GW中に青森工場で行った大型設備投資。
今年は、自動倉庫を1基増設し、加えてCAMも2台導入しました!
このことは3〜4月のブログでも何度か紹介していたのでご存じの方も多いと思いますが、工事をしたのがGW期間中でしたがその後、会社の決算書作成時期だったり、私がコロナに罹患したり、と色々忙しく工場まで行けていなかったのですが、ようやく今日訪問です。
青森工場は廃校となった小学校を再利用して工場にしていますが、自動倉庫のある場所は、小学校時代は体育館だったところ。
体育館ですから天井が高く、この高さを利用して高さ8-9mの自動倉庫をこれまで2レーン、1200反格納していました。
が、今回はこれの横にもう1セット(2レーン)増設し、更には高さもより高くなったため追加で1800反、合計3000反格納できるようになりました。
加えて、社内システムとの連携で、受注が確定しマーキング(型紙作成し、必要な生地の長さを決める作業)が終われば、紙媒体などに落さず、自動的に自動倉庫が連動して生地を出庫する仕組みを作りました。
青森工場のシステム部隊には脱帽です。(何より現場が感謝してます!)
加えて、追加したCAM2台も実は今現在では過剰な設備投資ですが、他の縫製工場からの裁断業務の外注が増えることを見越しての投資です。
ローテク、労働集約的に思われる縫製工場ですが、実は企業を大きくしようと考えると大型・高額の設備投資が不可避な業種です。(一方、縮小傾向の工場は設備投資なしでも大丈夫なのですが、、、)
当社の場合は毎年のミシン類の更新需要だけで1,000〜1,500万。
これにやれCADシステムだ何だとなると最低でも毎年2,000万円ぐらいは投資しています。
今年はこれが多分大台に乗ってしまうので少々厳しいのですが生き残りをかけて頑張ります!
画像は、自動倉庫2台(4レーン)が並んだ状態での写真。
2台の間の細い部分で、生地の搬入搬出を行い、生地をカットしています。
通路が少々狭いのと、格納コンテナが入ると照明が届きにくく、やや暗いのが玉に瑕です。(証明は補強予定)
こんな工場、全国でも他にないですよ。
もう1つの画像は自動倉庫の隣にあるCAM
これまで4台でしたが今回で6台になります。
3台×2列で配置すると、圧巻です!
2023年06月08日
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