2026年05月13日
担当者
ここのところ、大変忙しくしている私ですが「吉村は何やってるの?」と思われているようです。
私が何をしているか?というと、実は新規のお取引先の受注システムを作る仕事をしています。
システムと言うと本家のシステム担当に怒られてしまいますので正確に言うと、受注の枠組み(見える部分)を制作するお手伝いをしていまして、
これはビッグヴィジョン的にはライバルにあたる同業他社なのですが、青森工場でご注文頂けるという事で、ライバル関係を飛び越え、販売店と工場側を結びつけるシステムづくりのお手伝いをしているんです。
読者の皆さんはあまりお判りになられないと思いますが、昨今はローテクなオーダースーツ業界と言えど、システム開発の波が来ておりまして、
昔は・・・複写式の紙の仕様書に直接書き込んで、生地と一緒に縫製指示書を送ることで縫製作業に取り掛かっていた物も、
昨今では、生地は工場に置き、受注データだけデジタルでやり取りをして工場へ発注するという流れが主流になってきています。
でも、販売店さんには大小があり、自社で工場とシステム連結できる資本力のある大手企業もいれば、1000万以上かかる開発費を出せない企業さんもあるのです。
こういった中堅企業さん以下のお取引先さんには、縫製工場側が汎用性あるシステム(あるいはそれをカスタマイズして簡易な専用システムを構築する)を提供するのです。
で、システム的な専門知識のない私が何をやっているかと言うと、販売店での経験を活かし、販売店側が使い勝手の良い仕組み(見える部分)を作るお手伝いをしているという訳です。
でも、これって結構大変です。
販売店は、工場側のシステムの事を知らないし、
工場側も、販売店が何を重視しているか、あまりよく分かっていません。
そんなことで両者のトランスレーター役が私と言う訳です。
こんな仕事が8月まで続きそうなので、ちょっと今大変です。
えぇ、そうです。社長と言うより担当者なのです。
2026年05月11日
貧すれば鈍す?鈍だから貧す?
『貧すれば鈍す』
貧しくなって、貧しいからこそ考えることが出来なくなって鈍になる。
私の大嫌いな言葉です。
今週、ある取引先が自己破産しました。
実は、私はこうなる半年前に、同社から相談を受け、色々と相談に乗っていました。
コロナ以降業況が回復せず、売上的に苦しんでいた同社。
何が会社のウリですか?と聞いた時、「元請けから言われたことをがむしゃらに(短納期で)やる!」という答えで、思わずギョッとしてしまったのが印象的でした。
景気が悪い ⇒ 売上低迷 ⇒ 下値をくぐって短納期で売上確保 というロジックで頑張ってきた同社でしたが、
他社と比べ下値をくぐることで売上を取るという事は、社員が他社よりも低待遇になるということを前提で業務運営していることになり、どうしてそのことに気づかないのかな?とずっと疑問に思っていました。
同様に他社よりも安値(下値)で販売するという事は、当然ですが収益的にも財務的にも他社より劣ることになり、市況が悪くなれば、真っ先に破綻(破産、倒産)することは分からなかったのでしょうか?
正しい道のりは、こうなる前(まだ正常だった頃)に、自分達だけの付加価値は何か?考え、差別化を図る努力をすることではなかったのか?
