2017年02月20日

青森出張

ヨシムラやビッグヴィジョンのお客様には申し訳ないのですが、実は今年に入り私の仕事の中では縫製工場の仕事が多くなってきています。

というのも、最近はオーダースーツがブームになってきていて、青山商事・AOKIなどの2プライス店新興IT企業系の会社オーダースーツ業界に参入したりと結構業界が動いているからなのです。

そんな中では当社グループは、ヨシムラやビッグヴィジョンはライバルが増えるため戦々恐々としていますが、一方では青森工場はお客様からの引き合いが多くなるなど、両社の代表をしている私としては複雑な立場です。

※:微妙な立場とは言ってもそこはファイアーウォールを厳しく敷くべきところだと考えていますので、顧客ごとの個別管理は厳しくしています。

そして今回は新規の取引先が増えてきたのでその営業会議と、品質面全般の会議に参加してきました。

しかし、、、営業会議も品質会議も内容的には最重要な会議

それぞれ丸半日は掛かる内容です。

一方、飛行機の便は?というと早朝7:45出発の便でも工場到着は10時過ぎ。
それでは午前中の会議が間にあいません。
もちろん2日に分けて会議をすれば良いのでしょうけれど、そうなると東京での仕事に支障がきてしまうためそれもできません。

そこで考え出されたのが、日曜日前泊の月曜日朝一番からの会議

前泊は確かに身体への負担が少ないですが、折角の休みを潰してしまうため、なかなか厳しいですねぇ・・・

不満はさておき、日曜日に前泊して、いよいよ月曜日は朝から会議です。

最近は複数の某大手企業さんとの取り組みが始まりそうで、ミスが出来ない仕事が多くかなり気を遣います。
それらの方向性を会議で決めて、午後からは品質会議。
青森・秋田・山形と3工場ありますと微妙に生産性や品質に違いがあり、これらを調整するのもなかなか大変な仕事です。

ふ〜っ。気付けばアッという間に19時

青森⇒東京への最終便は20:30ですので、余裕で間にあいますが、食事もあるので早々に空港へ行くことにしました。

すると・・・
一日慌しくしていたため気にしていなかったのですが、青森では一日雪が降っていましたが、東京では春一番(実際には2番)が吹いているとのことで、羽田から飛行機が到着しないとのこと!!!

えぇ〜?!遅れるの?

疲れているところにこれは辛い、、、

でも、まぁ、1時間遅れぐらいなら我慢するか・・・と思っていたら
待てど暮らせど、飛行機が来ない。

止む無く、検査場の前のソファーで仮眠を取ろうと横になりうつらうつらしていると、15分ごとに東京発○○便は羽田空港混雑のため出発が遅れ、目処が立ちません。。。のアナウンス。
寝入りばなに毎回流れるアナウンスは嫌がらせです。

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寝るに寝れず、待つこと4時間以上
アッという間に24時近くになってしまいました。

おいおい、まさかこのまま一晩、ここで寝るの?と思った頃、ようやく飛行機が到着し、無事0:30頃、羽田に向けて出発!

なんと羽田到着は午前2時を回っていました。。。

今回はたまたま羽田空港まで車で行っていたからそのまま帰れば良かったですが、本当に辛い出張となりました。

しかも翌日は朝からビッグヴィジョンの会議。

日中サボって昼寝しても許されますよね?

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写真は日曜日に前泊した際に駅で撮った写真。
関東は春一番というのに雪が降ってます。
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2016年12月28日

忘年会出張



忘年会出張?って聞くと普通の人は『なんだ!仕事ふざけてるんじゃないか?』...と批判を受けてしまいそうなのですが、
私の場合、真剣に忘年会出張をしております。

...というのもビッグヴィジョン・ヨシムラのグループには縫製工場があり、縫製工場は人が沢山いますから、工場スタッフで400人ぐらいいます。

私は普段は東京で勤務しておりますので、工場のスタッフに対し、残念ながらその一人一人を覚えることは出来ません。

でも、ビッグヴィジョンもヨシムラも工場があってのスーツ販売、生地販売です。

だからこそ、工場の忘年会にはここ数年必ず参加するようにしているのです。

工場の忘年会というと、今日来た青森工場の場合、弘前市内のホテルの宴会場を借りての大忘年会。
当然、舞台があり、そこでゲームやカラオケなどをします。

私の方はというと、ベタですが10,000円札を握り締め社長とじゃんけん大会をやってます。

もちろん自分のお財布から出していますが、これが意外と盛り上がり、時に『もう一回!』となると余計な出費がかさみます。(笑

工場は女性ばかりですから、こういった時、女性と話をすることが多いのですが、私の場合、どうも熟女からもてるらしく(=若い女性にモテない)私の周りは熟女が一杯。(笑

それはさておき、今年も楽しく忘年会を過ごすことができました。

皆も、これを励みに来年も頑張ってくれるとありがたいです。

今晩は、弘前に泊まって、明日は青森の温泉に寄ってから帰ろうと思います。

写真は翌日訪れた青森県八甲田にある酸ヶ湯温泉での写真です。

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2016年11月19日

青森出張

いや〜っ、11月も半ばとなると毎日寒いですね〜
都内でも朝晩はコートが欠かせない季節になりました。

そんな寒い中ですが、今週は青森工場まで出張に行っておりました。

行ってきた目的は何かというと、工場もハイシーズンなので品質面を確かめたいというのもありますが、今回の一番の目的は、既に何度か小出しにご案内している青森工場企画の『りんごプレゼント企画』の最終確認。

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この企画は12/1〜12/7までにビッグッヴィジョン&ヨシムラでスーツをお受け取りに来られた方に旬の青森県産リンゴをお1つプレゼントするという企画。

※:国内縫製分に限ります。(ビッグヴィジョンは中国縫製もあるので)

この企画、実は3年がかりの企画でした。
3年前に企画をしたけれど、シーズン中だったので実行できず・・・
2年前は、秋口にオリジナル裏地の企画が立ち上がり、そちらで忙しくできず、
昨年は秋田山形工場立ち上げで多忙すぎ対応できず・・・

ということで、今年こそ!と考えて企画しました。

リンゴを1つプレゼントするだけなのに?と思われるかも知れませんが、それだけではありません。

青森工場のある藤崎町の町長さんにお会いして、街を紹介するパンフレットを貰い、またリンゴ購入費用の助成をお願いして、、、
町の協力を頂く以上は、町の紹介を積極的にする案内文を作ったり、、、
リンゴを入れる袋の作成(サイズ、形状、プリントの検討)などなど

ロットが2000個と少ないので、袋だけで1つ80円と割高になってしまったり、意外と大変でした。

そんなこんなで、最後はビッグヴィジョンの各店舗&ヨシムラにそれぞれ何個送るか?とか、町長へお礼のご挨拶など、意外と色々と仕事があるのです。

でも、これで準備OKです!

ビッグヴィジョン&ヨシムラの皆さんで、この期間中にお受け取りに来られる方は楽しみにしていて下さいね。

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店内がリンゴの良い香りで包まれると良いですね。


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2016年09月26日

りんごプレゼントイベント進行中

先週は青森工場まで打ち合わせのため出張して来ました。

どんな打ち合わせかというと、青森工場は9月が決算なのですがその決算対策やら人事関係やら、設備投資計画やらお金が掛かる頭が痛いことばかりです。

そんな中、数少ない楽しめる打ち合わせが、タイトルのりんごプレゼントイベントの打ち合わせ。

これは、私達の青森工場は青森県藤崎町というお城や桜で有名な弘前市の隣町に所在しているのですが、
皆さん良くご存知のリンゴの『ふじ』というのはこの藤崎町で生まれたから『ふじ』と名付けられた程のリンゴの産地なのです。
リンゴの『ふじ』は富士山の富士ではないんですよ!

当然、当社の社員の実家でりんご農家をやっている人も大勢おりますので、折角、地元で有名な産品があるなら是非お客様にもご紹介しよう!ということで、

『リンゴの出荷が最盛期を迎える11月初旬頃に1週間だけ
 スーツ1着につき、最盛期の一番良い状態のリンゴを1つプレゼントしよう』


・・・という企画なんです。

ただ、これも自社だけでやってしまっては地元は盛り上がりません。

そこで、藤崎町の町長さんと相談し、町で作っている町を紹介するパンフレットを同封したり、オリジナルでリンゴを入れる袋を作ったり、そんな検討をしているのです。

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リンゴを買ってくれ!とか藤崎町にふるさと納税をして下さい!なんてヒモ付きの発想は一切なく、ただ、純粋に、リンゴで有名な青森県は国産高級スーツの産地でもあることを皆さんに知っていただきたい!という考えから企画しています。

今のところビッグヴィジョン、ヨシムラのほか、数社当工場をご愛顧いただいているオーダースーツ店さんを通じて皆さんにお配りする予定です。

11月中旬頃に仕上がりのスーツとなると、、、10月の半ば頃ですかね?

