今日は敬愛する先輩と神楽坂で呑んできました。(神楽坂といってもただの居酒屋ですが)
その方の話をします。(個人が特定できないよう多少脚色付けます。)
その方とは10年程のお付き合いですが、仕事で知り合いました。
偶然、大学の先輩であったこともあり、それがご縁で可愛がっていただき今に至っています。
その方は、私から見ると人生の成功者でした。
学生時代から注目され(それこそTVに出るような人)、社会に出ても学生時代の派手さをおくびにも出さず、謙虚に、一所懸命に働かれ、50代には相当な社会的地位に上り詰めた方でした。
いわば、従業員数仙人規模の会社の専務、副社長といったところでしょうか?
それが昨年、出世レースから外れ、突如解任され専任役員ですから一発でクビでした。
私は、お世話になったこともあり積極的に応援したかったのですが、こういう時、後輩は先輩に手を差し出すとそれを快しとしない男気ある方でしたので、見守るしかありませんでした。
心配だけが先行していたのですが、そこは捨てる神あれば拾う神ありで、その方の人望のお陰で、目立たないグループ会社の管理職ポストに再就職されました。
正直、その先輩から見れば3段階4段階降格の仕事です。
ですから、凄く心配でした。
この歳になると親しい人ともなかなか会う時間が取れないことがままあります。
時期を図ること半年、そしてようやく昨夜、二人で話ができました。
「Sさん、これからどうされるんですか?」と伺うと、
『自分は色んな人にお世話になったので、立場を離れてこれからも後進を応援する!』
と強く言われたことが印象的でした。
一度頂点を見てしまうと、下に降りることが出来なくなる人間は良く居ます。
芸能人や政治家とかでもそうじゃないですか?
一世を風靡した人が、セクハラパワハラでやらかす、なんてことが良くあります。
ですが、ここまで謙虚に言える方はそうは多くありません。仙人のようです。
人生の晩期における漢の生きざまを見せていただきました。
Sさん、頑張ってください!とは言いません。(言わなくても頑張るのは分かるから)
ただただ、私はいつまでもSさんの舎弟です。
またご指導ください。
2026年01月30日
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