そう思えてなりません。
冒頭、『貧すれば鈍す』と書きましたが、そうなると、『鈍すれば貧す(鈍だから貧す)』なのかもしれません。
経営者は、普段は社長!社長!!と言われ、日頃人から叱責を受けたり、勉強しろ!と言われたり、怒られたりはしません。
でもだからって、社長だから偉い訳でも優れている訳でもないのです。
偉く、優れている社長は、誰から言われなくても血の滲む努力・苦労をしています。(それを言わないだけですよ。)
その上で会社の業績が拡大しするから、そこで初めて社長は尊敬されるのです。
社長だからと言って盲目的に偉い訳ではないのです。
経営者はもっと勉強しなくてはいけないと思います。
社員がかわいそうだ・・・
貧しくなって、貧しいからこそ考えることが出来なくなって鈍になる。
私の大嫌いな言葉です。
今週、ある取引先が自己破産しました。
実は、私はこうなる半年前に、同社から相談を受け、色々と相談に乗っていました。
コロナ以降業況が回復せず、売上的に苦しんでいた同社。
何が会社のウリですか?と聞いた時、「元請けから言われたことをがむしゃらに(短納期で)やる!」という答えで、思わずギョッとしてしまったのが印象的でした。
景気が悪い ⇒ 売上低迷 ⇒ 下値をくぐって短納期で売上確保 というロジックで頑張ってきた同社でしたが、
他社と比べ下値をくぐることで売上を取るという事は、社員が他社よりも低待遇になるということを前提で業務運営していることになり、どうしてそのことに気づかないのかな?とずっと疑問に思っていました。
同様に他社よりも安値(下値)で販売するという事は、当然ですが収益的にも財務的にも他社より劣ることになり、市況が悪くなれば、真っ先に破綻(破産、倒産)することは分からなかったのでしょうか?
正しい道のりは、こうなる前(まだ正常だった頃)に、自分達だけの付加価値は何か?考え、差別化を図る努力をすることではなかったのか?
そう思えてなりません。
冒頭、『貧すれば鈍す』と書きましたが、そうなると、『鈍すれば貧す(鈍だから貧す)』なのかもしれません。
経営者は、普段は社長!社長!!と言われ、日頃人から叱責を受けたり、勉強しろ!と言われたり、怒られたりはしません。
でもだからって、社長だから偉い訳でも優れている訳でもないのです。
偉く、優れている社長は、誰から言われなくても血の滲む努力・苦労をしています。(それを言わないだけですよ。)
その上で会社の業績が拡大しするから、そこで初めて社長は尊敬されるのです。
社長だからと言って盲目的に偉い訳ではないのです。
経営者はもっと勉強しなくてはいけないと思います。
社員がかわいそうだ・・・
2026年04月27日
春の園遊会
少し前のことになりますが、先日(4/17)赤坂御苑にて天皇陛下主催の春の園遊会が執り行われました。
今年はフィギュアスケートの“りくりゅうペア”が参列され、天皇陛下からお声がかかるなど話題になっていましたが、実は当社のお客様もご招待されていましたので、今日はそのお話を。
一般の方には(と言っても私もですが)陛下主催の園遊会に招待されることはないと思いますが、どんな招待状?どんなドレスコード?なんてことが気になると思いますが、お客様から見せて頂いたの少しだけ紹介してみます。
招待状:
宛名は個人名が出ているのでNGですが、夫婦で招待されるのが多いようです。
案内状はこんな感じ:差出人は宮内庁長官。菊の御紋、威厳があります。
そして案内状には説明書きがあり、ドレスコードについても書いてありました。
男性:モーニングコート、紋付き袴、制服、又は、背広
女性:デイドレス、白襟紋付き袴、訪問着等
ご参考まで:フォーマルの観点で言うと、フォーマル度の高い礼装にはモーニングの他、燕尾服、タキシードもありますが、何れも夜の正装のため、日中屋外で執り行う園遊会では何れも適しません。(だからモーニングなのです、)
で、当社のお客様はモーニングコートを着用し、参列。
陛下からお声がけは?という下賤な質問にはお答えいただけませんでしたがいずれにしても当社で仕立てたモーニングが天皇陛下の目に留まる(距離にあった)ということは喜ばしく、とても嬉しく思いました。
モーニングコートは正装の度合いが高く、卒業式の校長先生、結婚式での新郎の父親役ぐらいしか着用する頻度は多くないと思いますが、ここぞという時、こういう物を仕立てるのも心の贅沢だと思います。
読者の皆さんも、園遊会や叙勲などの際は是非お声がけくださいね♪
カスハラ2話目
カスハラ話題の2話目は、私のカスハラに対する考え方です。
カスハラを醸成した素地は百貨店にある、と前話で書きましたが、責任は百貨店だけではありません。お店の経営者も従業員よりも顧客を優先するという間違った考えで長らく運営していたお店の側にも責任があります。
そこで私の考えを申しますと、私は元々オーダースーツのヨシムラという東京・大阪に2店舗しかない【専門店】出身です。
だから出来たことなのかもしれませんが、ヨシムラで私が店長をやっていた時には、無礼なお客がいたら帰しても”売上を逃しても良いよ。”と日頃から言っていました。
そしてその時の無礼かどうかの判断基準は【是々非々】という“良い事は良いし悪い事は悪い。客だから非が是になる訳でもなく、お店も客に遠慮して是を非にする必要もない”ということを基準にしていました。
ですから常識で考えて、お店が悪ければ謝罪しますし、逆に正しいと自身を持って言える時には謝罪はしませんでした。(どっちもどっちの時は、プロとして譲歩しました。)
ですから、カスハラ事案のようなことが起きれば、優しく言う時には【当店ではご希望の事が出来ませんので、お客様に相応しいお店に行かれては?】と言いましたし、客の側が「お客様は神様だろう、言う事を聞け!」と無礼に言う時には、【えぇ、お客様は神様です。貧乏神もいれば疫病神もいます!】と平気で悪態をつくこともありました。
それでも収まりがつかない時は、「これ以上は感情と感情のぶつかり合いですから、(暴力等)喧嘩になりかねません。直接の話し合いは感情的になりかねませんから代理人を通じてお話しください。」と言って消費者センターを勧めたり、最悪は裁判も辞さずと言った対応を取ることもありました。
まぁ、これには私自身、法律家の家に生まれ、親が弁護士で裁判をすることへの抵抗感が麻痺した中で幼少期を育った影響もあるのだと思いますが、これまでのビジネスキャリアの中で5-6回位はこういった裁判を行っています。
とまぁ、こんなところが私のカスハラに対する考え方ですが、まとめると3つです。
1つは全て是々非々(常識)で考えること。
良い事は良いし悪い事は悪い、この基準を曲げるとおかしくなります。
2つは、従業員を守ること。
カスハラは一歩間違うと、従業員を精神的にも肉体的にも追い詰め健全な業務遂行が出来なくなります。
ですから、必要以上に媚びる必要はないし、間違ったことをしていなければ、仮にクレームになっても本部が守るというスタンスです。
3つ目はお店とお客様は対等な関係であるということ。
対等であれば言うべきことは言いますし、言えるはずです。
こんなことをブログで書いて本当に良いのかどうか、良く分かりません。
このブログはお客様も多数ご覧になりますからね。
でもこの信念だけは会社のトップとして曲げたくはありません。
カスハラを醸成した素地は百貨店にある、と前話で書きましたが、責任は百貨店だけではありません。お店の経営者も従業員よりも顧客を優先するという間違った考えで長らく運営していたお店の側にも責任があります。
そこで私の考えを申しますと、私は元々オーダースーツのヨシムラという東京・大阪に2店舗しかない【専門店】出身です。
だから出来たことなのかもしれませんが、ヨシムラで私が店長をやっていた時には、無礼なお客がいたら帰しても”売上を逃しても良いよ。”と日頃から言っていました。
そしてその時の無礼かどうかの判断基準は【是々非々】という“良い事は良いし悪い事は悪い。客だから非が是になる訳でもなく、お店も客に遠慮して是を非にする必要もない”ということを基準にしていました。
ですから常識で考えて、お店が悪ければ謝罪しますし、逆に正しいと自身を持って言える時には謝罪はしませんでした。(どっちもどっちの時は、プロとして譲歩しました。)
ですから、カスハラ事案のようなことが起きれば、優しく言う時には【当店ではご希望の事が出来ませんので、お客様に相応しいお店に行かれては?】と言いましたし、客の側が「お客様は神様だろう、言う事を聞け!」と無礼に言う時には、【えぇ、お客様は神様です。貧乏神もいれば疫病神もいます!】と平気で悪態をつくこともありました。
それでも収まりがつかない時は、「これ以上は感情と感情のぶつかり合いですから、(暴力等)喧嘩になりかねません。直接の話し合いは感情的になりかねませんから代理人を通じてお話しください。」と言って消費者センターを勧めたり、最悪は裁判も辞さずと言った対応を取ることもありました。
まぁ、これには私自身、法律家の家に生まれ、親が弁護士で裁判をすることへの抵抗感が麻痺した中で幼少期を育った影響もあるのだと思いますが、これまでのビジネスキャリアの中で5-6回位はこういった裁判を行っています。
とまぁ、こんなところが私のカスハラに対する考え方ですが、まとめると3つです。
1つは全て是々非々(常識)で考えること。
良い事は良いし悪い事は悪い、この基準を曲げるとおかしくなります。
2つは、従業員を守ること。
カスハラは一歩間違うと、従業員を精神的にも肉体的にも追い詰め健全な業務遂行が出来なくなります。
ですから、必要以上に媚びる必要はないし、間違ったことをしていなければ、仮にクレームになっても本部が守るというスタンスです。
3つ目はお店とお客様は対等な関係であるということ。
対等であれば言うべきことは言いますし、言えるはずです。
こんなことをブログで書いて本当に良いのかどうか、良く分かりません。
このブログはお客様も多数ご覧になりますからね。
でもこの信念だけは会社のトップとして曲げたくはありません。
2026年04月23日
カスタマーハラスメント その1
カスハラと言うと昨年?東京都のカスハラ防止条例が施行され一気に認知度があがりましたが、読者の皆さんの周りではどうでしょうか?
一般的にカスハラと言うと飲食や物販の現場、役所などミスが許されない現場などが被害としては多いと思いますが、実のところ我々物販の場では非常に多く、東京都の条例以前は各社相当な労力を取られていたことと思います。
(が、東京都条例以降は目に見えて減ってきており以前より少し楽になりました。)
今回は、このカスハラについて2回に渡ってブログに記載したいと思います。
初回は何故、カスハラが生まれたか?です。
これを言い出すと反論される業界人の人もいると思いますが、私はA級戦犯は2つ(人)だと思っています。
1人は初めて客様は神様です!と言った三波春夫
この人がこんなことを言わなければ、この神様は生まれなかった。その意味ではご本人の真意とは反すると思いますが、なんと罪作りな歌だったでしょう。
2つ目は、百貨店の顧客姿勢
三波春夫はご自身の姿勢として語った“お客様は神様です”ですが、それを広めたのはやはり百貨店でしょう。
今では少しずつ崩れてきていますが、百貨店は場所貸し(不動産業)でありながら販売運営に口を出してくる珍しい業態。
それ故、自社の名声、顧客の目を気にするばかり、ちょっとした顧客の不平不満に対して、すぐ「仰せのままに」とやってしまいます。
これが“お客様は神様です”を広めた諸悪の根源だと私は思っています。
この百貨店の姿勢は、顧客を物を買う客が一番偉いんだ!何を言ってもいいんだ!と誤認識をさせてしまい、これが社会全般に広がっていったと思います。
特に、出入り業者は大変です。
何故なら百貨店側には返品等のリスクは一切なく、大家と言う立場からいくらでも出入り業者に負担を強いることが出来ますから。
えぇ、一言、「○○社さん、来期から売り場はないですからね!」と脅せば、どんなに理不尽でも業者は従いますよ。
でも、業者も馬鹿ではありませんからそのコストを価格に転嫁され、その結果、百貨店はどこよりも一番値段が高くならざるを得ず、ネット通販に負けて、業界そのものが疲弊してしまいました。
私はこのカスハラと言うのが生まれた経緯は↑のような感じだと思っていますが、一方ではどうして日本だけこんなお店と顧客の関係が出来てしまったのか?不思議でなりません。
海外に行って物を買う時(海外ドラマを見て物を買うシーンを見ても)、日本の販売員の卑屈さは目に余るものを感じます。
(中国では販売員の卑屈さ、というより購入者側の傲慢というケースが多いですが)
本当の買い物と言うのは、販売側も購入側ももっとフランクに話すことでお互いがwin-winになる事ではないでしょうか。
この点、私はスタッフを教育する時に、テーラーの仕事は医者のようなものだと話します。つまり医者にとって患者はある意味お客様です。
でも、医者は媚びたりはしません。
それでも顧客に認められますし、感謝されます。
テーラーもお客様の職業、スーツの使い方をじっくり伺い提案し採用され、製品がお客様のビジネスや用途にマッチして認められれば、感謝されて然るべきものだと思うからです。
ですからヨシムラの店舗ではお客様がお帰りになる時に、お店に『ありがとう!良い買い物ができたよ!』とか『ありがとう!イメージ以上の物に仕上がったよ!』と言ってもらうことを自分自身の評価基準としていました。
2026年04月20日
色んな所から値上げの話
ここ数年、世間を賑わせているインフレの話。
今年も4月から食料品を中心に随分と値上げがされました。家計を担う皆さんはひしひしと実感している事と思います。
さて
そんなインフレの話ですが、これまで報道では主に、家庭での消費財関係が多かったと思いません?
食料品、衣料、電気、ガス、水道、ガソリンなど。
まぁ、世論に直結する話題ですからいかにも政治家やメディアが飛びつきそうな話題ですからね。
それ以外では輸入物価が上がっていることから建築コストなどの話題が多かったでしょうか。
ですが、ここにきて企業経営をしていると看過できない値上げの話が続々と出てきています。
1つは石油製品の値上げ
これまではガソリンやガス電気などエネルギー関係だけで済んでいた物が、ホルムズ海峡封鎖の一件以来他の石油系製品に値上げの波が襲ってきました。
私の仕事で言うと、裏地やボタン等。
特に、有料オプションになるキュプラの裏地や水牛や貝のボタンなどは天然素材ですから影響は出ないのですが、標準仕様で手配するポリエステル裏地やポリエステル系のボタンが上がると結構困ります×××
2つ目は家賃
これまでのインフレは主に最低賃金上昇由来の人件費がらみと為替がらみ、原油がらみのインフレでしたが、ここにきて賃料の値上げ交渉が増えてきているのが頭の痛い所。
大抵のロジックとしては地価が上昇し、固定資産税が上昇したからといった内容ですが、正直バブル崩壊以降地価が下がる中で賃料引き下げも十分行わなかったのにどの口が言う!と言いたい大家も中にはいます。
(一方、ヨシムラの方は不動産賃貸業も営んでいますので、そちらでは値上げを検討している面もあり、批判出来ない立場でもあります。)
とまぁ、遠くホルムズ海峡の影響で足許のインフレで苦労していますが、とはいえバブル崩壊以降30年にも渡って、物価が上昇しなかったという事こそ悪い事ですから何とも言えない所です。
読者の皆さんはインフレへの対抗策ってご存じですか?
経済学的にはインフレはお金と物の交換比率において、お金が先々割安になることを意味します。
・・・ということは手元の現預金を減らし物や財を先に手当てすることでインフレに対抗するのが得策です。
差し当たって物を買う必要のない人は株とか貴金属、不動産?等流動性の高い財ですかね。
今年も4月から食料品を中心に随分と値上げがされました。家計を担う皆さんはひしひしと実感している事と思います。
さて
そんなインフレの話ですが、これまで報道では主に、家庭での消費財関係が多かったと思いません?
食料品、衣料、電気、ガス、水道、ガソリンなど。
まぁ、世論に直結する話題ですからいかにも政治家やメディアが飛びつきそうな話題ですからね。
それ以外では輸入物価が上がっていることから建築コストなどの話題が多かったでしょうか。
ですが、ここにきて企業経営をしていると看過できない値上げの話が続々と出てきています。
1つは石油製品の値上げ
これまではガソリンやガス電気などエネルギー関係だけで済んでいた物が、ホルムズ海峡封鎖の一件以来他の石油系製品に値上げの波が襲ってきました。
私の仕事で言うと、裏地やボタン等。
特に、有料オプションになるキュプラの裏地や水牛や貝のボタンなどは天然素材ですから影響は出ないのですが、標準仕様で手配するポリエステル裏地やポリエステル系のボタンが上がると結構困ります×××
2つ目は家賃
これまでのインフレは主に最低賃金上昇由来の人件費がらみと為替がらみ、原油がらみのインフレでしたが、ここにきて賃料の値上げ交渉が増えてきているのが頭の痛い所。
大抵のロジックとしては地価が上昇し、固定資産税が上昇したからといった内容ですが、正直バブル崩壊以降地価が下がる中で賃料引き下げも十分行わなかったのにどの口が言う!と言いたい大家も中にはいます。
(一方、ヨシムラの方は不動産賃貸業も営んでいますので、そちらでは値上げを検討している面もあり、批判出来ない立場でもあります。)
とまぁ、遠くホルムズ海峡の影響で足許のインフレで苦労していますが、とはいえバブル崩壊以降30年にも渡って、物価が上昇しなかったという事こそ悪い事ですから何とも言えない所です。
読者の皆さんはインフレへの対抗策ってご存じですか?
経済学的にはインフレはお金と物の交換比率において、お金が先々割安になることを意味します。
・・・ということは手元の現預金を減らし物や財を先に手当てすることでインフレに対抗するのが得策です。
差し当たって物を買う必要のない人は株とか貴金属、不動産?等流動性の高い財ですかね。
2026年04月15日
ファッション甲子園
甲子園と言うと皆さん想像するのは高校野球ですよね!
私も数年前母校が出場した時は、西宮まで応援に行くほど熱くなりました。
そんな甲子園ですが、甲子園と言う知名度にあやかって全国には色んな●●甲子園と言うのがあります。
その一つが、ファッション甲子園♪♪♪
甲子園と言うのだから、きっと関西で行われる高校生のファッション系のイベントだろう?と直感的にお思いかと思いますが、実はこのファッション甲子園、
青森県弘前市で毎年行われています。
ファッション甲子園のHP: https://f-koshien.com/
なんで青森県の弘前市かというと、弘前のある津軽地方は昔から雪深く、冬の産業が少なかったため、冬でも出来る仕事として縫製業が盛んだったことからの名残で現在もファッション関連企業が多く、自然と若者たちにファッション業界を知ってもらおうと弘前で始めたそうです。
遡るともう25年もやっているそうで、結構歴史があるイベントです。
で、今日なんでその話題を出したか?と言いますと、当社(オリテック青森工場)がそのスポンサーの1社になることとが決まったからです。
というのも先日地場選出の衆議院議員と話をした際に、
『青森県や自治体にはもう少し縫製業を地場産業として手厚く処遇して欲しい!』と要望したところ、
では、津軽地方のファッション業界を盛り上げましょう!
ということになり、そのままの流れで「吉村さん、ファッション甲子園のスポンサーになってください!」となってしまったのです。
あ〜ぁ、藪をつついて蛇を出してしまった×××
いえいえ、そんな風に思いません。
地域に根差す企業、しかも地場産業の1つですから協力するのは大切なことです。
当社で出来ることは僅かな支援ですが、それでも役に立つならば光栄です。
私も数年前母校が出場した時は、西宮まで応援に行くほど熱くなりました。
そんな甲子園ですが、甲子園と言う知名度にあやかって全国には色んな●●甲子園と言うのがあります。
その一つが、ファッション甲子園♪♪♪
甲子園と言うのだから、きっと関西で行われる高校生のファッション系のイベントだろう?と直感的にお思いかと思いますが、実はこのファッション甲子園、
青森県弘前市で毎年行われています。
ファッション甲子園のHP: https://f-koshien.com/
なんで青森県の弘前市かというと、弘前のある津軽地方は昔から雪深く、冬の産業が少なかったため、冬でも出来る仕事として縫製業が盛んだったことからの名残で現在もファッション関連企業が多く、自然と若者たちにファッション業界を知ってもらおうと弘前で始めたそうです。
遡るともう25年もやっているそうで、結構歴史があるイベントです。
で、今日なんでその話題を出したか?と言いますと、当社(オリテック青森工場)がそのスポンサーの1社になることとが決まったからです。
というのも先日地場選出の衆議院議員と話をした際に、
『青森県や自治体にはもう少し縫製業を地場産業として手厚く処遇して欲しい!』と要望したところ、
では、津軽地方のファッション業界を盛り上げましょう!
ということになり、そのままの流れで「吉村さん、ファッション甲子園のスポンサーになってください!」となってしまったのです。
あ〜ぁ、藪をつついて蛇を出してしまった×××
いえいえ、そんな風に思いません。
地域に根差す企業、しかも地場産業の1つですから協力するのは大切なことです。
当社で出来ることは僅かな支援ですが、それでも役に立つならば光栄です。
2026年04月08日
人生いろいろ 議員もいろいろ
そうそう、昨日のブログに衆議院議員と呑んだ話を書きましたが、その時の出来事を少し書かせていただきます。
議員と歓談している時に、私からこんな話をしました。
『今回の衆院選で、私大失敗をしました。
何かというと、実は公職選挙法違反をしてしまったのです。』
「えっ?」
『実は、青森工場の方である立候補者が選挙期間中に会社に訪問したいと言われ、選挙期間中に特定の候補者に対し、会社側が便宜を図ることは公職選挙法に違反することを知らず、会社に呼んでしまったのです。
会社の入り口とかで辻立ちをして貰うぐらならOKなんでしょうけど、生憎当日は吹雪だったので、可哀想と思い、会社に入れて、こともあろうか社員に放送して、食堂で話をさせてしまったんです。
で、後から社員から匿名で、公職選挙法違反の話を受け、調べたらその通りで大いに反省した次第なんです。』
「吉村さん、それは確かにまずいですね×××」
『えぇ、間違ったことは事実ですからその結果は甘んじて受け入れなければならないと考えていますが、どうにも釈然としないんです。』
「どこがですか?」
『だって、凡そ立候補する人はプロな訳ですから、どこが公職選挙法に抵触するか位は分かっていて当然ではないですか?
それを分かっていながら、こちらの無知に付け込んで、リスクを背負わせたんですよ?
加えて、(その議員は当選したのですが)お礼の連絡一つない。
あまりの対応の酷さに、正直、驚いています。
吹雪だから中へどうぞ!と言ったこちらの誠意が踏みにじられた気分です。』
「そうですね。本人に言ってあげたらどうですか?
だって、そんなこと繰り返したら次回はその人のアンチになってしまうこと必須ではないですか?」
『そうだねぇ。こちらも義理はないから黙ってアンチになっても良いんだけど、地元のことを考えると忠告してあげた方が良いかもね。』
なんて、こんな話もしました。
議員もいろいろです ね。
議員と歓談している時に、私からこんな話をしました。
『今回の衆院選で、私大失敗をしました。
何かというと、実は公職選挙法違反をしてしまったのです。』
「えっ?」
『実は、青森工場の方である立候補者が選挙期間中に会社に訪問したいと言われ、選挙期間中に特定の候補者に対し、会社側が便宜を図ることは公職選挙法に違反することを知らず、会社に呼んでしまったのです。
会社の入り口とかで辻立ちをして貰うぐらならOKなんでしょうけど、生憎当日は吹雪だったので、可哀想と思い、会社に入れて、こともあろうか社員に放送して、食堂で話をさせてしまったんです。
で、後から社員から匿名で、公職選挙法違反の話を受け、調べたらその通りで大いに反省した次第なんです。』
「吉村さん、それは確かにまずいですね×××」
『えぇ、間違ったことは事実ですからその結果は甘んじて受け入れなければならないと考えていますが、どうにも釈然としないんです。』
「どこがですか?」
『だって、凡そ立候補する人はプロな訳ですから、どこが公職選挙法に抵触するか位は分かっていて当然ではないですか?
それを分かっていながら、こちらの無知に付け込んで、リスクを背負わせたんですよ?
加えて、(その議員は当選したのですが)お礼の連絡一つない。
あまりの対応の酷さに、正直、驚いています。
吹雪だから中へどうぞ!と言ったこちらの誠意が踏みにじられた気分です。』
「そうですね。本人に言ってあげたらどうですか?
だって、そんなこと繰り返したら次回はその人のアンチになってしまうこと必須ではないですか?」
『そうだねぇ。こちらも義理はないから黙ってアンチになっても良いんだけど、地元のことを考えると忠告してあげた方が良いかもね。』
なんて、こんな話もしました。
議員もいろいろです ね。
2026年04月07日
おいらも頑張らないと
今日は珍しく飲み会に参加してきました。
飲み会といっても実は懇意にしている某衆議院議員さんの当選祝い。
衆院選も終わって暫く経つのに今さらになって祝勝会というのは、それだけ親しいからこそ?後回しになったのかも知れません。
場所は、都内某高級ホテルの一室
・・・ではなくて、神田の羊肉料理で有名な味坊さん。
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13009143/
都内勤務の方ならご存じの方も多いと思いますが、とても綺麗なお店とはいえず、中国東北地方っぽい雰囲気のベタなお店です。(ですが味は一流ですよ♪)
参加者は私の友人の他、ヨシムラのスタッフで合計10名位。
議員との付き合いは、議員が政治の世界に転身する前からヨシムラの顧客であったことからの付き合いで、元々が、私のある大先輩からの紹介で、自分が担当していたこともあり、政治家になり偉くなった後でも親しくしております。
(実は、愚息が大学卒業前の4年生夏に、暇を持て余していたので1か月、その先生のカバン持ちをさせたこともありました。)
今では彼も偉くなり、なかなか気軽に会うこともできませんが、それでも年に数度は会えるのはありがたい限りです。、
そんなこんなで祝勝会を始めたのですが・・・
冒頭からなんと・・・
『吉村さん、申し訳ありません。
実は、明日国会で答弁するため、今日21:00〜官僚からレク(説明)を受ける勉強会をしなければならなず、20:30に失礼させていただきたいのですが。。。』とのこと。
今晩これから官僚を呼んで国会レク?
聞けば、今でも野党は国会の質問を期限ぎりぎりで提出するため、官僚や議員は直前の深夜に国会対応をしなければならないとのこと。
議論の質を高めるために何とかならないものかネ。とは思うものの、永田町は体質が古く、どうにもならないようです。
政治家も体力勝負だな、と思いつつ、国に奉仕するというその志に感銘を受けました。
議員は40代後半でこれからもっともっと重責を担うことになる人物と思っていますが、私も若い彼に負けられません。
おいらももっと頑張らないと。
あっ、補足ですが、居酒屋での祝勝会でしたが議員は事後の勉強会参加のため、お酒は呑みませんでしたよ。(ニンニクの入った料理は沢山食べてましたが。)
2026年03月27日
スパイバー私的整理か・・・
読者の皆さんや一般の方はご存じないと思いますが、繊維業界でこの10年注目されてきた企業があります。
それはスパイバー社というところなのですが、そこが今般私的整理することになりました。
なに?そのスパイバーって?と言う方のために説明しますと、
この会社は画期的な新素材の開発をしていた慶應大学発のベンチャー企業でした。(私はその関係で10数年前からウォッチしていた)
どこが画期的か?というとなんと!蜘蛛の糸(繊維)のタンパク質から衣料用他の繊維を作ろうと言って物で、何でも蜘蛛の繊維は「軽量かつしなやかで、カーボン以上の強度」というある種夢の繊維の開発でした。
衣料で言えば、軽くてしなやかという物の代表例はシルクですが、シルクのような素材感なら売れるでしょうし、何より衣料を離れても高強度の繊維はそれこそ航空機や軍需などへの転用は凄い付加価値でしょうから、そこそこの大手繊維メーカーは注目してきたはずです。
(実際にアウトドアメーカーは確か製品化していたと思います。)
私も15年前にスパイバー社の方がプレゼンをされるのを聞いたことがあり大変興味を持っていました。
それが結局のところ研究室から製品化として大々的に世に出ることが出来ず、色んな大企業が増資、増資で何とかこの15年凌いでいたのですが、最後は、川名摩耶氏の経営するBOLD社に事業譲渡するのだそうです。(川名氏の父親はソフトバンクの孫さん)
巷では未公開株だIPOだ、とは言いますが、研究室発の企業で株式公開(大儲け)できるのはほんの一握りなのだという実情と、熱意だけではどうにもならないものなんだという現実を見せられた一コマでした。
個人的には生地として製品化した暁には是非、当社で扱い、警察の人にしなやかな防弾スーツを仕立てたい!と思っていただけに残念です。



