2025年07月02日

オプションボタンに新柄が加わります!

読者の皆さんがビッグヴィジョンやヨシムラでスーツをオーダーされる時、生地や裏地と共に、ボタン選びを楽しみにされている方も多いと思います。

同じ紺無地の生地でもスーツならベーシックな水牛釦で良いかもしれませんが、お洒落な人なら、夏物なら黒蝶貝を使ったり、ジャケット単品ならメタル釦を付けたりすると思います。

近年は、生地の柄にトレンドがなくなり無地や格子ばかりになってきましたので意外と裏地やボタンにこだわりを見せる方が増えています。

そんな時、ビッグジョンやヨシムラでは青い色をした付属品ブック見本を使って、お客様にご案内するのですが、そこで使っている釦はトレンドを抑えているため利用度が高く、人気もあるのですが・・・

残念なことに、“遊び”が足りないのです。

いわば王道のど真ん中の物はきちんと揃っているのですがニッチな、マニアックな?オッと思わせるような物に欠けているんです。

これは青ブック(裏地・付属品見本帳)を企画したのが私自身ですから良く分かるのですが、商売としては売れる物を集め、売れない物は排除する方が良いに決まっているんですが、いかんせん、遊びが足りませんでした。

これは以前から指摘されていたことで、裏地についてはその後大柄プリント裏地を企画、店頭に展開することで青ブックの不足分は補えていたのですが、ボタンは未対応でした。

そこで今回はボタンで遊びの追加です。

20250702.jpg

貝調のボタンで柄の中にクラック(ひび)が入った物や、レディースやタキシード用にラメの入った釦や丸型ではなく楕円形の釦とか、メタルもちょっと洒落た感じの物を増やしました!

そして今日、ようやくその青ブックに入れる追加釦のページが出来ました!

あとは、店舗に配るだけ!なのですが、ちょっとここで問題発生。

遊びのある物はニッチなニーズ向けなのでメーカーさんも大量には在庫していないのです。
結果、メーカー在庫をサンプル帳政策に全て使ってしまい、ご注文を受ける分の在庫が不足しているのです。

あぁ、これでは何のための見本帳を作ったか、意味がなくなってしまいます。

ということでただ今、メーカーさんが販売用ボタンを生産中ですので、本格投入まであと1〜2週間お待ちください!
店舗には来週中にはサンプルを配布いたします!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月01日

ふるさと納税もうすぐ始まります!

皆さん、ふるさと納税って利用されていますか?

私は、3-4年前から結構利用していまして、特に会社の忘年会や納涼会とかで景品を出す時、例えば●●市産A4ランク黒毛和牛切り落とし1Kgとかホタテ1.5kgとかよく購入しています。
(納税者は私でも送り先を変更することで、イベントの時は目録を渡し、その後ふるさと納税を実施→送り先を当選者へといった流れで当選者に渡しています。)

個人的にはそうですね、、、
昨年からのコメ騒動で昨年のふるさと納税では、山形県新庄市へのふるさと納税で米の定期購入をしたり、他には工場のある秋田県大仙市へのふるさと納税で、きりたんぽ鍋を頂いたりと僅かですが工場の地元自治体へ協力を兼ね実施しています。

そんなふるさと納税ですが、先日も少しこのブログで書かせてもらいましたが、この度正式にビッグヴィジョンで行うことになりました!(ヨシムラもその後行います。)

実施する自治体は新潟県胎内市
胎内市には当社グループのシャツ工場オリテック新潟)があるためそこで生産する商品を返礼品としました。

ですのでシャツ以外の商品購入では利用できませんが、詳細はこんな感じです。

納税額(寄付額) 34,000円で 10,000円のお仕立券
納税額(寄付額)100,000円で 30,000円のお仕立券
納税額(寄付額)167,000円で 50,000円のお仕立券


還元率(返礼品の金額÷寄付額)は30%が上限ですから、ほぼ最大限の還元率でのご提供です。

加えて、商品券スタイルでの発行ですからセールの時にも利用できるのでダブルでお得!

ふるさと納税の申し込みサイトは予定としては、ほぼ全てのチャネルへ登録する予定ですので、それなりに露出すると思います。

今現在は、テストページの作成をしている段階ですので公開にはあと2〜3週間かかると思います。

出来ましたら、私のブログではなく新着情報として紹介しますので楽しみにしていてください!
(因みに申請手続等、ほぼ全てワタクシと工場スタッフで行いました。。。)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:21| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月23日

どうなるの?世界は?

週末は世界情勢が大きく動きました。

先週、イスラエルがイラクへ攻撃、そしてイランからイスラエルへの反撃となり中東情勢が気になっていた時にトランプさんがG7を放棄して帰国、その後の米国からイラン地下核施設への攻撃と、毎日のようにエスカレートしています。

日本は中東へは石油以外では関心がなく、正直私も中東情勢について正しく理解できているとは思いません。

ただ、35年前に大学の卒業旅行をイランイラク戦争で海外旅行が出来なかった身としては、(当時は米国はイラン支持で、イランが善、イラク(フセイン)が悪という構図だった)いまだに米国がイランと対立する構図の成り立ちが理解できていません。

しかし最近の米国の横暴は目に余るものがありますね。
これでは、これまで親米路線だった国々も中国・ロシアへ傾倒し始めても無理がないように思います。
その点ではそろそろ日本も戦後70年を経て米国一辺倒から本当の意味での独立国へ変わる準備をする時かもしれませんね。

国際政治に造詣のない私がこんなことを言うのはおこがましいですが、米国は大変したたかに他国に干渉してきます。
親米ならばそれはソフトな形ですが、反米となると強硬に行います。

昔は日本もやられていたんですよ。
一番分かりやすいのが、田中角栄のロッキード事件ですが、あれは米国からの情報があって立件、有罪化できましたが、何故米国側から情報が出たかと言えば、田中角栄が日中国交正常化を行い、それが米国を刺激したから、と言われています。(私はこれが真相だと思います。)

ですから非常にしたたかに、自国へ利益誘導的に行動するのが米国で、決して高貴な志で、他国を援助している訳ではありません。
だからこそ日本は動くに動けないのだと思います。

が、日本は石油という生命線を握られていますし、基本平和思考の国家ですからこういった一方的な理不尽に対しては、毅然と批判すべきだと思うんですけどね。

いずれにしてもウクライナもパレスチナもそうですが、強い方が先に手を出し、停戦の条件は弱い方が譲歩するのが当たり前といった、強者の論理がまかり通るのは何のための国連なのか?分からなくなりますね。

日本はどう振舞うべきか、国際的に試されているように思います。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 13:53| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月12日

ヤラセ広告のお誘い

Web生地で○○ランキングというような記事がありますが皆さん目にされますか?
あたかも第三者機関や公平な立場からで書かれた体裁をしている記事です。

色んな商材でこういった記事はありますが、オーダースーツでも結構あります。

私はこういう胡散臭いのは嫌いなので当社はあまり掲載されていないと思いますが、今日、会社のHP(お問い合わせ欄)からこんな問い合わせが来ました。

***************************************
お名前 = ******* 
メールアドレス = *********
3-1.〒 = 1510053
3-2.ご住所 = 東京都渋谷区*****************
4.TEL = 03450*******
5.お問い合わせ内容 =
吉村株式会社
WEBマーケティングご担当者様

いつも大変お世話になっております。*****の○○でございます。

この度『オーダーメイドスーツ』の情報×啓蒙サイト制作・運用の予定がございます。

そこで貴社『吉村』を拝見し、最上位で掲載させて頂きたいと考えご連絡いたしました。
既に多種多様な企業様にて、費用対効果の高い運用と大変ご好評いただいております。

【実績事例】
ー啓蒙サイト事例ー
・通販会社/ワイン販売【東証プライム上場】
https://g.wineset-ranking.net/

CV地点 :商品ご購入
お客様目標CPA:¥6,000
獲得CPA:¥4,172

上記はKPIをCPA重視で調整をかけた施策となりますが、
認知・ブランディングの強化と獲得を指標としたご提案の準備もございます。
つきましては一度オンライン会議にて詳細のご提案させて頂けると幸いです。
下記日程内でのご都合はいかがでしょうか。

(以下省略)

***************************************

どう思います?

これもまた広告の一種と割り切り、客集めをすべきなのでしょうかねぇ。
時々自分の感覚が間違っているのでないかと思うことがあります。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 18:16| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月29日

エアリーライトジャケット、ポロシャツ好評です。


今月から新発売したエアリーライトジャケット(ヨシムラではコンフィージャケット)とポロシャツ好評です。

特にジャケットは自分も店頭に立って販売しましたが新商品のことを知らずに別のご注文で来られたお客様に、ひとしきりご注文の処理を終えた後に

実は面白い物があるんですけどご覧になります?

と言ってお見せする(持って貰う)とお客さんがビックリ!!

えっ?こんな軽いの?って驚かれます。

この驚かれる顔を見るのが、接客をする側としては本当に嬉しい!
やはりお客様の笑顔に繋がりますからね。

そして、「是非袖を通してみて下さい」と促すと大抵の方は軽く羽織って、改めてびっくり!

コレ、重量で缶コーヒー位の重さ※なんですよ。
しかも、シワにならない※ので出張鞄に入れると便利ですよ

※生地によって変わります。

ポロシャツの方はポロシャツの方で、クールビズでポロシャツOKの会社も増えてきましたが、襟がクタッとしている製品が多い中、台襟がしっかりしたビジネスでも遜色のないポロシャツを作りました!と案内すると意外と皆さん好感を持って下さり、

こういうのが欲しかった!』

などありがたいお言葉を沢山いただきました。

他にもポロシャツは良いけど長袖ポロが欲しかったんだよね〜(長袖はオプションで作れます!)とか伊アルビニでこの値段?とか。

ビジネスファッションはすごい勢いでスーツからビジカジへ変化していっていますが、これで少しレパートリーをビジカジ寄りに出来た気がします。

他のオーダー店では私の知る限りここまで軽量化したモデルはありませんし、オーダーポロシャツも他社で見たのは1社だけです。(それは海外縫製ですが)

騙されたと思って是非一度お試しください!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 07:00| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月28日

親子は似るものだ

私も子供がおりますので時に子供が自分にどれだけ似ているか?ということを意識することがあります。まぁ、それは趣味とか考え方位ですが。

最近、親子は似るものだ・・・と改めて感心する出来事がありました。

それは皆さんご存じの、小泉進次郎農水大臣元総理の小泉純一郎氏

ルックスもどちらもイケメンですが、そこは横に置いておいて。

30代後半以降の方ならご存じと思いますが、お父さんの小泉純一郎氏は総理大臣になる時、自民党をぶっ壊す!といって郵政民営化を唱え、これで選挙を勝ちました。(それが今のゆうちょ銀行等に繋がっています。)

あの時、郵政族の議員が猛反発。
されど、特定郵便局の局長職が国家公務員でありながら世襲制とか、政治力を盾に脅す姿勢とかが批判され、結果、小泉純一郎氏は総理に、その後郵政は民営化へといった流れになりました。

今回の備蓄米騒動、よく似てません?

既得権益者であるJA(全農、農協)が陰で暗躍して、聞けば第一次の備蓄米放出の時に価格が下がらなかったのはJAが元請けのようになり流通過程でコメを出し惜しみしたからと言われています。

で、二次放出では小泉農相は一般の小売業者に随意契約で放出するという方式を取り事実上JAを排除しています。
一方、JAはそれこそ全国1,000万人と言われるJA関連従事者の票を盾に脅しにかかる。

さてさて、どちらか勝つのか?

これには地方と都会の一票の格差も影響してきます。
つまりJAの強い地方の相対的な票の重さがあると1,000万票がその2倍3倍の力になります。

でも、一方で、最近はJAのあこぎな※経営に対して農業従事者自身も反発している農協離れもありますから、どうなるか分かりません。

※:JAは農家さんを農薬、農機具など仕事に関わることから金融(JA預金)、生活(農協)まで丸抱えにしています。地方に行くとJA系のガソリン代がやたら高いことから競争原理があまり働いていないことは自明なので「あこぎ」と書かせていただきました。

日本国民11,000万人と農業従事者1,000万人、どちらが正義か?

意外と、早い段階で親子総理大臣が生まれるかも知れませんね。

ただ、進次郎氏が推進する子育て支援制度によって保険料が上がる事には反対です。これ以上、払えませんって。
子供を増やすなら夜の営みより楽しい各種アミューズメントを減らすしかないと思います。文明化が進めば出生率が下がるのは世界共通ですから。
だから少子化対策には移民しかないと思います。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:29| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月12日

何を言ってんだ!

最近、無差別に人に危害を加える通り魔的な事件が散見されますが、私それを見るたびに嫌になります。

先週も文京区の南北線東大前駅で、無差別に切りつけた加害者が捜査供述で

「中学時代に親から教育虐待を受けた。度が過ぎると子どもがぐれて、罪を犯すと世間に示したかった。」と供述したとの報道を聞いて、正直無茶苦茶腹が立ちました。

なんで自分が犯した犯罪を他人(親)の責任にすり替えるのか?

親も泣くに泣けないでしょう。
それとも皆さんはこの犯人に同情されますか?

安倍総理が殺害された事件でもそうですが、あの時は宗教2世だから、、、とか言われましたが、人に危害を加えたのは当の本人でどんなに周辺の影響があったとしても正当かは出来ません。

これに関して、私の口癖を1つ言います。

これは社員にも半ば社是のように自分の口癖を口うるさく言っている言葉ですが、

それは、、、【自責を他責にすり替えてはいけない】ということ。

何か困難にぶつかった時、出来ない人は出来なかった事実を認めないで、必ず言い訳を言います。

そう、○○が悪い、だから出来なかったと。

例えば、それは、就職氷河期だったから自分は経済的困窮なんだとか、
今回で言えば、教育虐待を受けたから犯罪を犯したんだとか。

こんな大きな話でなくても、身近な営業でも商品力が悪いから契約が取れなかったんだとか。
ホントこんな言い訳は世の中に蔓延しています。
そう、出来なかったのは自分の責任なのに、それをまことしやかに他人の責任にすり替えるのです。

でも、そんなことを繰り返して真実から目を背けても事実は変わりません
就職氷河期で、正社員就職の口が少なかったのなら、派遣になっても頑張って金を貯め起業すれば良いじゃないですか?
また氷河期だからといっても正社員の口が日本中を見てゼロだった訳ではないですから、スキルを得て正社員就職すれば良かったじゃないですか。

それをしなかったのは自分の責任であり、それを世の中のせいにしたって事態は好転する訳ないと思います。

こうやって書くと吉村は慶応ボーイだから庶民の苦しみを知らないだからだ!とか吉村はバブル入社だから苦労知らずなんだ!という人がいますが、あんまり自分のことを言いたくありませんが、私自身こそが教育虐待を受けてきた当時者です。

小学校3年生の時、4年生の塾に入れられて、それがバレて泣きながら帰宅したことがありますし、
(中学受験の)四谷大塚では成績が悪いと親からは殴られ、骨折したこともあります。
家の中では自室に鍵がなく逃げ場がないため、家の中で一番安心できるところはトイレでした。
暴力から逃れたくて家に火をつけようとしたこともありますし、
恥ずかしい話ですが、私は夜尿症が治るのが遅く、12歳までおねしょをしていました。それが治ったのは、中学受験が終了したのと同時でした。

だから決してボンボンでは決してありません。

そんな中でも歪まないで大人になれたのは、親からどんなに虐待を受けても自分の将来のことという気持ちを持ち続けたからです。

どんなに苦しくても自分のために努力をしつづけなければ未来は決して開かれません。

だから皆さんも何か失敗して言い訳をしたくなった時に、【自責を他責にすり替えるな!】という言葉を思い出して下さい。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:33| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月09日

ふるさと納税

読者の皆さんはふるさと納税ってやられていますか?
私はどうでしょうか?年間10-15万円位はやっていると思います。

どんな物(返礼品)が欲しくてやっているかというと、だいたいは会社のベント(忘年会など)の景品としてやっています。

と、これまではふるさと納税は自分は返礼品を貰う側だったのですが、実は最近、当社の製品をふるさと納税の返礼品として使えないか?
自治体の側から相談を受け、検討することにしました。

・・・言うのもふるさと納税は、制度が出来てから10年以上経ち、当初の返礼品は食品とか地方の名産品中心だったのですが最近は色々と多岐に渡ってきて、それが地方の自治体にとっては欠かせない財源になっているそうで、ふるさと納税利用者も割り切って色んな返礼品を貰う人が増えているのだそうです。

ですが、、、
ヨシムラにしてもビッグヴィジョンにしても本社が東京ですから東京の返礼品には出来ませんし、
一方で、オリテック(当社グループ縫製工場)の名前で地元自治体でふるさと納税をしても知名度の点でオリテックに対してふるさと納税がなされるように思えません。

ですから当社には関係ないや、と思っていたのですが、自治体の人から話を聞くと、ビッグヴィジョンやヨシムラの名前で出品しても、その仕事が当該自治体に流れるのがはっきりしているのであれば、出品可能ということを教えてくれました。

ということで、近い内に、ビッグヴィジョンやヨシムラの名前でふるさと納税を行うことになりそうです。

これからの流れとしては

地元自治体と打ち合わせ
   ↓
地元自治体へ申請 ←イマココ
   ↓
総務省へ申請 2025.5
   ↓
国からの許可 2025.7?
   ↓
自治体での手続き 2025.8
   ↓
ふるさと納税サイトへの登録 2025.9?
   ↓
ふるさと納税受付開始 2025.9〜?


という流れになりそうです。

実際に出来るようになりましたらHPへもリンクを上げる時に改めて皆さんにご連絡いたしますね

しかし、、、自治体ごとに対応力に差があり、大変です×××
posted by オーダースーツのヨシムラ at 13:51| Comment(2) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月01日

この夏は衆参同日選挙ですか?



トランプ関税危機から経済政策が求められるようになり、その勢いがどうやら夏の参院選の選挙公約になりそうな勢いですね。
その先には衆参同日選挙も現実味を帯びてきました。

そんな中で今、各党選挙公約を睨んで減税や給付金の公約を挙げています。

中でも一番言われていることは消費税の減税

いやいや凄いことです。
若い方はご存じないと思いますが、この消費税を導入するまで何度内閣が倒れた事か!
その消費税も数度の増税の際には政権を揺るがすようなことが何度もありましたが、それでも今の10%で何とか落ち着いていますが、これを一旦下げるとなると財務省は思いっきり抵抗するでしょうね・・・

以前も書いたことがありますが、私は学生時代、財政(税制)が自身の専攻でこの分野には誰よりも関心が強いのですが、それにしても今言われていることは単に減税の事だけで、減税することによって減らさざるを得なくなる国のサービスの事について誰も口にしないのが、歯がゆくて仕方ありません。

消費税で言えば本来は一般財源とすべきところを、将来社会保障(年金)等のコストが上がるからそれを担保するために、、、という建付けで消費税導入をしたので、それでいけば消費税を減税するならその分社会保障も減額しなければ筋が通らない訳です。

