今日は、珍しい方と一緒に食事をしました。
どんな方かというと、広告宣伝業界のお偉いさん(身バレは相手の方に良くないのでぼかします)。
実は、ワタクシには苦手分野があって、それが広告宣伝分野です。
これはどうやら私という人間が、どうやら左脳タイプ(感性に優れたタイプ)ではなく、完全な右脳タイプ(算数が得意なタイプ)に属しているからなようで、そういう点では数字には強く、一方芸術には疎いタイプです。
そんなことですからこれまでの自分のビジネスキャリアの中で、感性と名の付くもので成功した試しがありませんでした。
注:そんな右脳タイプ人間が、感性が必要なファッション業界で良くやれているな?!と思われるかもしれませんが、感性が必要な部分では、そちらに適した人物に任せています。
そんな私ですから所謂、電通とか博報堂とかの広告宣伝業界の人とはこれまで縁も薄くあまりお話しする機会もありませんでした。
それが、ひょんな会合から意気投合して今日のお食事会に到ったのですが、色々と伺えました。
例えば、業績を僅か数年で急拡大させた企業がどう広告宣伝しているのか?とか、
広告宣伝はどこまで商品を実力以上に盛る事が出来るのか?とか。
率直にお話を聞かせて頂きました。
そうしたところ、結局は実力がない商品はどんなに宣伝してもダメだということを言われ、何か目が覚める思いをしました。
メディアに取り上げられない(取り上げられたことがない)企業から見ると大規模な広告宣伝は打ち出の小槌のように見えます。
それを仕切っているのが広告宣伝業界ですから、以前から興味があったのですが、やはり本質は商品の力ということなんですね。
小技を使うより本質的価値を高めなさい、ということです。
改めて聞けば当たり前のことなんだと思いましたが、人間ついつい近視眼的になって本質を見失うものです。
では、どんなことが本質的価値なのか?という話に移ったのですが、その方から言われたことは、事前にヨシムラのHPをご覧になられたようで、今アップしているお客様いらっしゃ〜いコーナーのようなことが良いんだよ。と言われました。
お客様いらっしゃ〜い:理事長のジャケット
どういうことかと言うと、売ろう売ろうとするのではなく、お客様とお店が一緒になって良い物を作ろうとしている姿勢、これがヨシムラの本質的な価値ではないか?とのことでした。
なんかほんのり嬉しくなりました。
Fさん、大変勉強になりました。
次回は、私がご馳走します!
(今回は教えてもらったにもかかわらずご馳走になってしまいました!)
2023年01月16日
この記事へのコメント
コメントを書く