2019年01月30日

ベスト対策



最近、人気アイテムとなっているものの1つにベストがありますが、読者の皆さんはオーダースーツをお求めになる際、特に秋冬物でベストをオーダーされましたか?

実はベストはここ3〜4年間、ファッションアイテムとしてずっと人気が続いています。
その一例が、普通のシングルのベストだけでなく打ち合いがダブルになったものが増えてきたことや春夏物でもジレといってベスト単品で着る機会が増えたことなどがあります。

こう聞くと、読者の皆さんも“そうだ!そうだ!!”って感じでしょうか?

そんなベストですが、このご注文を受ける販売店やこれを作る縫製工場では今1つ大きな問題を抱えています。

それは、、、というとベストの納期問題

皆さんもここ1〜2年ぐらいこんな経験はありませんか?

スーツの納期は3週間ですけど、ベストを追加されると5週間掛かります。

「えっ?」という声も聞こえてきそうですが、
実は、ベストは日本全国どこを見ても(世界で見ても多分そうですが)ベスト専門縫製工場というのは存在していないのです。

それは、ベストが年間アイテムでなく季節アイテムゆえに工場経営をする際、半年間仕事がなければ経営がなりたたず、どこもベスト専門にはやらないのです。

そこで、現状はスーツ(上着・パンツ)工場の一部ラインを使って縫製しているのですが、どこの工場もメインは上着ですから、ベストの生産能力アップが二の次になってしまうのです。

工場側も『どうせ流行り物だから、流行が去ったら注文が減るから流行のピークにあわせた生産(設備・人員)を用意するのは危険だ!』と考えるからなのです。

ですが、このベスト人気も4〜5年も続くと、これはトレンドではなく傾向に変わってきます。

そこで、青森工場では来期(2019年秋冬)に向け、次のことを決めました。

@ベストの納期を通常スーツと同じ納期にしよう!
Aそのために、ベスト縫製をする協力工場を作ろう!
 ⇒ 一応目処が立ちました!
Bそのために、新工場で生産性が高まった分をベスト生産に回そう!
 ⇒ 新工場(8月末完成!)が予定通りに行けば大丈夫だと思います!


そんなことで今年の秋冬からはベ三つ揃えだから納期が+2週間3週間という風にならないように努めたいと思います。

因みに、この話を同業縫製工場さんや販売店さんに話したところ、是非ウチの仕事も頼むよ!とお願いされてしまいました。

・・・ということは、どこもベスト縫製で苦しんでいる訳で、ある意味大きなビジネスチャンスでもあるんだと思います。

ビッグヴィジョン以外の販売店さん!同業縫製工場さん!余力が出来たらお受けできるようにしますね!


posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:21| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月18日

引越し準備

普段は1泊2日か2泊3日での青森出張が多い私ですが、今週は3泊4日と長丁場での出張に行っておりました。

珍しいねぇ、、、と思われる方もいると思いますが、実は今回の出張は普段の出張とは少し違っておりまして、、、

今回の目的は、ずばり!倉庫での作業でした。

・・・というのも青森工場は今夏の工場移転に際して少しずつ準備が進んでおりまして、部分部分では3月頃から引越しが始まります。

その中で、私の担当は『倉庫』で、4月から自動倉庫が稼動するのですがそれに先立ち、2月下旬には順次、春夏商品を新工場へ移動しようと考えています。

商品を移動するということは、当然その前には整理整頓が必要ですから、まずはその整理のために出張してきました。

特に今の時期オーダースーツ工場は年間で最大の受注残を抱える時期で、ご注文を頂いても生地カットが間にあわない状態になっていて、このままで引越しをしては収集が付かなくなってしまうので、今回の出張ではとにかく受注を頂いていながら生地の準備が出来ていない商品をなくすため、生地カットの作業をしに行ってきたのです。

因みに倉庫はこんな感じのところ。
(地元自治体が昔、役所の分室として使っていたところを安くお借りしています。)

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こんなところに別部屋を含め、生地を1000反程保管しています。

それを画像のような横長な台に生地を広げてお客様のサイズに合わせてカットするのが今回の私の仕事です。

これを朝8:00から夜19:00まで、、、
なかなかの重労働です。

私は元々が生地屋ですから多分どの社員よりも早く正確に生地カットできるのですが、寒さも加わって本当にキツイ仕事でした。

これで仕事が進み2月からの引越しがスムーズに進めばありがたいんですが、、、


閑話休題
青森工場にはこの倉庫に私以外に3名のスタッフがおりますが、一緒に仕事をすることなど滅多にないため、日頃の苦労を労おうとお昼ご飯をご馳走することにしました。

で、行ったお店が近所(といっても車で10分)のラーメン屋さん

一番若手のS君オススメのお店だったのですが、そこで彼が頼んだのが『特盛ラーメン』
何と!この大きさです。(洗面器ぐらい)

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それをS君は食べる食べる、、、

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わずか15分ぐらいで見事完食です。

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これには店員さんもビックリ!
『記念に丼を持ち帰っても良いですよ!』なんて言ってくださったのですが、私が止めました。
「あんな簡単に食べるんだったら毎回丼を持ち帰りますから・・・」と。

店員さんは、それでも飽き足らず今度は厨房のおばあちゃんに密告
特盛食べきった人いるわよ!
そうすると、今度は厨房からおばあちゃんが登場
サインを求められそうな勢いでした。笑

しかし、身体を使う仕事はやっぱり腹が減りますよね。
S君、30過ぎたら節制すべきだけど今はどんどん食べてくれ!

特盛800円を奢って、良い物を見せてもらいました。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:31| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

今年もお世話になりました。



年の瀬も押し迫りいよいよ平成30年も終わりです。
読者の皆さんは年賀状等々年始に向けた準備はお済ませですか?

私はというと、、、

年賀状は何とか頑張ったものの、その他の私生活の年始準備は全く出来ておらず『どうしたものか・・・』と嘆くばかりです。

それもそのはず12月は忘年会続きで、5つ週末のうち4つは地方出張、それも工場の忘年会出席のためという大変有益な?仕事があったためです。

で、年の瀬も押し迫った今日は何をしているかというと、そう、その忘年会の締めの日でした。
もう既に帰省が始まっているにも拘らず、私だけがスーツを着て飛行機に乗ります。

やってきたのは最後の大ボス青森工場の忘年会。

今年も青森の工場にはビッグヴィジョンもヨシムラも大変お世話になりました。
ビッグヴィジョンは納期を急かして、、、
ヨシムラは細かな仕様で困らせて。。。
どちらも青森工場には頭が上がりません。

一方、青森工場自身も来年の工場移転の準備期間で今、新工場ではあちこち工事を開始しています。
暮れも最後の業者打ち合わせで、キュービクル、電源工事、空調工事で1億とかい言われて頭が痛いばかりです。

まぁ、そんなこんなですが『折角の忘年会は楽しくやらなくちゃ!』ということで楽しんできました!

青森工場のイベントとしては

・ビンゴ大会
・社長とじゃんけん大会
・カラオケ大会


があり、まぁ、どこも同じようなものだとは思いますが、ベタに盛り上がりました。

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今年は特にじゃんけん大会で和牛ハンバーグ3Kgとか現ナマ●円とかあって特に楽しかったんではないでしょうか?(おいらは洗剤しかもらえなかったけど)

いずれにしても今年1年皆さんお疲れ様でした。
年末最後の投稿は、工場ネタになりましたが、ビッグヴィジョンやヨシムラの各スタッフにもお世話になりました。

来年が良い年になりますように・・・
皆さんも良いお年を。


PS:忘年会の翌日は飛行機の便に余裕があったので青森の市場でタラを1本正月用に買いました!
何キロぐらいあるのかな?白子のたっぷり入ったオスのタラ。
捌いてもらったらザル一杯分の白子があって、何か福袋を開けたようでした。


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posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月27日

青森新工場



年内最後の出張は青森でした。
今回は何をしていたか?というと、新工場の打ち合わせ&進行状況チェック

打ち合わせ内容はともかくとして、写真を何枚か取りましたので皆さんにちょっとご紹介。

場所は、現在の青森工場から車で10分ぐらいの南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)

名前からしてド田舎のような感じですが、自虐的な自治体名にも関わらず意外にも普通の田舎町です。
そこの廃校となった小学校を譲り受けて新工場を建てます。

因みに、視察に行ったこの日は雪が降った後。

校庭(新工場としては駐車場)はこんな感じ

ひゅるる〜、ひゅるりらら...って感じ

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建物はというと今は人が居ないので除雪もせずこんな感じ

あぁ、雪国

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建物の中はというと、こんなだった体育館は今、ここまで出来ました!
中二階も作り、ここは食堂になります。

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  ↓↓↓

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奥には最新型CAMを導入!(←年末で冷えないようにカバーを掛けています。)


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校舎は全面、縫製のラインになります。
つい先日はこんなだったのが、下画像までに綺麗になりました。

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  ↓↓↓

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あぁ、来年はもっともっと忙しくなるんだろうな!
まだまだ、道半ばです。
来年も引き続き頑張ろう・・・

posted by オーダースーツのヨシムラ at 16:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月11日

とうとう



師走も半ば近くなったこの日。
久しぶりに旧本社ビルに行ってきました。

・・・というのも建て替えを依頼している業者さんから解体が終了しました!という報告を受けたからです。

行ってみると、、、

5月にはこんなビルが立っていた場所が。。。

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まっさらの更地に。

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読者の皆さんから見れば、『ふ〜ん』という感じだと思いますが、子供の頃からここで育った(厳密には違います)私にとっては、趣きある色合いのタイルで覆われた思い入れのあるビルがなくなってしまうと、何とも物悲しくなります。

また、時期も時期、師走でどこか物悲しい冬です。

先代から守ってきた一時代がとうとう終わってしまったんだな。

これからは自分が切り開いていかなければならないのかと思うと寒さに身震いしたのか?プレッシャーに身震いしたのか分かりませんが、とにかくぶるっとしてしまった私でした。

とにかく前を向こう!


posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:35| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月05日

ふるさと納税の使い方



読者の皆さんはふるさと納税を活用していますか?
私は3年前からほんの僅かですがふるさと納税を利用しています。

ふるさと納税の良いところ、それはやはり返礼品ですよね。

私も自分個人のふるさと納税では工場を通じ親しくなった一部自治体へのふるさと納税と、純粋に○○を食べたい!(欲しい)という理由でのふるさと納税の数件をこれまでやっていました。

が、実はある人にこんなアドバイスをいただきました。

その方は、洋服で使う付属品(裏地・釦・芯地etc)では超大手S商事のお偉いさん。
業界的には付属でS商事というだけですぐ分かると思いますが、実は吉村の発祥の地ではお隣さんだったということもあり親しく(?)しております。

その方が、

吉村君、僕はふるさと納税を社員忘年会の景品にしているよ!
簡単で便利だし、皆も喜ぶんでやってごらん!


そう、その方は沢山の自治体にふるさと納税をして、その返礼品を会社の忘年会で社員の人にプレゼントするんです。

『確かに、なかなか良いアイデアです!』

そこで今年は私も同じことをするようにして、次の自治体にふるさと納税することにしました!

青森県田舎館村(青森工場でお世話になってます)
  ⇒ 馬肉 自分用
秋田県大仙市(秋田工場でお世話になってます)
  ⇒ 豚肉 お正月用
秋田県北秋田市(市職員さんとご縁があり) 
  ⇒ きりたんぽセット 息子へ
山形県新庄市(山形工場でお世話になってます)
  ⇒ 山形牛切り落とし 自分用
そのほか(返礼品目当て)
  ⇒ 和牛切り落とし 忘年会用
そのほか(返礼品目当て)
  ⇒ 和牛切り落とし 忘年会用
そのほか(返礼品目当て)
  ⇒ ハンバーグ3キロ 忘年会用


こうやってみると結構ふるさと納税活用しています!
もうちょっとふるさと納税してみるかな?

ところでふるさと納税の返礼品は送られてくる時、その市町村の紹介資料が入ってきますよね?!
あれって読んでいるとなかなか楽しいですね。
一度は行ってみなくちゃいけないな・・・と思うことしばしです。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月30日

ぱいせん



12月になりました。
12月になると私の仕事は、大変生産性が低くなります2・・・

というのはほぼ毎週忘年会のための出張があり、仕事にならないのです。
(加えて月の前半は賞与査定がありずっとデスクワーク)

忘年会出張にしても賞与査定にしても、直接的な生産性は低いのですが働く従業員にとっては大切なことなので、どれも毎年暮れの風物詩?のようになっています。

で、今週末は秋田工場での忘年会でした。

日程も私のプライベートをぶち壊すような土曜日の夜×××
(忘年会後に電車はないため泊まり。お陰で帰宅は日曜日午後×××)

それはさておき、折角秋田まで行くのだからということで、この日は前泊して県庁に勤めるS課長と秋田市内で一杯飲むことに!

S課長とは3年前の秋田工場進出の際に大変お世話になり、今は異動され直接関係はないのですが、大学の先輩ということで秋田進出以降大変可愛がって頂いている方です。

普段はなかなか時間がないので忘年会出張が決まった時に、真っ先に先輩に連絡を入れ、そのせいか師走で忙しい中お時間をいただきました。

お店の方は、お店を良く知らない私のために先輩が予約してくれて秋田名物比内地鶏のお店

夕方18時から鍋をつつきました。⇒あぁ、美味い!!
二人で日本酒を7合呑んだところまでは覚えていたのですがその先は?です。

気付けば、二次会(お姉さんのいるお店)でハイボールを飲み、、、

そこで、別の大学の同級生が合流し、日が変わったころには秋田川反の名物千秋麵を食べていました。

いや〜っ、久しぶりに大豪遊というか凄い暴飲暴食でした。

S先輩、色々と本当にありがとうございました。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 20:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

実習生の現実


今日は少し真面目な話。

今国会で与党が『外国人労働者の受け入れ拡大』を狙った議論をしている中、野党側(立憲民主党など)から外国人労働者(実習生)の現実として、実習先から失踪したりする事例や失踪技能実習生の聞き取り調査を行ったところ、時給300円で働かせていた例があるなどと指摘して、外国人労働者受け入れ拡大を阻む動きがあります。

当社(ビッグヴィジョンではなく青森工場)も実は4〜5年前まで中国人の実習生を雇っていましたので私には説明する資格があると思いますのでお話しますが、メディアは“失踪”“時給300円”の部分だけを採り上げて、あたかも現代の蟹工船のような労働搾取がなされているかのような論調ですが、一部の事例としてはあるかも知れませんが(私は不知)、
多くの外国人実習生を雇うケースとしては深刻な労働力不足があり、実習生はありがたい存在です。

また、実習生を外国から呼び込むためには、組合など第三者団体を通じ、申し込み、面接を行っている訳ですからここまで手間隙を掛けて、現代の奴隷労働をさせるほど暇ではありません。

とはいえ、現実的に10年前はそういうこともあったのでしょうが、昨今、雇用人数の多い労働集約型の工場(縫製工場だけでなく一般の工場を含む)では、何が怖い?!と言われたら、

労働基準監督署 と 工賃の引き下げ(←冗談)です。

外国人実習生の待遇は基本的には日本人と同じです。

ですから最低賃金を下回る賃金を支給することなどありえない話です。

だいたい失踪したはずの実習生をどこから見つけ出し(失踪しているはずでは?)、相手方工場の反論も表記せずどうしてその意見を正しいものとして取り上げられるのでしょうか。

私には全く疑問です。

当社に限らずどこの工場でも、昨今は人手不足は丁度昭和30-40年代の学生が金の卵と呼ばれていた集団就職の時代と同じような状況です。

そんな中、外国人だからという理由だけで賃金を最低賃金以下に抑えることなどありえないのではないでしょうか?
(もちろんヤ●ザが絡んでいるようなケースでは分かりませんが)

蛇足ですが、現在当社では外国人実習生は入れておりません。

何故かというと、中国からの実習生は中国の所得が上がったため日本の賃金では魅力がなく、相手方が希望しないのと、
もう1つの理由として、受け入れ側(日本側)が実習生を入れる場合、住居の世話のみならず日常の生活の世話までしなければならないため金銭以外の負担が重いからなのです。

日常生活の世話とは、例えば実習生から見れば外国で一人暮らしです。家族も呼べないから孤独です。加えて文化習慣が違う訳ですから、彼らだって色々困るのです。
昔、青森では冬(降雪時)に自転車で出掛けていた実習生に対して、警察へ通報した人がいました。(雪国で降雪時に自転車に乗るのはナンセンスだそうです)
彼らからしてみればビックリです。
自転車に乗ってただけで警察の職質を受ける訳ですから。

それ以外にも色々あります。
休みの日に気を使って釣りに連れて行ったら、釣ったブラックバスを焼いて食べてビックリしたとか、宿舎の庭を勝手に耕して野菜を作ってたetc

そんな彼らをどれだけ暖かく地域社会が受け入れ、仲間にするか?
我々も彼らを学び、彼らも我々と共生する。
それが実習生制度を安定して長く活用できるかの分かれ道だと思います。

個人的には最終的には家族帯同の問題と、そこで生まれた子供達を社会が受け入れるかでしょう。

自分達が人手不足で困っている時、労働者として来てくれる外国人に対して、それなりの礼を尽くさず、利用するだけでは長くは続かないと思いますし、
だからといって、時給300円とかエキセントリックな情報だけで全体の議論をひっくり返そうとする野党的な発想には閉口します。

仕事をするのに、国籍・文化は関係ないのではないかと思います。
あほな主張をしている評論家の皆さんには、その人たちの一日の生活の中にどれだけ外国人労働者の人関係しているかを良く考えるべきだと思います。

朝昼にコンビニに行き、外国の人がレジを打つ。
夜、ファミレスや居酒屋で外国人がウエイターをしている。
着ている服は中国製(あっ、これは外国で作ってますが)、使っているスマホは韓国・中国製、、、
ちょっと背伸びして呑むワインはフランス・イタリア製

日本人の純血主義は、生活面ではもうはや成り立っていないのですから、働く人だって同じで良いのではないでしょうか?




posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

青森田舎館新工場建設中



以前少しお話しましたが、ただ今、青森工場では工場の生産効率向上のため、ただ今、近接する田舎館村にて工場新設工事を行っています。

ご参考:田舎館村 http://www.vill.inakadate.lg.jp/

※:田舎を自治体名で表現して(認めて)いるのはある意味凄いことです!
実際は皆さんが思う、程田舎や過疎地ではありません!

工場の敷地20,000平米(6,000坪)
ちょっと想像できないぐらいの敷地規模です。

縫製工場ってこんなに土地が必要なの?と思われるかも知れませんが、実は20,000平米には訳があって、地元で廃校になった小学校の跡地利用で青森工場が安く購入させていただいたのです。

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そのためグラウンドとかプールとか体育館とか色々あって20,000平米なんです。
※:プールは安全上の問題から埋めました。

建物は築25年ぐらいですのでまだそのまま使えるのですが、問題は中身の改装工事

これが大変で、まずは長い縫製ラインを作るために教室の仕切りを取り払ったり、体育館の床上げ※とか基礎的な工事を今やっているところです。

※体育館の床上げ:ご存じない方が多いと思いますが体育館のフローリングは適度なクッション性を持たせるためか?実は70cm床上げをしています。
床上げのため床荷重が不足するので、工事では床を前面取り外し、そこに砂利やセメントを入れ、床上げする必要があるんです。。。

そんな工事が少しずつ始まりました。

まずは教室の解体作業
学校と言っても色々あるんですよね。。。
特に、専門教室(理科室・家庭科室・視聴覚室)などは余計なものだらけ。
全部廃棄して教室の仕切りも取り払うんですが意外と手間がかかります。

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同時進行で、体育館のフローリング撤去&砂利セメント入れ、など

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きっと卒業生が見たら胸を締め付けられる想いなんだろうな、、、と思いつつ、今では廃校となって利用価値がないのであれば有効利用するのが私達の務めと思い、いそいそと工事を進めております。


年内に内装の解体が終わったら、次は設備の工事です。

お金がかかって仕方ありません×××

posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:51| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

ベストは手間が掛かる?



ビッグヴィジョン、ヨシムラに限らず他社を含めての話ですが、

ベストを作ると納期に時間が掛かる!ことをご存知でしょうか?

これはつまり、スーツでは約4週間28日ぐらいで出来るものが、ベストを含めたM
3ピースだと1ヶ月以上の納期が掛かってしまうということなのですが、お客様目線で見ると凄く違和感があることではないでしょうか?

ちょっとオーダー慣れしたお客様なら

「何でベストを作ると余計時間が掛かるの?」
「流れ作業で縫製しているなら、スーツが出来るのを待ってベストの縫製をするのではなく、同時進行すれば良いんじゃない?」


なんて疑問を持つと思うのですが、実際にはベスト付きになると縫製に時間がかかってしまう。

実は、これには訳があるのです。

それは、コートの縫製と同じ理由なのですが、
ベストやコートは季節性が高いため、縫製ラインを作る時に、一年中安定的に仕事のある生産ラインを作ることが出来ないことが理由です。

つまり、一年中安定してオーダーが入ってくるアイテムであれば需要に見合ったライン人員を確保すれば良いのですが、そうでないアイテムは、需要のある時期だけ臨時でラインを作るためにどうしても十分に充足させることが出来ないのです。

臨時ラインとなるが故にどうしても実需期になると無理が利かなくなってしまうのです。

聞くところに因ると、某縫製工場では3ピースの注文があるとスーツ上下は4週間で出来るけれどもベストを入れたら+2ヶ月の納期になるとか。
あるいは、納期をスーツに合わせるためにはベストだけを海外縫製にしないといけないとか、

縫製工場側も需要のピークに合わせて人員を充足する訳ではないためあれやこれや大変です。

因みに、当社が縫製をお願いしている青森工場ではどうか?というと、11/5現在でベストだけで約1000着のバックオーダーを抱えていて、従来日産60枚ぐらいの生産体制ですが、これを上着ラインから人を異動して+30枚ぐらい増やし、バックオーダーの消化を図っています。

また、当社グループの良いところですが、実はベストの縫製は青森工場だけではなく、山形工場、そして新潟のシャツ工場(※新潟では専用ライン!)でも縫製しているので、これでも他工場よりは臨機応変に対応していると思います。

ファッションには少なからずトレンドがあり、メンズの場合それは3〜5年周期で大きく変わりますが、ベストがトレンドになって3〜4年、
『来年は少し需要が落ちるのでは?』と思うと、なかなか製造ラインの増設が出来ないのが人情です。

こういったところが意外と工場運営としては難しいものなんです。

消費者の皆さんから見ると全ては言い訳なんですけどね・・・



posted by オーダースーツのヨシムラ at 11:57| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする