2015年12月01日

鉄鋼ビル&横浜ジョイナス店オープン

月が変わり今日から師走になりました。
年末はどちら様も忙しくなりますから大変ですね〜。
あと1月頑張りましょう。

それはさておき、今日12/1はビッグヴィジョンではなんと新店が2店舗同時にオープンします。

1つは東京駅八重洲口からすぐの鉄鋼ビル
>>>まだ部分オープンですが来春までには地下鉄通路とも繋がり利便性もあがりますし、上層階にはセレブ(外資系企業向け?)サービスアパートメント(高級ウィークリーマンションのような物)があったり、下にはエアポートリムジンが発着する高級感ある最新のビルに出店が決まりました。

どんなお店か、写真で紹介するとこんな感じ・・・

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続いては、横浜ジョイナス店
横浜ジョイナスは、旧ダイヤモンド地下街が親会社の相鉄さんの関係でジョイナスとなり、それを機に大改装するとのことでしたので、なんと3ヶ月も休業して改装いたしました。

ですから、場所は以前のダイヤモンド地下街店の場所での改装オープンのようなものですが、お店はこんな感じになりました。

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ビッグヴィジョンでは昨秋の日比谷店の改装を皮切りにエソラ池袋店、渋谷店、
とよりファッション感度の高いBigVisionに生まれ変わりつつあります。

従来のお店とは商品面では変わりありませんので、お値打ちゾーンの商品も沢山あります。
が、何が違うかというとスタッフを含めたファッション感度商品群、そしてくつろぎ感でしょうか?

カフスやシューズ、ファッション小物などトータルファッションのご提案が出来るようにしているのと、ソファーなど着座でご注文頂けるところです。

今までの店舗と比べるとちょっと敷居が高い???

いえいえ、そんなことはありませんからお気軽にどうぞ♪


posted by オーダースーツのヨシムラ at 18:29| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

大仙市首都圏企業懇話会

聞きなれない首都圏企業懇話会
なかなか聞きなれないタイトルですが、この日は秋田工場がある秋田県大仙市が主催する『首都圏から大仙市に進出している企業>』を集めた懇話会がありましたので参加して来ました。

場所は、東京は市ヶ谷の私学会館

一室を借りきり、著名人の講演会市長さんのお話、そしてその後は懇親会というベタな企画で、
私は、今年の秋から稼動開始した秋田工場の代表としては、新参者ですし、皆さんにご挨拶する良い機会だと思い、参加してきました。

で、どのようなことがあったかというと。。。

冒頭は、、、市長さんのご挨拶
大仙市の概況の説明があったり、大仙市には名物として日本一の花火大会大曲の花火大会)の説明、その取り組みなどの話を聞き、

へ〜っ、大仙市って意外と凄いんだな・・・と素直に驚き、、

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続いて、著名人の講演会で、今年は野球で有名な横浜商科大学監督全日本大学野球連盟評議委員佐々木正雄監督のお話。
大仙市は何でも野球合宿の誘致に力を入れていて横浜商科大学は毎年大仙市で合宿をするとのことで、そのご縁での講師招聘だったようです。

で、講演が終わると、一寸休憩があった後、懇談会

懇談会といっても分かりやすく言うと立食パーティー

当然、乾杯の音頭をどなたがとってからスタート

な・の・で・す・が・・・

その乾杯の音頭の役回りが、何故か?何故か?本当になぜか?私にご指名が?!

えっ?新参者が乾杯の音頭?初参加で。空気読めないよ。。。

と思ったのですが、ご指名ですので断る訳にいかず、グラスを持った皆さんを前に、『初参加なので自己紹介に3分下さい!』お願いしてから挨拶をして、
その後、乾杯いたしました。

大仙市に進出した経緯、ウチはこんな会社です!とか、右も左も分からないので色々ご指導下さい、、、こんな話をした、かな?(もう忘れた・・・)

まぁ、単なるパーティーに出席と思っていたら思いのほか疲れました。。。

でも、参加して良かった事も沢山ありまして・・・

1つは、100名位のパーティーでしたが自分の隣の席は何と!大仙市市長さん
つまりパーティー会場で主賓卓に座らせて頂きましたので、市長と色々とじっくりお話が出来たのが何と言っても嬉しかったです。

で、図々しい私はすかさず市長にお願いをして、「市長!今度ウチの工場へ従業員を励ましに来て頂けませんか?」なんてお願いをしたところ、市長が快諾!

やった!ありがたい!従業員も喜びそうです!

他にも嬉しいことがあったのは、市が主催のパーティーでしたから市の商工会のお偉いさんとか市議会議員の先生方など、本来地元でそれぞれ別々にご挨拶すべき名士の皆さんに一回でご挨拶出来たことです。

地方ではこういったことは大切なことです。
やはり人と人のつながりですからね。。。

新人の私にとっては何もかも新鮮で、とても為になるイベントでした。

大仙市の皆さん、お招き頂きましてありがとうございました。

参考URL:
秋田県大仙市 http://www.city.daisen.akita.jp/
大仙市商工会 http://shoko.skr-akita.or.jp/daisen/

posted by オーダースーツのヨシムラ at 21:00| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月06日

役員工場見学(&慰安旅行)

ブログでも何度かコメントを書きましたが、
この夏当社(グループ)では秋田・山形に新しい工場を作ったため、ビッグヴィジョンやヨシムラの本社役員は西ヘ東ヘ奔走し大変な毎日を過ごしてきました。
※:基本はグループの別法人(縫製工場)の仕事ですが、小さな会社ですからグループを挙げて総力戦で、工場開設準備営業活動などをしていました。

そして、9/1に開設した秋田・山形両工場も、生産性はまだ低いもののお陰さまで何とか軌道に乗り始めました。

そこで比較的業務が落ち着くこの時期を利用して、東京の役員が集まり1泊2日で工場見学慰安旅行1泊2日で秋田山形を移動。
移動といっても実は秋田山形間は新幹線などがなく、普通電車だと2時間以上掛かるということや、何とか費用を安くしよう!として、
なんと!秋田空港からレンタカーで山形へ(約200km)、山形工場見学後、また秋田へとんぼ返りという強行スケジュールでした。

工場に行くと、、、

それはもう日頃からスーツの仕上がりを毎日見ている人たちですから、
うん、なかなか良いね!とか、あのミシンは古くて遅いなぁ、とか色んな意見が噴出
工場スタッフと話をして、お客様(消費者)はこういうのを求めているんだよ!とか思わず話し込んでしまいました。

実の所、当社では本社(ビッグヴィジョンやヨシムラ)役員には(特に営業担当役員には)あまり縫製工場には必要以上に工場へは行かせないようにしています

それは、もちろん必要があれば行ってもらいますが、
そうでない時は、縫製工場はビッグヴィジョンやヨシムラのコンペティター(競合相手)からもご注文を頂いているため、型紙の情報など相手先の企業秘密に掛かることは仮に本社であっても見せるべきではないというファイアーウォールの考えからなのです。

とはいえ、今回ばかりは新設工場で営業担当役員も見る必要がありますから、久しぶりの工場見学となり大変勉強になりました。

で、工場見学が終わった後は慰労会・・・

山形から北秋田まで移動して有名な乳頭温泉郷まで行ってきました。

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泊まった先は、ひなびた1軒宿で、なんと!駐車場からは街頭もなく800mほど真っ暗な中、携帯のライトを片手に宿まで歩くという、まさに秘湯!

そしてお湯も秘湯らしく、温泉も混浴&露天風呂(でも誰も居ない)で周辺に明かりがない中、星空を見ながら露天風呂につかりました。

夜は夜で、とある方から差し入れの日本酒を頂き!それを飲みながら談笑。

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あ〜っ、この夏〜秋にかけて仕事が本当に大変でしたが、その苦労が報われました。。。

仕事って、どんなに大変でもそれがきっかけで、新しいビジネスが出来たり、これまでなかった人間関係が出来たりするって嬉しいですよね。
また、一緒に戦っている仲間と苦楽を共にするってのは、サイコーです

今回は、私がホストとして頑張ってくれた役員達にお礼です。
皆、ありがとう。

写真には何故か?工場の写真がありません・・・


posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月03日

モーターショー行って来たのですが。。。

月が変わり11月になりました。
連日寒い日が続きますがお元気ですか?

今日は、文化の日で会社がお休みだったこともありプライベートでビッグサイトで開催している東京モーターショーへ行って来ました。

皆さんはモーターショーって行かれたことありますか?

私は、1968年生まれのため、小学校低学年の時に第1次スーパーカーブーム(ランボルギーニカウンタックの時代m晴海でモーターショー!)を過ごし、その後大学生の時にバブルを経験し、その時も当時の幕張メッセで東京モーターショーを観て、それ以来ですから長きに渡ってモーターショーを観てきた人間だと思います。

そんな私も最近は忙しく近年はモーターショーに行けなかったのですが、今回はたまたまチケットを頂いた事もあり、行って来ました。

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入り口写真

で、行ってみてまず入ったのがTOYOTAのブース
TOYOTAというと今やハイブリッドが多くなり、入るやいなやハイブリッド車5連発みたいな感じでハイブリッド車だらけでした。
で続いて色々見て回ったのですが、富士重工、レクサス(ようはTOYOTA系企業)どれもこれもしっくりきません

そう、みんなエコ、ダウンサイジング、で面白くないのです。

これは、日産も他も殆ど同じでした。。。

で、外車の方はどうかというと、、、
あれっ?!フェラーリは?ランボルギーニは?というと、
なんと!出展さえしてない!!!

強いてあげればポルシェとジャガーぐらい。

いわゆるスーパーカーがなく、またあの悪っぽさ満載のアメ車すら殆どないのです。

モーターショーの世界も東京(日本)の知名度が下がり、上海モーターショーに主力メーカーを奪われたという話は聞いたことがありましたが、まさにこれがそうなんですね。。。

スーパーカー世代、バブル世代の私としてはブンブン音のするカッコイイスーパーカーを見たかったのですが、残念です。

私が見た中で唯一いいな!と思ったのが>ホンダのNSX
これは文句なくカッコよかったです!

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NSXの写真

それにしても、私は時代遅れなのでしょうか?
あの時代が懐かしいです。

一抹の寂しさを抱えながら帰宅したところ、どうやらモーターショー会場が人が大勢いたせいか、風邪をうつされてしまいました。
ショーは私には合わなかったし、風邪を引いてしまったし、で、散々な祝日となりました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月24日

日本人を相手にしない秋葉原

当社の本部は千代田区の神田にありますが、本社から少し歩くと秋葉原の電気街が近くにあります。

実は最近、社内で中国インバウンド向けにスーツやシャツの販売は可能かどうか?色々と検討しておりまして、そこでこの日はインバウンド購入が一体どれほどのものか?を見ようと秋葉原へ行きました。

行った先は、たまたまですがラオックス

ラオックスというと昔は秋葉原を代表する家電販売店でしたが、今は中国資本に買収されて、家電屋さんではないんですね。
中国資本ということもあってか、今は中国人観光客向けのお土産店でした。

そう、丁度バブルの頃のデューティーフリーショッパーズ(DFS)、あるいはカナダにあるOKショップ(大橋巨泉がオーナー)のような雰囲気でした。

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入り口では、中国人観光客がたむろしていて、警備員が中国語でなにやら“中に入れ”か”ここに立ち止まらないで!”的なことを言い、観光客は中に入ります。

中に入ると、そこは、カオス!異次元空間

店員さんは外人(中国、インド、タイ?)だらけで、“いらっしゃいませ”の代わりに欢迎光临と声を張り上げ、
陳列されている商品もとても日本人は秋葉原では買わないような南部鉄器や微妙な色柄の商品ばかり。。。
あっ、でも北京空港では良く見る感じ・・・

日本人の客はいないことはありませんが、完全なアウエー状態でした。

でも、中国の観光客の皆さん、買いますね!
どんどん袋に入れるし、店員さんと大声でなにやら話をしています。(価格交渉?)

とにかく圧倒されっぱなしです。

いや〜っ、わずか15分ぐらいの滞在でしたが、中国の爆買いの意味が良く分かりました。

百聞は一見にしかず。
秋葉原という街はもはや“オタクの聖地”ではなく“中国人の爆買い基地”となっています。

う〜ん、これを取り込めたら凄いことになりそうです。

※:オーダー業界は納品までに時間が掛かるため免税措置が受けられず、また中国は個宅配送が出来ないため、多分難しいでしょう。。。




posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

仮縫

紺屋の白袴ではありませんが、この秋冬、自分自身スーツをオーダーしていないことに気付きました。
正確には気付いてはおりましたが、なかなか時間が取れず検討する余裕がありませんでした。

私の場合、さすがにスーツ屋の社長さんですからそれなりに考えてオーダーしないと、皆さんの期待に反することになりますし、
今のところ、それほどスタイルも悪くなっていないので、私のスーツは1シーズンそのまま店頭用見本服になることもあるため、店舗スタッフ期待しているのではないでしょうか?
(実際、最近は高岡店長の物が多くなりましたが、ヨシムラでは以前は店頭に飾っているスーツ・コートなどは殆どが私の私物でした。)

で、先日ようやく少し時間が出来たのでオーダーしたのが、今期ビッグヴィジョンで話題となっている『絶対の逸品』シリーズからカシミヤ100%の黒地シャドーストライプ柄。

ヨシムラの方ではまだ公開していませんからご存じない方も多いと思いますが、なんと!カシミヤ100%の生地でスーツ地をオリジナルで作ってしまいました!
ジャケットやコートではカシミヤ100%は多いですが、スーツとして作る場合には、物性的に弱いカシミヤは一般的には繊細すぎて適さないと言われています

それは、ジャケットやカシミヤなどでは原毛が短いもの(紡毛糸ぼうもう)を使うため耐久性が劣るのですが、それをより高価な繊維の長いもの(梳毛糸そもう)を使うことで生地の織り密度を高め耐久性を上げるのです。

当然こうなると上質の原毛を、しかもたっぷりと使いますからどうしても高額になってしまうのですが、まぁ、私も一応社長ですし、これぐらいのものを着ないとそれこそ冒頭の『紺屋の白袴』になってしまいますからご容赦下さい。
(無論自腹ですが)

で、今日は土曜日ということもあり、朝一番ではお客様のご予約がなかったのでヨシムラのスタッフの研修をかねて自分自身の仮縫いをしてもらいました。

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仮縫いを行うのはヨシムラのイ君
先生は、ビッグヴィジョンでも仮縫いを行っている福田君
その他、ギャラリーも数名

私の場合は、毎シーズン大抵1着フルオーダーで注文しますが、40台半ば過ぎになってもお陰さまで体重は殆ど変わらず、体型は維持しております。

・・・と思っていたのですが、仮縫は真実を語ります。

前回の型紙をベースに仮縫いをしたところ、、、
体重が変わらない=体型が変わらないはずが。。。
胸周りはサイズダウン+お腹回りサイズアップ


ということになっていました。 が〜ん×××

私のスーツが店頭の見本服に適さなくなる日が近いのかも知れません。
少し頑張って、筋トレしなくては・・・

まぁ、それはさておき、半月後、カシミヤ100%のオーダースーツの見本服が仕上がりますからどうぞ楽しみにしていて下さいね。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 09:00| Comment(0) | ヨシムラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月13日

秋も深まって来ました。

ふと、ブログを読み返してみると、最近は仕事のことばかり書いているのに気付きました。

まぁ、商用のブログですから個人的なことを書くのも逆に宜しくないこともありますから仕方ないのですが、、、

そこで今日はちょっと雰囲気を変えて、秋の話題を。

何度かブログで紹介しておりますのでご存知の方が殆どかと思いますが、この秋から当社(グループ)に秋田工場と山形工場が仲間入りしたことは皆さんにご紹介した通りですが、今日はその秋田から栗が届きましたのでそちらをご紹介。

いずれ別の機会で改めて紹介したいと思いますが、秋田工場の敷地面積はなんと!5,000坪

東京なら大型マンションが建てられそうな広さがあります。

が!、その中で工場としてきちんと使用している建物部分はせいぜい500坪程度。

残りは、駐車場bとか雑草・雑木が生えた土地です。

きっと前所有者の方は、この工場の将来性を考え、増床余地として大き目の土地を用意したのでしょうね。。。

そんな秋田工場ではこの雑草・雑木地帯に栗の木を植えておりまして、それが今時期を迎えていて、それを送ってきてくれました。

で、その写真がこちら。
※:画像はゆでた後皮を剥く前の状態。虫食いの栗が見えるのはご愛嬌

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写真では20個位にご覧頂けると思いますが、実は送られてきたのはこの数倍
どうでしょうか?100〜150個ぐらい頂いたでしょうか?

聞けば、栗はまだまだ落ちているそうで、大き目の物を選んで送ってきてくれたそうです。

美味しそう。。。

ということで、自分で剥いて栗ご飯やら焼き栗などを作ってみましたが、
いや〜っ、栗を剥くのは相当な重労働ですね。

家人もいないので一人で剥きましたが大変でした。

皆さんの周りの秋はいかがでしょうか?
食欲の秋で、食べ過ぎてウエストサイズが変わらないようお気をつけ下さい。

秋田工場の皆さん、ありがとうございました。
栗のお礼を兼ね来週また秋田・山形出張に行ってきます!



posted by オーダースーツのヨシムラ at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

絶対の逸品


読者の皆さんはビッグヴィジョンが年に1度企画する『絶対の逸品』という商品をご存知でしょうか?

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詳しくは、こちらに書かせて頂きましたが、これは当社(グループ)が総力を上げて企画した渾身の生地(を使ったスーツ)です。

ご存知の方も多いと思いますが、当社は他のオーダースーツ店と比べると、グループに@生地専門商社があるA縫製工場があるという強みがあり、コンペティター企業と比べると、『生地に対する思い入れ』と『縫製に対する思い入れ』が強いのが特徴です。

そしてこの絶対の逸品は、『生地に対する思い入れ』という点では産地まで赴き、材料を吟味していますし、『縫製に対する思い入れ』ではハンドメイドの仕立てまで提供できるという強みがあります。

そして今年取り扱う絶対の逸品は何かというと、、、

カシミヤ100%のスーツ地


えっ?カシミヤ100%の生地なんてどこでもあるじゃない?
・・・そう思う人もいるかも知れません。

そんな皆さんにお聞きしたいのは、「それはジャケット(コート)の話ではないですか?」と。

そう、確かにカシミヤのジャケットやコートはどこにでもあります。
でも、カシミヤ100%のスーツは相当のお金持ちでなければ持っていないはずです。
何故なら、殆ど流通していないから。。。

詳しく話すと長くなりますから、短く説明しますが、洋服の生地には大きく2種類(梳毛somouと紡毛boumou)あって、一般的なカシミヤのマフラーやジャケット・コートは紡毛という、毛足の短いものを使用しますが、スーツに使う梳毛は長い毛足のものを引き揃えて作るため紡毛よりはるかに高度な技術が必要で、仕上がったものは太さが均質で、滑らかで光沢感があるのが特徴です。
※:代表的な紡毛の生地はツィードですが、皆さんイメージの通りツィードはやや粗野でざっくりしたイメージがありますが、紡毛ですとそういった風合いになります。

で、今回のカシミヤ100%の生地は梳毛ですから、非常に良いものになっています。

これはメールマガジンなどにも書かなかったのですが、実はこれを作るのには本当に苦労しました。

全国あちこち飛びますからね。。。

まずは、原毛の仕入
一般に、メンズの洋服地の産地は愛知県一宮地方(尾州)ですので普通でしたらそこで入手できるのですが、、、上質なカシミヤ100%素材はそこでは入手できませんでした。

入手するために訪れたのは・・・大阪は泉州

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、泉州は深喜毛織さんやなくなった藤井毛織さんなど日本のカシミヤの一大生産地。
(でも、泉州は紡毛主体なので、梳毛織れない!)
そこで原毛を入手しました。

原毛は、カシミヤ山羊の毛を狩った状態ですからこれを今度は「糸」にしなければなりません。

これも本来でしたら尾州で出来ることなのですが、カシミヤ原毛は細く繊細なため、尾州では出来ず、なんと!鳥取県まで飛んでいきます!

聞けば最高級の原毛にするのは鳥取にある紡績屋さんに頼まないとダメだそうで、日本で一番といわれる紡績工場に依頼をして、糸にします。

それから、今度はようやく尾州に戻り、機織(はたおり)になりますが、これも高速織機で織ってしまうと風合いが飛んでしまいますから、低速のションヘル織機を、しかもションヘルでは日本で最高峰といわれる葛利毛織さんに依頼して織り上げました。

ふ〜っ、説明を書くだけでも大変ですが、それにしても全国を飛び回りました。
何もかも初挑戦です。

カシミヤ100%スーツ地は国内ではミユキ毛織さんが最高級のナポレナシリーズで製造していましたから、調べれば簡単に出来るだろう・・・と思っていたのですが、実はミユキさんは完全国内生産ではなく、一部を英国に委託するなどしており、ミユキさんのルートに乗せれば、、、と安易に考えていた当社にとっては、思惑が外れ大変でした。

こうして生まれたカシミヤ100%スーツ

私自身も1着仕立て中(もちろん仮縫つきのハンドメイド!)ですが、
是非、皆さんにも知って頂きたいと思います。

この商品は正直当社でも98,000円と高価ですから、おいそれと皆さんもお求めにはなれないと思います。

でも、お店でご覧になったり触ったりするのにはお金は掛かりません。
スーツが好きな方でしたら是非触ってみてください。

買ってくれ!とは申しません。
こんな機会はそうはありませんから、是非知って頂きたいのです。

この商品は原毛の産地(内モンゴル)を除けば全て国内で最高水準の技術者達によって作られました

その“なれそめ”を考えるだけでもスーツ好きには堪らないと思いますよ。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:37| Comment(0) | 仕事(仕入) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫くご無沙汰してしまいました。


9月は皆さんどうしてましたか?
私の方は、秋田山形の新工場絡みの仕事が忙しく、ビッグヴィジョンの社長業もヨシムラの社長業も上の空で、工場案件に掛かりっきりでした。

とはいえ、BVもヨシムラもそこそこ繁忙期に入ってきて、色々企画などがあり、その判断もあるのですが、如何せん、工場が中心の毎日です。

で、工場の方はどうなってきたか?と言いますと、
山形の工場は40名体制、秋田工場は60名体制なのですが、お陰さまで2工場合わせて日産50着前後のスーツ上下縫製が出来るようになりました。

これもひとえに、まずは工場スタッフの頑張り青森工場スタッフの協力の賜物だと思っています。

ですが、この日産50着。

会社全体で見ると実はまだまだこれからで、この生産量でしたら会社は完全に赤字の生産量です。

これが2倍の日産100着になってようやくトントンといったところですね。

読者の皆さんはピンと来ないと思いますが、縫製工場の収益構造は、売上(縫製工賃収入)−製造原価(殆どが人件費)=利益になります。
※:もちろん減価償却などもありますが、償却が進んでいる工場が多いため、敢えて無視します。


つまりは売上を伸ばすか、人件費を削るかしかない
のです。

私は、人件費は減らしたくないので、であればやることは1つ。
生産性を上げて売上を増やすしかありません

もちろん売上を増やすためには営業も必要ですが、今は、まだ100%稼動に至っていませんので、これを高めるのが先決ということです。

・・・ということで、今しばらくは、赤字経営になるのでしょうけれど、ここが踏ん張りどころと思い、工場スタッフと共に頑張っています。

機会があればHPでも秋田山形工場を紹介したいと思います。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:50| Comment(0) | ビッグビジョンのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

いざ、始動!

前夜、諸先輩方から激励を受け、深酒をした私でしたが、今朝は気合十分

早朝5:00起きで、今日から始まる秋田工場へ出向きました。

今日は何の日かというと、新生秋田工場が産声を挙げる日
社員にとっても、全社員が新入社員です。

そこで、柄にもなく、入社式をすることにいたしました。

実の所、入社式なんて、自分自身が前職の銀行に入社したとき以来のこと。
20ん年前のことですから忘却の彼方の出来事です。

秋田駅から工場までの電車の車中、何を話そうか色々考えました。

気の利いたことの1つや2つでも話さないとな・・・
色々、策を弄してもなかなか話すことが浮かびません。

時間もどんどん経過し、アッという間に始業時刻の8:10に。
(縫製工場は朝が早いのです!)

で、皆さんを前にしてお定まりの「入社おめでとうございます!」から始まって、いよいよ何か訓示しなければならない状況になりました。

ぎりぎりまで話す内容を悩んでいた私でしたが、2つのことだけ伝えました

1つは、『出来ない言い訳をする前に、出来る方法論を考えよう!』ということ。
どんな仕事でもそうですが、人間30歳位を過ぎればいっぱしに皆言い訳だけは出来るようJになります。
でも、言い訳を言っている人は前には進みません。
言い訳や文句を言わず、どうすれば問題が解決できるか、考えよう!という私の持論のお話をしました。

2つ目は、工賃の話をしました。
ビックリしたことですが意外なことに工場の人たちは自分達が仕立てた商品がいくらぐらいの工賃を貰っているか、知らない人が多いのです。
秋田の工場はパンツを縫う工場なのですが、例えば縫製工賃が4,000円で、1人が一日に2本縫えば売上は8,000円
これじゃ、会社は潰れます。
一人最低3本は縫わないと・・・

このことが分からないと、会社には危機感が共有できませんし、何より働いている人が自分のお給料の源泉がどうなっているか意識しなくなります。

ですから、皆で、自分の給料を稼ぐ意識を持ちましょう!という話をしました。

この工場(この場所)において、私はミシンを使うことが出来ませんから、ただのでくの坊です。
だから、私は工場の営業で頑張りたいと思います。

秋田の皆さん、そして山形の皆さん、これからどうぞよろしくお願いします。

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posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:50| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする