2016年06月04日

新生大塚家具はどうしてダメなんだろうか?

昨年、親子バトルで話題をさらった大塚家具

親子で骨肉の裁判をして、その結果は良く知りませんが、その後、お父さんは匠大塚を創業の地、春日部に作り、娘はお詫びセールや高級品から中級品販売のための在庫一掃セールなどをして一時期は売上が伸びましたが、直近では営業赤字にまで業績が落ち込んでいるそうです。

この大塚家具問題お父さんが正しい?娘さんが正しい?)皆さんはどうご覧になっていますか?

正しいかどうかは別にして、私は初期の段階では娘さんを応援していました。

彼女は私と同世代ですし、何より知的格好良かったから。
お父さんの古い体質を打破して新しい価値観で販売していく。
親子のバトルさえ、積極的に話題にして会社の知名度を上げようとするアグレッシブさ。

なかなかあそこまでクールに出来る女性はいないと思ってました。

が、最近は決算で営業赤字を出すというぐらいですからかなり悲惨な状態になっているようです。

どうしてこうなったか?をお父さんと比較して考えてみました。

お父さんの方は、大塚家具は一流品を一流の相対接客で丁寧に販売する方法でここまで大塚家具を大きくしてきた。
だから、匠大塚を作るときには、その路線『一流品を一流の接客で』というスタンスを頑なに守っている

一方で、娘さんはお父さんのやり方は古く、時代に合わないから、接客を嫌う世代に自由に商品を選んでもらう方法を選んだ。
まぁ、いわば数は売れないけれど利益率が高い商売から、薄利多売方式(でもニトリまでは安売りしない)を選んだ訳です。

でもどうして上手く行かないのでしょうか?

私は「当たり前」だと思います。

それは、新生大塚家具の方針が不明確で消費者に大塚家具の中身(商品、価格、品質等)が分かりづらいからです。

つまり、↑薄利多売方式だったら(出来ないと思いますが)『ニトリより安く!』とか消費者に分かりやすくアピールする必要があります。
ですが、実際にはニトリのバイイングパワーには適いませんから、低価格の薄利多売は出来ません。

だからこそ『中価格で中高級品質』を主張することで新しい客層を得ようとしなければならないはずです。

でも、そのビジョンが具体的に消費者に伝わらない。
ここが失敗の分かれ道ではないでしょうか?

また、一方では従来の高品質な高級品を求める顧客に対してもそれを失ってしまった。
それはそうですよね。
ベンツが軽自動車を作りました!って発表したら、ベンツ所有者はブランドイメージが崩れるため怒ってしまうでしょう。
だから古いお客様にも愛想をつかれてしまいます。

それを過去1年は『お詫びセール、在庫一掃セール』という名の元に安売りをして一時的な売上を募った。

だから今は、古いお客様には愛想をつかれ、新しいお客様にはコンセプトが分からず定着しないのではないでしょうか?

消費者の方は、皆さん賢いと思います。

だから、その間で踊らされ、お客様に会社の本当の価値を伝えず、一方では一時のお詫びセールでの売上という麻薬で酔ってしまっていたのが今になって現実が表れたということでしょう。

経営者的に分析することは簡単なのですが、これが「明日は我が身」とならないようお客様との距離感、メリットをどう出すか、他社との差別化をどうするか?

偉そうに意見を書いておりますが、自分自身の問題として捉えたいと思います。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

舞台「闇狩人」を観てきました。


先日、舞台関係のプロデューサーをしている友人から紹介されて、舞台闇狩人を見てきました。
実は私はこういった演劇や舞台関係は芸能界関係を含めて、個人的にはこれまで全くご縁がなく、大変良い勉強になりました。
(仕事関係では時々舞台衣装のご相談を頂きますが、、、)

20160520.jpg

どんな話か?というと、何でも原作はバブル期(1990年前後)に人気を博した漫画が原作で、イメージとしては必殺仕事人のバブル期版

内容を簡単に説明しますと、社会に住み着く巨悪を、それに泣かされる人からの依頼を受けて抹殺するといった感じです。

そして、これを演じる俳優陣は、主役が高杉真宙君横浜流星君鈴木勝大君といった20歳前後の若手俳優。

舞台の概要を聞いたときは、正直ストーリーは面白そうだけど、俳優陣が全く知らない人ばかりで、ひょっとしてインディーズ系?と思っていました。

それが、現地(天王洲の銀河劇場)に行ってみると、、、
まず、驚かされたのは、ファンの若い女の子達の多いこと、多いこと。
私なぞはオジサンもオジサン、彼女たちの親の世代です。圧倒されました。(笑

他のお客さんとの違和感を感じつつ、舞台を見てみると、、、

これがなかなか面白い!

ストーリーとしては必殺シリーズのバブル期版ですから、キーワード“必殺シリーズ”“バブル”の両方を私は十分満たしていますから、内容はとても面白かったです!
(逆にファンの女の子達の方がバブル期を知らないはずなので理解できているか疑問に思うぐらい、私の世代には腑に落ちました。)

で、公演が終わり、友人のプロデューサーと数名で一杯飲んだんですが、その時の話題もなかなか面白かったです。

一緒に飲んだ仲間の1人は女性で、本公演で役者さんたちのメイクを行う化粧品提供会社の人
もう1名がプロデューサーでしたが、それぞれの会話(目線)がなかなか面白く、こんな感じでした。

プロデューサーの友人M
>>>彼は本公演のプロデューサーでしたから若手俳優の苦労とか舞台設定の苦労話でしたが、舞台の背景がバブル期ならばその小道具の手配とかがどれだけ大変かなど熱く語ってくれました。

例えば、部屋のセットでも、リアリティーを高めるため、壁に貼っているポスター、テーブルに置く新聞、その全てが当時の物を集めるのだそうです。
また、言葉の発音も当時の発音でやるよう原作者から指示が出ていたそうで、1つの公演でも沢山の制約がある中、これを全てクリアしていくのがプロデューサーなんだ!と思うと、頭が下がる思いでした。

もう1人の友人(化粧品提供の話も面白かった。
何でも俳優の●●君は肌が薄いから、刺激の少ない化粧品にして、、、とか
逆に●●君は色黒だから強めにこうするとか、俳優の某さんは(若い頃に当時の質の良くない化粧品を使ったから)今、肌の問題で大変だ!とか。

いや〜っ、どこの世界にもプロはいますが、1つの舞台を凄いプロ集団が支えているんだと思うとこれまた驚きです。

一方で、私がどんな話をしたかというと、今回はお呼ばれで私の方からは何も提供できることは有りませんでしたが、一番気になったのはやはり衣装(スーツ)

バブル期のスーツというと皆さんどんな物を創造するでしょうか?


吉川晃司が着ていたような肩幅が広い逆三角形のスーツ?
時代を牽引したブランドで言えばアルマーニ?
はたまた、白や紫など奇抜な色のスーツ?
ボトムのシルエットは股上の深いゆったり目?


40代後半の人からは“懐かしい〜”という声が聞こえてきそうですが、それより若い方には奇異に感じるかも知れませんね。

で、そういった衣装の話をしていると、残りの2人が『さすが〜!見ているところが違うね〜!』とのコメントが・・・

『いや、それっ、僕の台詞なんだけど。』というと一同大爆笑。

学生時代の友人も卒業して25年それぞれの道で頑張っているうちに、それぞれプロになっているんですね。
大変良いものを見せて貰いました。

PS:若手俳優のことを書き忘れました。
彼らには、俳優でこれからメジャーになっていくんだ!という強い意志を感じました。
最近の若者は〜っとこの歳になると批判的に言うこともありますが、どんな年齢でも頑張っている人は頑張っているんだ!というのを改めて痛感でき、この点でも大変勉強になりました。
みんな、是非これから活躍してもらいたいものです。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 18:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

10円玉一つで・・・ 

私は毎朝、会社近くのコンビニでホットコーヒーを買ってから出勤し、デスクでコーヒーを飲みながら一日の仕事を始めるのですが、
私の毎日通うコンビニでは先日から通常100円のコーヒーキャンペーンで数日前から90円で販売していました。

で、私はというと、雑な性格なためか今週割引をしていることに気付かず
毎日決まって100円を渡してコーヒーを受け取っていました。
(本当は昨日から気付いていたのですが、面倒だったのでお釣りをもらえなかったことを特に言いませんでした。)

そうしていると、今朝のことですが、いつもいるコンビニの店員さんが
いつものように100円を渡してコーヒーカップを受け取ったところ、
なんと!20円お釣りをくれたのです!

“?100円コーヒーなのに何故20円のおつり?”と不思議がっていると
その店員さんは『実は今週からキャンペーンをやっていて20円は今日の分の
お釣りと昨日お渡しできなかったお釣りです。』と説明してくれました。

この対応を受け、私はいたく感銘を受けました

たかが10円ですし、レジはその日限りだから現金誤差にしてしまえば
それでお終いなのに、私が翌日来店するのを見越して、わざわざ残していて
くれた。

こんなところに接客の真髄があるような気がしました。

振り返って自分自身や当社のスタッフはどうでしょうか?

自分も時々接客をしますが、時に「自分自身が自動販売機のような無味無臭の
接客をしていないか?」自省することがありますが今朝のコンビニでの出来事は大きなものを教わったような気がします。

20160513.JPG

お店の方も明日からはお客様限定特別ご招待会が始まります。
気を引き締め直して接客対応いたしたいと思います。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 08:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月28日

三菱自動車に思う。。。

最近私が気になっているNEWSの1つに三菱自動車の燃費偽装問題があります。
読者の皆さんもご存知のことと思います。

この事件に対して皆さんはどうお考えですか?
“三菱自動車けしからん!”というのは誰もが一致した考えかと思いますが、私はこの事件に対してとても複雑です。

理由の1つには、自分自身が若い頃、三菱系の企業に勤めていたため、その社風や愛着があるということもありまです。すが、何でこんなことをしてしまったんだろう、何でこんなこと(悪事)を何年も続けていたんだろう、とつくづく思います。

私の私見ですが、三菱という企業体は他の財閥と比べると理性的紳士的ですからルールに対してはそれを厳格に守るタイプの文化があります。

もちろんこれは個別には違うでしょうし、私自身の個人的見解ですから一般的でないのかも知れませんが、それでも三菱の真面目さは他の財閥系の企業や独立企業と比べても『信頼』という形で評価されていると思います。

つい先日もこんなことがありました。
それは、私の三菱に勤めていた頃の先輩と食事中、ゴルフの話になった時。
最近の銀行のコンペでは昼食休憩の際には 『 絶対に! 』お酒は出さないのだそうです。
ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、一般にはゴルフでは昼食後更に9ホール周りそれなりの運動をしますし、その後普通はお風呂に入ったりしますから、昼食時にビール1杯飲んだとしてもゴルフ場を出るのは4〜5時間後ですから酒量を抑えれば十分アルコールは抜けます。

医学的に、また飲酒取締りの下限に引っかかるのかは詳しくは分かりませんが、現実には昼食時にグラス一杯ぐらいのビールなら飲まれている方も多いです。

三菱はそういう点では一番徹底している社風なのですが、それにも関わらず三菱自動車がこのような偽装をしていましたから、それだけにショックが大きいです。

しかしコンプライアンスっていうのは一体何なんでしょうか?
直訳すれば法令順守

しかし法令(法律)には軽重があります。
殺人は重いですし、日常の軽犯罪は文字通り“軽い”はずです。

昼食時の一杯のビールを自制することを求めつつ、消費者に対して詐欺的な行為をするのか?
今回の事件は全く理解が出来ません。

私は社内で良く言う口癖があります。

それは、是々非々という言葉。

是々非々=つまり良いものは良いしダメなものはダメ。
この常識感こそがコンプライアンス(=法令順守)の根幹のような気がするのですが。。。

どうしてこんな当たり前のことが分からないのだろう。。。

三菱に育てられた一員として今日は苦言を呈させていただきました。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 17:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

議員さんのご注文

国会議員の先生というと、とても偉い人で雲の上の存在ですが、実はテーラーではただのお客様の一人です。

それはどんなに立派なお偉い先生でもスーツに関しては素人ですし、議員としてスーツを着て強く立派に見せるためには、少なからず仕立て屋の意見にも耳を傾けないと失敗するからです。

・・・ということでビッグヴィジョンでもヨシムラでも時々議員さんからのご注文を頂きます

お店は、、、
そうですね、国会に近いこともあり日比谷店か、議員宿舎が近いことで麹町店のご利用が多いでしょうか?

前置きはさておき、今日はヨシムラの方で衆議院議員のS先生がご注文に来られました。

S先生は、私とは15年以上、Sさんがサラリーマンをしているころからのお付き合い。
Sさんが20代からのお付き合いです。

その頃のSさんはまだまだやんちゃで、スーツもメンズの普通のウール素材ではなく、メンズでは通常使わないようなレディース素材で仕立てたり、また仕立てる際もサイジングが極めてストイックで往生したものです。

そんなSさんも議員になってからは、議員のドレスコード?(←要はあまり派手にするな!ということらしい)と自身の感性との間で悩んでおりまして、オーダーの際にはいつもそのバランスで相談をされます。

以前は私が担当していたのですが、今は担当はMD玉岡氏にお願いしておりますが、今日はご来店いただけるということで接客に同席しました。

ご注文されたのはモーニングコート

そうですよね。一般人でしたらモーニングはあまりお召しになることはないと思いますが、議員になればね・・・
頑張って、国会の赤絨毯の階段のところで記念撮影されてください!
注;赤絨毯の階段:大臣になったときの記念撮影場所

今日は昨日の暴雨の影響かお客様が少なかったのですが、前後のテーブルにいらしたお客様は、玉岡氏と私が接客していた人が現役衆議院議員だって、きっと気付いていないだろうな。
・・・というぐらいに普通に振舞ってました。

20160418.JPG

写真は無造作にハンガーに掛けられたS先生のスーツ
もちろん当社でお仕立てした物ですが、胸には議員バッチが付いていますね!

ヨシムラ、ビッグヴィジョンにはこんなお客さんもいらっしゃいます。
posted by オーダースーツのヨシムラ at 19:00| Comment(0) | 仕事(お客さんのこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月30日

縫製工場の経営

今日は青森工場・秋田工場からマネージャーが東京まで出張に来ていたため、久しぶりに工場スタッフと経営面についてじっくり話が出来ました。

読者の皆さんは縫製工場ってどんなイメージがあるでしょうか?

・・・きっと想像付かないでしょうね、、、

なので、ちょっとブログで取り上げてみたいと思いますが、縫製工場の経営は至ってシンプルです。

売上は工賃×数量 これだけ。

個別のお客様の仕様(難易度)によって多少の工賃格差はありますが、基本は工賃×数量で決まります。

一方、経費はというと、、、通常の物販と比べますとまず圧倒的に家賃がかからない。(そう、田舎に立地していますからね。)
また、ある程度社歴のある工場ですと、建物付属設備やミシン類などの減価償却費もある程度こなれています

・・・ということは経費の最大の項目は >>> 人件費 なのです。

つまり、人件費が上がるとアッという間に収益環境が悪化してしまうのです。

また、縫製工場ならではの特殊要因としては生産数量は従業員の頭数で決まってしまうため、よくいう機械化によって従業員数は変わらないけど生産数量は大幅増した!なんてことが出来ない産業なのです。
(つまり、生産数量は従業員数に比例してしまうということです。)


という、前置きの中、さて、アベノミクスで年率2%で賃金が上がったらどうなるでしょうか?
1.02×1.02×1.02=1.061
そう、この3年間で6%も人件費が上昇しているのです。

では、工場経営としてはどうしなくてはいけないか?

読者の皆さんもお分かりかと思いますが、そう、工賃を上げるしか手立てがありません。(数量は劇的には増やせませんから)

ですが、実の所、田舎の下請け工場は、これまでバブル崩壊以降の失われた20-25年で元請に対して値上げを申し出るなんて事は恐れ多くて出来ませんでした。

そこで多くの工場経営者は、従業員に低賃金(いわゆる各都道府県が決める地域の最低賃金)で泣いてもらっているのが実情ですが、それがここ数年2%以上上昇しているから、もう待ったなしの状況なのです。

私は、ビッグヴィジョンの社長でもありますが、関連縫製工場の社長でもあるため、立場は微妙ですが、
最近、オーダースーツはブームになってきて、昔より良い商品が売れるようになりましたから、品質を上げてもらう代わりに、工賃を引き上げ、縫製工場(とその従業員)にもこれまでの苦労を報い、ブームの恩恵を少しでも受け取ってもらえるようにしたいと考えています。

東京周辺に住む人にとって『「最低」賃金』なんてあまり意識したことはないと思いますが、地方では、時給700円前後の最低賃金で働く工場は本当に沢山あるんですよ。

今日は、工場経営の側でお話をさせて頂きました。
読者の皆さんも、一度物作りのコストについて考えてもらえると嬉しいです。


posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:22| Comment(0) | 仕事(縫製工場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

クールドッツパンツ

桜の花も咲き始めすっかりよい季節になりましたが皆さんお元気ですか?
花粉症の人には辛い季節ですが、ようやく暖かくなって来ましたので、私も春の虫のように、冬場に停滞していたアウトドア活動を再開しようと思っています。

そして、最近私がはまっているのが、ゴルフ

まぁ、年齢的にも適しているのでしょう。
昨年からやりはじめ、つい先日も今年初ラウンドに行ってきました。

・・・と、今日の話題は自分のゴルフ話ではありませんでした。(反省)

今日の話題は、この夏ビッグヴィジョン&ヨシムラで発売予定のカジュアル&スポーツパンツの紹介です。

オーダー屋のやるカジュアルパンツ?っていうと皆さん想像するのがコットンパンツですよね。
素材としては、コットン(綿)ならカジュアル感が出るし、綿100%はストレッチしないのでスポーツには適さないケースも有りますが、最近はポリウレタンというストレッチ性のある原料を使っていると、身体を動かしたとき、生地が伸縮して動きやすいですよね。

そう、ヨシムラでもビッグヴィジョンでもそのような生地は取り扱ってます。

でも!今年は違うんです!

実は、素材がこれまでオーダー屋で取り扱ったことのない素材。

その名も、クールドッツ素材というのですが、クール(涼しい?)ドッツ(穴?)なんだろう?と思うかも知れませんが、

実は何と生地に小さな穴が沢山開いている素材なんです!!!

えぇ〜、穴が開いている素材?
パンツだから下着が透けちゃわない???

そう思うのも無理もありません。

でも、安心してください。(ちょっと古いノリですが...)

透けないように加工してます。
どんな生地かというとこんな生地。

20160328-2.jpg

どうですか?
分かりやすくするため室内を暗くし、外からの明かりが中に入るようにして撮影しました。
穴が開いているのが分かると思います!

これが何とも涼しい素材で、素晴らしいんです!
まだ今の時期は、さすがに寒いですが、真夏の炎天下にこのパンツを履いて歩くと、蒸れることもなく汗を発散してくれますし、暑い日に逆に炎天下からクーラーの利いた部屋に入ると、冷気が穴を伝わって中に入ってきて、アッという間にCOOL DOWNします!

加えて、素材のストレッチ性が素晴らしい!
屈伸運動もなんのその!

・・・ということで早速自分用にゴルフパンツを仕立ててしまいました。

20160328.jpg

どうですか?

実はこの写真、ゴルフ場ではなく、わざわざブログ用に早朝皇居前でゴルフ道具を持って撮影してきました。(だから、背後に道路があるのです)

どうでしょう?ブラックウォッチのパンツ。

色柄は無難に無地もありますが、格子数柄のほか、迷彩柄スカル(髑髏)柄などもオリジナルで作りました。

色柄は来月早々にでも別途新着情報でご紹介しますが、どうぞ楽しみにしていて下さいね!

さて、来週はこれを履いてラウンドするか!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:40| Comment(0) | 仕事(営業戦略) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月17日

アベノミクス新3本の矢

今日はちょっとアカデミックな?ブログです。

読者の皆さんはアベノミクスの新3本の矢については既にご存知ですよね?

そう、希望を生み出す強い経済」 「夢を紡ぐ子育て支援」 「安心につながる社会保障3つです。


でも、この新3本の矢はその前の3本の矢「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」と比べると、何か違和感がありませんか?

実は私も前の3本の矢と比べると、新3本の矢は唐突でしたし、昨秋の発表以降どうも何かしっくり来ないな?とずっと思っていました。

3つとも言っていることは正しいです。
経済に希望は必要ですし、希望がなければ株式相場など良くなる訳がありません。
また少子高齢化の中で次世代の子供達を育てやすくする政策は急務でしょうし、年金不安がある中では貯蓄と消費では貯蓄嗜好が高まり、消費が伸びないのもよく分かります。

でも、しっくり来ないんですよね〜

・・・と日々思っていたのですが、それが先日某日銀理事(OB)のお話を聞く機会があり、それがすっかりクリアーになりました。

それは、矢を『的と矢』で考えてみる

前の3本の矢は、デフレからの脱却という「」に対する3本の矢』でした。

それはそれで正しい『的と矢』の関係でした。

でも、今回の新3本の矢は、的が無いんです。

無いというか、むしろ、矢自体が『的』になっていないか?ということ。

つまり、目標(的)はあるけれども、矢(問題解決の方策)がないのです。

なるほど、そういわれてみれば確かにそうです。

私が持っていた漠然とした“違和感”は、解決先を示さぬまま“こうしたい!”と夢を語っていることに違和感を感じたのではないかと思います。

私が政府の政策にケチをつけるのは大変おこがましいことと思いますが、
会社でも「○○をする」という目標に対しては、
@時間軸を決めて A達成までのルート(手法)を共有する ことが大切です。

@がなければ、いつまでたっても夢みたいなことを言っているだけですし、
Aがなければ、皆で問題解決をすることが出来なくなります。

新3本の矢はAがないということで、やっつけ仕事感がぬぐえないのかも知れません。

ちょっと偉そうなことを書いてしまいました。
まずは、自分の会社の「的」とこれに対する「矢」をしっかり考えたいと思います。

季節は決算月の3月、来年度を考える今だからこそ、的と矢をしっかり考えたいと思います。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 15:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

晴れ舞台での日のスーツ

3月は出会い別れ季節

読者の皆さんの周りはいかがでしょうか?
ご本人のみならず家族の方を含めると、卒業式に、入学式、社会に巣立つ人もいれば、転勤の人、ひょっとすると定年を迎える人もいらっしゃるかも知れません。

いずれにしても3月4月は出会いと別れの季節です。

そんな中、私自身はと言いますと、
先日のブログで書きましたが、実は大学卒業後25年の大きな節目になり、大学からは卒業25年の大先輩ということで、現役の大学卒業式に参列することになったり、これにあわせた同窓会を行うということで、今年は晴れ舞台がありまして、1着仕立てることにしました。

でも、1着仕立てるといっても仕立て屋の社長のスーツですからね、、、

紺屋の白袴のようになってしまったらみっともないですから、今回はそれなりに気合を入れて仕立てました。

話はちょっと逸れますが、皆さんは晴れ舞台でのスーツってどんなのを想像しますか?『結婚式でもない限り普通のスーツではないの?』
『フォーマルだから、タキシードか何かの黒だろう』
『えっ?!ネクタイ締めるの?

・・・いろんな方がいらっしゃると思います。
晴れ舞台と言っても、自分が主役のケースもあれば、参列するだけのときもありますから、色んなケースがありますよね。

そこで、普通に卒入学式をイメージして書きますと、私がもし店舗スタッフでしたら次のような提案をします。

@基本は無地が良いでしょう。
>>>無地は1着あって損はないですから。
逆に、ストライプはあまりオススメしません。
というのは、晴れ舞台=非日常ですから、ストライプですと、ビジネス(仕事)感が出すぎて、「仕事のついで感」が出すぎてしまうのです。

Aできれば上質な素材を、パリッと。
>>>晴れ舞台で寂しいのは、ヨレヨレっとしたスーツ。
これでは「晴れ」てないですよね。曇ってます。
それはさておき、上質な素材(しかも無地)は白身魚のように素材の良し悪しがはっきり分かりますから、イタリア物などの光沢感のある素材がベストですね。
もちろん事前のアイロンは必須ですよ!

Bチーフ
>>>これもAの晴れ舞台=非日常性ですが、普段チーフなどつけていない人がチーフをつけると、ぱっと華やかになります。
そんなに高いものではありませんから、お勧めです。

・・・とそんなことを一般の人にはオススメするのですが、では仕立て屋の旦那としてはどうかというと・・・

20160314.jpg

いかがでしょうか?

素材は、国産ですがネイビー下地にジャカード織りでペイズリーっぽい柄をあしらったもの。
これでタキシードっていう手もあったのですが、ちょっとやりすぎかと思い、シャツをブルーヘリンボーン(伊カンクリーニ社製)のものでコーディネートしてみました。

写真には合わせるネクタイを一緒に撮影しなかったのですが、ネクタイはこちら

20160314-2.jpg

シューズはやはりストレートチップの黒
寒ければ、コートはキャメルカラーのアルスターコート

う〜ん、、、中身の方を磨かなければならなくなりそうです。

posted by オーダースーツのヨシムラ at 10:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

桜咲く

今日は所用があり、久しぶりに大学に行って来ました。

大学というと、今の時期は試験も合格発表も終わり(私学ですので)、どこか閑散としているのですが、もうあと1週間もすると今度は卒業式で、華やかになります。

そういえば、いつからでしょうか?
卒業式のイメージと桜の花が重なるようになったのは?
私が子供の頃は、桜が舞い散る中、入学式に出るイメージでしたが。

それはさておき、久しぶりに大学に来てみると、
なんと!桜が咲き始めているではないですか!

20160305.JPG

きっと陽当たりが良い場所なのでしょう。綺麗に咲いていました。

あ〜っ、もう春なんですね!

お店の方も先日までアーリースプリングフェアーを行っていましたが、もうSpring has Come(春が来た!といった雰囲気です。

今年は、私は大学卒業25年で、OBとして大学の卒業式に呼ばれます。

折角の晴れ舞台にお招きされるので、お祝いに1着仕立てました

どんなスーツになったかは、後日ブログにアップしますね!

posted by オーダースーツのヨシムラ at 14:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする