2024年08月24日

久しぶりの肉体労働



ワタクシ今年で56歳になりますが、仕立屋稼業をしているため、スーツを格好よく着こなせなければならない!と常日頃思っているため、同世代の中では比較的スタイルは良い方だと自負しております。

いや、「自負しておりました」が正しい表現です。

当社はもともとは生地屋でしたから毎日のように重い反物を担いでいたので意外と肉体労働、重労働が多い仕事でした。

それが、、、20年前からオーダースーツ販売の方がメインになると接客やデスクワークが多くなり反物担ぎの時間が減ってきます。

更には、その後企業規模が大きくなり社長業が増えると、ますます肉体を駆使する仕事が無くなり、デスクワークの仕事量に反比例して体重はだんだんと肥えてきました。

気づけば、学生時代は62-63kgぐらいだったのが、最近では+10kgまで×××

あぁ、身体が重い。

そんな私が先週末は久しぶりの肉体労働に駆り出されることに。。。

それは青森工場での出来事。

某H社が縫製工場を当社に切り替えてくれる!ということで旧工場に預けていた反物を青森工場に移管してくださるのです。

反物を預かるということは、そこの工場で縫製することが前提になりますから工場にとってはありがたい存在。
ですから大切に預かるのですが、いかんせん、縫製工場側にとっては大量の反物受け入れはイレギュラーな仕事になるため、この日は休日出勤です。

で、私は工場移管の旗振りで最前線で働いていましたので、搬入のお手伝いです。

その数400反
これを5人で処理します。

なんだ一人80反か?
確かに一日仕事だったら大したことのないように思います。

ですが、仕事は苛烈でした。

まず朝一番でトラックが工場に到着

5人でえっちらほっちら荷下ろしです。
それが終わると今度は検品作業
これが結構大変。現物の生地をちょっと切って台帳を作ったり、生地の縫製有効幅を測ったり、と意外と大変。
それが終わると今度は、自動倉庫への格納作業
一度しまえば自動倉庫は便利な物で、ものの30-40秒でどんな生地も出てきますが、これを搬入するためには反物を解いて、プラスチックコンテナに入れなおしてから格納しなければなりません。

そんなこんなで5人が一日仕事でやりましたが半分ぐらいまでしか格納できませんでした。

私はというと最年長にもかかわらず肉体労働ばかり×××
それもそのはず、工場実務に疎いので、検品、台帳作成はできないし、自動倉庫の機械の取り扱いもできない。
必然的に肉体労働なんです。

いや〜っ、久しぶりに堪えました。
当日夕方遅い便で東京に戻りましたが、飛行機で爆睡してしまいました。
で、翌日は筋肉痛。
90分コースのマッサージのお世話になりました。

でもこれで休み明けからH社さんの受注が出来るようになりました。

2024年秋冬シーズンが始まります!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 19:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月28日

実習生頑張る!

世の中少子高齢化で働く世代が減ってきてどこの業界でも人手不足に苦しんでいますが、当社も今非常に苦しんでいます。
ビッグヴィジョンでも人員が増えないため店舗拡大が出来ませんし、縫製工場も人口減の影響をモロに受けてなかなか採用が思うように進みません。

そんな中、頼りになるのが海外からの実習生
何でも実習生制度はブラック企業での雇用問題等で制度が変わり、近い将来、今は認められない転職が認められたりと、個人的にはソフトな形での【移民】制度になるのでは?と思っていますが、実はこの実習生を今年から青森工場で試験的に受け入れを開始しました。

今現在は7名だけですが彼らが非常に頑張ってくれているので助かっています!

特にありがたいのは“仕事にアグレッシブ”なこと。
ある意味これが一番ではないでしょうか?

