昨日のブログにも書きましたが最近興味深く見ているのが宝塚の自殺問題。
昨日のブログは、記者会見前に綴った物でしたがその後会社側の記者会見がなされました。
結果は私の想像した通りのお茶を濁した内容で、一晩経って色々と各方面から批判をされているようですね。
私の意見は多分、一般的なメディア(≠NET民の声)よりは厳しい批判をしていて司直の手に委ねるべきというコメントをしましたが、正直それ見たことか!といった印象を持ちました。
どうしてか?と言えば、会社側が会見で言っていた加害者と言われる宙組のメンバーにヒアリングをしようとしたら『ヒアリング拒否』されたというくだり。
そもそもあれだけ上意下達が厳しい宝塚にあって会社の構成員が会社側にヒアリング拒否が出来るというのもあり得ない話ですし、そもそもヒアリングって言葉が間違っているような。。。
事情聴取ではないんでしょうか?
どっちにしても本件は酷すぎます。
そもそもパワハラ・セクハラは一般の企業人の認識では、自分がどう思おうと相手がハラスメントと思うことをしたらアウト!(言われたらその時点でアウト!)というのが今の流れです。
これはこれで抗弁できないので酷いなと思う側面はありますが、今の大企業・一流企業ではそれが当たり前。
つい先日も大企業に勤める友人から聞きましたが、
彼は、飲み会の後にタクシーに乗る時、例え帰りの方向が同じでも異性とは同乗しないと断言していました。
もし、どうしても!という場合は、自分は助手席に乗る!と言ってましたが、これがビジネスの最先端の戦士たちの肌感覚です。
何故彼らがそこまでナーバスになるのか?
それは、並びで座って、後々万が一にも何か言われたら自分を守れないからです。
世の中それぐらい厳しいし、社会的立場のある人たちはそれぐらい自覚しなくては駄目ってことです。
それに比べて、宝塚というのは緩い組織ですね。
生徒を守るのであればなおさら膿を出さなければならないのではないでしょうか。
問題先送りでは同じ犠牲者が増えるだけです。
偉そうなことを書く私ですがそんな私でも失敗した経験は山ほどあります。
例えば、私がビッグヴィジョングループの代表になった直後の頃、新潟工場(シャツ工場)での私の初仕事は労働基準監督署に行くことでした。
初仕事ですから今でも覚えていますが、当時新潟工場では夕方17時に終業した後、従業員にタイムカードの打刻をさせた後、現場に戻し、サービス残業をさせていました。
とんでもない話です。
それを従業員から?労基に差されて、就任直後の社長の私が呼び出された訳です。
就任直後で分からないから、なんて言い訳は一切通用しません。
ウンもスンもなく労基から勧告を受け怒られたわけですが、私は即座に事実を公表し、従業員に謝罪の上、二度としない旨の表明をしました。
タイムカードの上に張り紙をしました。
私のモットーは是々非々、善いことは善いし悪いことは悪い。
悪いことはたとえ社長でも悪いですし、善いことは平社員でも善く、社長だから黒が白になることはありません。
そうやって正す方が、嘘をつきつつ胡麻化し続けるより楽なんです。
宝塚がジャニーズのようにならないと良いですね。
2023年11月15日
この記事へのコメント
コメントを書く