2024年01月26日
TAKA−Qの行方
タカキューというと50代位より上の人から見ると、一世を風靡したファッション企業と思う方が多いと思います。
私の場合は、丁度中学生になった位ですから昭和50年代半ばぐらいでしょうか。
当時は子供だったのでファッションなんて分からず、親か兄に連れられてトラッドのお店に連れて行かれたものです。
(まぁ、自宅が仕立て屋ですからジャケットなどは自社製品でしたけどね)
その時のお店が、VANジャケット、三峰、そしてタカキューでした。
私のイメージではブルックスブラザーズなどはその後の時代なのでタカキューというと本当にお世話になったブランドでした。
それが、、、
今日のニュースでタカキューが昨年の決算で債務超過にていて、資本提携していたイオンが資本関係を解消し、代わりに官民再生ファンドが出資するという内容で報道されていました。
既製服業界ですから日頃からタカキューをウォッチしていた訳でなかった私は、あのタカキューが債務超過して、イオン傘下だったということも知らなかったですし、更にはイオンに見限られ(事実上破綻に近づき※)、事業を再生するに到ったことも驚きでした。
※:事実上破綻:間違ってはいないと思うのですが言葉の重さの責任は持てませんので、事実関係は読者の皆さんのご判断で、理解ください。
VAN、三峰も既になく、さらにはタカキューまでか・・・
栄枯盛衰。
ブランドというのは余程の努力をしない限り陳腐化していってしまうものなのですね。
明日は我が身。
自社の価値を高める努力を続けなくては・・・
追伸:今回の官民ファンドの出資ですが、個人的にはどうして『“官”民ファンド』なのか?理解できません。
何故、一私企業を国が間接的に助ける?官製ファンドが資本注入するのは半導体とか最先端業界だけだと思っていただけにオドロキました。
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