いつ注文したらリンゴ貰えるの?という質問には微妙に答えられないところが難しいところです。
(※:リンゴの成熟のピーク時に出荷を予定しているため)

貧乏工場が出来るささやかなお客様への感謝の気持ちです。
ブログをご覧になった方で、もし受け取る方がいらしたら是非リンゴと共に青森県のことを想ってあげてくださいね。
いつか青森旅行プレゼント!なんて出来たら楽しそうですね!


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2016年09月02日

秋田という県

このブログでもしばしば書いているので皆さんも少し親近感を覚えて下さっているかもしれませんが、当社には秋田に縫製工場があり、最近よく秋田へ出張に行っています。

実は今週も私は秋田に行っていたのですが、今回の目的は秋田県に進出している企業の懇談会で、秋田県知事が主催するパーティーでした。

私は、というと本当は宿泊出張になるし、パーティーのような華やかな物より実務志向が強いため、当初欠席で依頼したのですがのっぴきならない事情で参加することになってしまいました。

その“のっぴきならない事情”というのは実は、昨年9月秋田に工場を出したのですが、過去1年間に秋田県に進出した企業の代表者はそのパーティーで挨拶をしなさい!ということで、私はスピーチのために行ってきました。

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偉そうにスピーチ!といっても、時間はわずか1分と厳命されていましたから写真だけ見て頂ければ十分ですが、そのパーティー&講演会で配られた秋田の冊子がとてもユニークでしたのでご紹介したいと思います。

冊子のタイトルは『 のんびり 』

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これは秋田県が発行し無料で配布しているフリーペーパー(冊子)ですが、はじめこれが配られた時、田舎の秋田らしい“のんびり”としたタイトルでよいなぁ、と思いました。

ですが、その冊子の思惑について講演を聞くとぜんぜん違っていてビックリしました。

“のんびり”はゆったりとしたという意の“のんびり”ではなく、NON-BIRI(=ビリではない)という意の『のん-びり』なんだそうで、
首都圏は今、少子高齢化などで苦しんでいるけれども、秋田県はそんなことは遥か以前から直面しており、こういった点ではビリではなくトップランナーなんだ!と。

へ〜っ、面白いことを言うなぁ。。。と思うと共に、話を更に聞くと、少子高齢化や過疎化の中で、それのどこが悪いの?人が沢山いる事が果たして良い事なの?

人口が増えること、所得が増えること、それが本当に良い事なのですか?と投げかけられ、ちょっとビックリしました。

確かに、お金が全てでもないですし、都会のように人が集まりすぎると息苦しくもなります。

そういう価値観ってものもあるんだな。と普段意識しないことに気付かされました。

私自身は秋田県とお付き合いを始めてまだ1年ですが、この県はなかなかユニークな県だと思います。

たとえば、↑で掲載した『のんびり』の表紙ですが、実は良く見ると知事がいるんです!

こんなところに。

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どこかの前知事のように金の亡者にならず、飾りだてもせず、それでいて気さくな、良い意味で田舎の知事ですが、私はこの県が大変好きになりました。

因みに、当社の秋田工場は従業員わずか40名程度ですが、そんな工場の社長でも県主催のパーティーに呼んで貰え、かつ懇談会では知事と4〜5分お話できるなんて、こんなフレンドリーな県って他にはないような気がします。

早く秋田県に税金を落とせるよう業績を上げなきゃ!(笑


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2016年08月27日

新庄祭りと大曲花火大会

今週は当社のグループ会社である山形秋田縫製工場に行って来ました!

何をしに?というと、、、
タイトルに書きましたようにお祭り花火大会を観にいく、という商用ブログではあまり自慢できる内容ではありませんが、
昨年、進出した山形(新庄市)と秋田(大仙市)でそれぞれ街をあげて盛り上がるお祭り&花火大会があるというので、現地の文化を知る必要もあると思い、息子と一緒に観に行ってきたのです。
(息子には将来を考え、工場見学のため連れて行きました。)

新庄祭りや大曲の花火大会といってもご存じない方が殆どですので少し説明しますとこんな感じです。

<< 新庄祭り >>
山形県新庄市が街をあげて行なう祭り。
イメージとしては京都の祇園祭のように、祭りの期間は街中がお祭り一色になり、地元企業は皆、臨時休業をするといった地元以外には少々分かりづらいお祭り。
お神輿ではなく、ストーリー性のある山車を各町会が作ってその出来を競うもの。

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<< 大曲花火大会 >>
こちらは秋田県大仙市で行なわれる巨大花火大会。
日本一の花火大会と言われ花火師たちの品評会があり、全国の花火屋さんが出来を競うため、質・量的にも日本一です。

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・・・とまぁ、そんな地元を代表するお祭り・花火大会ですが、行ってみたところ、本当に凄いお祭りでした!

● 新庄祭り ●
>>>こちらは写真のような山車が列をなして、新庄の街を練り歩いていました。
ここで最優秀賞を取った山車は、JR新庄駅に1年間飾られるそうで、皆さん盛り上がってました!


● 大曲花火大会 ●
>>>こちらは大仙市へ進出した企業の代表ということで、市から桟敷席を譲っていただいたので、花火を真下で見ることができ、素晴らしいの一言でした。

花火師達のコンクールは3種の花火で競い合うのですが、1つは大玉の一発花火、もう1つは自由玉の花火、そして創作花火と言って音楽に合わせてバンバン打つ花火があるのですが、この創作花火が凄かった!

その中でも最大の花火が大会提供花火といって、なんと!ベートーベンの第九に合わせて約10分間も!打ちっぱなし!

私はスマホの動画でとっていたのですがあまりにも容量がかかりすぎ、撮りきれませんでした×××


そんなお祭りに参加して来ましたが、これも青森工場が秋田・山形へ進出したために行く機会に恵まれたのですが、これまで知らなかった地域の文化を知ることが出来て大変勉強になりました

いつかお客様をご招待したいものです。
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2016年08月09日

工場の老朽化

最近、ビッグヴィジョンの仕事よりも青森工場の仕事が忙しく、ついついブログをお座なりにしてしまっている吉村です。
すみません。

で、最近私が何をしているか?というと、最近は工場設備の問題などでゴソゴソ動いております。

・・・というのも当社(ヨシムラもビッグヴィジョンも)の縫製の主力工場である青森工場は、いろんな面で設備が老朽化してきていまして、問題を抱えているのです。

どんな問題か?というと、

@空調設備の新設
>>>実は青森工場は東北ということもあり、冷房がありません。
特にこれまでは、工場敷地の両隣が田んぼだったため、窓を開けていれば田んぼで冷やされた冷気が入ってきたため真夏でも少し我慢すればやり過ごすことが出来たのですが・・・
最近隣の田んぼが売却されて別の工場が建ってしまい、とたん空気の流れが悪くなり暑くなってしまったのです。

それでこのままでは従業員の健康にも影響が出るということで、冷房を検討せざるを得なくなったのです。

その費用、1500万円なり。痛い・・・


A建替え問題
>>>もっと重要なのが建替え問題。
青森工場は新型ミシンやCADシステムなど適宜設備投資をしておりますが、どうしてもこういった投資はミシン類など直接商売に影響するものばかり。
気付けば建物その物がかなり老朽化していました。
築40年ぐらいですから仕方ありません。。。

また青森工場には第1(上着工場)第2工場(パンツ工場)とありますが、徒歩で歩いても5分程度の距離ですが、意外とこの2工場を行ったり来たりするのが大変な仕事となっていて、潜在的に工場を1つにまとめたい!というニーズがありました。

そこで、現在余った敷地を利用して何とか建替えが出来ないものか?検討中なのです。

検討するのは簡単ですが、250名近くが仕事をする工場ですとミシン類の設備はそのまま移設するとしても、最低でも2億以上の費用が掛かります。

・・・ということで、現在の私はこのお陰で少し青森の仕事が多くなっており、バタバタしております。


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2016年06月21日

品質向上会議

今週は青森工場ヘ出張に行って来ました!

何度かブログにも書いているのでご存知の方も多いと思いますが、ヨシムラのグループ企業である青森工場はここ数年生産量が急激に増え、工場も昨年は秋田工場(40名)、山形工場(70名)が加わるなど色んな意味で、急拡大しています。

ですが、その急拡大は、人間の身体で言えば中学生のようなもの

中学生というのは、男子なら身長が1年で10cm近く伸びて、身体がきしむ思いをする時期で、身体の成長と心の成長が一致しない時期というか、とにかく色んな意味で岐路に立っています。

ですから、良いこともあれば悪いこともあり、良い点はそのままで良いのですが悪い点は直ぐに改善しないといけないですから、私自身は最近は毎月のように工場へ出向き色々とやっております。

工場に行く目的は、出張の度に目的が変わり、これまでは「生産数量をアップさせるにはどうする?」とか「追加した新工場の社員への待遇はどうする?」とかでしたが、最近はとあるお客様から品質が低下しているという厳しいお言葉を頂き、今回は品質改善を目的に工場訪問しました。

正直なところ、私は工場経営についてはプロでは有りません。
ですから、工場経営者としての目線は不十分なのかも知れませんが、素人目で見て、品質の向上には次の方策があると思っています。

1.短期的な改善
>>>短期的な視点では、工場は一定以下の品質の製品は出さない。
つまり、検品を重視して、悪い商品を出さないことです。

2.中期的な改善
>>>短期的な改善が出来たとしても、本質的な改善がなされなければ本当の意味の改善にはなりません。
そこで短期的な出血を止めた後は、根本治療をしなければなりません。
つまり製造現場の改善です。

3.その他の改善
>>>その他の改善は微妙ですが、仕事の流れとか人の配置です。
縫製工場などは仕事は夕方になるとどんどん製品が仕上がってきます。
仕上がりが集中してきたからといっても検品は1点1点ですからじっくり時間をかけねばなりません。
仕上がりの集中と、検品での1点1点への集中力が反比例しているようでは検品がおざなりになってしまいます。
こういったことは、仕上がりの流れを変えないといけません。

また、今の時代ですから悪い情報の共有も必要です。(不良品の画像を張り出すなど)


工場は朝8:00から始まり今の時期繁忙期で仕事は18:30まで残業しています。
一日ミシンに向いているというのは凄い集中力がなければ出来ない仕事で、ホワイトカラーの人には想像の付かない集中力が必要です。
(一瞬でも気を抜けば不良品になりますし、怪我もします。)

にも拘らず、この日は20:00近くまで班長さん達には残ってもらい色々と改善策について話し合いました。

後は、ここで決まったことを実行するのみです。

私は口だけしか出せないことが口惜しいのですが、皆の頑張りに期待したいと思います。

20160623.JPG

※:画像は、会議が煮詰まって、非常〜に、雰囲気が悪いときの写真。
まぁ、何かの結論に至る前ってこんな雰囲気になることは多々あります。



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2016年03月30日

縫製工場の経営

今日は青森工場・秋田工場からマネージャーが東京まで出張に来ていたため、久しぶりに工場スタッフと経営面についてじっくり話が出来ました。

読者の皆さんは縫製工場ってどんなイメージがあるでしょうか?

・・・きっと想像付かないでしょうね、、、

なので、ちょっとブログで取り上げてみたいと思いますが、縫製工場の経営は至ってシンプルです。

売上は工賃×数量 これだけ。

個別のお客様の仕様(難易度)によって多少の工賃格差はありますが、基本は工賃×数量で決まります。

一方、経費はというと、、、通常の物販と比べますとまず圧倒的に家賃がかからない。(そう、田舎に立地していますからね。)
また、ある程度社歴のある工場ですと、建物付属設備やミシン類などの減価償却費もある程度こなれています

・・・ということは経費の最大の項目は >>> 人件費 なのです。

つまり、人件費が上がるとアッという間に収益環境が悪化してしまうのです。

また、縫製工場ならではの特殊要因としては生産数量は従業員の頭数で決まってしまうため、よくいう機械化によって従業員数は変わらないけど生産数量は大幅増した!なんてことが出来ない産業なのです。
(つまり、生産数量は従業員数に比例してしまうということです。)


という、前置きの中、さて、アベノミクスで年率2%で賃金が上がったらどうなるでしょうか?
1.02×1.02×1.02=1.061
そう、この3年間で6%も人件費が上昇しているのです。

では、工場経営としてはどうしなくてはいけないか?

読者の皆さんもお分かりかと思いますが、そう、工賃を上げるしか手立てがありません。(数量は劇的には増やせませんから)

ですが、実の所、田舎の下請け工場は、これまでバブル崩壊以降の失われた20-25年で元請に対して値上げを申し出るなんて事は恐れ多くて出来ませんでした。

そこで多くの工場経営者は、従業員に低賃金(いわゆる各都道府県が決める地域の最低賃金)で泣いてもらっているのが実情ですが、それがここ数年2%以上上昇しているから、もう待ったなしの状況なのです。

私は、ビッグヴィジョンの社長でもありますが、関連縫製工場の社長でもあるため、立場は微妙ですが、
最近、オーダースーツはブームになってきて、昔より良い商品が売れるようになりましたから、品質を上げてもらう代わりに、工賃を引き上げ、縫製工場(とその従業員)にもこれまでの苦労を報い、ブームの恩恵を少しでも受け取ってもらえるようにしたいと考えています。

東京周辺に住む人にとって『「最低」賃金』なんてあまり意識したことはないと思いますが、地方では、時給700円前後の最低賃金で働く工場は本当に沢山あるんですよ。

今日は、工場経営の側でお話をさせて頂きました。
読者の皆さんも、一度物作りのコストについて考えてもらえると嬉しいです。


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2016年02月02日

市長さんがお越しになりました。

今日は強行軍ですが日帰りで秋田工場まで出張して来ました。

秋田・山形の工場といえば、昨年9月に立ち上げて以来、昨年の内は月に1〜2度は必ず出張していたのですが、最近はスタッフも生産数量も安定してきたため、実は今年に入って初めての工場出張でした。

で、何が目的だったかというと、なんと!タイトルの通り市長さんが工場視察にお越し下さるというのでお出迎え&ご案内係として行ってきました。

工場は、秋田県大仙市というところにあります。
大仙市といっても分からない人は、日本一の花火大会で有名な大曲がある市といえばお分かりいただけますか?
そんな市町村の市長さんです。

大曲市のHP:http://www.city.daisen.akita.jp/

大仙市の栗林市長さんとは、昨年の秋田工場進出以来何度かお会いしている内に親しくなり、暮れの会合の際、たまたま市長が隣の席でしたので、思い切って工場視察にお越し頂けませんか?とお話したのがきっかけでした。

実の所、市長に当社従業員に『何を訴えて欲しい!』という意図や下心は全くなく、私としては秋田工場の従業員の皆が、やや自信をなくしているように見受けられるので、市長の来社を通じて、自分達も社会に役立ち、注目されていることを知ってもらいたい、元気になってもらいたい、と思ってのことでした。

※ 補足 ※
秋田工場の従業員の大多数は、昨年9月以前は某縫製工場の従業員だったのですがそこの縫製工場が廃業(=会社都合退職)となったため、どこか悲壮感漠然とした将来への不安感が見え隠れしていました。(と私が感じていました。)

で、折角市長がお越しになるので、市長にもしっかりご案内を差し上げなければと思い、この辺は私からご案内差し上げました。

(秋田工場はパンツ専用工場ですが)
:パンツは簡単に言うと、右足と左足があって、それを縫い合わせて・・・
市長:ほうほう...
:縫い合わせるといってもその他にもファスナーやベルトループ、ポケットetc沢山パーツがあって、、、
市長:ほうほうほう...
:ポケットの縁取りなどは閂(かんぬき)処理といって補強したり・・・
市長:ほうほうほうほう...

などなど(スミマセン。市長のコメントは創作です。)

そして、一通り工場内をご案内した後、栗林市長から工場従業員に激励のお話をしてもらいました。
その時の写真がこれ。

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こういった話の時は、普通は皆緊張するのですが、そこは栗林市長のお人柄なのか、スタッフの笑顔が印象的でした。

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栗林市長、またアレンジして下さった大仙市農林商工部の皆様、雪が降りしきる中、本当にありがとうございました。
スタッフも皆、喜んでくれ、また私も勉強になりました。

20160202-3.JPG

最後の写真は、工場の駐車場。秋田は(お酒がうまい!)雪国です。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする