2024年07月10日

100年企業のなれの果て

聞くところによると世界的に見て、創業から100年以上を経過した老舗企業の数が日本は群を抜いて多いのだそうで、建国から200年余りの米国から見るとAwesome!(やべぇ!すげ〜!)だそうで、ハーバード大学には日本の100年企業を研究するグループがあるそうです。

さて
そんな100年企業ですが、実はヨシムラもその仲間です。
だからといって何も凄くないのですが、今日はそんな100年企業仲間で気になる会社が報道されていたのでちょっとご紹介。

その会社は50代以上の人ならお世話になったことがない人はいないであろう、洋菓子のヒロタ。
そう、シューアイスで有名で、私も子供のころ塾の帰りに100円玉を握りしめ中野の駅前のヒロタでシューアイスをおやつに食べたものです。

そのヒロタが何でも今経営危機だそうで、そんなNewsでした。

詳細は良く分かりません。

ただ、生地の中で比較として紹介していたのは同じくシュークリームで有名なビアードパパ
ビアードパパは今は永谷園のグループ企業で、以前個人的にお知り合いの永谷さんに伺ったことがあるのですが、以前こんなことを言われていました。

・シュークリーム業界も栄枯盛衰がある
・昔は、ヒロタのシューアイス、10年位前まではコージーコーナーだった
・ヒロタは庶民的、手頃な価格で人気だった
・コージーコーナーは“銀座”“カスタードクリーム”“手頃価格”で市場を席巻した
・ビアードパパは、ヒロタにもコージーコーナーにもなかった“パリッとした触感”“香り”を前面に出すことで市場を席巻した


確かに、昔のイメージのヒロタのシュークリームは皮はアイスにぺとっと張り付いていて皮が美味しい!とは思えませんでしたし、コージーコーナーはカスタードは美味しいけれど、皮はパリッとはしていませんでした。
一方で、ビアードパパはお店で皮を焼いているのか、皮がパリッとしていておいしいですよね。

それが3社の違いなんですね。

戦後の貧しかった日本、高度成長期や欧米に追い付け追い越せのバブル期までは安くて手軽な物が良かったのでしょう。
でもその後舌が肥えてきて贅沢になった日本人には飽きられる。
日本はどんどん贅沢になり、甘いカスタードからパリッとした皮&カスタードに進化したんでしょうね。

これに着いていけたかいけなかったかの差なんですね。

昔、ヒロタのシューアイスを食べた100年企業を経営する私には心に響くものがありました。

ご参考まで出所はこちら(リンク切れになったらごめんなさい)
https://news.yahoo.co.jp/articles/523097d8539364e5d747e4a138dee5eab2b1aae5?page=3

当社も時代に合致した経営をしないといけません。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:38| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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