繊維(ファッション)業界に特化した繊研新聞というのをご存じでしょうか?
(一般の方はご存じないですよね?当たり前か)
先日、その業界新聞の記者から取材を受けました。
まぁ、オーダースーツ業界では一応老舗に入りますから時々取材は受けるのですが、今回の内容は普段の業績とか今後の戦略とかの取材とはちょっと違っていて、当社(特にBVの親会社にあたる吉村株式会社)の>過去・現在・未来について3回に渡り、語ってもらうという内容でした。
そして今日はその第1回目(吉村株式会社の過去についての記述)の掲載日でした。
ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが当社(ビッグヴィジョンでなく親会社の吉村株式会社)は創業明治初期の既に業歴が135年近くある結構な歴史ある会社です。
祖業は、紳士物のいわゆる羅紗(らしゃ)屋(洋服地販売のお店)ですが、明治・大正期に一財産を築いた後、その後2代目(私の父)の代には第二次大戦後の女性の社会進出、自由なファッションの時代に合わせ、紳士物から婦人物メインに切り替わったこと。
そして、バブル崩壊後の私の代になってからは、インターネットの普及を見越して早い段階からECを開始(1999年〜)したこと、ハンドメイド縫製工場の三久服装の買収、東日本震災の激動の年(2011年)にビッグヴィジョン・オリテック(縫製工場)を買収したこと、その後の秋田山形工場の買収などを記事では紹介しています。
私の毎日は、コツコツ地味に、真面目に、同じような日々を過ごしていますが、こうしてみると節目節目では結構大胆に経営者としてそれなりの判断をしているようです。
自分のことではありますが、人が書いた文章を読むとなんか自分のことでないように感じます。
続編は7月に入ってからあと2回掲載されるそうですのでその都度記事をアップしますので、お目汚しだとは思いますがご覧頂ければ幸いです。
2023年06月26日
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