2023年04月16日

自由の代償

週末、岸田総理が選挙の応援演説の際に、暴漢に手製の爆弾を投げつけられる事件がありました。(詳細は報道の通りです。)
皆さんご存じの通り、昨年は安倍元総理が同様の手口で凶弾に倒れ、あれからまだ1年も経っていないのに同様の事件が起きたこと、犠牲者・負傷者が殆どでなかったことだけが幸いでした。

事件から1週間経ち少しずつ犯人像が見えてきましたが、何でも日頃から政治に不満を覚え、被選挙権が25歳以上だからこれが気に入らないから国を訴えていたとか。(しかも本人訴訟で、勝てる訳もない・・・)
また、取り押さえられた後も、黙秘しているとか。

あぁ、なんてことでしょうか。

黙秘も国を訴えることも権利ですから存分にやれば良いことです。
良いのですが、本当にそれで良いのでしょうか?

(善良な)人間を襲撃する。そんなことをしておいて権利だけを主張する。
どこかこの国、オカシクなっているような気がしてなりません。

だからといって即処刑というどこかの国も行き過ぎですが、それ以前に権利や自由だけを主張する今の日本の一部の人達に、私は全く共感できません。

自由というのは元来、制約が伴うものです。

盗みたいから盗む、傷つけたいから傷つける、そんな自由はありません。
盗んではいけないという法律があり、その制約の中で人は自由なのです。

人に危害を加える人が、自分に危害が加わることを権利で守ったりするのが自由ではないのです。

昨年からの2つの政治家襲撃事件や、人を不必要に言葉で攻撃し責任を果たさないドバイにいる元国会議員の所作を見ていると、本当に虫唾が走ります。

どうしてこの国は好き勝手をやる自由だけを自由とするのでしょうか?

こういった人達は(逮捕等)後からやってくる自由の代償を思い知るべきだと思います。

襲撃事件の2人は可哀そうに若いのに、残りの人生にレッテルを貼られてしまうでしょうし、ドバイの方も日本に帰れず、帰っても好奇の目でしか見られないでしょう。
真面目に仕事すれば良いのに・・・
posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。