2021年09月10日

取材


今日は某経済誌の取材のため青森工場まで行ってきました。

取材と言っても私のインタビューが出る訳でもないし、私が行かなくても工場の役員の方たちに任せれば良いのですが、ここ数カ月、東京が緊急事態宣言下ということもあって地方出張をしていたため仕事が滞りがちでしたので、良い機会なので行ってきました!

記事の内容はというと(貴社の方ははっきりは言われませんでしたが)斜陽化するスーツ業界についての実情を書かれたいようで、
その中で当社(縫製工場)への取材内容は厳しい縫製業界の中で生き残りをかけて頑張っている会社”といった所ではないかと思います。

内容的には、7Daysオーダーがどうやって出来るのか?といったところを詳しく取材されていました。

新工場についてはこれまでもNHKを含め何社か取材を受けましたが、そのほとんどがこんな凄い設備があります!的な、ビジネスの本質とは若干ずれた内容での取材が多かったですが、今回は結構核心的な所まで質問を受けました。

さて、どんな記事になるのかなぁ・・・

まだリリースされていないのでこの程度の報告しかできませんが、出版されたら誌面等紹介したいと思います。

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写真は、工場(近辺)から撮った夕日を受けた岩木山の写真
岩木山は津軽富士と言って、弘前近辺の人たちの心のふるさとみたいなところです。
山の稜線がとても美しいのが特徴です。


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2021年08月27日

ワクチン接種率2


1つ下のブログにもワクチン接種のことを書きましたが、新型コロナのワクチン接種も(首都圏の)ビッグヴィジョン&ヨシムラのスタッフには、希望者には受けられる環境が出来てホッとしていたところなのですが、ここの元の全国的な陽性者数の激増を見て、地方にある当社工場の接種率を調べてみました。

そうしたところ、8月末の予想で

青森工場:120/260名(260名中、120名接種の意)
秋田工場:25/35名
新潟工場:30/70名
山形工場:調査間に合わず


といった感じで8月末で2回接種は在籍者の半分に満たないことが分かりました。

これはまずいな!と思い、各工場の総務に聞いてみると、やはり田舎ゆえにワクチンが回ってこないらしく、自治体からの接種券もまだ配布されていないところが多いとのこと。
(何でも村とか町とかの自治体は人口が少ないため、接種が進んでいるらしいのですが、市の単位になると中途半端に人口が多く、浸透していないのだそうです。)

ただ、65歳以上の高齢者へは接種はほぼほぼ終わっているようで、↑各工場も年齢層の高い工場ほど、接種率が高くなっています。
(どことは言いませんが・・・)

地方は東京と比べるとそもそも人が密になることが少ないので、コロナの感染は広がりにくいのでしょうけれど、縫製工場はどうしても人が密になりますから、注意が必要です。

加えて、今、広がっているデルタ株は感染率が高く、家庭内感染が多いと聞きますから、田舎の大家族で1人が持ち込んだら、全員アウトになる可能性が高いですから注意が必要です。

私自身はおかげさまで2度のワクチン接種を終えていますが、これではなかなか地方出張が難しいですね。

工場での職域接種も検討したのですが、全工場の従業員と家族が一堂に集まれれば規模的にできたのですが、あちこちに散らばっている中では職域接種の企画は出来ず、従業員のワクチン接種が自治体任せにならざるを得ないのは、社を預かる身として心苦しい限りです。
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2021年07月06日

新規事業の責任者



今週は工場の営業(?)の1週間でした。

どんな仕事(?)をしていたかというと、とある昔からヨシムラでお取引があった方が、オーダースーツ事業を新規事業で始めたいから相談に乗ってくれと以前から言われ、今回、青森工場のご案内をしていたのです。

ある意味、当然ですが工場の営業でもあるその方への青森工場の工場案内。

一般に営業というと、何とかして自分の仕事につなげよう!という考え(悪く言うと、策略)の元に説明やら商談やらいたしますが、その方の場合は、先々代からのお付き合いで、付き合いが長すぎてヘタな営業はすぐこっちの下心がバレるだろうし、私も安っぽい営業はしたくなかったので、自身へ利益誘導的なことはせず、ニュートラルに他工場と比較して、当社(青森工場)のどこが他社より優れていて、どこが劣っているかなど、フランクに話しました。

また、先方が考えているデジタル受注については当社でできることを説明し、場合によっては当方で開発することも話し、先方がこれから苦しむであろうシステムや業務フローなどについて色んな提案をしました。

会社で色々見てもらい、説明をした上に、今回は同じホテルに宿泊したため、夜も酒を片手にお互い語らいました。

その方は40歳手前で私から見れば若い方でしたが、若いがゆえに、良い意味でのアグレッシブさがあり、また若さの悪い面での乱暴な部分がありました。

私より1周り以上下の方でしたが、世の中がコロナで重く停滞している今のご時世にはこういう若手が時代を切り開き、突破していくのでしょう。

微力ながら、、、ではなく、全力で応援したくなりました。

彼のような人がアントロプレナーになるんでしょうね!ガンバレ!

ご参考:この日のお酒、田酒4合瓶1本、豊盃4合瓶2/3
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2021年05月27日

医療用ガウンの不正事件


ホットなニュースですが近い内に週刊文春に医療用ガウンの不正事件について記事が出るそうです。
この医療用ガウン、実は全国の縫製工場で携わっている工場が多く当社グループの縫製工場も受注が減る中の駆け込み寺的な注文として
昨年来、何万枚も縫製しておりました。

因みに、YahooでのNewsはこちら
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6394367

発注は国(厚労省・経産省)からなのですが、受注のためにはいくつか条件があり、その内の1つに国内で製造された物というのがあるのですが、今回事件を起こした企業は、国内で縫製せず中国縫製の物を国内縫製分に混入して納品したそうです。(間に丸投げ企業を入れたりと、確信的で相当悪質に思います。)

私は同じ仕事を携わった者として苛立ちを隠せません。

何故なら、この国内生産が発注の条件になっているのは国がコロナで疲弊する国内企業を守らなければならないという意図があるからこその条件なのです。

きっと海外生産の方が安いでしょう。ひょっとすると大量生産なら海外の方が早く仕上がるかもしれません。

にもかかわらず国内生産に限定しているのは、百貨店をはじめ一大消費地の首都圏でモノが売れなくなれば、その生産地である地方は、東京が風邪を引けば、地方は肺炎になってしまう訳で地方を疲弊させないための政策でもあるんです。

それを目先の自己の利益に囚われて、大義を忘れ私利私欲に走るなど言語道断です。

当社は新型コロナでは医療業界とは違い業種的に何もお役に立てない業界です。
だからこそ、グループ会社を通じ医療用ガウン縫製をしたことは数少ない社会貢献だと思い、誇らしく思っていました。

同じ仕事に携わった者がこのような不正に手を染めたこと本当に悲しく、残念に思います。
中国で生産した分を、地方の疲弊した縫製工場に回せば、従業員を帰休させず、仕事を与えられただけに残念です。

※:「残念」ではなく「怒りを覚えます」の間違いでした。
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2021年02月24日

営業研修



週末の土曜日、青森出張でした。
でも、この日は工場がお休みの土曜日・・・
何故、私が、稼働しない土曜日の工場に居るのかというと、、、それは何と社内研修のため。

そう、私自身が講師となって営業スタッフを集めて社内研修を行ったのです。

『会社定休の土曜日に研修とは大変だな?』と思われるかもしれませんが、これには訳があって、今回は営業に携わる全員を前に『営業とはなんたるか?』を伝えたかったのです。
(つまり、営業日だと誰かしら留守番がいたり、途中で中断したりするため敢えて営業がない日に集中して行いたかったのです。)

行った内容を説明する前に、何故、営業会議にこんな力を入れるのかということから説明すると・・・

大企業に勤める方にとっては当たり前の従業員研修は【貧しい地方】や【儲からない業種業態】においては、何年も何10年も放置され、研修のケの字も行わない会社が世の中には多々あるのです。

残念ながら当社の縫製工場も同じで、経営的に厳しい業種業態である縫製工場では、バブル崩壊以降、最新設備等の設備投資はおろか、研修などの人材投資さえも出来ず、30年間そのままの状態になっています。

その間、時代は昭和・平成・令和と移り変わっているのにも関わらずです。

結果、当社工場も何10年も研修なんてやったことがありません。

ですが、今年のような苦難な時こそ研修を行い、個々人のスキルアップやチームとしての総合力を高めるべきと思い、10人ほど集め研修を行ったのです。

内容は、『営業とはなんぞや?というところから始まり、今年2021年春夏シーズンの戦略目標とその戦術まで。

小学生から大学生位までのことを一気にやりますから、大変でした。

特に、驚いたのは、『会社とはなんぞや?(会社の目的)』という問いに対して「自身の生活のため」「地域への貢献」「社会貢献」という言葉が出るのに、<「会社が利益を上げること」というのが出なかったこと。

これじゃぁ、利益は上がらないわな。と思わず納得してしまいました×××

朝8:00〜夕方16:00ぐらいまでたっぷり研修を行いましたが、さて皆さんどう変わるのでしょうか?
楽しみです。

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2021年02月19日

あぁ、またガウン・・・


緊急事態宣言の解除が今か今かと待ち焦がれるこの頃ですが、読者のみなさんの周りはどうでしょうか?

私の普段勤務する神田界隈は、どこも20時閉店(19時ラストオーダー)のためちょっと遅くまで仕事をしていると、晩御飯がカップラーメンになってしまうため大変です×××

食事のことはさておき、仕事の方も引き続き大変で、物販全体殆どのところがそうかと思いますが、厳しい状況が続きます。

そしてこれは販売をしているヨシムラやビッグヴィジョンだけでなく、それらの生産を行っている青森工場や秋田・山形・新潟の全工場がマイナスの影響を受けており、製造・販売どちらも大打撃です。

そんな厳しい中ですが、製造の方はアイソレーションガウンの特需があり、これのおかげで何とか従業員を帰休させずに頑張っています。

このガウンは昨年夏〜秋にかけても政府の備蓄用資材として生産をいたしましたが、ここにきて医療現場からの要請もあって、追加生産が決まったものです。

今回は国の予算の関係から3月中旬までに納品しなければならないため数量的には前回より少ないですが、それでも閑散期にこのオーダーはありがたい限り!です。

そこで、今日はガウンの生産が始まった新潟のシャツ工場へ確認のため行ってきました!

今回のガウン生産は秋田・山形工場に加え、新潟シャツ工場の3工場で生産体制を作りましたが、秋田・山形は一旦すべての他のオーダーを中断して、生産能力の全てをガウンに集中させましたが、新潟は通常のシャツの生産規模を半分にさせ、半数をガウンに充てています。

そのため、通常業務も行いながらのガウン生産ですので、管理が大変なのです。

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新潟工場で撮った写真を見ても、通常のシャツに加えて、青いガウンが同時に流れているのが分かると思います。(厳密には違うラインで流していますが)

社員も新しいことに悪戦苦闘しているようですが、仕事がなく暇で一時帰休するよりはよっぽど健全ですので、皆さん不満を言わず頑張ってもらってます。

仕事があるというのは、ありがたいことです!

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2020年12月24日

たまには良いことを・・・



新型コロナに明け暮れた今年、仕事で何をしたか?といえば大した仕事はできなかった(出来る環境出なかった)今年ですが、1つだけ(?)良いことをいたしました。

それは縫製工場でのマスクの縫製や、医療用防護服の縫製などの仕事。

これらは、今でこそ供給過剰になっていたり(マスク)、裏方であまり知られていない商品(ガウン)ですが、困っている時にモノづくりでお役に立てたことはとても良い行いをした!と内心思っています。

・・・とまぁ、普通に心に秘めていたのですが、先日、経産省の方から連絡があり、 医療用防護服の生産に協力してことで表彰します!との連絡が入りました。

「えっ?」予想していない出来事だったので少し驚きました。

そうか、賞状貰えるんだ?!会社に飾っておけば社員が喜ぶかな?

いつ届くのかな?...程度に思っていたのですが、今朝、業界新聞(繊研新聞)を見てみると、梶山大臣が感謝状の授与式を行ったとのこと。

当社は数量的にも50万着と(凄い量ですが、お国的には最低ロット)少なかったこともあり、式にはお呼ばれされませんでしたが、あぁ、ここで表彰されたんだ・・・とちょっと実感が出てきました。


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ガウンの縫製は年明けからまた復活する見込みで、今回も当社は協力すると思いますが、いずれにしても医療の最前線で働かれている方には頭が下がります。

我々なぞ、まだ表彰するに値しませんよ。医療現場の方に比べれば。

感謝状は素直に嬉しいですが、まだまだ大変な状況なだけにちょっと複雑な思いです。
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2020年10月13日

アイソレーションガウンの生産が終了しました。



この夏、私の仕事の中で大きな部分を占めていたのが、医療用防護服縫製の仕事

何度かブログにも上げましたが、厚労省から50万着という大量のオーダーをいただき、自社だけでは縫製しきれず、全国の縫製工場に依頼をして製造していた物でした。

オーダースーツ屋の我々としては正直、素材が違えば、工程も違う、しかもオーダーではなく既製品ということもあり、色々と難儀した一連のプロジェクトもようやく本日最終の出荷を済ませ、無事終了しました。

あ〜っ、、、
長かったようで短かった3カ月でした。

この防護服は色んな意味で、日本の、また日本全国の縫製工場を救った国の事業でした。
この点では安倍政権には感謝の言葉しかありません。

医療機関を救うという点では、防護服は3〜4月ぐらいにはコロナ患者の増加に伴い、マスク同様入手(主として中国からの輸入)が困難になったため、国が旗振りとなり、国内縫製工場に製造を依頼したことで、安定供給につながりました。
(今現在は、コロナ第2波、第3波に備えた備蓄が出来てきています。)

一方、縫製工場にとっては、新型コロナでファッション業界が壊滅状態になる中、この国からの仕事は工場運営にとっては生命線でした。
(工場を一時的に閉めれば、雇用調整助成金は貰えますので一応の維持はできますが、これが働く側にとって良いことかどうかは別問題です。)

実際、この50万着というのは、50-60名規模の工場で一日2,000枚×25日/月=5万枚ですから、500-600人規模の雇用を維持できた公算になりますので、コロナで受注が激減した(というか、ゼロになった)縫製工場にとっては救いの神でした。

弊社工場でもこの夏は売上が2/3になりましたから、コロナの打撃は大きかったのですが、工場の1/3相当をガウン縫製に充てたおかげで決算も赤字を逃れることが出来たのは、ガウン縫製様様でした。

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画像は最後の出荷の際に撮った写真。

無機質な段ボールの画像ですが、東京の本社ビル内の会議室は一時、この段ボールでいっぱいになっておりました。

季節は秋になり、オーダースーツのご注文も少しずつ入るようになりました。
どこの会社も売上は前年対比で考えるところが多いと思いますが、ようやくここにきて前年の売上を上回るようになり、少し安堵できるようになりました。

空けた穴を埋めるにはまだまだはるか遠いですが。
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2020年08月26日

ガウンの出荷が始まりました。



今年はコロナの影響でスーツの販売が振るわず、販売のビッグビジョンも、製造する縫製工場もボロボロです。

というのは以前のブログにも書きましたがどこでも同じことだと思いますが、そんな中でも当社はアイソレーションガウンという医療用防護服のご注文をいただき、減った通常注文の分をそちらでカバーして何とか頑張っています。

そしてその生産も7月から始まり8月には生産も安定し毎日毎日そこそこの量が生産できるようになったのですが、
生産ができると次に起きてくるのは、そう、納品です。

ある程度生産数量がまとまった段階で厚生労働省の備蓄用の倉庫に納品するのですが、明日、その初出荷を迎えます。

今回の納品は、東京秋田山形から10t車で4台分
総数128,000着の納品です。

実はこれでも当初納品予定数量には達しておらず、その分は後日回しになるのですが、物凄い物量です。

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写真は東京の会議室にうず高く積まれた段ボール箱
これで約350箱ぐらいありますが、これが10tトラック1台分です。

これが秋田からはトラック2台。山形からは1台。
これを9月末まであと各地区2〜3回トラックを出すことになりそうです。

因みに、防護服については一昨日の日経新聞の一面にも記載されていましたが、従来は中国からの輸入品が多かったのですが、コロナで@中国自身もガウンが必要になったこと Aガウンがマスクとともに中国の外交手段に使われていることもあり、直近では国内生産あるいは、中国以外第三国での生産が求められるようになっています。

その中で、ガウン自体は厚労省マターですが、国内産業保護育成の観点からは経産省が音頭を取って国内縫製工場での生産にも力を注いでいるのです。

オールジャパン総力戦でコロナを乗り切ろうとしている中、当社も少しはお役に立てると思うと、光栄に思います

一生懸命使ってそれを大切に使ってもらうのは仕立屋として嬉しいことですが、このガウンだけに関しては着用されることが良いことなのか、悪いことなのか、微妙で、嬉しいような悲しいようなです。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:02| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月31日

医療用ガウンの縫製が始まりました。



最近私がやっている仕事の1つが医療用のガウン(アイソレーションガウン)の縫製

これは、新型コロナでオーダースーツ需要が減る中、縫製工場の稼働を少しでも上げようと苦肉の策でセールスしていたものが結実したもので、8月9月は秋田・山形の両工場は生産のすべてが医療用ガウンの生産に充てられています。

この件はこれまであまり大ぴらにお話しできなかったのですが、実は大変すごいことでして、何と!経済産業省・厚生労働省から当社(オリテック青森)が500,000着という大量のご注文を頂いております。

因みに、当社のオーダースーツの年間の生産キャパは10万着前後ですから、オーダースーツと比べれば格段と手間数が少ない医療用ガウンとはいえ50万着は量的にとても自社だけで生産しきれるものではありません。

そこで、これまで親しくしていた縫製工場さんや秋田県の縫製工場の組合さん達に声をかけ、皆で生産をしてもらうことにいたしました!

で、この日は原材料が入荷するというので、秋田まで視察に行ってきたのですが、医療用防護服はポリプロピレンという原料(早く言えば皆さんが使う不織布マスク)の不織布を原料としているのですが、

1反がなんと!500m巻き
その重量、1反で30キロ

それが輸入用の巨大コンテナにぎゅうぎゅう詰めに入って納品されていました。

30キロなら男性なら持ち上げられないことはないですが、これだけの数となるとゴロンゴロン転がして整理するのですが、それでも大変。

作業されていた方は本当に大変そうでした。(頭が下がります。)

これを北は津軽半島の先の大間の近くから南は九州宮崎の縫製工場まで、生地の反物を送って、そこから生産ですから大変です。

今年は新型コロナの影響で縫製工場は、どこも青色吐息ですが、一時帰休させず少しでもこれで従業員に仕事を与えることが出来れば万々歳です。

ただ、仕事の方は大変で、医療用のガウンですから衛生面には気を使いますし厚生労働省はアベノマスクで異物混入にナーバスになっていますから、とても気を使います。

儲かる儲からないではなく、仕事ができることの喜び、またそれが例え僅かであってもコロナで苦しんでいる人たちのお役に立てることであれば、こんな光栄なことはありません。

心して仕事をしたいと思います。

画像は、原材料の不織布をコンテナから出すところ。このコンテナの天井まで反物が入ってました!

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・・・と言いつつ、久しぶりの秋田出張でしたので翌土曜日は秋田の八幡平温泉まで足を延ばしてきました。
(秋田市内からは3時間近くかかります)

温泉も素晴らしく良かったのですが、とんでもない出来事がありました。

なんと!車で帰る途中、道路脇に子熊がいました!

よく子熊の近くには母熊がいるから気をつけろ!と言いますので車からは出ずに思わずパチリ。

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秋田は驚くほど自然が豊かです。

国内縫製のスーツはこんなところで縫っているんですよ!(もちろん山の中に工場はありませんが)


posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする