2025年11月26日

陳情に行ってきました

ワタクシ、実は今年から1つ役職が増えまして、今年から青森県アパレル工業会という縫製工場の団体の会長をやっております。
と言っても人望でなった訳ではなく、業界団体ですから持ち回りでたまたま会長職が回ってくる年だったんですけどね。

とはいえ、折角業界団体の役員になったのですから少しは業界に貢献しないと!ということで、この日は外国人政策を担当されている内閣府の鈴木副大臣に、陳情に行ってきました。

どんな陳情をしたかというと・・・
外国人政策」と「最低賃金引上げによる弊害についての陳情。

一応、陳情書を作成し、お渡ししているところでポーズ。←一応証拠を残す!

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外国人政策については、世の中は(不良)外国人を排斥する方向に進んでいるようですのでそれには逆行すると思いますが、外国人実習生によって労働力不足がどれだけ補われているのか、排斥し、日本からいなくなってしまったらどれだけ大変になるか、を訴えてきました。
(大切なのは“不良”外国人をPickUpすることですからね。)

それともう1点は、最低賃金引き上げの影響
これは副大臣の管轄ではないのかもしれませんが、折角なんでこんなことを言いました。
これ以上の最賃引き上げは、労働者全体のモチベーションを下げることになると。
具体的に言うと、労働者を給与をベースに上位給与者、中位、下位に分けた時、ここ元の最賃引き上げはあまりに急すぎて、中堅、中小企業にとっては


●上位給与者まで予算が回らず、能力があり責任がある立場で一番給与を上げたい人にまでお金が回らず、十分な待遇が出来ない。
●中位給与者にとっては、下位の給与者と差が無くなり、よくいう「5年もいて新人とそう変わらない給与なら仕事のやる気をなくす」という常態になりモチベーションが上がらない。
●下位給与者にとっては(この層が最賃Upの恩恵を一番受けますが)官製の昇給では実績を上げて昇給するのとは違って「何もしなくても10月11月には給与が上がるなら、何もしない」という状態になっていると。


つまり、上から下まで誰を取ってもメリットがなく競争原理が働かなくなり、生産性が上がらなくなる元凶だと話しました。

これについては、、、副大臣も渋い顔をしていましたね。
(本音では理解して下さったと思いますが、表立って肯定できないというか、内閣の一員なのではっきり言えないというか・・・)

いずれにしても生まれて初めて陳情に行ってきたという報告でした。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:04| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年09月22日

クマが出た

ここのところもはや東北だけに限った話ではなくなった熊出没情報。

東京でも奥多摩はもちろん、町田あたりで出たという情報があったぐらいですから森のある所は全国どこでもそうなのかも知れません。
だからオタクの工場近くだけの話ではないヨ!と言われるかもしれませんが、
昨日、当社青森工場の隣町(青森県藤崎町)のリンゴ畑で熊が出て、農家が襲われた!というNewsが流れ、驚きました

https://news.yahoo.co.jp/articles/786bb995219acb45bdefaab9e8c34b7c8cd58e9e

藤崎町というと当社青森工場が移転前(5年前)するまでお世話になっていた町で、今の工場は町名こそ違いますが、駅も同じ駅でただ駅の反対側という位置関係。

辺りは田んぼとリンゴ畑が広がる所謂津軽平野のど真ん中なのですが、そんなところにまで熊出没です。

秋の時期、熊は山ではどんぐりを食べ、それが不作だと市街地近くまで来て栗や柿などを食べると言いますから、リンゴなどは栗や柿どころでなく美味しい食材でしょう。
実際、藤崎町はリンゴのフジが発祥した土地ですから、リンゴ畑があちこちにあります。(リンゴのフジは富士山のフジではなく、藤崎町で出来たからのフジなんです。)
だから出没したんでしょうね。。。

よく動物愛護の方から熊の駆除は可愛そうだとか言いますが、実際自分の生活圏内にクマが出たら、即刻駆除して貰いたいと思ってしまうんじゃないでしょうか。

実害が出ないことを望みます。

蛇足かも知れませんが、報道でクマに襲われ、顔面にケガをしたというNewsが流れますが、被害の一部だと思いますが、「顔面にケガ」の中には顔半分持っていかれ目を取られたり、顎を砕かれたりと、生き死にでは生き残っても、普通の社会生活を過ごせなくなる位顔面が破壊されているケースも散見しています。
報道ももう少しその辺も説明すると良いのですが、、、

posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:23| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月16日

技能実習生について

先日のブログで外国人排斥に対して批判的な意見を書きました。
その中で当社(縫製工場)に外国人技能実習生がいることについてコメントしましたが、もう少し詳しく書きますね。

当社(青森工場)ではかれこれ10年程前までは中国人の実習生がいました。
これは当時、ビッグヴィジョンが合弁で中国に縫製工場を経営していたため、青森工場を卒業した者が、中国工場で幹部になれるように意図したもので当時は良かったのですが、その後合弁が解消され、以降この7-8年は実習生がおりませんでした。

その後は暫くは技能実習生を置かない経営をしていました。
というのも国内工場で縫製する商品を実は外国人が縫っているというのがどうもしっくりこなかったからです。

その点で言うと当時の私は外国人排斥主義だったのかもしれません。
ですが、先日のブログにも書きましたが、今や日本は人口減で地方は過疎に近付いています。
消滅可能性自治体という言葉がありますが、青森工場のある田舎館村は何故かこれに該当していませんが隣接する弘前市や黒石市は消滅可能性自治体です。
(秋田工場のある大仙市も山形工場の新庄市も消滅可能性自治体です。)

それを考えると、生産力の維持には外国人の技能実習生はなくてはならない存在なのです。

また、彼らは日本にお金を稼ぎに来ていますから休みより仕事を!定時に帰宅するより残業を!というスタンスですので、繁忙期には無理を言って残業して貰う時もニコニコ残業してくれて本当にありがたい存在です。

仕事での能力は人それぞれですが、個人的には実習生制度がソフトな移民政策になるならば、実習生の中から工場幹部を選ぶのも十分あり得る話だと思います。

ですから、こういった面からも私は外国人排斥の動きには大反対です。

もし、ウチの実習生たちがヘイト行動を受けるようなことがあれば全力で阻止したいと考えています。(実習性の皆も、私の日本語ブログなど読まないだろうけど、何かあったら遠慮なく相談してネ)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:11| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月04日

ひと安心

当社グループにはオーダースーツ販売店や生地屋の他、縫製工場が4工場ありますが、沢山会社を経営していると色んな事があるものです。

実は知っている人はごくごく一部の幹部だけなのですが、私にはこの半年間少し悩みがありました。

それは、、、
当社グループの青森工場でのお話なのですが、青森工場にはベトナム人実習生が10数名いるのですが、彼女たちの寮に半年前から・・・

変質者が出ていたのです。

聞けば何でもフル○○でウロウロしたり、敷地内に入り部屋内を覗いたりと絵にかいたような変質者でした。

実習生から変質者が出る!という訴えがあってから、警察に見せるからスマホで動画(写真)を撮って!とか色々お願いもし、それに基づき地元警察にも相談を行っていました。

が、なかなか犯人が見つかりません。
警察には見回りを強化して貰ってはいたのですが・・・

当社の実習生は、縫製工場ということもあり全員女性です。
歳も20代〜30代前半ですから何かあっては困ります!
彼女たちだってれっきとした当社の従業員ですから。

はじめは実習生もキャーキャー笑い飛ばしていた人もいましたが、頻繁になるとさすがに恐怖を感じるようになり、私も責任者として何とかしなくちゃ!
防犯カメラを設置するか!ということまで検討していました。

そうしたところ。。。
本日、報告があり、犯人が捕まった!!!とのこと。

あぁ、良かった!これでひと安心です♪

posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:29| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月22日

酸ヶ湯温泉積雪506cm!

先週は青森工場まで出張でした。
実のところこの時期は雪が多くダイヤに乱れがあったりすると嫌なので東北の工場へはあまり出張に行かないようにしているのですが、今回は青森県の縫製工場の組合での会合があったため、今年になって初めての青森出張でした。

出張は木曜日から行っていたのですが事前の天気予報で週末にかけて寒波がやってくるという話は聞いていたのですが、、、
やはり凄い雪でした。

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写真は工場の事務所から駐車場を見て撮った写真ですが、雪また雪。
朝、出勤前に除雪したのに、夕方には再度除雪車を入れないと車を出せない状況に・・・
雪国は大変です。

仕事の方は色々ありましたが、今は夏に向けた新しいパターンの話と営業面での会議が多かったかな。

それはさておき、今回の出張は木〜金(夜)までだったのですが、1泊延泊してプライベートで酸ヶ湯温泉まで行ってきました!

酸ヶ湯(すかゆ)温泉ってご存じの方いらっしゃいますか?

よく大雪が降ると、代表例として「青森県酸ヶ湯温泉では・・・」と報道されるんですが、事前の報道では酸ヶ湯温泉の積雪量がこの日506cm。何と5m超えです!

そこに行くことに・・・
(ご存じの方も多いと思いますが酸ヶ湯は本当は秘湯名湯として有名なところです)

宿から撮った写真がこれ。

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右側の建物と左側の雪を比べてみて下さい。
優に2階建ての建物を超えて雪が積もっています!
真ん中の川には温泉が流れているので、これでも雪は積もっていない方です。
いや〜っ、凄い雪でした。

でも温泉は最高でした。
一泊したので、深夜2時ごろ風呂に行きましたが誰もいない広〜い浴室で、ぬるめの湯に長く入っているのは極楽ですね。
あっ、因みに混浴です。
(この時間になると、時々ご夫婦らしきペアが入浴していますが、広いこともありヤラシイ雰囲気はなく、ほのぼのとしてそれもまた良い雰囲気でした。)
posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月21日

(仮称)事故防止委員会

この日は青森工場で行った縫製事故の事故防止委員会の集まりに参加しました。

人員も多く、機械も複雑な縫製工場では様々な自己のリスクがあります。
労災など従業員の生命に関わることはもちろんですが、製品に対する事故をどう防止するか?ということも議論の対象です。

今日開催されていたのは縫製事故に関する事故防止委員会

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各部署のリーダーを呼んで事故について色々と議論します。

読者の皆さんは【縫製事故】ってどんなことがあるか想像できますか?
縫製ミス?これは確かに困ったことですが、これは“事故”ではありません。

縫製現場での事故と言うのは、例えば【製品に針や異物が混入すること】が一番真剣に考えなければならない事象でしょうか。

針の混入などは、風評を気にする百貨店で起こすと、悪くすれば販売店は一発で売り場から撤退しなければならないというほど厳しい対応をされます。
ですから商品を納入する業者そして下請けである縫製工場は細心の注意を払います。

それでは、細心の注意とは何でしょうか?
それは一般的には、全ての製品に対して出荷前に【検針機】を通して金属の異物混入がないかチェックすることです。

当社ではもちろん全商品に検針機を通してはいますが、それでもそれだけでは時として漏れることがあります。
(例えば、付属品に金属が付いていた場合、どうしても検針機は金属探知機ですから鳴ってしまいます。)

事故は絶対起こしてはいけない!
でも、誰も起こしたくて事故を起こしている訳ではなく、皆しっかりやっている(つもり)。
この“つもり”が思わぬ油断を引き起こす物。

よく工場ではこういうことを言います。
ヒヤリハットの法則(=ハインリッヒの法則)
これは1つの重大事故が起きるのは、その前に29の軽微な事故があり、更にその前には300の“ヒヤリハット”があるということを意味するのですが、
これを工場に当てはめると、事故が1つ起きる前に29の軽微な事故、300のヒヤリハットをどう潰すか?それが重要だということで事故防止委員会に繋がったのです。

