自分の魅力

実は私最近仕事のことで悩みがありまして・・・

詳しい内容はまだ言えないのですが、今日はそのことで某上場企業の役員であるＮさん（先輩）の会社まで相談に行って参りました。。。

私共の会社は生地屋（吉村株式会社）、仕立屋（オーダースーツのヨシムラ）、縫製工場（三久服装）ですが、言い方は悪いですが、どの仕事も同業やライバル企業は山ほどおります。

そんな中、どうすればお店の差別化が出来るか？悩んでいたため先輩の元へ相談に行ったのです。
（本当の理由はもっとDeepなことでのご相談だったのですが、、、）

その先輩は、スーツが大好きで１０年来当社のお客様。
（もともと私の先輩という訳ではなく、お客様になられ接客していくうちに高校･大学の先輩であることが判明した方でした。
ですから、うちでスーツを作る前は他店で作られていて、スーツ好き故に他店の事もよくご存知で、色々と当社と比較して話をしてくれる方です。)

例えば
Ｂ社は仕立ては良いけれど、接客が年輩でファッションセンスがイマイチとか。
Ｆ社は販売員が“あんちゃん”みたいで田舎っぽいとか。
Ｈ社は質の割に値段が高いとか｡｡｡

そうですよね、、、だいたい私の持っていえる印象と大差ありませんでした。

その中で当社はどうなのか？
何故Ｎさんは他店から当社に代えたのですか？　

...と伺ったところ

「店員の質が良い」ところだよ。と仰って頂けました。

正直なところ、全員が常時最高の接客をしているか？と言われれば嘘になると思いますが、こういって頂けるのは本当に嬉しく思いました。

実のところ、当社ではこれまで売上拡大のため、店舗数を広げるチャンスは何度もありました。
でも、東京・大阪の２店舗から広げることが出来ないのは、
まさにこの点で、少なくとも私の接客の７掛けぐらいのレベルまでスタッフが育たないと店を増やせないと考えているからです。

この点が今後どうなっていくのか？
Ｎ先輩によって期せずして自分達の良いところが見えたような気がします。

もっともっと精進して接客スキルの向上を目指したい、またこれが当社の力だとはっきり分かる形にしたいと思います。

Ｎ先輩、ありがとうございました。

何とかならないの？スーパークールビズ

節電が声高に求められる今年の夏、先日環境省からクールビズならぬ『スーパークールビズ』が提唱されました。


皆さん、ご存知ですよね〜

職場で、ジャケットはおろかＹシャツもいらなくなり、アロハシャツ･Ｔシャツ・ポロシャツで過ごしてＯＫ！と　国が提唱したんです！

すんごいことになってしまいました×××

これからは、オーダースーツのヨシムラは夏場はオーダーアロハのヨシムラに切り替えないと休業してしまいそうです･･･

でもこれってちょっとおかしくありませんか？

役所がポロシャツ、アロハシャツを提唱？


おいおい、エコポイントと同じでまた業界と癒着しているんじゃないの？って勘ぐってしまいそうなあまりに特定業界に偏り過ぎてません？

本来こういったことは国が決めると言うことではなく、
もっと地から沸いて来るというか、民間からじんわりじんわり伝わってくることではないでしょうか？
つまりＩＴ業界の人のドレスコードが緩いとか、そんな感じで広がってくる物ではないかと思います。

それがＴシャツにアロハですからね、、、

これじゃ、近い将来日本の夏のビジネスシーンは短パン＆ランニング以外は全てＯＫってなっちゃいそうです。山下清（裸の大将）も真っ青ですね。

そんなこんなで、私としましては正直大変な危機感を持っておりまして､､､

そこで、今月から少し涼しい素材、カジュアルに近い素材の取り扱いを増やそう！と思いまして、先週コードレーンやストレッチ性のあるコットン素材などを追加仕入しました。

特に、メンズのカジュアルパンツは従来コットン１００％が主流でしたが
ここ最近は、タイト目指向やレディースでストレッチ素材が浸透したことなどによりタイトでも履き心地の良いコットンパンツの需要が高まってきましたので
ストレッチ素材をいれることにいたしました。



レディース専用素材と比べるとそこまでグニャグニャ伸びませんからこれならメンズでも大丈夫です。

クールビズで着る物が減ってくると、ファッションは魅せるポイントが減ってきてしまいます。
魅せるアイテムが減るなら、魅せれるところをキチンと魅せるのがファッションだと思います。

皆さんも、体型にあったパンツでお洒落してみては如何でしょうか？

環境省の皆さん、クールビズはコレぐらいで許してください！

震災とファッショントレンドの変化

まだまだ震災の余韻が冷めやらぬ毎日が続きますが皆さんの生活はいかがでしょうか？
被災された方は大きく生活環境が変わるでしょうし、そうでない方も首都圏にお住まいの方でしたら計画停電等々で生活に色んな影響が出ていますね、、、

そこで今日は震災とファッショントレンド変化について考えてみました。

震災と言っても、ここでの話は主に計画停電等電力需給についての話です。

ちなみに、、、ちょっと脱線しますが、先日良いサイトを知りました。

それは。。。　　東京電力の電力使用状況グラフ
　　http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

↑↑↑は毎日の時間後と電力需給予測をしていますので計画停電が実施されるかどうかのベンチマークになると思います。
是非チェックしてみてください！

で、本題に戻りまして､､､震災（計画停電）とファッショントレンドですが、
私は、今年の電力不足で、夏場の私達の生活は変わりそれがファッションにも影響が出ると思っています。

つまり、、、夏場暑くなっても冷房を効かせられなくなる。
最新のビルなどは窓もはめ殺しですから開けられない。
すると・・・

昔のようにたらいに水を入れてそこに足をツッコミながら仕事（確率20%？）
サマータイムの導入（確率10%？）
北海道へ会社ごと避難（確率0.5%）

こんな風になるのではないでしょうか？

そして、ファッション面ではこんな変化が出ると予想されます。

・人々は薄着になる　>>>　スーツよりもシャツの用途が広がる
・涼しい素材を求める　>>>　薄手の物やリネンなど素材その物がクールな物が注目される
・ジャケットは　>>>　芯ナシ一枚仕立てが注目！
・シャツなどは　>>>　麻素材や半袖が要注目？

こんな風になるのではないかと予想しています。

ですから、これからの要注目素材はズバリ！！リネンです！
従来リネンはシワが付きやすいという特性からフォーマルには適さないと考えられていました。

それが、最近の技術革新で、リネンの様な素材感を持たせつつ実はポリエステル製なんて素材がレディースではありますので、この辺が意外と良いのかも知れませんね。

大手企業の従業員もリネン（ライクな）スーツを着て仕事。。。

なんて、結構日本のビジネスファッション観が変わるかも知れませんよ。
（さながら、ハワイでのフォーマル（正装）がアロハシャツであるように）

いかがでしょうか？
震災は私達の生活に色んな変化をもたらすと思います。
その変化を如何に先取りするか、こんなところに次のビジネスチャンスがあるのかも知れません。

あぁ、こんなことブログで言っちゃ、誰かに先を越される×××

年明けの閑散期フルオーダー

今日は年明けのフルオーダー閑散期の原稿を作っていました。

フルオーダー閑散期は通常のオプション料５５，０００円が最大で３５，０００円になるという超お買い得な企画。
当社の色々な企画の中でも、今やっているゼニアを題材にしたサービス企画と肩を並べるほど人気の企画です。


当社のフルオーダーの何がスゴイかというと、自分で言うのも何ですが次の点ではないでしょうか？

�@ デザインが今風
･･･通常フルオーダーというと爺クサイデザインと思われがちですが、当社のオーダーはそれがない。
それもそのはず、三久服装は伊勢丹メ●ズ館に入っている某超高額スーツのお仕立てを担っている位ですから、トレンド色強いデザインも得意です。
�A 価格が魅力
･･･皆さんご存知とは思いますが、当社（ヨシムラ）は元々が生地屋であり、仕立屋。
そこにハンドメイド工場である三久服装がグループ会社にいますから、余計な中間マージンが掛からない。これがお安くできる最大の理由。
その他、フルオーダーは完全予約制にして無駄な時間を省くなどコスト意識をしっかりやっているからです。
�B 工場長やフィッターの顔が見えるところ
･･･これからの縫製工場は顔が見えなくてはいけない！ということでＨＰを初めとして顔の見える工場だからこその安心感。



とはいえ、一番安い３５，０００円は２日間×７名＝１４名様の狭き門（抽選です!!）

そう、この値段で沢山注文を取るのは自分の首を絞めるようなことなので、ほんの数人だけのプラチナチケットなんです。

一度はフルオーダーを、、、と思っている方、良い機会だとおもいますヨ！

109に行ってきました。

昨日は渋谷109に行ってきました。

仕事柄、普段は新宿伊勢丹メンズ館や銀座三越等々へはしょっちゅう行く私ですが、109はホント久しぶり。
･･･というか、オーダースーツの店主としては行く必要がない？のかもしれません。

ですが、直接的には関係ないとしてもファッションはファッションですので、40を過ぎたオッサンがびくびく挙動不審になりながら若者ファッションの聖地109へ行ってきましたヨ。

そこで、驚いたのは・・・やはりデザイン性と安さかな。。。

ニットのワンピース＋インナーのタンクトップが付いて10,000円前後というのは中国なしには作れない価格ですし、デザインを見ても（ギャルのファッションのトレンドは良く分かりませんが）良くできていると素直に思いました。

男と女の違いはあれど、この価格に慣れた消費者が大人になって果たしてオーダースーツに７〜８万円を出すことが出来るのか？
当然その頃には彼らの所得は上がっているにしても、正直なかなか難しいのかな？
ひょっとして、オーダースーツというのは貧しくなりつつある日本では限られたお金のある人の物に逆戻りするのかな？と思ってしまいました。

ただ、素材や作りはヒドイ物でしたね、、、これは価格が価格ですから致し方ないのですが、その点でもやっぱり見ている物が違うと思いました。
109の世界では、洋服はファッション性や価格が優先され、素材や作り、耐久性は関係なく、
一方
スーツの世界では、若者は別ですが、ある一定の年齢以上の人はファッション性をほどほどに持たせつつ、耐久性もそこそこ、そして何より（服も、着る人も）上質に見せること。
ここにプライオリティーがあるのでは。。。

今日は109に行って大変勉強になりました。

写真は“なし”です。変な人に間違われたくなかったので撮りませんでした。

サービス企画凄いことになってます！

一昨日の12/8にアップした会社のＨＰが凄いことになっています！

実は、、、伊エルメネジルドゼニアのスーツを１着４９，８００円でサービス企画として販売したところ。。。

なんと、一晩で６０件、３日で８０件近いご応募を頂きました。

もちろん、この価格で全てのご注文（入札）に対応したら他の商品が売れ無いどころか店がつぶれてしまいます。
だから４０着限定なんですけどね、、、

皆さん、お店を愛してくださるのは嬉しいのですが、当選者がいれば落選者もいるのが世の常で、、、
悲しむ人（落選者）＞喜ぶ方（当選者）　となるのが心苦しいです。

は〜っ、嬉しいやら、ちょっと後が怖いやら、、、何とも言えない心境。
倍率２〜３倍位が一番バランスが良いんですけどね。。。
詳細はこちらをご覧下さい。
　　　　　　　　　　クリスマス＆お年玉サービス企画（10.12）