2025年03月07日
コンドラチェフの長期波動
最近のトランプ大統領の言動、行動を見ていると鳥肌が立つような恐ろしさを感じる人はいませんか?
私、凄く感じています。
仕事の上では、日本は中国やメキシコなどと比べれば少しはトランプ米国に優遇されそうですから、ひょっとすると中国で生産していたアパレル製品が日本で生産されるようになればアパレル業界にプラスかな?など多少期待する面はありますが、強者が弱者から徹底的にむしり取る、それをもって勝ちとする価値観には、民主主義の中心の国で、専制君主的、帝国主義的思想がよもや起ころうとは思っていなかっただけに恐怖を感じます。
ゼレンスキー大統領との会談、ガザ地区を米国が所有するとの発言、気に入らないことは何でも脅す(関税等)恐ろしくてやり切れません。
さて、今日のタイトルですが経済学の中に景気循環がどれぐらいの期間で繰り返すのか?という議論がありますが、その中で一番長い期間の景気循環は50-60年周期と言われています。(それを主張したのがコンドラチェフという方でそれ故、コンドラチェフの長期波動とか言われています。)
この主張は1920年代から既に唱えられていて、その後色々と研究がされましたが、私は専門ではないので何とも言えませんが、私の解釈としてはこの長期波動を戦争と絡めて考えていました。
つまり、悲惨な戦争は一度起こすとその時代に生きていた人は“二度と戦争を起こすまい”と考え、平和や国際協調を図り、経済(貿易等)は相互に栄えます。
一方、それが戦争経験の世代が死滅してしまうと、戦争を知らない世代が、強欲のまま、再度愚行を繰り返し、世界がまた危機(大不況)に陥る。と、解釈していました。
それで行くと、今がそうなんですよね。
第二次大戦が終わって70年。
戦争経験世代がいなくなり、平和(自由)を謳歌してきた世代ばかりになると、強欲さから戦争を引き起こす。
行きつく先は、第三次世界大戦かト●ンプ暗殺になってしまいそうで恐ろしい。
日本もウクライナを見ていると先が見えますよね。
ロシアは地理的に南下政策を取るとすれば、地理的に(形状的に)日本は邪魔ですから北海道を狙ってきます。(北方領土返還?なんて甘い甘い)
そうなってきた時、今の米国は助けてくれないでしょうね。
ウクライナと違って日本は資源もないですしね。
ノブリスオブリージュ(高貴なるものの務め)という言葉を今こそ唱えたいものです。
恐ろしい恐ろしい。
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