2023年03月29日
設備投資
会社を経営しているとお客様や従業員には見えない部分で色んなお金がかかります。
それは、販売であるビッグヴィジョンにとっては店舗の開発費用であり、本部経費がそれにあたりますが、物を作る(当社の場合は縫製工場)方は、一番が設備投資にかかる費用です。
今回はその設備投資についてお話ししますが、読者の皆さんは縫製工場のミシンなどの設備ってどれぐらいのお金がかかるか想像できますでしょうか?
例えばBrother等の家庭用ミシンなら1台10万円もしないと思いますが、縫製工場のミシンは馬力が違いますから結構な金額です。
でも一般的な本縫いのミシンならまだ序の口。
専用ミシンと言われる特殊用途のミシン、例えばポケットの玉縁を作るPWミシンや手縫い風のステッチを入れるピックステッチミシン、襟周りのハ刺しミシンなどは、順に300万、350万、1,500万円と一般の方には想像できない金額だと思います。(ハ刺しミシンなんて大ベンツが買えます!)
更に、これに加えて昨今のCAD、CAMのシステムはどれも1台1,000万円規模で、これらは定期更新が必要です。
そんな金食い虫の縫製工場ですが、実は当社グループの縫製工場では今年次の設備投資を予定しています。
大きいものだけで・・・
青森工場
・自動倉庫1基新設(1,800反格納)4,500万円
・CAM2台新設(1台1,000万円×2)
新潟工場
・CAM1台新設(1台1,000万円)
・CAD入れ替え(1台800万円)
あ〜っ、他にも100万単位の物がいくつかありますから合わせれば1億近い、、、
でも、やらなければなりません。
人件費も近年鰻上りですし、もう大変。
ということで、3月まではマンション建設で忙しかった私ですが、新年度4月以降は工場の設備投資で忙しくなりそうです。
でも、特に自動倉庫新設は、これで3,000反以上の生地を保管できるようになり効率性がぐんとアップするので楽しみです!
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