2018年10月15日

中小テーラーの苦境



今日は縫製工場から見たテーラーの話

何度かこのブログでもご紹介していることですが、最近、大手紳士服チェーン(AOKI・青山・コナカさんなど)のオーダースーツマーケットへの展開、ITベンチャー系新興テーラーの台頭など、オーダースーツマーケットは、既製服からオーダースーツへの流れを汲み、活況を呈しています。

これはオーダースーツを縫製する者として大変ありがたいことで(オーダーの)縫製工場は好調で、実はオーダースーツ販売業以上の恩恵を享受しています。

それは何かというと、販売の方は今の時代ですから仕組みさえあればいくらでも新規に開業できるのに対し、製造(縫製工場)の方は設備や縫製技術の関係から簡単には生産キャパを増やすことが出来ないのです。

実際、オーダーだけでなく既製服を含めた縫製工場というで見れば、海外移転はまだまだ進行していますので、国内の生産規模はまだ縮小を続けていますから、生き残りを賭けて、既製服スーツ縫製工場からオーダースーツ縫製工場へ業態移転を考えている縫製工場は多々あります。
ですが、上記問題からなかなか業態変更が進んでいないのです。

ということで需要に対し供給が追いつかないことが主要因で『オーダースーツ縫製工場』は今、大変ありがたい環境にあります。

⇒だからこそグループ縫製工場は来年に向けて大型投資するんですが・・・

話をタイトルに戻します。

今日はこの主として個人経営の『中小テーラーの苦境』について>お話します。

個人経営のテーラーには大きく分けて2つあります。

1つは、先代からテーラーを引き継いできた生粋のテーラーさん。
>>>この人たちは、先代はハンドメイドのフルオーダーをやり、息子さんはイージーオーダー(EOと言います。縫製工場である程度企画化されたオーダースーツ=青森工場で行っているオーダー)をやっているケースが多いです。

簡単に言うと、年配のお客様はお父さんが仮縫つきのフルオーダーで受けて、その下の世代のお客様を息子さんが、EOで受けるというスタイルです。

こちらは今では、団塊の世代のリタイアでフルオーダーが減り、EO中心になっています。

一方、2つ目は先代を持たずEO一本でオーダースーツマーケットに参加してきた人達。(平成タイプのテーラーとでもいいましょうか?)
>>>ヨシムラは大昔は職人を少し抱えていましたから代々テーラー的な要素もありますが、どちらかというと「オーダースーツのヨシムラ」を開業してからの方が大きいので、後者の扱いになるかも知れません。

そんな平成タイプのテーラーは、技術を社外の縫製工場に頼らざるを得ないため、独自性を出すことが難しいタイプのテーラーです。
(生粋タイプのテーラーは、手縫いの技術で差別化が出来ます。)

さて、
この2つのタイプのテーラーが何故苦境か?ということですが、

それは
1つ目の生粋のテーラータイプ
>>>こちらは団塊の世代がリタイアしていく中で、お客様が減り、また技術者も高齢化によって生産が出来なくなってきて、大変な苦境です。
また2代目による営業も後に話す平成タイプテーラーと同じ理由で苦境に陥っています。

一方、2つ目の平成タイプのテーラーはどうかというと?
こちらも大変な苦境に陥っています。(むしろこちらの方が厳しいか?)
それは、平成タイプは個人の人脈をベースに、小規模テーラーならではのニッチな販売方法が功を奏してこれまで業績を伸ばして来ました。

例えば、裏地や釦をどこからか手配して一品物のド派手な裏地・釦にしたり、ボタンホールの糸色を変えるなどの細かい差別化の積み重ねでファンを作って来ました。

しかしながら(ここで冒頭の話に戻りますが)、近年はオーダースーツ工場に大手メーカーからの依頼が多くなり、縫製工場も生産効率を高めるために『企画化された生産方法』を求めてきているのです。

そうすると、ニッチなところで差別化していた中小テーラーさんはオーダー工場から(簡単に言うと)煙たがられてしまうのです。(つまり企画化されていない物はミスが多くなったり手間が掛かったりと敬遠されがちになるのです。)

彼らは技術を社外の縫製工場に依頼している以上、妥協せざるを得ない立場です。

そうするとどうなるか?
大手の商品と比べ、大差ない商品、つまりはニッチマーケットを狙えない商品になってしまい相対的魅力がなくなってしまうのです。

というのが今の中小テーラーの状況ではないでしょうか?

ところで、この点ヨシムラはどうか?というと2つの面で青森工場で助かっています。

というのは、1つは青森工場が資本関係で繋がっているため、技術を社外に依存といってもグループ内なので協力体制が出来ているからです。

そしてもう1つの理由は、青森工場が元々は県下のテーラー達の組合が設立母体だったため、細かいニッチな仕事を嫌がらない社風があるからです。

今日も業界新聞で、オンリーのオーダースーツが順調だという記事が載っていました。また先日は青山さんがオーダースーツ販売を強化するというNEWSが一般紙にも掲載されていました。

私から見ると、こういった大手はほぼ全てが中国の縫製工場で国内工場には何のメリットもありませんし、品質面でどうなのかな?とも思いますが、これまで小さな池の中に住んでいた金魚としては、大手という大魚がやってきて駆逐されないよう小さなところの良さも活かしつつ頑張りたいと思います。

中小テーラーの皆さんは時代の変化と共にそろそろ次の展開を考える必要があるように思います。



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2018年03月31日

新たな旅立ち


今日は月末、明日は4/1です。

4/1といえば新入学、就職などなど新生活を始める人も多いですし、企業も期が変わり、気分一新、一からリスタートです。

そんな中、寂しいお知らせとなるのが長らくヨシムラグループでハンドメイド工場として営業していた三久服装のハンドメイドスタッフの去就。

既に告知済みですが、ハンドメイド縫製を行なっていた三久服装は色々訳あって年始から新規受注を休止し、3月末までに残務整理を終え、事実上の休眠状態となりました。

このため職人さんたちが3月末で離職することになりました。

一部高齢の職人さんはリフォーム部門で働くことになりましたが、残念ながら若手職人達は三久から離れることになりました。

会社としては若い彼らの将来を考え(これでもオーダー業界ではそこそこ知名度があるため)就職が決まらなければ“就職先を斡旋するよ”とは言っていたのですが、そこは優秀な彼らでした。
自ら自分の道を決めて春からの働き口を見つけておりました。

それで今日でお別れです。

4人いる若手スタッフは1名は某有名アパレルに、2人はそれぞれ別ですが銀座の某テーラーへ、もう1名もパターンナーへの道へ、巣立っていきました。

明日からは別々の道を歩みますが、住んでいる業界は同じです。
またご縁があって再会することもあるでしょう。

それぞれが一緒に仕事をしたことを誇りにし、再会した際にお互い自らが恥ずかしく感じないようこれからも切磋琢磨していこう。
皆、頑張ってください!
私も皆に恥じないよう諸事頑張ります。

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2018年03月11日

隗より始めよ



1つ下のブログに書きましたが、この春、工場従業員の待遇改善のため縫製工賃の値上げをすることになりました。

先日来それで閉店セール中にも拘らず、あちこち飛び回っていたのですが、いよいよそのお願い文を作成し、お取引先様へ送付することになりました。

実際のお手紙の作成は青森工場スタッフにお願いして行ないましたが、私はやはりお客様の苦しみも理解しなければならないと思い、押印作業かたがたお取引先ごとにご契約内容、現行工賃、改定後工賃の最終確認をしておりました。

私は工場の社長としての立場もありますから、全てのお取引先様ではありませんが、それぞれのお取引先の社長・社員の方と面識があり、文章を見ると1つ1つそこの会社が脳裏に浮かびます。

あの社長、気を悪くされないかな、、、
あそこのお店は、比較的低価格だからこの工賃改定で販売価格の値上げをしなければならないかな・・・?


などなど色々です。

でも、従業員の待遇改善は働き方改革の上でも大切な問題です。
社員のためにも心を鬼にしなくては、、、

中国のことわざにこういう言葉があります。

『まずは、隗(かい)より始めよ』

このことわざは、中国のある王様が自分のところにどうすれば有能な人物が集まるか?を隗(かい)という人に聞いた際に、隗が王様に「賢者を集めたければ、私のような凡才を重用しなさい」と言ったことに起因しますが、

本来の意味と少し違った意味合いになりますが、現代では

自分の考えを人に求めるのであれば、まずは自分から率先して着手しなさいという意味合いでも使われます。

私も、自ら範を示さなければなりません。

ということで、最初の値上げ対象先は・・・オーダースーツのヨシムラ様ビッグヴィジョン様です。

値上げのお願い文は、出し主も自分、宛先も自分ですが、『まずは隗より始めよ』です。

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じわじわと物価が上がり始め、価格転嫁できない業界には厳しい時代になってきています。

が、付加価値を高めればきっと消費者は認めてくれます。

どんな時代も、知恵出し、汗をかきながら頑張りぬくしかありません。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:55| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

ベースアップ


今週は閉店セールで売り場を離れられず大変な1週間なのですが、今日は代休でお休みだったので、青森工場の社長をしておりました。(休みなのに・・・)

で何をしたかというと、実はお取引先様へ4月からの工賃値上げのお願いに行ってきました。

このブログはきっと工場スタッフもよく見ているらしいのですが、

実は(青森に限らず、秋田でも山形でも、当社以外の縫製工場でも)工場は今、大変な人手不足状態なのです。

というのも、ご注文の方は昨今のオーダースーツブームで年々注文量が増加しているのですが、それに見合って社員が増えればある程度は増産可能なのですが、当の社員が全然増えないのです×××

そこで退職者に、退職理由や転職先について聞いてみると・・・

どうも最近は縫製業から他業態に転職しているのです。

都会の方は分からないと思いますので少し説明しますと、縫製業は低生産性ということから賃金の安い地域(主として東北、九州)に多く集まっていますが、
その産地(東北・九州)の中でも、縫製業は他業態と比べ、低賃金です。

簡単に言えば、今の時代ですからどこの地方でもコンビニがありますが、コンビニ店員の時給よりも安い給料がざらにあります。

でも、縫製業の賃金が安いのには訳があって、
地方では3世帯、4世帯の大家族が多い中、やれ爺さんが病院に行く送り迎えとか孫が熱出したから保育園に迎えにいって!とか、大家族の調整弁役のお母さんが働く場でしたので、お母さんが働ける休みが取りやすい職場=縫製業というのがこれまでの図式でした。
※:上記工場で働いている人が読むと不愉快に感じるかも知れませんが、歴史的な事実として受け止めてください。

ですから賃金を安く抑えることが可能だったのですが、ここにきて人手不足のこともありそれがなかなか機能しなくなってきたのです。

そこで、私としては何としてでも4月から給与のベースアップをしたい!と考え、値上げのお願いに回っていたのです。

でも、仮に1,000円工賃を上げさせていただいたとしても、工場の生産性は1日1人1着ですから、社会保険・賞与諸々を含めると月額でせいぜい7,000円上げられるのが関の山です。

そうです。
縫製業の工賃は30年前のバブル期の工賃と比べるとまだまだ低いのです×××

良い商品を作って、それが認められて製品が高い値段で売れる、、、そんな循環を作れば、消費者も販売者も工場も潤うはずです。

もっともっと頑張らねば。。。
とにかく、4月からベースアップできるようがんばろう・・・




posted by オーダースーツのヨシムラ at 19:01| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

教育・指導とは・・・

お客様にはまだ影響が出ていないことですが、実は当社の主力工場である青森工場の技術顧問に今年から新しい方が加わりました。

技術顧問と聞くと年配の技術者を皆さん想像すると思いますが、その方はなんと!私よりずっと若い30代の方です。

えっ?30代で?とお考えかも知れませんが、技術を伝えるのに年齢はない!と思い、昨秋からアプローチしてその結果今年から青森工場に来ていただくことになりました。

まぁ、このことははっきりした形で製品力に繋がるのは暫く先でしょうし、見えない部分でのことが多いためお客様が気付くことはあまりないのだと思うのですが、この方が来られたことで幾つか改めて教育・指導とはなんぞや?ということを改めて考えさせられました。

今年50歳になる私は実は2つの時代(価値観)を生きているのではないかと思っています。

1つは、昭和の時代の価値観
>>>私はバブル世代ですが、仕事を教えてくれた方は昭和世代の方。
つまり仕事は盗んで覚えろ!
営業は気合と根性で取って来い!飛び込み訪問なんのその
...といった価値観です。

そしてもう1つは、平成の?価値観とでも言うのでしょうか?
>>>仕事はマニュアルで覚える、システマティックに仕事を作ることでミスをなくし効率を上げる。
仕事は“仕組み”で取ってくる(顧客の側から欲しいといってもらえる)
...といった価値観。