最近、人手不足ということや日本が豊かになったせいか、向上心に不足する人たちが多くなったような気がします。
また、こういった人は本来は採用面接でこれまでは落としていたのに、最近は人手が欲しいあまりに黙認して採用するケースが増えてきました。
そしてそういう人の特徴は、権利の主張はするけれど義務は履行しない。

例えば、有給は権利ですが、与えた仕事(義務)を履行しないまま権利の主張ばかりをする、そんなケースが増えてきたように思います。
それ以外にも残業等に対して極めて後ろ向きだったり※と、まぁ、一言でいうと昭和の体育会系の私にとっては時代が「腑抜け」になったと感じることが多いです。
※残業問題はこれは色々個別ケースがあり一概にどちらが悪いとは言えません。

一方、実習生はどうか?というと、本国に仕送りするために来日していますからとてもアグレッシブ!
残業ないか?毎日のように聞いてきます。
こちらとしては残業をお願いしに回らなくても良いだけありがたいですね。

更に実習生のことを言うと、彼らは日本語の勉強もしていて、真面目な子は夜遅くまで日本語勉強しています。

このハングリーさ、凄いなぁ!

思い起こせば自分も前職時代は平日は夜25時位まで通信教育の勉強をしてましたし、週休2日でしたが土曜日は勉強の日と思い定め勉強していました。(お陰で金融関係の資格は随分持っています!)
今となっては役に立たない資格ですが、やればできる!という自分自身の自信になった経験でした。

彼ら実習生ももっともっと頑張って、より良い人生を掴んでもらいたいものです。

いつか当社の工場長が実習生上がりの人になるかもしれません。
当社は実力主義で評価します!
posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:02| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月17日

シャツ工場訪問


今週は新潟のシャツ工場とその近郊にある競合先のシャツ縫製工場に行ってきました。
自社のシャツの工場は定期的に訪問するとしても、コンペティター工場の見学は一般には余程良好な関係がないと普通は見せないものですが、今回仕入れ先さんが間に入って下さり、初めての他社(シャツ)工場の訪問となりました。

その工場は、、、というとあまり言うとバレてしまい相手先に迷惑がかかるので言いませんが、当社の工場がビッグヴィジョン他数社の中堅アパレルで売上の8割がたを構成してしまうのに対して、そちらの工場は各百貨店、中堅アパレル数社と中小テーラーを対象としていて、イメージ的には当社よりちょっと高級グレードを扱っているといった感じの工場でした。

少し話は変わりますが、実はスーツの縫製工場とシャツの縫製工場では同じオーダー向けの工場であっても少し商流(商売の方法)が違います

何が違うかというと、スーツ工場は原則として生地はお客様(販売店)の側からの持ち込み生地です。
一方で、シャツはというとシャツ地の所有者は縫製工場側にあることが一般的です。
どうしてこうなったのか?は良く分かりませんが、シャツの方が無地やベーシックな色柄が多く、また生地の単価もスーツよりは安いこともあって販売店が独自で仕入れるよりも、工場側が大量に仕入れて複数の会社で使用してもらう方がスケールメリットが出るからかもしれません。

当社の工場も実はこの形で、ビッグヴィジョンの店頭に出ている生地は形式的には全てオリテック工場の在庫になっています。

話を元に戻して、今回伺った工場では、同様に工場保有の生地もありましたが、多くは販売店からの持ち込み生地が多かったのが印象的でした。

で、前置きが長く恐縮ですが、その競合先工場に行って見て驚いたことは、持ち込み生地の中に、色柄が派手なプリント生地が非常に多く持ち込まれていたということ。

オーダーシャツと言えばビジネスシャツの延長ですから基本はビジネスに使う白、ブルー地にオーソドックスな柄が多いですが、そこの工場の持ち込み生地は違いました。
さながらリゾートで着るような派手なものやビジネス−ビジカジ−カジュアル−スポーツがあるとすれば、明らかにカジュアルやスポーツでした。
そうか、確かにカジュアルやスポーツでもシャツは着るからな。

昨今は猛暑の影響で、消費者の方も夏に仕立屋で“スーツ・ビジネスシャツ”を仕立てようとは思わないよな。。。
だったらカジュアルでもスポーツでも縫えるようにならなければ、猛暑と共に工場は潰れちゃうな。。。

その点、訪問した工場は当社の一歩先を行っていたようです。
大変学びの多い工場訪問となりました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月05日

困った、困った、、

半年前からいつか来るかも、来たらどうしよう、と悩んでいたことがあります。

それは物流の2024年問題
ご存じの方も多く私以上に詳しい人もいらっしゃると思いますが、物流業界の働き方改革の一環として今年から運転時間等に制約が加わり、その関係で物流が大きく変わります。(具体的には1日で配送できる範囲が狭まります。)

当社でいうとそれは縫製工場から各店舗への物流問題
(店舗からお客様への個宅配送には殆ど影響なし)

でも工場から店舗への配送はほぼ全ての物流に影響するだけにインパクトが大きいのです。

それがとうとう青森工場に物流会社から、4月から首都圏への配送が中一日掛かるようになりますとの連絡が・・・

『いよいよ来たか・・・』

配送時間が1日余計かかっても、お客様にはこの1日分を含めた納期連絡をしていれば殆どのケースで問題は出ません。

ただ、唯一大きな問題が・・・それが7DAYSオーダー

こればかりは1日の猶予もなりません。死活問題です。

ここで3つ対応策を考えました

1つは、中一日の問題は集荷時間で解決できるかもということ。
つまり、これまでは夕方集荷してもらっていた物を昼までに集荷してもらうことで、何とか翌日配送が出来ないか?というアイデア。

しかし、これは運送業者の当社以外の集荷が同様に協力しない限りNGということになりました。⇒出荷業者が一枚岩になって出荷時間を早めるなんて難しいです。

2つ目は、出荷量の多い力のある縫製工場とタイアップして専用便を構築すること。
当社の工場がある青森県弘前市周辺は縫製工場が多く、縫製物はハンガーに吊るして運搬するなど少々特殊なところがあり、大手縫製工場とタイアップ出来れば専用便も可能か?と。
青森工場は日産200着程度なのでスペース的にトラック半分位になるので同規模の工場とタイアップ出来れば意外といけるかも、ということ。
⇒こちらは検討中ですが、こちらの想いと合うかどうかは分かりません。

3つ目の手段。これは出来ればやりたくないことですが、実は7DAYSオーダーには当初企画段階で馬鹿正直で損をしている面がありました。

それは7Daysのカウント方法の変更
他工場で同様サービスをしているところは、工場ベースで7Daysを考え、販売日の翌日を1日目としています。
一方、当社は販売日を1日目としているため実は他社よりも更に一日短く商品提供をしているのです。

これを販売日の翌日を工場での縫製開始ということでこの日を初日にすれば、7Daysは維持できます。
とはいえ、これは出来ればやりたくないこと。

あぁ、困った、困った、、、

4つ目の手段?
今の納期を維持するよう、生産サイクルを更に早める???
これも検討しないとな・・・

物流問題はそろそろ来るか!と思っていましたが予想以上に大きな津波がやってきて困っています。

雅隆!それを何とかするのが社長だろ?
墓参りしたら亡父に怒られそうです。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:17| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月31日

で、出た!

最近、東北地方を中心に熊の出現や被害が出ていますよね。

何でも秋田では子連れの熊を危険だからと言って射殺したところNETで凄い批判されてたりとか・・・
でも東京に住んでいるとどうにも現実味がなく、ピンときません。

ところが・・・
今日、写真1通のメール(LINE)が共に秋田工場から・・・

IMG_5082.jpg

出ました
栗(工場裏)食べてます。
警察向かってます。


驚き、「建物から出ないでくださいね!」と返信したところ。

はい、警察来たら指示に従います。

実は、つい先日、工場裏の栗の木で身が沢山なったからといって栗を送ってもらったばかりでした。
その時も、今年は熊が来るから取り残しや小さい拾わない栗も片付けて捨てます。と言っていたのに・・・

今日は仕事になりません×××

企業経営にはこんなリスクもあったのか

posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:42| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月17日

夏休み前の出張

お盆休みの直前のこの日、青森出張に行ってきました!

この時期何を目的に・・・と言われてしまうと思わず(その後、観光旅行をしようと画策しているだけに)口ごもってしまいますが、仕事としては住居探しをしておりました。

住居探し?!吉村もとうとう青森に移住か?

そう思われるかも知れませんが、さにあらず。

実は、来年から青森工場で外国人実習生を受け入れることになりそうなので、実習生の住居探しをしておりました。

本業が仕立て屋である私が住居探しをしても、、、と思われるかも知れませんが、実はワタクシ、宅建保持者。
(前職の銀行員時代には、宅建を持っていないと人間扱いされなかったので仕方なく取得)

そんなこんなで不動産に事に一番詳しいのは私ということになり、物件を見てきました。

さて、ここで読者に質問です。

土地100坪、建坪50坪、5〜6LDK、築30年、駅から徒歩10分程度、リフォーム済み
で、いくら?

感覚的に2,500万ぐらい?(土地代は坪20万、建物二束三文?、リフォーム代500万?)

と思いきや、1,000〜1,300万円程度です。

10人の実習生をアパートに住まわせて家賃負担をすれば4万×10人=40万円かかりますが、5LDKの一戸建てを買い、1部屋に2名住まわせれば10人の生活は十分可能なので、これなら賃貸物件を買うより購入した方が良いかな?と。

将来的に、実習生がいなくなったとしても社員寮にしても良いし。

とまぁ、色々と細かい仕事をしております。

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画像は、その後休みを頂き、青森の陸奥湾で釣りをしたのでその時の写真。
釣果は・・・水温高く全く釣れませんでした×××
posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:01| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月20日

幹事の皆さんお疲れさまでした。

先日紹介した青森工場でのファミリーパーティー
秋田県に大雨災害をもたらしたタイミングでの開催でしたが、私が晴れ男だったのか?何とか無事に開催できたこのイベント。

1週間経って、福引の当選手続きや記念品配布、経費報告、反省会を経てようやく落ち着いてきました。

いや〜っ、ホント幹事役をやられたファミリーパーティーサポートメンバーの皆さん、社友会の皆さんご苦労様でした。

ところでいつも思うことですが、こういったイベントの際、自己犠牲をして自ら率先して手伝ってくれる人っていますよね。
概して、こういった人は何もしない人から上手く利用されてしまい、色んなことを手伝わされてしまう【良い人タイプ】の人間です。
(どちらかというと私もその部類ですが。。。)

実は今回、こういった自らを犠牲にしてお手伝いをして下さった方へ、会社からスペシャルプレゼントを用意しました!

それが、オリジナルショットグラス

やや小ぶりなのでウイスキーグラスぐらいかな?

こんなのを幹事役の皆に配ろうと作っていたんです!

写真右は全員に配布した記念のお猪口。
左がショットグラス

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何か良い感じじゃないですか?

100個用意して幹事の人達へ配った後、残りはお取引先さんやアーカイブ資料として保管します!

10年20年経って、まだこのファミリーパーティーを開催出来ていたら、そこでこのグラスでウイスキーでも飲んでみたいものです。

幹事の皆さん、ご苦労様でした!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 00:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月16日

ファミリーパーティ

東北地方が豪雨に見舞われた先週末、青森工場では秋田・山形工場スタッフを招いてのファミリーパーティーを企画していました。

ファミリーパーティーとはどんなイベントかというと、今回初めての企画だったのですが、要はコロナの3年間、社員のみんな頑張ったよネ!ご苦労様!ということで、休みの日曜日を使って的屋さん等を呼んで楽しく過ごしましょう♪というイベントです。

イベント内容については7/13のブログをご覧頂ければ良いので、今回は当日の様子を紹介しますと・・・

●秋田工場スタッフは、残念
思い出してください!先週末は東北で豪雨となり秋田は川の氾濫で秋田市内は大変な状況になっていました。
そんな天気の中で、山形・秋田から社員を呼んだのですが・・・

⇒残念ながら秋田工場スタッフは鉄道網が寸断されたため青森までの道が断たれ断念!
一方、山形は人数が多くバスをチャーターしたこともあり、予定通りに来場!

●前日に手配予定のテントは当日朝突貫工事で組み立て
⇒前日は青森も結構な雨でした。
このまま降り続ければ開催も危ぶまれましたが、一縷の望みに賭けてテント設営などは当日作業にずらしたところ、これが正解!

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●当日は曇り空
⇒朝起きてみれば、ホテルから岩木山が!やった!好天とまではいきませんでしたが曇り空で何とか開催できそうです!

●準備はサポートメンバーと社友会で
⇒テントを設営するところから、テーブル椅子セットを食堂から移動してetc、幹事の皆さんが本当によくやってくれました!
でも、曇り空とはいえ梅雨時なので蒸し暑くて大変でした×××
皆、ありがとう♪

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●私は秋田利き酒のセッティングを
⇒ホスト役である私は、担当は持ち合わせていなかったのですが、秋田工場から人が来られなくなったので、秋田スタッフがやる予定だった利き酒ブースのお手伝いをしていました!役得!

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●開催宣言〜
⇒一応、社長でもありますので、開会にあたってはそれっぽいことを言わなければ!ということでちょっとだけスピーチ

『“ありがとう!”という言葉は有難い(有ることが難しい)ことが起きた時に感謝する言葉で、日常の挨拶的な意味合いよりも本当はもっと深い言葉。
この3年間の皆さんの努力、行動に、社長として“有難いこととして感謝しています”』

...という意味合いで、お話ししましたが伝わったかな?

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●イベントはいつもの盛り上がり
⇒飲食系の屋台は焼きそば、フランクフルト、焼き鳥、かき氷といつも通りの盛り上がり!
山形工場が行った“芋煮”や“尾花沢スイカ(割り)”も美味しく、楽しかった!

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社友会が行ったサイコロステーキは、クオリティ重視だったので大行列
鮪解体ショーは、前回の反省を生かしてシャリを用意して握りも提供!こちらも大行列!

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●福引
⇒大人用の福引はハズレることのない人気イベントでしたが、一番は子供用の福引♪
なんと!子供たち1人1人にバーコードの印刷された福引券を渡し、これを使って自動倉庫から景品を呼び出すというイベントにしたら、子供たち大喜び

●工場見学
⇒今回は山形工場から40人以上もやってきましたので、ただ遊ぶだけでなく青森工場の見学もして貰いました。
自動倉庫に、大量のCAM、そしてハンガーシステムなど、山形の皆さん、本社工場をご覧になられいかがでしたか?
本社は常に、皆さんをリードすべく、最先端で苦労しております。。。

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●宴の後・・・
⇒楽しい宴も16時頃には終了〜
後片付けも大変でしたが皆で協力すればあっと言う間。

ふ〜っ、正直、かなり疲れました。
が、疲れた時ほどよく眠れるもので、この日は気持ちよく眠れました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 18:53| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月13日

あとは天気次第

新型コロナも5類に移って以降、随分人の動きが多くなりました。
これは夜、飲み屋に行っても感じますし、出張で空港に行っても感じます。
特に感じるのはやはり地方でしょうか。とみに観光客が増えてきました。

さて
そんな世の中ですが、ヨシムラやビッグヴィジョンの縫製を担っている青森工場では、今週末(7/16)に、青森・山形・秋田の3工場のスタッフを呼んでのファミリーパーティーを開催することを予定しています。

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このファミリーパーティーは、3年前に青森工場が移転した際に、新工場を社員の家族やお取引先様に紹介しよう!ということで行った納涼祭(9月に開催したので)の2ndバージョンなのですが、今回は今春、青森工場で自動倉庫1基(2レーン)追加、CAM2台追加したので、その紹介と、何より新型コロナで疲弊した3年間、皆さんよく頑張ったネ!という意味合いで、開催することにしました。

どんなイベントをするかというと、、、

・的屋さんを呼んでの屋台(焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、かき氷)
・社友会(各工場の社員親睦会)による
  サイコロステーキ(青森)
  利き酒会(秋田)
  芋煮(山形)
・鮪の解体ショー
・福引
・子供福引
・記念品(オリジナルお猪口)
などなど、手弁当でやる割には結構色々と頑張ってます。

前回画像1.jpg

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企画は青森の有志+社友会スタッフが協力してくれて、ただ今週末の開催に向けて絶賛準備中です。

新型コロナの3年間は本当に辛い時期でした。
工場は受注が激減する中、生き残りをかけてマスクや医療用防護服の縫製をしたりしてしのいだり、一時帰休も行わざるを得ない状況もありました。
それはさながら江戸時代だったら飢饉が続いた3年間だったのではないでしょか。

そんな辛い時期を過ごした時には、人間『お祭り』も必要です。

読者の皆さんも当日天気になることを祈って下さい。
のんびり楽しんできます!(実はホスト役で大忙しの予定)

posted by オーダースーツのヨシムラ at 07:14| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月08日

増設自動倉庫見てきました!

GW中に青森工場で行った大型設備投資。
今年は、自動倉庫を1基増設し、加えてCAMも2台導入しました!

このことは3〜4月のブログでも何度か紹介していたのでご存じの方も多いと思いますが、工事をしたのがGW期間中でしたがその後、会社の決算書作成時期だったり、私がコロナに罹患したり、と色々忙しく工場まで行けていなかったのですが、ようやく今日訪問です。

青森工場は廃校となった小学校を再利用して工場にしていますが、自動倉庫のある場所は、小学校時代は体育館だったところ。
体育館ですから天井が高く、この高さを利用して高さ8-9mの自動倉庫をこれまで2レーン、1200反格納していました。
が、今回はこれの横にもう1セット(2レーン)増設し、更には高さもより高くなったため追加で1800反、合計3000反格納できるようになりました。

加えて、社内システムとの連携で、受注が確定しマーキング(型紙作成し、必要な生地の長さを決める作業)が終われば、紙媒体などに落さず、自動的に自動倉庫が連動して生地を出庫する仕組みを作りました。
青森工場のシステム部隊には脱帽です。(何より現場が感謝してます!)

加えて、追加したCAM2台も実は今現在では過剰な設備投資ですが、他の縫製工場からの裁断業務の外注が増えることを見越しての投資です。

ローテク、労働集約的に思われる縫製工場ですが、実は企業を大きくしようと考えると大型・高額の設備投資が不可避な業種です。(一方、縮小傾向の工場は設備投資なしでも大丈夫なのですが、、、)

当社の場合は毎年のミシン類の更新需要だけで1,000〜1,500万。
これにやれCADシステムだ何だとなると最低でも毎年2,000万円ぐらいは投資しています。
今年はこれが多分大台に乗ってしまうので少々厳しいのですが生き残りをかけて頑張ります!

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画像は、自動倉庫2台(4レーン)が並んだ状態での写真。
2台の間の細い部分で、生地の搬入搬出を行い、生地をカットしています。

通路が少々狭いのと、格納コンテナが入ると照明が届きにくく、やや暗いのが玉に瑕です。(証明は補強予定)

こんな工場、全国でも他にないですよ。

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もう1つの画像は自動倉庫の隣にあるCAM
これまで4台でしたが今回で6台になります。
3台×2列で配置すると、圧巻です!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする