皆さんは秋の夜長をどう過ごしていますか?
私はというと、もっぱら読書で過ごしています。
で、今、読んでいる本がコレ!『会社の終活』という本。
内容はというと、タイトルからすると廃業でもするの?って感じですが、さにあらず、M&Aのお話です。
私のブログは結構お取引先さんやご同業の方も読んでいるようなので、M&Aの本など挙げると、今度は『吉村がまた企業買収を企んでいる!』と言われそうなので、先に申し上げておきますが、
実は、この著者の方がお客様というか、この方の部下だった人が私の親友で、そのお付き合いからヨシムラでいつもご注文いただいている方です。
で、本を書いたから上げるよ!と言われ、頂いたのがこの本です。
とはいえ、これは私の持論なのですが、少子高齢化や後継者不足の時代を迎える中では、会社を畳むのもエネルギーが掛かることですから、会社を畳みたい人、会社を興したい人、それぞれをマッチングするM&Aという手法はこれからの時代、とてもニーズがあるのでは?と考えていましたから自分の勉強にもなるので、読んでいます。
中を読むと、流石、M&A実務で名をはせただけのことはあり、ケーススタディーが具体的で分かりやすかったです。
よく言うデューデリジェンス(DD)が財務のDDもあれば法務のDDもあったり、何が売り手と買い手それぞれのオーナーの気持ちを動かしたのか?など、大変勉強になりました。
後は当たり前のことですが“買収の成果は売り手側の従業員の理解と協力次第!”ってところが、なるほど!と思ったところですかね。
秋の夜は長いですから皆さんも読書など是非♪