で、この日の議題は、職場に私物をどこまで持ち込むか?ということでした。
こういった点は意外とルーズなところがあり(特に女性の職場である縫製現場では)アクセサリーなどの持ち込みが散見されていました。
今回はこれにルールを決めよう!ということでランダムに撮影した縫製現場の写真を見ながら、NG例を検討していました。

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1つの大きな事故(針の混入)に対しては、針の総数管理、廃棄針管理、個人別道具箱の見える化などをやっていますが、それだけだとダメなんですね。

東京に戻ったら自分のデスク周りを整理することにしよおっと。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月06日

ファミリーパーティー

今週は青森工場まで出張に出かけておりました。
私の場合、工場への出張と言うと、技術面ではお役に立つことができないので大抵の場合は営業面の会議や設備投資関連が多いのですが、今回はちょっと違った目的での出張となりました。

何をしたかというと、今回は珍しく緩い出張目的で、それは、年に1回開催している青森工場でのファミリーパーティーへの参加

ファミリーパーティーがどんなイベントか?というと、元々は5年前に青森工場を移転した際、移転関連で1年以上社員に負担をかけたこともあり、また新しい工場を社員やその家族、地域の方たち、お取引先様に知って貰いたいという意図で、いわば【新工場お披露目イベント】でした。
それがその後コロナ渦に見舞われてしまったため、中断。
コロナ明けに、社員に向けて苦しいコロナを乗り越えたね!という意味合いで社員やその家族への感謝のイベントとして復活といった流れで今に至っています。

今年はどんな内容だったかと言うと、

・的屋さんを呼んでの飲食物の提供
・秋田工場スタッフによるきりたんぽ鍋の振る舞い
・ベトナム人実習生によるベトナム料理の振る舞い
・社友会によるサイコロステーキの振る舞い
・子供達に向けた自動倉庫を使った福引
・大人向け福引
・マグロ解体ショー
・工場見学の実施


などなど、秋の高い空のもと、のんびり楽しみました。

でも改めて考えてみると、こういったイベント、昔はいろんな会社で行われていたかと思いますが、今の時代には珍しくなりました。

何で少なくなったか?というと時代なんでしょうけれども集団の時代(全体主義)ではなく個の時代(個人主義)になり、“なんで休みの日まで?”という意見が出てきたのと、こういったイベントに際して(事前準備・主催における)主催者側の自己犠牲をできる人が減り、かつ、こういった自己犠牲への理解(感謝)する人が減ったことが挙げられると思います。

でも、私思うんです。
人間は集団で行動する生き物だから、こういったイベントは会社が例えば危機に立ち向かう時、一つにまとまらなければならない時、絶対に必要なのでは?
またこういったことで自己犠牲ができない人や組織はいずれ立ち行かなくなるのでは?と。

そういう点では、過去10-20年で日本社会の中で全体主義的な各種イベントが随分色々と減ったと思います。
会社関係でいえば、福利厚生イベント、社員旅行、社員寮、忘年会などなど。

青森工場の今回のイベントでも社員の参加率は50%ぐらい。
一部社員は、参加しないイベントに社友会(会社組織を離れた従業員用の福利厚生組織)からお金を払うのは嫌だとか、そういった批判的意見があるのも事実です。
悔しいので今回のイベントの費用の殆どを会社(ないし私個人)から支出するようにしていますが、まぁ、全員が満足するイベントいというのはなかなか難しいです。

色々意見はありましたが、それでも参加する人たちは皆笑顔で楽しんでくれたのが何よりでした。

こういう時に特に嬉しいのは、仕事以外の一面を見れることではないでしょうか?

・日頃はなかなか光が当たらない人がこんな時に活躍したり
・子供を連れて、仕事の顔ではない、親の顔をしていたり

とにかく大変なイベントでしたがやって良かったです。

ファミリーパーティーサポートメンバーの皆さん、社友会の皆さん、本当にご苦労様でした。ありがとう!!

写真は、テント設営作業中の写真、工場見学の写真、秋田きりたんぽ鍋に並ぶ参加者、ベトナム人実習生に囲まれ鼻の下を伸ばす私。

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posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:47| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月24日

久しぶりの肉体労働



ワタクシ今年で56歳になりますが、仕立屋稼業をしているため、スーツを格好よく着こなせなければならない!と常日頃思っているため、同世代の中では比較的スタイルは良い方だと自負しております。

いや、「自負しておりました」が正しい表現です。

当社はもともとは生地屋でしたから毎日のように重い反物を担いでいたので意外と肉体労働、重労働が多い仕事でした。

それが、、、20年前からオーダースーツ販売の方がメインになると接客やデスクワークが多くなり反物担ぎの時間が減ってきます。

更には、その後企業規模が大きくなり社長業が増えると、ますます肉体を駆使する仕事が無くなり、デスクワークの仕事量に反比例して体重はだんだんと肥えてきました。

気づけば、学生時代は62-63kgぐらいだったのが、最近では+10kgまで×××

あぁ、身体が重い。

そんな私が先週末は久しぶりの肉体労働に駆り出されることに。。。

それは青森工場での出来事。

某H社が縫製工場を当社に切り替えてくれる!ということで旧工場に預けていた反物を青森工場に移管してくださるのです。

反物を預かるということは、そこの工場で縫製することが前提になりますから工場にとってはありがたい存在。
ですから大切に預かるのですが、いかんせん、縫製工場側にとっては大量の反物受け入れはイレギュラーな仕事になるため、この日は休日出勤です。

で、私は工場移管の旗振りで最前線で働いていましたので、搬入のお手伝いです。

その数400反
これを5人で処理します。

なんだ一人80反か?
確かに一日仕事だったら大したことのないように思います。

ですが、仕事は苛烈でした。

まず朝一番でトラックが工場に到着

5人でえっちらほっちら荷下ろしです。
それが終わると今度は検品作業
これが結構大変。現物の生地をちょっと切って台帳を作ったり、生地の縫製有効幅を測ったり、と意外と大変。
それが終わると今度は、自動倉庫への格納作業
一度しまえば自動倉庫は便利な物で、ものの30-40秒でどんな生地も出てきますが、これを搬入するためには反物を解いて、プラスチックコンテナに入れなおしてから格納しなければなりません。

そんなこんなで5人が一日仕事でやりましたが半分ぐらいまでしか格納できませんでした。

私はというと最年長にもかかわらず肉体労働ばかり×××
それもそのはず、工場実務に疎いので、検品、台帳作成はできないし、自動倉庫の機械の取り扱いもできない。
必然的に肉体労働なんです。

いや〜っ、久しぶりに堪えました。
当日夕方遅い便で東京に戻りましたが、飛行機で爆睡してしまいました。
で、翌日は筋肉痛。
90分コースのマッサージのお世話になりました。

でもこれで休み明けからH社さんの受注が出来るようになりました。

2024年秋冬シーズンが始まります!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 19:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月28日

実習生頑張る!

世の中少子高齢化で働く世代が減ってきてどこの業界でも人手不足に苦しんでいますが、当社も今非常に苦しんでいます。
ビッグヴィジョンでも人員が増えないため店舗拡大が出来ませんし、縫製工場も人口減の影響をモロに受けてなかなか採用が思うように進みません。

そんな中、頼りになるのが海外からの実習生
何でも実習生制度はブラック企業での雇用問題等で制度が変わり、近い将来、今は認められない転職が認められたりと、個人的にはソフトな形での【移民】制度になるのでは?と思っていますが、実はこの実習生を今年から青森工場で試験的に受け入れを開始しました。

今現在は7名だけですが彼らが非常に頑張ってくれているので助かっています!

特にありがたいのは“仕事にアグレッシブ”なこと。
ある意味これが一番ではないでしょうか?