個人的には、歳相応に昭和の価値観で生まれ育ち、平成の価値観で今を生きているというのが私自身なのですが、縫製工場という情報が遅れた地方の会社古い体質の青森工場ではこれまで昭和の価値観が横行していました。

今や欧米企業を中心に人の評価は360度評価と言われる中、立場が上の人が下の人を一方的に評価したり、論理で教育せず、経験で教えようとするやり方はやはり限界があると思います。

私の本業である生地屋(吉村株式会社)もそうでした。

若い頃「○○について教えて欲しい」と聞いても「それはアレでコレだから」みたいな、記録でなく記憶だけを頼りに教育がなされて、そこでマニュアルを書いてくれと言って、作られた業務のマニュアルが紙切れ1枚でしかなかったり、と散々苦労して来ました。

あっ、何か愚痴っぽくなって来ましたが、閑話休題

新しい技術顧問の方はその点では凄かったです。
まずは現場が目から鱗。
これまでは、不良品が出てこない限り業務改善をしなかったところを、『これは○○と重複した作業ですから割愛しましょう』とか『品質のためには△△にした方が上です』とか現場にぐいぐい入ってきます。

これまではどちらかというと、検品でハネられた商品をどう直すか?ということが中心だったため、不良品率が下がらなかったのですが、今回は元を正す方向に動いていることに感心しました。

製品精度が高まることが一番ですが、働く側としては前向きな気持ちが形になって表れることが何より嬉しいですね。

昭和が良いか、平成が良いか?はたまたその先がどうなるか?は分かりませんが、教育は、された人が一歩一歩前に進む気持ちになることが一番大切だと思いました。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

秋田の水害

週末、関東は夕立が降ったものの基本的にはずっと晴れていて暑い(熱い!)週末でした。

が、、、東北地方は梅雨も上がっておらず
しかも、梅雨前線が活発化して豪雨でした。

東京が晴れていたので私も油断していたのですが、ふとテレビを見ると、、、

『秋田で豪雨。雄物川が氾濫...』

えっ?雄物川?
東京の人にはご存じないと思いますが、雄物川というと秋田では湯沢市、大仙市から秋田市にかけて流れる一級河川。
間にダムがないため、大雨が降ると推移が急増する川で有名なのです、なんとそれが氾濫・決壊したとのこと。

実は、当社グループの縫製工場(秋田工場)はこの雄物川中流域の大仙市にあって川も車で10分ぐらいのところに流れているのです。

それが氾濫?

朝から緊急対応です。

LINEで秋田工場のスタッフに状況を聞いて、、、
知人で大仙市役所に勤める友人がいるので、彼にも状況を聞いて。。。
更には、近隣市町村に住んでいる友人にも念のため確認、、、

まずは、社員の無事を確認しホッと一安心。
(といっても、100%の確認は取れず、不安は残る...)
次に、道路等物流面の確認
こちらは一部、道路が崩落などがありましたが、代替道路があり孤立は限定的とのことで、こちらも一安心。

しかし、、、時間が経ってもう少し詳しく確認してもらうと

社員の中でも、通行止め×孤立状態の人2名。床下浸水4〜5名。

・・・と少なからずやはり被害がありました。

幸い電気・水道・電話などのインフラは大丈夫のようで助かりましたが、当分秋田工場は大変です。

因みに、工場自体は高台にあるため全く被害はありませんでしたが、バイパスから工場に行くまでの道がこんな風に冠水で通行止めになっていたそうです。(秋田工場スタッフ撮影)

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2017年02月20日

青森出張

ヨシムラやビッグヴィジョンのお客様には申し訳ないのですが、実は今年に入り私の仕事の中では縫製工場の仕事が多くなってきています。

というのも、最近はオーダースーツがブームになってきていて、青山商事・AOKIなどの2プライス店新興IT企業系の会社オーダースーツ業界に参入したりと結構業界が動いているからなのです。

そんな中では当社グループは、ヨシムラやビッグヴィジョンはライバルが増えるため戦々恐々としていますが、一方では青森工場はお客様からの引き合いが多くなるなど、両社の代表をしている私としては複雑な立場です。

※:微妙な立場とは言ってもそこはファイアーウォールを厳しく敷くべきところだと考えていますので、顧客ごとの個別管理は厳しくしています。

そして今回は新規の取引先が増えてきたのでその営業会議と、品質面全般の会議に参加してきました。

しかし、、、営業会議も品質会議も内容的には最重要な会議

それぞれ丸半日は掛かる内容です。

一方、飛行機の便は?というと早朝7:45出発の便でも工場到着は10時過ぎ。
それでは午前中の会議が間にあいません。
もちろん2日に分けて会議をすれば良いのでしょうけれど、そうなると東京での仕事に支障がきてしまうためそれもできません。

そこで考え出されたのが、日曜日前泊の月曜日朝一番からの会議

前泊は確かに身体への負担が少ないですが、折角の休みを潰してしまうため、なかなか厳しいですねぇ・・・

不満はさておき、日曜日に前泊して、いよいよ月曜日は朝から会議です。

最近は複数の某大手企業さんとの取り組みが始まりそうで、ミスが出来ない仕事が多くかなり気を遣います。
それらの方向性を会議で決めて、午後からは品質会議。
青森・秋田・山形と3工場ありますと微妙に生産性や品質に違いがあり、これらを調整するのもなかなか大変な仕事です。

ふ〜っ。気付けばアッという間に19時

青森⇒東京への最終便は20:30ですので、余裕で間にあいますが、食事もあるので早々に空港へ行くことにしました。

すると・・・
一日慌しくしていたため気にしていなかったのですが、青森では一日雪が降っていましたが、東京では春一番(実際には2番)が吹いているとのことで、羽田から飛行機が到着しないとのこと!!!

えぇ〜?!遅れるの?

疲れているところにこれは辛い、、、

でも、まぁ、1時間遅れぐらいなら我慢するか・・・と思っていたら
待てど暮らせど、飛行機が来ない。

止む無く、検査場の前のソファーで仮眠を取ろうと横になりうつらうつらしていると、15分ごとに東京発○○便は羽田空港混雑のため出発が遅れ、目処が立ちません。。。のアナウンス。
寝入りばなに毎回流れるアナウンスは嫌がらせです。

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寝るに寝れず、待つこと4時間以上
アッという間に24時近くになってしまいました。

おいおい、まさかこのまま一晩、ここで寝るの?と思った頃、ようやく飛行機が到着し、無事0:30頃、羽田に向けて出発!

なんと羽田到着は午前2時を回っていました。。。

今回はたまたま羽田空港まで車で行っていたからそのまま帰れば良かったですが、本当に辛い出張となりました。

しかも翌日は朝からビッグヴィジョンの会議。

日中サボって昼寝しても許されますよね?

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写真は日曜日に前泊した際に駅で撮った写真。
関東は春一番というのに雪が降ってます。
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2016年12月28日

忘年会出張



忘年会出張?って聞くと普通の人は『なんだ!仕事ふざけてるんじゃないか?』...と批判を受けてしまいそうなのですが、
私の場合、真剣に忘年会出張をしております。

...というのもビッグヴィジョン・ヨシムラのグループには縫製工場があり、縫製工場は人が沢山いますから、工場スタッフで400人ぐらいいます。

私は普段は東京で勤務しておりますので、工場のスタッフに対し、残念ながらその一人一人を覚えることは出来ません。

でも、ビッグヴィジョンもヨシムラも工場があってのスーツ販売、生地販売です。

だからこそ、工場の忘年会にはここ数年必ず参加するようにしているのです。

工場の忘年会というと、今日来た青森工場の場合、弘前市内のホテルの宴会場を借りての大忘年会。
当然、舞台があり、そこでゲームやカラオケなどをします。

私の方はというと、ベタですが10,000円札を握り締め社長とじゃんけん大会をやってます。

もちろん自分のお財布から出していますが、これが意外と盛り上がり、時に『もう一回!』となると余計な出費がかさみます。(笑

工場は女性ばかりですから、こういった時、女性と話をすることが多いのですが、私の場合、どうも熟女からもてるらしく(=若い女性にモテない)私の周りは熟女が一杯。(笑

それはさておき、今年も楽しく忘年会を過ごすことができました。

皆も、これを励みに来年も頑張ってくれるとありがたいです。

今晩は、弘前に泊まって、明日は青森の温泉に寄ってから帰ろうと思います。

写真は翌日訪れた青森県八甲田にある酸ヶ湯温泉での写真です。

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2016年11月19日

青森出張

いや〜っ、11月も半ばとなると毎日寒いですね〜
都内でも朝晩はコートが欠かせない季節になりました。

そんな寒い中ですが、今週は青森工場まで出張に行っておりました。

行ってきた目的は何かというと、工場もハイシーズンなので品質面を確かめたいというのもありますが、今回の一番の目的は、既に何度か小出しにご案内している青森工場企画の『りんごプレゼント企画』の最終確認。

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この企画は12/1〜12/7までにビッグッヴィジョン&ヨシムラでスーツをお受け取りに来られた方に旬の青森県産リンゴをお1つプレゼントするという企画。

※:国内縫製分に限ります。(ビッグヴィジョンは中国縫製もあるので)

この企画、実は3年がかりの企画でした。
3年前に企画をしたけれど、シーズン中だったので実行できず・・・
2年前は、秋口にオリジナル裏地の企画が立ち上がり、そちらで忙しくできず、
昨年は秋田山形工場立ち上げで多忙すぎ対応できず・・・

ということで、今年こそ!と考えて企画しました。

リンゴを1つプレゼントするだけなのに?と思われるかも知れませんが、それだけではありません。

青森工場のある藤崎町の町長さんにお会いして、街を紹介するパンフレットを貰い、またリンゴ購入費用の助成をお願いして、、、
町の協力を頂く以上は、町の紹介を積極的にする案内文を作ったり、、、
リンゴを入れる袋の作成(サイズ、形状、プリントの検討)などなど

ロットが2000個と少ないので、袋だけで1つ80円と割高になってしまったり、意外と大変でした。

そんなこんなで、最後はビッグヴィジョンの各店舗&ヨシムラにそれぞれ何個送るか?とか、町長へお礼のご挨拶など、意外と色々と仕事があるのです。

でも、これで準備OKです!

ビッグヴィジョン&ヨシムラの皆さんで、この期間中にお受け取りに来られる方は楽しみにしていて下さいね。

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店内がリンゴの良い香りで包まれると良いですね。


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2016年09月26日

りんごプレゼントイベント進行中

先週は青森工場まで打ち合わせのため出張して来ました。

どんな打ち合わせかというと、青森工場は9月が決算なのですがその決算対策やら人事関係やら、設備投資計画やらお金が掛かる頭が痛いことばかりです。

そんな中、数少ない楽しめる打ち合わせが、タイトルのりんごプレゼントイベントの打ち合わせ。

これは、私達の青森工場は青森県藤崎町というお城や桜で有名な弘前市の隣町に所在しているのですが、
皆さん良くご存知のリンゴの『ふじ』というのはこの藤崎町で生まれたから『ふじ』と名付けられた程のリンゴの産地なのです。
リンゴの『ふじ』は富士山の富士ではないんですよ!

当然、当社の社員の実家でりんご農家をやっている人も大勢おりますので、折角、地元で有名な産品があるなら是非お客様にもご紹介しよう!ということで、

『リンゴの出荷が最盛期を迎える11月初旬頃に1週間だけ
 スーツ1着につき、最盛期の一番良い状態のリンゴを1つプレゼントしよう』


・・・という企画なんです。

ただ、これも自社だけでやってしまっては地元は盛り上がりません。

そこで、藤崎町の町長さんと相談し、町で作っている町を紹介するパンフレットを同封したり、オリジナルでリンゴを入れる袋を作ったり、そんな検討をしているのです。

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リンゴを買ってくれ!とか藤崎町にふるさと納税をして下さい!なんてヒモ付きの発想は一切なく、ただ、純粋に、リンゴで有名な青森県は国産高級スーツの産地でもあることを皆さんに知っていただきたい!という考えから企画しています。

今のところビッグヴィジョン、ヨシムラのほか、数社当工場をご愛顧いただいているオーダースーツ店さんを通じて皆さんにお配りする予定です。

11月中旬頃に仕上がりのスーツとなると、、、10月の半ば頃ですかね?

いつ注文したらリンゴ貰えるの?という質問には微妙に答えられないところが難しいところです。
(※:リンゴの成熟のピーク時に出荷を予定しているため)

貧乏工場が出来るささやかなお客様への感謝の気持ちです。
ブログをご覧になった方で、もし受け取る方がいらしたら是非リンゴと共に青森県のことを想ってあげてくださいね。
いつか青森旅行プレゼント!なんて出来たら楽しそうですね!


posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする