2024年11月28日
ミスを犯しました。
人と言うのはミスを犯すもの。だからミスを犯さない仕組みづくりが大切だ!
と日頃から口を酸っぱく言っている私ですが、本日は大変なミスをしてしまいました。
それは、、、先ほどビッグヴィジョンのホームページ更新をして、その際タイミングでビッグヴィジョンHP読者の皆さんにHP更新のご案内をお送りしているのですが、
誤って、ヨシムラのメルマガ読者にビッグヴィジョンのメルマガを出してしまいました。
ヨシムラのメルマガ読者の皆さん大変申し訳ありませんでした。
実のところ、このミスは防ぐことが出来ました。
と言うのも、今はヨシムラのHP更新のご案内はヨシムラの佐野店長か河本店長が、ビッグヴィジョンは私が、作成・発信するのがルールでした。
ただ、一括メールを送付するメール配信システム(外部)が同じ会社でユーザーを使い分けるだけだったため、私が混同してしまいミスになってしまったのです。
これを防ぐなら別のメール配信システムの会社と契約すれば物理的に防げたのですが、万一双方で仕事を補完することを考え、同一配信システムで運営していたため今回のミスにつながりました。
ヨシムラとビッグヴィジョンでは代表は私で同じですが、法人格は双方で違うため大原則として両社の顧客情報等は切り分けて管理運営しております。
(但し、一部のお客様でヨシムラのデータをビッグヴィジョンで使いたいというケースではお客様了解の元、両社で共有することもあります。)
確かにメルマガのシステムで管理している情報はメアドと氏名だけですので厳密にいうと狭義の個人情報とまでは言えないのかもしれませんが、いずれにしましてもミスはミスでヨシムラのお客様には大変ご迷惑をお掛けしました。
お詫びのメルマガを出す訳にもいかずこの場を借りて取り急ぎお詫び申し上げます。
2023年09月22日
研修& ・・・
今週は仕事で青森工場へ訪問しておりました。
仕事の内容はというと、結構大変な仕事が多く
@10月からの最低賃金引上げに際して工員の給与をどうするか?
A最賃上昇に伴い、販売店へ縫製工賃をどう引き上げるか?
の議論していました。
そして、この議論の中に何故かヨシムラの若手販売スタッフ河本君を同行させました。
内容的には河本君には全く関係のない話で彼にとっては「なにゆえこの時期に青森工場へ?」というのが本音でしょう。
まして、彼が青森工場に出張すれば、工場側で相手をする幹部連中は全員、上述の会議に参加しているため、彼を構ってあげる人もいません。
つまり工場に行っても会議に参加する他、すべきことがないのです。(ちょっと大げさに言っていますが)
でも実は河本君に青森出張してもらったのには訳がありました。
それは、青森工場の若手スタッフとの交流をさせたかったのです。
個人的思い入れなのかもしれませんが、私が代表をやっている会社(吉村、ビッグヴィジョン、青森工場、新潟工場)の中で、今一番人材が充実しているのは青森工場だと思っています。
でもこれは以前から青森工場が優れていたという訳ではありません。
遡れば、数度に渡る経営危機(私が代表になる前の話)、新工場への移転、新型コロナで売上急減などの経営的な難局を乗り切った一方で、7Daysオーダーという他工場にできない商品を作ったりと、特にこの5年間は本当に大変で、それを乗り切ったからこそ人材が強化されたのだと思います。
そしてこれを支えてくれたのが青森工場の20代後半〜40代前半の若手幹部たちだったからです。
河本君もその年齢に近づいてきているので、彼らから何か良い刺激を受けて貰いたい!との想いから私と一緒の出張を許可したのです。
狙いは的中したか?それは今後の彼の意識・行動を見るしかありませんが、良い結果に結びつくとありがたいです。
それはさておき、上述@給与改定とA工賃改定ですが、議論がなかなか白熱しました。
まず、工場幹部が口を揃えて私に言っていたことは
@については自分の部下の給与を上げてあげたいから私に「何とか給与アップして!」と食い下がってきました。
一方で、Aについては、顧客(販売店)から取引を中止する言われたり、値上げを突っぱねられるのが怖いからと言って、コストアップ以下の工賃アップで話をまとめようとしてきました。
で、ここからが私の役目。こう言いました。
『君たちが、自分達が良い生活をしたいと思うなら工賃を上げなければ出来ないよ。
一方で、質を上げることを追求せず他社と比べて見劣りする製品を出すなら、工賃も上げられないし、それは結果的には自分達の給料が安くなるということだよ。』
『どっちがいい?』
『「厳しく仕事をして高い給料を貰う」か「ぼちぼち仕事をして最低賃金で甘んじるか」僕はどちらでも良いよ!』
議論の行方は?
もちろん前者で若手幹部の意見はまとまりました!
準備は整った!さぁ、次への挑戦だ!
仕事の内容はというと、結構大変な仕事が多く
@10月からの最低賃金引上げに際して工員の給与をどうするか?
A最賃上昇に伴い、販売店へ縫製工賃をどう引き上げるか?
の議論していました。
そして、この議論の中に何故かヨシムラの若手販売スタッフ河本君を同行させました。
内容的には河本君には全く関係のない話で彼にとっては「なにゆえこの時期に青森工場へ?」というのが本音でしょう。
まして、彼が青森工場に出張すれば、工場側で相手をする幹部連中は全員、上述の会議に参加しているため、彼を構ってあげる人もいません。
つまり工場に行っても会議に参加する他、すべきことがないのです。(ちょっと大げさに言っていますが)
でも実は河本君に青森出張してもらったのには訳がありました。
それは、青森工場の若手スタッフとの交流をさせたかったのです。
個人的思い入れなのかもしれませんが、私が代表をやっている会社(吉村、ビッグヴィジョン、青森工場、新潟工場)の中で、今一番人材が充実しているのは青森工場だと思っています。
でもこれは以前から青森工場が優れていたという訳ではありません。
遡れば、数度に渡る経営危機(私が代表になる前の話)、新工場への移転、新型コロナで売上急減などの経営的な難局を乗り切った一方で、7Daysオーダーという他工場にできない商品を作ったりと、特にこの5年間は本当に大変で、それを乗り切ったからこそ人材が強化されたのだと思います。
そしてこれを支えてくれたのが青森工場の20代後半〜40代前半の若手幹部たちだったからです。
河本君もその年齢に近づいてきているので、彼らから何か良い刺激を受けて貰いたい!との想いから私と一緒の出張を許可したのです。
狙いは的中したか?それは今後の彼の意識・行動を見るしかありませんが、良い結果に結びつくとありがたいです。
それはさておき、上述@給与改定とA工賃改定ですが、議論がなかなか白熱しました。
まず、工場幹部が口を揃えて私に言っていたことは
@については自分の部下の給与を上げてあげたいから私に「何とか給与アップして!」と食い下がってきました。
一方で、Aについては、顧客(販売店)から取引を中止する言われたり、値上げを突っぱねられるのが怖いからと言って、コストアップ以下の工賃アップで話をまとめようとしてきました。
で、ここからが私の役目。こう言いました。
『君たちが、自分達が良い生活をしたいと思うなら工賃を上げなければ出来ないよ。
一方で、質を上げることを追求せず他社と比べて見劣りする製品を出すなら、工賃も上げられないし、それは結果的には自分達の給料が安くなるということだよ。』
『どっちがいい?』
『「厳しく仕事をして高い給料を貰う」か「ぼちぼち仕事をして最低賃金で甘んじるか」僕はどちらでも良いよ!』
議論の行方は?
もちろん前者で若手幹部の意見はまとまりました!
準備は整った!さぁ、次への挑戦だ!
2023年01月12日
久しぶりの原稿作成
昔からの私のことを知っている方ならお分かりかと思いますが、最近は社長業ばかりの私ですが、30-40歳代の頃は、オーダースーツのヨシムラで接客や原稿作成することが仕事のメインでした。
それがビッグヴィジョンや縫製工場の社長をやるようになり、吉村のHOPMASTERを引退し、原稿作成から身を引く(?)ようになったのですが、最近、ヨシムラのスタッフからWeb情報がマンネリ化していることを悩んでいる、という相談を受けました。
確かにページを見てみると、なんかセールの話ばかりで、販売ばかりが前面に出ていて、一言でいうとツマラナイ状況でした。
そこでアドバイスとして、ヨシムラのページはお客さんから色んな相談を受けて、悪戦苦闘している様をリアルに見せれば良いんだよ。
スタッフも人の子なんだから喜怒哀楽があり、それを見せることで、読者にリアルな疑似体験してもらうことを考えなさい。
格好つける必要はないよ。
...とアドバイスしました。
ところがです。
そうは言っても、頭で理解できてもやはりどう文章で表現すれば良いか分からないと言うのです。
そこで、やむなく自らが範を示すことにしました。
久しぶりの原稿作成です。
個人的には原稿書きはむしろ好きな仕事ですのでネタが決まればスイスイ進みます。
今回は、オリジナルプリント裏地を作ったお話を題材にしました。
よろしければご覧ください。
https://www.vightex.com/welcome/2023/01_jacket/index.php
2022年12月11日
ヨシムラ大阪店、営業再開しました。
先日、オーダースーツのヨシムラ(大阪店)でコロナ陽性が出たため、大事を見て先週一杯(12/5〜10)、臨時休業しておりましたが、無事、スタッフも生還し、再会することにいたしました。
期間中、大阪店のお客様には多大なご不便をおかけしました。
ご協力ありがとうございました。
また、グループ会社ということでビッグヴィジョンのドーチカ店スタッフ、そしてヨシムラ東京店のスタッフ(特に河本君)には色々と協力いただき、本当に助かりました。
コロナも油断すると大変です。
これから年末年始、人が動く時期になりますので皆さんご留意ください。
期間中、大阪店のお客様には多大なご不便をおかけしました。
ご協力ありがとうございました。
また、グループ会社ということでビッグヴィジョンのドーチカ店スタッフ、そしてヨシムラ東京店のスタッフ(特に河本君)には色々と協力いただき、本当に助かりました。
コロナも油断すると大変です。
これから年末年始、人が動く時期になりますので皆さんご留意ください。
2022年12月06日
臨時休業のご案内
弊社、ヨシムラ大阪店にて従業員のコロナ感染が発生しました。
お客様には大変なご迷惑をおかけしますが、当面の間下記の取り扱いとさせて頂きたくお願い申し上げます。
■□■ ヨシムラ大阪店 臨時休業12/5〜10 ■□■ ※休業期間の延長の可能性あり
■ 休業期間中のご対応について ■
◆ ビッグヴィジョン大阪ドーチカ店が営業している場合 ◆
◇商品の受け渡し(納品)に関して
・既にメール等にて仕上がりのご案内が届いている方
⇒商品が店舗に納品済みのため、お渡しの前日までにメール(or東京店までお電話)にてご連絡ください。
⇒ビッグヴィジョン大阪ドーチカ店でお渡しすることが可能です。
・近日仕上がり予定で、仕上がりのメール連絡が未着の方
⇒商品がこれから店舗に納品されるため、これらの商品はいったんヨシムラ東京店でお預かりし、ヨシムラ東京店よりメール(orお電話)にて仕上がり連絡をいたします。
⇒納品については基本をご郵送とさせて頂き、ご試着希望の方はビッグヴィジョン大阪ドーチカ店にて承ります。
◇ご注文に関して
・臨時休業期間中のご注文は承ることが出来ません。ご不便をおかけします。
メール等でのご相談はヨシムラ東京店が承ります。
info@vightex.com
・お急ぎのご注文はビッグヴィジョン大阪ドーチカ店にて承ります。※
※:一部基本仕様が異なり、このため価格も若干相違します。
◆ ビッグヴィジョン大阪ドーチカ店が臨時休業の場合※ ◆
※:最悪のケースを想定
◇商品の受け渡し(納品)に関して
・既にメール等にて仕上がりのご案内が届いている方
⇒商品が店舗に納品済みのため商品の受け渡しが当面できません。暫くご猶予をください。申し訳ありません。(東京より人を出向かせ、東京店に引上げ、その後、宅配での配送となることを想定しています。)
・近日仕上がり予定で、仕上がりのメール連絡が未着の方
⇒商品がこれから工場から店舗に納品されるため、これらの全ての商品をヨシムラ東京店でお預かりし、ヨシムラ東京店よりメール(orお電話)にて仕上がり連絡をいたします。
⇒納品については原則としてご郵送いたします。
ご試着希望の方は状況改善までしばらくお待ちください。
なお、ご不明の点は下記のオーダースーツのヨシムラ(東京店)までお問い合わせください。info@vightex.com TEL:03-3252-2346
◇ご注文に関して
・臨時休業期間中のご注文は承ることが出来ません。ご不便をおかけします。
メール等でのご相談はヨシムラ東京店が承ります。
info@vightex.com
以上、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解賜りますことお願い申し上げます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
オーダースーツのヨシムラ
https://www.vightex.com/
オーダースーツのビッグヴィジョン
http://www.big-vision.co.jp
オリジナルテクノロジー株式会社
http://www.oritech.co.jp/
代表取締役 吉村 雅隆
東京都千代田区神田須田町1−16 RAXA神田須田町2F
TEL 03−3252−2346(吉村株式会社内)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2022年07月28日
継続は力なり
今日はヨシムラのお話をします。
ヨシムラは6月決算ですので、7月下旬ともなると1年の決算報告書がある程度まとまってきます。
この日はヨシムラの社長としてその決算書を分析しておりました。
ヨシムラのお客様はよくご存じだと思いますが、ヨシムラはオーダースーツのヨシムラ事業の他、生地屋部門、不動産部門、投資部門とありますが、過去1年で言いますと、神田の新築ビルの入居率が高いこともあって、今の収益は不動産部門が全体を大きくけん引していて業績全体は皆様のおかげもあって安定的に収益を上げています。
で、オーダースーツのヨシムラはどうか?というと実のところ過去1年芳しくありませんでした。
業績が良くないとついつい口から出てくるのは新型コロナを理由とする言い訳。
その言い訳が最近あまりに酷く、かつ悪くなっている過去の業績を基に新年度の予算組をするものだから改善する傾向が見えなくなっています。
過去の亡霊を追うのは現役のスタッフには厳しいことかもしれませんが、私がSHOPMASTERをしていた頃と比べると東京店も大阪店も随分売上が落ちています。
私もいけないのです。
最近はビッグヴィジョンや縫製工場のオリテックの方に時間を多く割いていますし、別会社でマンション建設をしたりと慌ただしくしているのでヨシムラの店舗の方をかまってあげていないのも事実で、それは自身の反省ですが、それにしてもテコ入れをしなければならない状況にまで落ち込みました。
そこで改めてヨシムラの店舗、Webサイトを見てみるとこんなことが分かりました。
店舗:あまりに綺麗すぎる
⇒語弊があるかもしれませんが、私は店舗のクレンリネスはお客様に不快感を与えないレベル+α位で良いと思います。
ヨシムラは銀座の目抜き通りの店ではありませんし、ちょっと汚れている位の方が人気(ひとけ)があって良いと思っています。
昔のお店をご存じの方は、そう思われますよね?
(大昔、2CHで「あの店は倉庫みたい」と書かれ、これを誇らしく思ってました。)
それに比べると今の店舗は綺麗すぎます。※
※:新築の店舗を綺麗なまま維持してくれている現スタッフの気持ちには感謝しています。
Webサイト:サボりすぎ
⇒ヨシムラは本来HPの情報を通じ、お客様にオーダーの楽しみを疑似体験してもらうことで信用に繋げていました。
ですからリアリティーが大切で、私が原稿を書いている頃は、リアリティーの追求からお客様のメールをそのまま掲載することを頻繁に行っていました。
でも、これは相手があることですからなかなか自分の都合で良いことを書いて貰える訳ではありません。(だからこそリアリティーの追求なのですが)
楽な方法はもっとあります。それは作文をすること。
ある時、こんなデザインを希望するお客様が来ました・・・
その方に、こんな提案をしました・・・
それが、こう仕上がりました。格好良いでしょ・・・
お客さまにお店したら、大変喜んでもらえました・・・(自画自賛)
その時の写真がこれです。(これだけリアル)
私から見るとこれはリアリティーの追求ではなく、自画自賛、マスターベーションに思えます。
ですが私も一度SHOPMASTERを譲った身。
過度に介入すべきではないとも思います。
ですからスタッフへは過去の実績数字を示したうえで、私の考え、過去のアーカイブを見るようにだけ指示をしました。
さてさてどう受け止めたかな?
そう、Webサイトで言えばブログのことも言いました。
あまりに更新頻度が低すぎると。
ブログは何もカッコいいことばかり書く必要はありません。
時には悩みを書けば良いし、嬉しかったこと、自分が学んだこと、どんなことでも良いと思います。
だからこその日記なのですから。
(ただ、私自身はというとBV、オリテック、ヨシムラ3社の代表という立場でそれなりの方から見られるため昔のように自由には発言できなくなりましたが)
以上のことをヨシムラのスタッフへは大阪のスタッフを含めて話をしました。
彼らのブログ https://www.vightex.com/blog/index.php を見る限り、今この瞬間はピリッとしたと思います。
ここから先は自分との闘い。
日々の誘惑に負けず、コツコツ継続すること。
まさに継続は力なりです。
ヨシムラは6月決算ですので、7月下旬ともなると1年の決算報告書がある程度まとまってきます。
この日はヨシムラの社長としてその決算書を分析しておりました。
ヨシムラのお客様はよくご存じだと思いますが、ヨシムラはオーダースーツのヨシムラ事業の他、生地屋部門、不動産部門、投資部門とありますが、過去1年で言いますと、神田の新築ビルの入居率が高いこともあって、今の収益は不動産部門が全体を大きくけん引していて業績全体は皆様のおかげもあって安定的に収益を上げています。
で、オーダースーツのヨシムラはどうか?というと実のところ過去1年芳しくありませんでした。
業績が良くないとついつい口から出てくるのは新型コロナを理由とする言い訳。
その言い訳が最近あまりに酷く、かつ悪くなっている過去の業績を基に新年度の予算組をするものだから改善する傾向が見えなくなっています。
過去の亡霊を追うのは現役のスタッフには厳しいことかもしれませんが、私がSHOPMASTERをしていた頃と比べると東京店も大阪店も随分売上が落ちています。
私もいけないのです。
最近はビッグヴィジョンや縫製工場のオリテックの方に時間を多く割いていますし、別会社でマンション建設をしたりと慌ただしくしているのでヨシムラの店舗の方をかまってあげていないのも事実で、それは自身の反省ですが、それにしてもテコ入れをしなければならない状況にまで落ち込みました。
そこで改めてヨシムラの店舗、Webサイトを見てみるとこんなことが分かりました。
店舗:あまりに綺麗すぎる
⇒語弊があるかもしれませんが、私は店舗のクレンリネスはお客様に不快感を与えないレベル+α位で良いと思います。
ヨシムラは銀座の目抜き通りの店ではありませんし、ちょっと汚れている位の方が人気(ひとけ)があって良いと思っています。
昔のお店をご存じの方は、そう思われますよね?
(大昔、2CHで「あの店は倉庫みたい」と書かれ、これを誇らしく思ってました。)
それに比べると今の店舗は綺麗すぎます。※
※:新築の店舗を綺麗なまま維持してくれている現スタッフの気持ちには感謝しています。
Webサイト:サボりすぎ
⇒ヨシムラは本来HPの情報を通じ、お客様にオーダーの楽しみを疑似体験してもらうことで信用に繋げていました。
ですからリアリティーが大切で、私が原稿を書いている頃は、リアリティーの追求からお客様のメールをそのまま掲載することを頻繁に行っていました。
でも、これは相手があることですからなかなか自分の都合で良いことを書いて貰える訳ではありません。(だからこそリアリティーの追求なのですが)
楽な方法はもっとあります。それは作文をすること。
ある時、こんなデザインを希望するお客様が来ました・・・
その方に、こんな提案をしました・・・
それが、こう仕上がりました。格好良いでしょ・・・
お客さまにお店したら、大変喜んでもらえました・・・(自画自賛)
その時の写真がこれです。(これだけリアル)
私から見るとこれはリアリティーの追求ではなく、自画自賛、マスターベーションに思えます。
ですが私も一度SHOPMASTERを譲った身。
過度に介入すべきではないとも思います。
ですからスタッフへは過去の実績数字を示したうえで、私の考え、過去のアーカイブを見るようにだけ指示をしました。
さてさてどう受け止めたかな?
そう、Webサイトで言えばブログのことも言いました。
あまりに更新頻度が低すぎると。
ブログは何もカッコいいことばかり書く必要はありません。
時には悩みを書けば良いし、嬉しかったこと、自分が学んだこと、どんなことでも良いと思います。
だからこその日記なのですから。
(ただ、私自身はというとBV、オリテック、ヨシムラ3社の代表という立場でそれなりの方から見られるため昔のように自由には発言できなくなりましたが)
以上のことをヨシムラのスタッフへは大阪のスタッフを含めて話をしました。
彼らのブログ https://www.vightex.com/blog/index.php を見る限り、今この瞬間はピリッとしたと思います。
ここから先は自分との闘い。
日々の誘惑に負けず、コツコツ継続すること。
まさに継続は力なりです。
2022年05月19日
こんなところに読者が
今月の私の行動は、週末にかけて地方出張に出ることが多いのですが、今週は明日から山形・秋田工場に2年ぶりに出張するというのに、何故か、山形出張の前日の今日、山形(新庄市)の市役所の方がご来社されました。
山形県新庄市はこんなところ
市役所HP:http://www.city.shinjo.yamagata.jp/
世界遺産!新庄まつりHP:http://shinjo-matsuri.jp/db/ ※注:昨年のものです。
どうやら私が地方出張に出られるのは、ようやくコロナが落ち着き始め、地方に出られるようになったからなのと、同じ理由で先方も東京出張が出来るようになったからのようで、見事なまでのバッティングでした。(笑
当社の場合、縫製工場は青森をメインに、山形(新庄市)・秋田(大仙市)、シャツの工場として新潟(胎内市)工場がありますが、いずれも自治体の方にはとても良くして貰っています。(う〜ん、胎内市とはあまりお付き合いがないですが)
それだけでしたら、わざわざブログに書くまでのことはないのですが、ここから先がちょっと驚くお話。
市役所の課長さんとお話ししていると、
市:『吉村さん、今日は店舗はお休みなんですか?』
私:「そうなんです。店舗は土日営業のため平日1日休みなんです」
注:ヨシムラの店舗は水曜日定休です。
市:(残念そうに・・・)
『実は、ヨシムラさんのお店のHPを以前から見ておりまして。。。
山形にも提携店があったんですよね?』
私:「!えっ!、提携店?何でご存じなんですか?」
実は提携店というのは今から10年以上前にはあったのですが、地方からのオーダーの際、地元のテーラーに採寸委託をするという制度で、諸事情から10年以上前に廃止してしまったシステムでした。
当然、今のヨシムラのHP上には掲載しておりません。
市:『実は、昔からヨシムラさんのHPを読んでいたんです。
お客様いらっしゃ〜いコーナー面白いですよね!』
私:(超絶びっくり!)「恐縮です!!!」
何でも課長さん、スーツがお好きで昔から色々とご覧になられていたようです。
いや〜っ、NETの世界はワールドワイドですが、今でこそ課長さんとは仕事の縁が出来ましたが、それ以前は全く知らない仲なのにNETで繋がっていたとは。。。
こっぱずかしくなると共に、今のNET社会に少し感謝したこの日でした。
ご縁を大切にいたしたいと思います。
2020年10月01日
久々のGood News!!
最近というか、今年は新型コロナの影響で、どこもかしこも当社も良いNewsというのに、とんと出会っておりません。
聞くのは、やれ懇意にしていた居酒屋が閉店したとか、仕事では前年比〇〇%ダウンとかの話ばかりで、気持ちがどんどんシュリンクしてきます。
このことは当社でも同じことで、正直社長をやっていてこんな苦しい1年はこれまでありませんでした。
何故なら、当社ぐらいの規模でしたら社長は雇われ社長ではなくオーナー社長ですから、オーナー社長ということはつまりは私財をなげうって商売している訳です。
それが例えばコロナで会社が赤字になるということは、1年死ぬほど頑張ってその対価がマイナスということになるんです。
仮に、お給料を貰っていたとしてもです。
これは正直堪えますよ。
お金の実入りが少なくなるならともかく、頑張っても残高が減っていく訳ですから。
あっ、話が逸れました。タイトルのGood News!!に話を戻します。
実は、最近久しぶりに良いNEWSがあったんです!
それは、今年3月に落成したヨシムラの新社屋が・・・
なんと!令和2年度のグッドデザイン賞を受賞したんです!!
グッドデザイン賞は多岐に渡りますが、建築物のジャンルの中だけでも相当数の応募があるのですが、数ある応募の中から当社の新社屋RAXA神田須田町が選ばれたんです!!
詳しくは。。。
グッドデザイン賞のサイトへ
何故、選ばれたか?
当社が応募したのではない(ゼネコンが応募書類を作成した)ため、選考過程のことはよく分かりませんが、業者の方から聞いた話では
・100年以上の老舗企業が
・昔のイメージを残しつつ(アイコンとしての鋏の展示?)
・地域と調和のとれた(神田は古くからの生地屋街、神田お茶の水は昭和大正レトロが残る街)
建物だったからだそうです。
いや〜っ、神田本社ビルの建て替えは20年来の夢でしたし、計画には労力が掛かりましたが、一気にそれが報われた感じです。
これなら先代や先々代も喜んでくれるのではないでしょうか?
ただ、仏像はただ作っただけではダメで『仏像作って魂入れず』になってしまいます。
これからしっかりと仕事をして企業として従業員に、地域に貢献できて初めてこの建物に魂が入る訳ですから益々精進しなければなりません。
大変なプレッシャーですが、何はともあれ、今日はこの喜びに浸りたいと思います。
2020年04月05日
新ビルの引き渡しが終わりました!
世の中はコロナ一色で暗い雰囲気が続きます。
そんな中、当社では1つだけ明るい話題がありまして、それは新本社ビルの竣工です。
厳密にいえば、この時期にテナント募集をしていることとか、これから借金の返済が始まると考えると、明るい話題かどうか微妙ですが、とにかく新ビルが完成しました。
新ビルが完成したといっても、建築確認が済んでから1Fの店舗内装工事を始めることや、2階3階の事務所は時期的に引っ越し屋の手配が間に合わなかったこともあり、5月GW期間中の引っ越しなので、まだ入居している訳ではありません。
でも、兎にも角にも私がヨシムラに入社して20年以上懸案だった老朽化した本社ビルの建て替えが完成しました。
ビルは10階建て。
1〜4階まではオフィス仕様で、1階はヨシムラの店舗、2・3階はBVとヨシムラの事務所、4階は当面はリース。
5〜10階は、少し高級な賃貸マンションといった感じです。
外観は以前アップしたようなこんな感じ。
マンション部分のエントランスはこんな感じ。
店舗の方はまだ内装工事が始まってもいないので内装写真はありません。
5階から上のマンションの部屋はこんな感じ。
(神田は立地が良いので、入居率は高いそうです。)
ビルの建築・設計には当初から色々と参画しましたが、私が一番こだわったのは屋上。
屋上には、ターフ可動式のタープテントやベンチを設置しましたので、屋上でBBQなどをすることも可能です。
屋上に上がって驚いたことは、これまでは5階建てでしたから見えませんでしたが、なんと!スカイツリーが見えたこと。
スカイツリーが見えるということは、多分隅田川花火も見えるのではないでしょうか?
機会があれば、社員や懇意にしているお客様と夏に屋上でBBQなんかしてみたいですね。
これからヨシムラの方では4月に閉店セール、そして5月中旬には開店セールを行うことになると思います。
機会があれば皆さんにもご覧いただければと思っています。
2020年03月11日
大柄プリント裏地店頭に入ります。
2/18のブログで少し紹介した大柄プリント裏地ですが、いよいよ準備ができ、今週末から店頭に投入されます。
ビッグヴィジョンは丁度、決算セールでお客様が多くご来店されますから、ご来店された方は是非ご覧になってみて下さい。
今回店頭に投入する大柄プリント裏地は総数30マーク
大柄の裏地はお店に飾ると非常に見栄えがする反面、大量に売れるか?というと全く逆で、見るには良いけれど、いざ買うとなる時には腰が引けてしまうもの。
こういった物はピンポイントで“これだ!”という方が買われるものですので大変在庫リスクが高いものです。
このためビッグヴィジョンの店舗では、全店舗に全商品を置くことは出来ず、店舗規模に応じて商品数量の配分をすることにいたしました。
一方、ヨシムラの方はどうか?というと、こちらは柄を佐野SHOPMASTER自らが選定したこともあり、販売の責任を負う!ということで、全商品を店頭展開しています。(大阪店共)
両社ともHP上でも柄をご覧頂けるようにセッティングしますので楽しみにしていて下さい。
因みに、この大柄プリント裏地は、年に3-4回各30マークほど追加予定です。
ヨシムラの佐野SHOPMASTERは既に次の企画に取り掛かっていますので、次回も楽しみにしていて下さい。
追記(補足):↑のように大柄プリント裏地を今後続々追加します。
これは逆を言うと、取り扱う柄物裏地はどんどん廃版になり消えていくということでもありますので、品切れの際はご容赦下さい。
一足早くご覧になりたい方はこちらをどうぞ:http://www.oritech.co.jp/lining/top.html
※:工場のHPです。こちらは小売はいたしておりません。