2016年06月21日

品質向上会議

今週は青森工場ヘ出張に行って来ました!

何度かブログにも書いているのでご存知の方も多いと思いますが、ヨシムラのグループ企業である青森工場はここ数年生産量が急激に増え、工場も昨年は秋田工場(40名)、山形工場(70名)が加わるなど色んな意味で、急拡大しています。

ですが、その急拡大は、人間の身体で言えば中学生のようなもの

中学生というのは、男子なら身長が1年で10cm近く伸びて、身体がきしむ思いをする時期で、身体の成長と心の成長が一致しない時期というか、とにかく色んな意味で岐路に立っています。

ですから、良いこともあれば悪いこともあり、良い点はそのままで良いのですが悪い点は直ぐに改善しないといけないですから、私自身は最近は毎月のように工場へ出向き色々とやっております。

工場に行く目的は、出張の度に目的が変わり、これまでは「生産数量をアップさせるにはどうする?」とか「追加した新工場の社員への待遇はどうする?」とかでしたが、最近はとあるお客様から品質が低下しているという厳しいお言葉を頂き、今回は品質改善を目的に工場訪問しました。

正直なところ、私は工場経営についてはプロでは有りません。
ですから、工場経営者としての目線は不十分なのかも知れませんが、素人目で見て、品質の向上には次の方策があると思っています。

1.短期的な改善
>>>短期的な視点では、工場は一定以下の品質の製品は出さない。
つまり、検品を重視して、悪い商品を出さないことです。

2.中期的な改善
>>>短期的な改善が出来たとしても、本質的な改善がなされなければ本当の意味の改善にはなりません。
そこで短期的な出血を止めた後は、根本治療をしなければなりません。
つまり製造現場の改善です。

3.その他の改善
>>>その他の改善は微妙ですが、仕事の流れとか人の配置です。
縫製工場などは仕事は夕方になるとどんどん製品が仕上がってきます。
仕上がりが集中してきたからといっても検品は1点1点ですからじっくり時間をかけねばなりません。
仕上がりの集中と、検品での1点1点への集中力が反比例しているようでは検品がおざなりになってしまいます。
こういったことは、仕上がりの流れを変えないといけません。

また、今の時代ですから悪い情報の共有も必要です。(不良品の画像を張り出すなど)


工場は朝8:00から始まり今の時期繁忙期で仕事は18:30まで残業しています。
一日ミシンに向いているというのは凄い集中力がなければ出来ない仕事で、ホワイトカラーの人には想像の付かない集中力が必要です。
(一瞬でも気を抜けば不良品になりますし、怪我もします。)

にも拘らず、この日は20:00近くまで班長さん達には残ってもらい色々と改善策について話し合いました。

後は、ここで決まったことを実行するのみです。

私は口だけしか出せないことが口惜しいのですが、皆の頑張りに期待したいと思います。

20160623.JPG

※:画像は、会議が煮詰まって、非常〜に、雰囲気が悪いときの写真。
まぁ、何かの結論に至る前ってこんな雰囲気になることは多々あります。



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2016年03月30日

縫製工場の経営

今日は青森工場・秋田工場からマネージャーが東京まで出張に来ていたため、久しぶりに工場スタッフと経営面についてじっくり話が出来ました。

読者の皆さんは縫製工場ってどんなイメージがあるでしょうか?

・・・きっと想像付かないでしょうね、、、

なので、ちょっとブログで取り上げてみたいと思いますが、縫製工場の経営は至ってシンプルです。

売上は工賃×数量 これだけ。

個別のお客様の仕様(難易度)によって多少の工賃格差はありますが、基本は工賃×数量で決まります。

一方、経費はというと、、、通常の物販と比べますとまず圧倒的に家賃がかからない。(そう、田舎に立地していますからね。)
また、ある程度社歴のある工場ですと、建物付属設備やミシン類などの減価償却費もある程度こなれています

・・・ということは経費の最大の項目は >>> 人件費 なのです。

つまり、人件費が上がるとアッという間に収益環境が悪化してしまうのです。

また、縫製工場ならではの特殊要因としては生産数量は従業員の頭数で決まってしまうため、よくいう機械化によって従業員数は変わらないけど生産数量は大幅増した!なんてことが出来ない産業なのです。
(つまり、生産数量は従業員数に比例してしまうということです。)


という、前置きの中、さて、アベノミクスで年率2%で賃金が上がったらどうなるでしょうか?
1.02×1.02×1.02=1.061
そう、この3年間で6%も人件費が上昇しているのです。

では、工場経営としてはどうしなくてはいけないか?

読者の皆さんもお分かりかと思いますが、そう、工賃を上げるしか手立てがありません。(数量は劇的には増やせませんから)

ですが、実の所、田舎の下請け工場は、これまでバブル崩壊以降の失われた20-25年で元請に対して値上げを申し出るなんて事は恐れ多くて出来ませんでした。

そこで多くの工場経営者は、従業員に低賃金(いわゆる各都道府県が決める地域の最低賃金)で泣いてもらっているのが実情ですが、それがここ数年2%以上上昇しているから、もう待ったなしの状況なのです。

私は、ビッグヴィジョンの社長でもありますが、関連縫製工場の社長でもあるため、立場は微妙ですが、
最近、オーダースーツはブームになってきて、昔より良い商品が売れるようになりましたから、品質を上げてもらう代わりに、工賃を引き上げ、縫製工場(とその従業員)にもこれまでの苦労を報い、ブームの恩恵を少しでも受け取ってもらえるようにしたいと考えています。

東京周辺に住む人にとって『「最低」賃金』なんてあまり意識したことはないと思いますが、地方では、時給700円前後の最低賃金で働く工場は本当に沢山あるんですよ。

今日は、工場経営の側でお話をさせて頂きました。
読者の皆さんも、一度物作りのコストについて考えてもらえると嬉しいです。


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2016年02月02日

市長さんがお越しになりました。

今日は強行軍ですが日帰りで秋田工場まで出張して来ました。

秋田・山形の工場といえば、昨年9月に立ち上げて以来、昨年の内は月に1〜2度は必ず出張していたのですが、最近はスタッフも生産数量も安定してきたため、実は今年に入って初めての工場出張でした。

で、何が目的だったかというと、なんと!タイトルの通り市長さんが工場視察にお越し下さるというのでお出迎え&ご案内係として行ってきました。

工場は、秋田県大仙市というところにあります。
大仙市といっても分からない人は、日本一の花火大会で有名な大曲がある市といえばお分かりいただけますか?
そんな市町村の市長さんです。

大曲市のHP:http://www.city.daisen.akita.jp/

大仙市の栗林市長さんとは、昨年の秋田工場進出以来何度かお会いしている内に親しくなり、暮れの会合の際、たまたま市長が隣の席でしたので、思い切って工場視察にお越し頂けませんか?とお話したのがきっかけでした。

実の所、市長に当社従業員に『何を訴えて欲しい!』という意図や下心は全くなく、私としては秋田工場の従業員の皆が、やや自信をなくしているように見受けられるので、市長の来社を通じて、自分達も社会に役立ち、注目されていることを知ってもらいたい、元気になってもらいたい、と思ってのことでした。

※ 補足 ※
秋田工場の従業員の大多数は、昨年9月以前は某縫製工場の従業員だったのですがそこの縫製工場が廃業(=会社都合退職)となったため、どこか悲壮感漠然とした将来への不安感が見え隠れしていました。(と私が感じていました。)

で、折角市長がお越しになるので、市長にもしっかりご案内を差し上げなければと思い、この辺は私からご案内差し上げました。

(秋田工場はパンツ専用工場ですが)
:パンツは簡単に言うと、右足と左足があって、それを縫い合わせて・・・
市長:ほうほう...
:縫い合わせるといってもその他にもファスナーやベルトループ、ポケットetc沢山パーツがあって、、、
市長:ほうほうほう...
:ポケットの縁取りなどは閂(かんぬき)処理といって補強したり・・・
市長:ほうほうほうほう...

などなど(スミマセン。市長のコメントは創作です。)

そして、一通り工場内をご案内した後、栗林市長から工場従業員に激励のお話をしてもらいました。
その時の写真がこれ。

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こういった話の時は、普通は皆緊張するのですが、そこは栗林市長のお人柄なのか、スタッフの笑顔が印象的でした。

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栗林市長、またアレンジして下さった大仙市農林商工部の皆様、雪が降りしきる中、本当にありがとうございました。
スタッフも皆、喜んでくれ、また私も勉強になりました。

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最後の写真は、工場の駐車場。秋田は(お酒がうまい!)雪国です。


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2015年12月28日

青森工場年内最終日

今年も残すところあと4日となった12/28(月)。
人によってはもう年末年始休暇に入っている人もいるかも知れません。

そんなこの日は青森工場の年内最終日でした。

私は、青森工場の代表も兼務しているのですが、何分にも縫製には疎いことと、普段東京に勤務していてなかなか遠地出張をする時間が取れないため、例年工場の御用納めの挨拶などは遠慮しておりました。

・・・が、今年は事情が変わり、1年間本当に沢山沢山青森のスタッフと一緒に仕事をしたため、師走で帰省客が多い中、御用納めの挨拶忘年会参加のため出張して来ました。

12/12の日記にも書きますが忘年会だけの出張など、個人的には収益に貢献しない出張は無意味だとこれまでは考えていましたが、今年は一緒に頑張った皆と酒を酌み交わすのも大切なことだと思い、行ってきました。

御用納めの日の工場はどんな一日でしょうか?

読者の皆さんは想像付かないと思いますが、縫製工場って大変ホコリっぽい職場です。日頃から生地を縫っていれば生地から出るホコリや糸くずなど、大変です。

ですから、この日は朝8:15から業務をして11:00に終了。

その後は大掃除です。

大掃除といっても↑で書いたホコリを床を掃いて掃除するだけではありません!

ミシンを分解して中に溜まったホコリや糸くずを綺麗に取り、油を入れ替えます
(イメージとしては、車のエンジンオイルの交換のイメージです。)

それをしてから、もう一度セッティングし直して、最後は白い布をかけて休み中、ホコリが付かないようにしてお掃除終了。
もちろん蛍光灯や床のホコリなども掃除します。
意外とというか、かなり大変な作業です。

さて、大掃除も終了しました。
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この日は、半ドンですので、後は忘年会を待つのみ。

忘年会は、青森工場の場合はちょっと贅沢にホテルで大宴会
田舎は車社会で皆車通勤ですが、今の時代ですから、車での参加はNG。
ホテルまではなんと!バスをチャーターして皆を乗せていきます。
(皆は、一旦帰宅してから、バスに各地区を回ってもらいPickUpしてもらいます。)

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宴会は16:00〜。
ちょっと早めの時間ですが電車の人もいるので東京と比べると終電が早いからこんな幹事のスタートです。

結婚式場を使い、円卓を囲んで、さぁ、カンパ〜イ!

・・・と、その前に、社長(私)から一言

『今年は、稼働率も高く皆大変だった上に、
秋田・山形工場立ち上げに協力してくれてありがとう!
僕ら(管理職)は秋田山形のことでこれまでより2段も3段も階段を上るけど、
僕らが業務範囲が広がった分、皆も責任感をもって階段を1段でも上がって
くれないとダメなんだ。
だから皆で協力して、来年も頑張ろう!』


・・・なんて話をしたと思います。

で、カンパ〜イをした後は、、、正直良く覚えていません。。。

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この半年、沢山の人に怒り、怒鳴っていた自分としては、こういった場では自分が皆をいたわる場だと思ってます。
それ故に、酒が進んでしまい、、、良く覚えていないのです。

えっ?!山形の忘年会のような格好をした?

・・・ええ、しましたとも。。。

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※:画像は山形での忘年会

とまぁ、そんなこんなで年内の最後の仕事が終わりました。

今年一年、グループ全社ともフルスロットルで1年を過ごしたと思います。
頑張った社員に、支えてくれたお客様に、感謝しつつ、1年の締めくくりといたしたいと思います。

皆さん、良いお年をお迎え下さい。

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2015年12月19日

ただ今、勉強中

今日2つ目のブログは手短に。。。

昨日青森工場に出張してきた話は先ほどの通りですが、この日はお取引様への対応だけで青森へ出張したのではなく、実はもう1つ大きなことがあって出張しています。

それは。。。青森工場スタッフの教育です。

どこのメーカーでもそうだと思いますが、現場というのは概して物作りだけに没頭し、将来を見据えた勉強(研究・開発)というのはなかなか出来ないものです。

その点、青森の工場も似たようなところがありまして、これではイカン!と思い、今日は東京からパターンの専門家をお呼びしてレクチャーを受けておりました。

先生は、文京区でテーラーを営んでいる伊丹先生

ヨシムラの生地のお客様でありつつ、テーラー組合の行事では昨年のマスターテーラーアジア大会では一緒に事務局を運営した仲間であり、三久服装(ハンドメイド工場)でもパターンについては色々ご指導頂いている先生でもある方です。

実は、青森の工場は技術顧問の先生がいらしたのですが、急なご不幸があり今夏以降技術顧問不在になってしまっていました。
そこで、伊丹先生にお願いしたのです。

151218.JPG

マンツーマンで教わるのは、パターン開発をしている山田君(独身!)です。

この日の私は、同じ工場内で新規取引先さんと伊丹先生の間を行ったり来たり。。。

何とも慌しい一日でした。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 13:35| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

大仙市首都圏企業懇話会

聞きなれない首都圏企業懇話会
なかなか聞きなれないタイトルですが、この日は秋田工場がある秋田県大仙市が主催する『首都圏から大仙市に進出している企業>』を集めた懇話会がありましたので参加して来ました。

場所は、東京は市ヶ谷の私学会館

一室を借りきり、著名人の講演会市長さんのお話、そしてその後は懇親会というベタな企画で、
私は、今年の秋から稼動開始した秋田工場の代表としては、新参者ですし、皆さんにご挨拶する良い機会だと思い、参加してきました。

で、どのようなことがあったかというと。。。

冒頭は、、、市長さんのご挨拶
大仙市の概況の説明があったり、大仙市には名物として日本一の花火大会大曲の花火大会)の説明、その取り組みなどの話を聞き、

へ〜っ、大仙市って意外と凄いんだな・・・と素直に驚き、、

151117.JPG

続いて、著名人の講演会で、今年は野球で有名な横浜商科大学監督全日本大学野球連盟評議委員佐々木正雄監督のお話。
大仙市は何でも野球合宿の誘致に力を入れていて横浜商科大学は毎年大仙市で合宿をするとのことで、そのご縁での講師招聘だったようです。

で、講演が終わると、一寸休憩があった後、懇談会

懇談会といっても分かりやすく言うと立食パーティー

当然、乾杯の音頭をどなたがとってからスタート

な・の・で・す・が・・・

その乾杯の音頭の役回りが、何故か?何故か?本当になぜか?私にご指名が?!

えっ?新参者が乾杯の音頭?初参加で。空気読めないよ。。。

と思ったのですが、ご指名ですので断る訳にいかず、グラスを持った皆さんを前に、『初参加なので自己紹介に3分下さい!』お願いしてから挨拶をして、
その後、乾杯いたしました。

大仙市に進出した経緯、ウチはこんな会社です!とか、右も左も分からないので色々ご指導下さい、、、こんな話をした、かな?(もう忘れた・・・)

まぁ、単なるパーティーに出席と思っていたら思いのほか疲れました。。。

でも、参加して良かった事も沢山ありまして・・・

1つは、100名位のパーティーでしたが自分の隣の席は何と!大仙市市長さん
つまりパーティー会場で主賓卓に座らせて頂きましたので、市長と色々とじっくりお話が出来たのが何と言っても嬉しかったです。

で、図々しい私はすかさず市長にお願いをして、「市長!今度ウチの工場へ従業員を励ましに来て頂けませんか?」なんてお願いをしたところ、市長が快諾!

やった!ありがたい!従業員も喜びそうです!

他にも嬉しいことがあったのは、市が主催のパーティーでしたから市の商工会のお偉いさんとか市議会議員の先生方など、本来地元でそれぞれ別々にご挨拶すべき名士の皆さんに一回でご挨拶出来たことです。

地方ではこういったことは大切なことです。
やはり人と人のつながりですからね。。。

新人の私にとっては何もかも新鮮で、とても為になるイベントでした。

大仙市の皆さん、お招き頂きましてありがとうございました。

参考URL:
秋田県大仙市 http://www.city.daisen.akita.jp/
大仙市商工会 http://shoko.skr-akita.or.jp/daisen/

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2015年09月01日

いざ、始動!

前夜、諸先輩方から激励を受け、深酒をした私でしたが、今朝は気合十分

早朝5:00起きで、今日から始まる秋田工場へ出向きました。

今日は何の日かというと、新生秋田工場が産声を挙げる日
社員にとっても、全社員が新入社員です。

そこで、柄にもなく、入社式をすることにいたしました。

実の所、入社式なんて、自分自身が前職の銀行に入社したとき以来のこと。
20ん年前のことですから忘却の彼方の出来事です。

秋田駅から工場までの電車の車中、何を話そうか色々考えました。

気の利いたことの1つや2つでも話さないとな・・・
色々、策を弄してもなかなか話すことが浮かびません。

時間もどんどん経過し、アッという間に始業時刻の8:10に。
(縫製工場は朝が早いのです!)

で、皆さんを前にしてお定まりの「入社おめでとうございます!」から始まって、いよいよ何か訓示しなければならない状況になりました。

ぎりぎりまで話す内容を悩んでいた私でしたが、2つのことだけ伝えました

1つは、『出来ない言い訳をする前に、出来る方法論を考えよう!』ということ。
どんな仕事でもそうですが、人間30歳位を過ぎればいっぱしに皆言い訳だけは出来るようJになります。
でも、言い訳を言っている人は前には進みません。
言い訳や文句を言わず、どうすれば問題が解決できるか、考えよう!という私の持論のお話をしました。

2つ目は、工賃の話をしました。
ビックリしたことですが意外なことに工場の人たちは自分達が仕立てた商品がいくらぐらいの工賃を貰っているか、知らない人が多いのです。
秋田の工場はパンツを縫う工場なのですが、例えば縫製工賃が4,000円で、1人が一日に2本縫えば売上は8,000円
これじゃ、会社は潰れます。
一人最低3本は縫わないと・・・

このことが分からないと、会社には危機感が共有できませんし、何より働いている人が自分のお給料の源泉がどうなっているか意識しなくなります。

ですから、皆で、自分の給料を稼ぐ意識を持ちましょう!という話をしました。

この工場(この場所)において、私はミシンを使うことが出来ませんから、ただのでくの坊です。
だから、私は工場の営業で頑張りたいと思います。

秋田の皆さん、そして山形の皆さん、これからどうぞよろしくお願いします。

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2015年08月31日

秋田県庁訪問

秋田山形工場の始動を明日9/1に控え、今日は前泊で秋田入りしました。

社員は、明日が初出勤のため私や現場をフォローする青森のスタッフは前日から色々準備に忙しかったのですが、この日はもう1つ大切な仕事がありました。

それは、、、実は秋田県庁から呼び出しを受けていたのです!

呼び出し?いきなり何をしたんだ吉村は?と思われるかと思いますが、実は今回の秋田県進出にあたり、企業誘致を進めていた秋田県から感謝状というか、誘致企業へお礼をしたいということでお呼び出しを受けたのです。

話を聞くと、何でも毎月月末(今日!)に知事がメディアに定例会見をするとのことで、その際に当社(青森工場)の名前が出るので色々と資料を出して欲しいといわれていたのです。(資料は事前に届けています。)

で、その流れで、私が9/1事業開始にあたって8/31に前泊すると話したところ、実は記者会見後、企業誘致関係のパーティーがあるから参加されませんか?秋田県への工場進出で感謝状をお渡しします!、、、とお誘いを受けたのです。
(↑では“呼び出し”と書いていますが、そういった事情でお誘いを頂いたというのがホントのことです。)

で、のこのこ行ってしまう私も私ですが、県の偉い方から何かお褒めの言葉を頂けるのかな?と思いつつ、県庁のある秋田へ電車で移動していると、、、
突然携帯が鳴ります。

電話の主は当社の本部のスタッフからでしたが、

『社長!今、どこにいますか?
「えっ?秋田に向かうところだよ。17:30〜のパーティーだから17:10着の電車に乗ってるよ!」
『社長、駅からダッシュで17:15までにパーティー会場に行ってください!』
 なんで? 
『秋田県知事が会いたいって言われてます!
「へっ? ⇒  まぢ? 

何でも、知事がパーティー開始前の時間を使って面談時間を作って下さったのです。

おかげで、私は駅からダッシュ、、、何とかギリギリ17:15に間にあいました。

で、控え室で知事とご対面。

知事「この度は、秋田県へ進出ありがとうございました。」
私 『いえいえ、まだこれからですので、感謝されるほどのことでも...』

などと、10分ほど歓談いたしました。

で、続いては、パーティー。
こちらは秋田県が企業誘致を始めて50年だそうで、50年前に秋田へ進出した企業さんの表彰記念パーティーでした。

そうか、、、この方々は50歳で、ウチは0歳児か・・・これからだな!

でも、初めて秋田に進出する私にとっては沢山の人のいるパーティーは実は孤独感にさいなまれるもの。(だって知り合いがいませんからね。。。)

ですが、会場をウロウロしていると(会場は200-300人規模のパーティー)
なんと!こともあろうか!中学高校時代の同級生H君がいるではないですか!!!

「おぉ〜、吉村!」『おぉ〜、H君、久しぶり〜』

もうビックリです。聞けばH君も縫製工場を秋田で経営していて、その関係でパーティーに参加していたとのこと。
こんな嬉しい出会いはありませんでした。

こうなるとお調子者の私は俄然強くなります!
H君と勢いに任せて知事と記念撮影です。

150831.JPG

知事も気さくな方で応じてくださって、良い経験になりました。

こうしてパーティーが終わり、その日は貴重な経験をしておしまい・・・と思いきや、実は更にその先にお話がありまして。。。

それは別スレに書くことにしましょう。
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2015年07月30日

打ち合わせ

毎日うだるような暑さが続きますね、、、

都心は公表されている気温と都心部の照り返しのある中での気温には大きく差がありますから、時々本当に死ぬかと思うような暑さに見舞われますね。。。

さて
そんな灼熱地獄の東京に、この日はお客様が来られました。
実は、客と言ってもグループ会社の青森工場の役員なのですが、この日は9月から稼動を開始する秋田・山形工場のお客様に向けたセールスのため東京にやってきていたのです。

普段は過ごし易い青森で過ごしていた2人にとっては東京のこの暑さ、尋常ではなかったようで、昔何故か人気があった“死にかけ人形”みたいになってやってきました。(笑

セールス内容は、、、というと、秋田・山形工場は廃業する縫製工場設備を当社グループが買い取る形のですが、そこの旧来のお客様に対して、今後は当社が管理運営をして営業しますので、引き続きよろしくお願いします!というご案内でしたが、廃業される会社も今の時代ですから、顧客データをそのまま当社に渡す訳にもいかず、この辺は、クライアントに直接お願いしないといけないのです。

まぁ、そんなこんなで朝、青森から来て一日都内を営業して、夕方ようやくヨシムラの本社に顔を出した二人。

その後、すぐさま写真のように今日の報告を玉岡氏を始め他の役員にも報告・・・

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お疲れ様でした。。。

因みに、その後は、久しぶりの東京ということで懇親会を。
普段は魚好きの吉村、玉岡ですが、魚介類の美味しい青森の人を前に魚では恥ずかしいので、中華料理食べ放題!に行って来ました。

二人は明日も営業で東京を回ります。

田舎者丸出しの二人ですが、お取引先の皆様どうぞよろしくお願いします。
因みにお客様は誰もが知っているようなセレクトショップさんですヨ!

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2015年06月17日

中国環境破壊とカシミヤ

読者の皆さんもよくご存知の中国の環境問題

私も年に2〜3度は中国へ出張しますが、日本では空気が澄んで心地よい冬の時期は、中国では大気汚染が最悪になる時期だったりと、訪問するたびにその凄さに驚かされます。

〜ちょっと一言・・・〜
 上記、日本では冬は気温が下がり空気が綺麗になりますが、中国では逆に悪くなります。
何故か?ご存知の方は多くないと思うので説明しますと、、、、

それは、ひとえに暖房のせい
そう、向こうでは石炭暖房が主流なので暖房によって空気汚染が進むのです。
ですから、冬北京に行くと高層ビルの上が見えないぐらいスモッグが発生していることがあります。


・・・と冬の空気汚染は置いておきまして、タイトルの中国環境破壊とカシミヤの関係について面白いことを聞きましたので皆さんにご紹介します。

さて、ここで質問です。
中国では最近、カシミヤを放牧でなく厩舎などで肥育するよう指導されているとのことですが、何故でしょうか?

それは・・・

日本でも春先九州などでは中国から黄砂が飛んでくることがありますが、中国ではその黄砂が年々酷くなっているそうです。
これは中国の内陸部で砂漠化が進んでいることが原因ですが、その砂漠化の原因の一つにカシミヤ山羊の放牧があるのだそうです。

聞けば何でもカシミヤ山羊は普通の羊が牧草を食べる時に、草だけを食べるのに対し、カシミヤ山羊は根っこから全て食べてしまうため、カシミヤ山羊の放牧が進めば進むほど、牧草地帯が減ってしまうのだそうです。

だから、放牧でなく厩舎で肥育しなさい!ということでお国からお達しが出たそうです。

確かに考えて見れば、所得水準の低い内陸部でカシミヤ山羊の放牧は歩の良い仕事だったに違いありません。
だからこそ、近年の近代化で山羊の放牧が増えたのでしょう。

しかし、これが地球環境に影響するとは・・・

ちょっとビックリですね。

読者の皆さんは、中国は環境問題を全く無視している!と思われている方も多いと思いますが、実は、例えば、北京周辺では今年から(縫製工場で使う)ボイラーなどの燃料に石炭を使うことを禁止しました。
お陰で縫製工場は1000万円近く支払ってガス化しなければならないのですけどね、、、

私たちが軽く見ている中で中国も実は地道に近代化の努力をしているのです。

今日はちょっと小ネタをご紹介しました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする