読者の皆さん明けましておめでとうございます。
年末の最後の週は寒波に見舞われ、新潟・東北は大雪で、一部のお客様には物流面で遅延しご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。
さて
世の中はインフレ、円安で、輸出企業の皆さんは好業績のようですが国内の消費関連の業界はインフレ、最賃大幅引き上げで青色吐息の所も多いように思いますが明けた2025念はどんな1年になるでしょうか?(かくいう私共のファッション業界の小売り、最賃UPの影響が強い縫製業も非常に苦しい業界です。)
毎年言っているような気がしますが、やはり変化の1年になり、変化に付いていけない者が脱落する1年になるように思います。
読者の皆さんのいらっしゃる業界でもそうでしょうけれど、(メンズ)ファッション業界でいうと、近年、こんな流れでした。
(コロナ前)
・少子高齢化で安く大量に販売する既製服が苦境に陥る
⇒(変化)AOKIなどは多角化して快活クラブなどを経営
⇒(変化)低付加価値の既製服から高付加価値のオーダースーツへ
(コロナ中)
・外出自粛、在宅ワークによりスーツが不振
⇒(変化)ビジカジアイテムの増加
⇒(変化)医療用防護服の縫製
(コロナ後)
・スーツ文化の衰退、ビジカジの世界的広がり
⇒???
最後の“スーツ文化の衰退、ビジカジの広がり”への変化は???を付けました。
これが当社の属する業界(スーツ販売業、縫製業)が直面する課題です。
では???に対してどうするか?
それこそが各社“社長”の仕事だと思っていますが、当社の場合は、本業に忠実にまずはビジカジアイテムの開発及び社内普及だと思っています。
昨年の暮れぐらいから社内の一部スタッフと新素材開発や新しい型紙、仕様の研究を始めています。
具体的なことはまだ申せませんが、これまでオーダーでは不向きとされていた素材をどう製品に取り入れるか?そんなことを議論しています。
ひょっとするとこれまではオーダーでは是とされていた物を否定し、これまで否とされていた物を是とするかもしれません。
色んな批判やご意見はあるでしょうけれども、やはり変化に対応できない企業は淘汰されるという信念の元、率先して苦労したいと思います。
どんなアイテムが出てくるか?読者の皆さんもご期待ください。
仕事をしている以上、楽なことってないですね。
毎年どんどん忙しく、やることが増えていくような気がします。
でも、こうすることが成長であり、進化であると信じて今年も頑張りたいと思います。
どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。
吉村株式会社
株式会社ビッグヴィジョン
オリジナルテクノロジー株式会社
代表取締役 吉村雅隆
2025年01月01日
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