2024年06月28日

実習生頑張る!

世の中少子高齢化で働く世代が減ってきてどこの業界でも人手不足に苦しんでいますが、当社も今非常に苦しんでいます。
ビッグヴィジョンでも人員が増えないため店舗拡大が出来ませんし、縫製工場も人口減の影響をモロに受けてなかなか採用が思うように進みません。

そんな中、頼りになるのが海外からの実習生
何でも実習生制度はブラック企業での雇用問題等で制度が変わり、近い将来、今は認められない転職が認められたりと、個人的にはソフトな形での【移民】制度になるのでは?と思っていますが、実はこの実習生を今年から青森工場で試験的に受け入れを開始しました。

今現在は7名だけですが彼らが非常に頑張ってくれているので助かっています!

特にありがたいのは“仕事にアグレッシブ”なこと。
ある意味これが一番ではないでしょうか?

最近、人手不足ということや日本が豊かになったせいか、向上心に不足する人たちが多くなったような気がします。
また、こういった人は本来は採用面接でこれまでは落としていたのに、最近は人手が欲しいあまりに黙認して採用するケースが増えてきました。
そしてそういう人の特徴は、権利の主張はするけれど義務は履行しない。

例えば、有給は権利ですが、与えた仕事(義務)を履行しないまま権利の主張ばかりをする、そんなケースが増えてきたように思います。
それ以外にも残業等に対して極めて後ろ向きだったり※と、まぁ、一言でいうと昭和の体育会系の私にとっては時代が「腑抜け」になったと感じることが多いです。
※残業問題はこれは色々個別ケースがあり一概にどちらが悪いとは言えません。

一方、実習生はどうか?というと、本国に仕送りするために来日していますからとてもアグレッシブ!
残業ないか?毎日のように聞いてきます。
こちらとしては残業をお願いしに回らなくても良いだけありがたいですね。

更に実習生のことを言うと、彼らは日本語の勉強もしていて、真面目な子は夜遅くまで日本語勉強しています。

このハングリーさ、凄いなぁ!

思い起こせば自分も前職時代は平日は夜25時位まで通信教育の勉強をしてましたし、週休2日でしたが土曜日は勉強の日と思い定め勉強していました。(お陰で金融関係の資格は随分持っています!)
今となっては役に立たない資格ですが、やればできる!という自分自身の自信になった経験でした。

彼ら実習生ももっともっと頑張って、より良い人生を掴んでもらいたいものです。

いつか当社の工場長が実習生上がりの人になるかもしれません。
当社は実力主義で評価します!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:02| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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