新型コロナに明け暮れた今年、仕事で何をしたか?といえば大した仕事はできなかった(出来る環境出なかった)今年ですが、1つだけ(?)良いことをいたしました。
それは縫製工場でのマスクの縫製や、医療用防護服の縫製などの仕事。
これらは、今でこそ供給過剰になっていたり(マスク)、裏方であまり知られていない商品(ガウン)ですが、困っている時にモノづくりでお役に立てたことはとても良い行いをした!と内心思っています。
・・・とまぁ、普通に心に秘めていたのですが、先日、経産省の方から連絡があり、 【医療用防護服の生産に協力してことで表彰します!】との連絡が入りました。
「えっ?」予想していない出来事だったので少し驚きました。
そうか、賞状貰えるんだ?!会社に飾っておけば社員が喜ぶかな?
いつ届くのかな?...程度に思っていたのですが、今朝、業界新聞(繊研新聞)を見てみると、梶山大臣が感謝状の授与式を行ったとのこと。
当社は数量的にも50万着と(凄い量ですが、お国的には最低ロット)少なかったこともあり、式にはお呼ばれされませんでしたが、あぁ、ここで表彰されたんだ・・・とちょっと実感が出てきました。
ガウンの縫製は年明けからまた復活する見込みで、今回も当社は協力すると思いますが、いずれにしても医療の最前線で働かれている方には頭が下がります。
我々なぞ、まだ表彰するに値しませんよ。医療現場の方に比べれば。
感謝状は素直に嬉しいですが、まだまだ大変な状況なだけにちょっと複雑な思いです。