ここ7-8年、8月から憂鬱になり9月に絶望し、10月からは諦めの境地になる仕事があります。
それは、最低賃金の改訂
私は基本的には従業員の賃金が上がることに対しては賛成です。
ですから業績が良い時は出来るだけのことはしていると思います。
ですから最低賃金に対しても自社の最賃は地域最賃よりも僅かであっても必ず+αを付けるようにしています。
ですが、昨今の最賃の上げ方は本当に厳しい。
当社グループには従業員数の多い縫製工場があり、青森・山形・秋田・新潟の縫製工場だけで450人の従業員がいますが、今年は最賃が青森で76円/時上がります。
これを450人でその効果を出してみると
76円×7.5時間×25日×1.3(社会保険考慮)×450人×12か月=100,000,000.-
そう、イチオク越えるんですよ。
毎年利益が1億以上コンスタントに出ているならば大丈夫でしょうが、1億以上の利益を上げている工場なんて全国で多分5社あるかないか?ではないでしょうか?
となると、その減益分は価格転嫁しないと会社は潰れます。
こうしてここ5年位、最賃上昇分を販売店側に工賃改訂として転嫁してきましたが、それも円安が進行したため海外縫製が相対的に割高になったから出来たことですが、ここ1年は為替の円安進行も一服していますから、それも厳しいですし、何より国内消費がインフレ冷え込んでいる状況で販売店も価格転嫁が難しくなっているのです。
全く八方ふさがりとはこのことです。
加えて、先の参院選挙でも自民党が声高に言っていましたが、
最賃が上がることを政治家が自分たちの手柄のように発言することが腹立たしくて堪りません。
お給料を払っているのは企業なのに、なんで彼らの手柄なんですか???
あぁ、腹立たしい。
とはいえ、文句ばっかり言っても仕方ありませんので、詰めに火を点しながら頑張ります。
2025年09月05日
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