最近、人手不足ということや日本が豊かになったせいか、向上心に不足する人たちが多くなったような気がします。
また、こういった人は本来は採用面接でこれまでは落としていたのに、最近は人手が欲しいあまりに黙認して採用するケースが増えてきました。
そしてそういう人の特徴は、権利の主張はするけれど義務は履行しない。

例えば、有給は権利ですが、与えた仕事(義務)を履行しないまま権利の主張ばかりをする、そんなケースが増えてきたように思います。
それ以外にも残業等に対して極めて後ろ向きだったり※と、まぁ、一言でいうと昭和の体育会系の私にとっては時代が「腑抜け」になったと感じることが多いです。
※残業問題はこれは色々個別ケースがあり一概にどちらが悪いとは言えません。

一方、実習生はどうか?というと、本国に仕送りするために来日していますからとてもアグレッシブ!
残業ないか?毎日のように聞いてきます。
こちらとしては残業をお願いしに回らなくても良いだけありがたいですね。

更に実習生のことを言うと、彼らは日本語の勉強もしていて、真面目な子は夜遅くまで日本語勉強しています。

このハングリーさ、凄いなぁ!

思い起こせば自分も前職時代は平日は夜25時位まで通信教育の勉強をしてましたし、週休2日でしたが土曜日は勉強の日と思い定め勉強していました。(お陰で金融関係の資格は随分持っています!)
今となっては役に立たない資格ですが、やればできる!という自分自身の自信になった経験でした。

彼ら実習生ももっともっと頑張って、より良い人生を掴んでもらいたいものです。

いつか当社の工場長が実習生上がりの人になるかもしれません。
当社は実力主義で評価します!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:02| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月17日

シャツ工場訪問


今週は新潟のシャツ工場とその近郊にある競合先のシャツ縫製工場に行ってきました。
自社のシャツの工場は定期的に訪問するとしても、コンペティター工場の見学は一般には余程良好な関係がないと普通は見せないものですが、今回仕入れ先さんが間に入って下さり、初めての他社(シャツ)工場の訪問となりました。

その工場は、、、というとあまり言うとバレてしまい相手先に迷惑がかかるので言いませんが、当社の工場がビッグヴィジョン他数社の中堅アパレルで売上の8割がたを構成してしまうのに対して、そちらの工場は各百貨店、中堅アパレル数社と中小テーラーを対象としていて、イメージ的には当社よりちょっと高級グレードを扱っているといった感じの工場でした。

少し話は変わりますが、実はスーツの縫製工場とシャツの縫製工場では同じオーダー向けの工場であっても少し商流(商売の方法)が違います

何が違うかというと、スーツ工場は原則として生地はお客様(販売店)の側からの持ち込み生地です。
一方で、シャツはというとシャツ地の所有者は縫製工場側にあることが一般的です。
どうしてこうなったのか?は良く分かりませんが、シャツの方が無地やベーシックな色柄が多く、また生地の単価もスーツよりは安いこともあって販売店が独自で仕入れるよりも、工場側が大量に仕入れて複数の会社で使用してもらう方がスケールメリットが出るからかもしれません。

当社の工場も実はこの形で、ビッグヴィジョンの店頭に出ている生地は形式的には全てオリテック工場の在庫になっています。

話を元に戻して、今回伺った工場では、同様に工場保有の生地もありましたが、多くは販売店からの持ち込み生地が多かったのが印象的でした。

で、前置きが長く恐縮ですが、その競合先工場に行って見て驚いたことは、持ち込み生地の中に、色柄が派手なプリント生地が非常に多く持ち込まれていたということ。

オーダーシャツと言えばビジネスシャツの延長ですから基本はビジネスに使う白、ブルー地にオーソドックスな柄が多いですが、そこの工場の持ち込み生地は違いました。
さながらリゾートで着るような派手なものやビジネス−ビジカジ−カジュアル−スポーツがあるとすれば、明らかにカジュアルやスポーツでした。
そうか、確かにカジュアルやスポーツでもシャツは着るからな。

昨今は猛暑の影響で、消費者の方も夏に仕立屋で“スーツ・ビジネスシャツ”を仕立てようとは思わないよな。。。
だったらカジュアルでもスポーツでも縫えるようにならなければ、猛暑と共に工場は潰れちゃうな。。。

その点、訪問した工場は当社の一歩先を行っていたようです。
大変学びの多い工場訪問となりました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする