2024年09月10日
面白いことを言うなぁ。
岸田総理の退陣表明のあと、毎日のように報道される自民党総裁候補の立候補表明。
小泉進次郎氏を筆頭に色んな人が出ていますが、私が今日注目したのは河野太郎氏の公約。
デジタル大臣を務めた同氏は他者よりデジタル系ノウハウがあるのかどうか分かりませんが、氏が主張する中で一番興味を持ったのは『全国民に確定申告をさせる!』というもの。
NETでは早くも「面倒くさいから止めてくれ!」という声が上がっていますが、実は私は大賛成。
というのも(実は私、大学の専攻は財政・税制でした)日本人の政治参加意識が低い理由の1つに、納税意識が他国と比べ希薄であることが挙げられるんです。
えっ!消費税には“高い”と思っているよ!という反論もあろうかと思いますが、一番は所得税に対しての納税意識が、源泉徴収(本人が納税するのではなく会社が代行する)ことにより直接お金を出して納税しないので希薄になるのです。
それが証拠に、皆さんは自分が所得税として毎年いくら納税しているか?言える方はどれぐらいいるでしょうか?
・・・ということなのです。
これは世界的に見ると、国側から見れば納税者の反乱を起こさない素晴らしいシステムですが、反面、国民の側から見ると搾取(←少し言い過ぎ)されても分からない仕組みなんです。
だって、世界史を見れば税金の引き上げでどれぐらいの国で暴動や国家転覆が起きたか数知れずじゃないですか。
ですから個人的には、全国民の源泉徴収化は賛成です。
これで納税意識が高まれば、当然ですが税金の使途についての目線も厳しくなる訳で歳出の無駄がなくなればより結構なことです。
どうですか?みなさん?
でも河野さん厳しそうだなぁ。。。
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