実に回復傾向になるでしょう。
ですから、コロナで歯を食いしばって頑張っていた企業には薄日が差すのでは?
でも、コロナで助成金で焼け太りしていたような所謂ゾンビ企業は、コロナ融資の返済が本格的に始まるので、淘汰が起きてきて、1年を通じるとプラスマイナス若干プラスかな?と私は考えています。

ただ、気になることがあります。

それは企業家ならではの発想なのかもしれませんが、現政権が求めている賃上げが私にはどうも上手くいかないのではないか?あるいは本質的な日本の競争力には結びつかないのでは?と考えます。

これは昨年11月ぐらいにテスラのイーロンマスク氏が買収したTwitter社の社員にリストラと在宅勤務削減やハードコアな働き方を求めた発言がありましたが(⇒これは後にイーロンマスク氏のTwitter社退任の原因にもなったため是非の評価は分かれます。)この報道を見た少なくない人たちがマスク氏に同調し、今の日本の緩い働き方について異論を唱えていました。
(参考まで今の日本人の年間労働時間はアメリカ人よりも少ないです!)

つまり企業家からすれば何も給料をケチっているのではなく、より生産性が高まり業績が上がれば給料は上がる(上げられる)のにそれが出来ず、利益が上がらず給料も上げられない。

だから賃上げを広く給料UPと考えるのであれば、仕事の質を上げ結果を出すか、仕事の質が上がらないならば残業をして給料UPすれば良いのでは?
単に単価を上げても質が変わらなければ無意味だということです。

こんなことを言うと今の日本はポピュリズムではもの凄く批判されると思いますが、私自身は自分自身に対してこのように考えています。

人様は人様ですので、強いることは社員にも子供にもできませんが、大人になってから本や新聞を読まない人、勉強しない人、電車でゲームばかりやっている人には、「もったいないなぁ、時間・若さを浪費して」と考えています。

さてさて、話があちこち飛びました。

そんなこんなの2023年ですが、コロナや戦争などの外的問題で激動する世界の中では、蟻とキリギリスではありませんが、やはり努力した人が勝つ1年になるのでは?と思います。またそうあって欲しいと願います。

今年も1年間、自分磨きに邁進したいと考えます。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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