でもそのことは全く誰も議論しません。

私思うのですが、考えようによっては選挙公約では【消費減税】ではなく【減税&減社会保障】の議論が必要なのではないでしょうか。

実のところ、所得税中心税制では働いていない世代(特に高齢者)は貯蓄が多く、所得が少ないため租税負担が軽いのです。
一方、消費税中心の税制では高齢者はむしろ貯蓄がありそれを消費していますから租税負担をしているので、働いている人にとっては相対的な負担が軽くなるのです。

ですから消費税を減税すると相対的に高齢者が税金の面で得をして、さらに言うと社会保障(年金・健康保険)で若い人から更にむしり取るといた構図になり、若い方は踏んだり蹴ったりなんですよ。

なのに消費減税を若い人が支持するって。。。理解できません。

ここで若い人が反対しないのならば、若い人がこれからやるべきことは、日本脱出ですか?

そろそろ減税とかではなく手厚くなりすぎた社会保障を減ずることを考える必要があるのではないでしょうか。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 18:17| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月30日

ピンチ

GW入りして事実上4月は終わりましたが、今年の4月は大変な1か月でしたね。

特に、経済環境はトランプ関税の影響で株価が大幅下落。
輸出関連の仕事をしている人は大変な1月だったのではないでしょうか?
また個人の生活としてもトランプ関税から来る悪影響(株価の大幅下落、心理的影響)から毎日メディアからは一般市民の悲鳴のような声が流れ、日本国中(いや世界中)、大ピンチといった感じです。

そしてこの一般市民の声?に動かされ政治やメディアもトランプによる国難だから消費税を減額しろ!だとか給付金だ!とか煽っていますが、本当の所どうなのでしょうか?

どうですか?皆さん。
トランプ関税が将来的に課せられるとしても今現在、影響は出ていますか?
ごく一部を除くと、多分、全く出ていないと思います。

なのにもう給付金や消費税減税の話をしている。。。

景気対策なら、コロナの時の方がもっと厳しかったのでは?
あの時ですら、消費税は(社会保障の財源だからといって)手を付けなかったのに、なんか奇異に感じませんか?

やはりこれが政治なんでしょうね。

どうみても夏の参議院選挙対策。
という名のもとの、衆議院解散、総選挙対策なのではないでしょうか。

選挙の話はやめましょう。

話を戻しますが、こういった社会全体がピンチの時、個々人としてはどうすれば良いのでしょうか?
嵐が止むまでじっとしている?・・・そういったケースも大いにあります。

が、日本人に一番足りないのはピンチはチャンス!と考えてチャレンジすることではないでしょうか?
ピンチと言うのは既存の既得権者やお金持ちにとってピンチなのです。
お金のない人(←こういう言い方は失礼ですがご容赦を)にとっては命が取られない限りはピンチと言っても大したことはありません!
失業したって今のご時世仕事を選ばなければ仕事はありますから。

だからこそピンチはチャンスととらえ!チャレンジすることではないでしょうか。

メディアの報道や政治家による対策を見ていると、ピンチだから救え!(救って)的な他力本願なことが多すぎて、これでは誰も何もせず、助けを待ってる(楽をする)人が多くなりすぎるように思います。

トランプ関税も確かに日本も関税をかけられますが中国は140%(?)もの遥かに上を行く水準です。
だったら中国⇒米国への物の流れに対して、日本⇒米国の流れにすれば良い訳で、そこにビジネスチャンスがありますし、ひょっとすると日本の製造業復活のきっかけになるかも知れません。

個人的には昨年から対米アパレル製品が中国から日本に生産拠点の移転(orリスクヘッジとしての日本生産)の可能性がないか探っています。

残念ながら当社にはそこまで語学に精通したスタッフがいないため二の足を踏んでいますが、場合によっては商社と組んでビジネスをすることもあり得ると思っています。

ピンチはチャンスととらえた方が前向きで楽しいです。
(仮に達成できなかったとしても・・・)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 07:14| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする